今日も、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加。 「恋人よ」(五輪真弓)、「星ヶ丘ロケンロール」(オリジナル)、「汚れちまった悲しみに」(オリジナル)をギター弾き語り。「ヨイトマケの唄」(美輪明宏)を久しぶりにボンゴで叩き語りした。
2005年11月27日(日) |
課題詩(11月「ぽえ茶」) |
11月の「ぽえ茶」の課題は、「シティーマラソン」、「始まりの合図」、「持ち込む」の3つの言葉を用いて詩を作れというもの。私は、その課題を短歌で表現してみた。以下2首がそれだ。
始まりの合図を聴いて飛び出した シティーマラソン 持ち込む気合
後半に持ち込む勝負 わが恋と シティーマラソン 始まりの合図
2005年11月18日(金) |
映画『ヴェニスの商人』 |
シェイクスピアの代表的戯曲のひとつ、『ヴェニスの商人』が映画化された。原作にほぼ忠実な形で映像化されていたが、差別に対する視点が強く盛り込まれていた。ユダヤ人高利貸しのシャイロックを演じたアル・パチーノの名演が光っていた。 いわゆる「人肉裁判」を軸に、ロマンチックなラブストーリーが絡みながら、重層的にストーリーが展開する。そして、背後にある人種差別の現実が浮き彫りにされる(シェークスピアが差別問題にどこまで自覚的だったのかはわからないが)。それから、世界の名作と言われるこの戯曲だが、実はとてもとても荒唐無稽なストーリー。だけど、それは大したことではない。その面白さは格別だから。シェークスピア作品には妙に説得力がある。そのマジックの秘密を解き明かしたいものである。
2005年11月17日(木) |
詩「ボージョレヌーボー解禁の夜に」 |
ボージョレヌーボー解禁の夜に ボージョレヌーボー解禁の夜に
ほろ酔いの君は紅く頬を染め 椎名林檎を口ずさんでる
ボージョレヌーボー解禁の夜に ボージョレヌーボー解禁の夜に
忘れもしない ボージョレヌーボー解禁の あの夜 僕たちの恋もまた 解禁となったのだ
ISAMU・企画による、朗読イベント「言葉ズーカvol.2〜季節はずれの雛祭り〜」に参加。今回のゲストのラインナップは、可愛らしい女性が中心で、ISAMUさんの好みが前面に出た感じ。 私は「オープンマイク・バトルロワイヤル」(飛び入りの朗読パフォーマンスのなかから、観客の投票により1〜3位を選び出す)に参加。「今池ロケンロール」という自作の曲をギターで演奏。若原光彦さんの「裏地の赤」(?)という詩に1位を譲ったが、僅差で2位となった。
2005年11月09日(水) |
秋の夜長のスローブルース |
今日も、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加。「スローブルースと夏撃波のテーマ」(オリジナル)、「晩鐘」(さだまさし)、「朝日楼」(浅川マキ)、「星ヶ丘ロケンロール」(オリジナル)の4曲を演奏した。
紅葉の室生寺を再び観てみたい(10年近く前に訪れたことがある)と思い、朝早く宿を出た。近鉄「室生口大野駅」に降り立ち、まずは、大野寺(室生寺の末寺として「室生寺の西門」とよばれる)を訪れた。静かな佇まいの古刹、その対岸に大野寺磨崖仏(まがいぶつ)を見ることができる。断崖に刻まれた仏の姿(高さ14メートルに及ぶ)は、だいぶ風化してはいるが、感動的だ。 大野寺前バス停から室生寺にバスで移動。葉っぱが紅く色づく木立のなかを歩いていると、時折カメラと三脚を持ち歩くカメラマンの姿を見掛けた。国宝級の古きよき建物が建ち並び、美しい仏像も多い室生寺であるが、室生寺の象徴的な建物は「国内最小」と言われる五重塔であろう。大きさを競うのではなく、小さいながらも堂々と立つ美しさがそこにあるように思えた。 室生にはもうひとつ隠れた名所がある。室生龍穴神社が、それだ。龍神が祭られ、今でも雨乞いの行事が行われているという。鬱蒼とした林のなかに建つ神社は、昼でも薄暗く、ミステリアスな香りを漂わせていた。 奈良には行ってみたい場所が大変多いのだが、今日は欲張ることなく、室生周辺の散策にとどめ、名古屋に帰ってきた。明日からまた、日常が始まる・・・。
11月2日に執り行われる天河大弁財天社(奈良県)の秋季大祭を観るために、1日朝名古屋を発ち、近鉄吉野線にて下市口駅まで、そこからバスに揺られて約1時間、洞川温泉へとやってきた。途中、「○○宅前」(例えば、「山本さんちの前」てな具合だね)などというバス停が何ヶ所かあったのには笑った。 およそ1300年前、高僧・役行者によって開かれた修験道の地、大峯山。その麓にある洞川温泉は、大峯山を訪れる行者たちの宿場として栄えてきた歴史ある温泉場だ。昼過ぎに宿に到着した私は、少し休憩してから露天風呂に入ることにした。露天風呂の外、日本庭園は秋の装い。ゆったりと流れる時間のなかで、日常のわずらわしさからしばし逃れる。風呂から上がって、次は周囲を散策。だが、山里の日が暮れるのは、あまりに早い。夕方6時ともなれば、辺りは漆黒の闇に包まれる。温泉街の酒屋で地酒を買い、宿に戻る。ぜいたくな食膳に、おいしい地酒。至福の時が流れた。 さて、明けて2日朝、私は天河大弁財天社へと向かった。芸能の神として知られる弁財天が祭られており、現在も芸能関係の参拝が多いという日本三大弁財天のひとつ。そこで、秋季大祭が行われるというので、はるばるやってきたわけだ。神事の後、神社の田圃で収穫されたお米でつくられた柿の葉寿司をいただいた。午後は、神社の境内にある能舞台にて、能「殺生石」の奉納があった。「殺生石」は荒唐無稽なストーリーだが、みどころも多く、大変見応えがあった。その後、福引き、餅まきとあって、祭は終了。急ぎバスに乗り、天川村を後にした。 バスに揺られて約1時間、近鉄電車で大和八木へ。大和八木駅近くのビジネスホテルに投宿。
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