5月の<ぐるぐる詩の輪>に参加してきた。 午後3時の時点で「coffee TOSHI」の店内に集まった参加者は少なく、他のお客さんもいなかったので、トップを切って『そら』(ソウルフラワーユニオン)、『青空と小鳥と終身刑』(南正人)を演奏させていただいた。
2007年05月24日(木) |
HAPPY BIRTHDAY |
一年一年過ぎ去るのが本当にはやく感じられますが、本日は私自身の誕生日でもあります。 誕生日だからと言って特別なことはないのですが、今日は休みをとってありました。で、その休みをどのように過ごしたかと言えば、<沙羅双樹ふたたび>の練習日に充てました。今の私にとって音楽は不可欠ですから。音楽は私に人生の歓びをもたらしてくれる、これ以上ない誕生日プレゼントなのかもしれません。
2007年05月13日(日) |
密室シアターⅢ・踊り三昧 |
劇団pHー7プロデュースの舞踏公演<密室シアターⅢ・踊り三昧>を、新栄「pHー7地下劇場」に観に行ってきた。 歌舞伎昌三、真貴誉、レオナルド備前の3名、それぞれに入魂のソロ・ダンスだったと思う。三者ともまったく性格の異なるダンスでそれぞれに面白かった。 レオナルド備前のダンスからは、力強さというか安定感のようなものが感じられた。 真貴誉の捨て身とも言えるダンスは感動的だったが、顔で踊っているとも評されるそのダンスには役者魂のようなものを感じた。 「地下劇場」初登場の歌舞伎昌三のダンスからは、研ぎ澄まされた空気というか、透明感のようなものが感じられた。どこか求道的でありながら、人のよさが踊りにあらわれているような・・・。うまく言えないけど、個人的には好きなダンスだった。3年前に余命2年との宣告を受けながら、手術を受けず、代替医療で治していくことを決意。2年前から踊り始めたという。去年私が観に行ったソウルフラワーユニオンのライブ・ステージでも舞踏で彼らと共演していた。だから、歌舞伎昌三の踊りを観るのは、今回が2回目になる。歌舞伎昌三には、三重県亀山のオーガニック・レストラン「月の庭」の経営者という別の顔もある。「月の庭」にも一度行ってみたいと思っている。 今回の舞踏公演については、正直なところ、あまり期待していなかった。でも、観てみると、とても面白く観ることができた。その面白さは、ダンスの技術云々とはあまり関係ないと思う。踊りを通してそこに存在している踊り手の存在感そのものが感じられた結果であり、観客をも巻き込んで非日常の濃密な空気が創り出された結果ではなかったろうか。そんな感想をもって、劇場をあとにした。
2007年05月04日(金) |
ビルマ水かけ祭 in 名古屋 |
ゴールデンウィークにどこか遠出する予定もなく、どう過ごそうかと思っていたところ、中日新聞のイベント案内の欄で「ビルマ水かけ祭 in 名古屋」という催し物があるとの情報を得た。 ビルマでは4月中旬に新年を迎えるようだが、年越しの行事として「ティンジャン」と呼ばれる水かけ祭が盛大に行われるとのこと。お互いに水をかけ合って心と 身体を洗い流し、新たな気持ちでより良い新年を迎えようとの願いが込められた祭ということらしい。 で、今日はその会場である鶴舞公園に出掛けてきた。こんなにも在日のビルマ人がいるものかと、まずはその多さに驚いた。法務局入国管理局によれば、2006年に日本で難民申請した人は954人、うち626人がビルマ人だという。ビルマは半世紀近く軍事政権下に置かれ、今なお民主化運動は弾圧され続けている。身の危険を感じ、隣国に避難する人は多く、なかには日本に亡命し難民申請する人も少なくない。しかし、欧米諸国に比べ、日本の難民受け入れは圧倒的に少ない。現在も100人以上のビルマ人難民申請者が入国管理センターに収容され、ビルマに強制送還されるのではないかと脅える毎日を送っているという。そうした現状をあまり知らずに来たことを、私は反省した。 故国を遠く離れ、日本に暮らす人々が一堂に会し、新年を祝う祭の一日。ビルマ料理を食し、ビルマの伝統舞踊、「ゴビャ」(ビルマの伝統的漫才)、ビルマ人・日本人合同のロックバンドによる演奏を楽しんだ。そして、水かけタイムには、派手に水を掛け合う人々の姿も見られた(私は、ほんの少し水を掛けられた程度だが)。 ビルマに安心して戻れる日を待ち望む人々の思いが、一日も早く叶えられるように。楽しい時間を過ごしながら、そんなことを願わずにいられなかった。
2007年05月02日(水) |
GWのスローブルース |
世間はゴールデウィークだが、私の休みは暦通りではない。今日から3連休を迎えた私だが、有意義な休日にしたいとは思っていた。 昼すぎ、天白区の某スタジオにて、パートナーの沙羅と、3時間にわたる演奏練習。軽く夕食を済ませた後、ステージ衣装に着替えて、星ヶ丘「スローブルース」に向け出発。ギターを背負い、アコーディオンを片手に、地下鉄に乗り込む。星ヶ丘駅から「スローブルース」までの約10分間の道のり、アコーディオンの重さが身にこたえた。「俺、カネ出すから、帰りはタクシーにしようね」と沙羅に話をもちかけると、沙羅も了承。そうこうしているうちに、「スローブルース」に到着。今夜も客は多い。演奏者も多く、皆それぞれにレベルも高かった。特に、メキシコから遊びに来ていたという若者・フェルナンドのベース演奏とピアノ演奏が、すごくカッコよかった。最後にみんなでやったセッションも最高に楽しかったね。 で、私たち<沙羅双樹ふたたび>の演奏だが、ソロ(夏撃波)で2曲、デュオで1曲という構成。まずは、私が、日本を代表する詩人の詩に曲をつけたものを2つ発表(室生犀星「小景異情(その2)」、萩原朔太朗「竹」)。3曲目は、アコーディオン・沙羅、ギター・夏撃波で、「おるがん」(たま)を演奏。とても緊張したが、何とかやり終えてホッと一息。演奏後のビールの味は格別だった。
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