2004年12月31日(金) |
2004年のカウントダウン |
大阪にやってきた。大晦日の今日、大阪ドームで開催される格闘技イベント「K-1 Dynamite!!」を観るために、ね。 近鉄特急に揺られて2時間、大阪に到着。「COCOROOM」に立ち寄り、上田假奈代 さんやスタッフの皆さんにご挨拶。来年はライブに力入れていこうと、心に誓いながら。 その後、大阪ドームに直行し、「K-1」の全11試合を観戦。ボブ・サップや曙は観るも無惨な試合をしていたが、実質的な「メイン・イベント」とも言うべき、魔裟斗vs山本KID徳郁の試合は白熱した好試合だった。 全試合終了後、ホテルに戻り、もうひとつの格闘技イベント「PRIDE男祭り」をテレビ観戦(「男祭り」という発想が時代錯誤的とは思えるが)。はっきり言って「K-1」よりも「PRIDE」のほうが断然面白い。まあ、そんなことは格闘技ファンの間では「常識」だけど、ね。今回私が「K-1」を観に行ったのは、目当ての選手(山本KID、藤田和之)が参加していたからというだけのことだ。 ということで、大阪で年越しだ。元旦は、ナンバや新世界あたりを歩いてみる予定。
今年は最後の最後まで天災に見舞われた一年であった。言うまでもなく、スマトラ沖の地震と大津波のことである。だが、逆に凄すぎて現実感に乏しいのだ。本当にそんなことがあったのかと、半分は信じられないような・・・。夥しい数の人々が死んでいるというのに。 多くの死者が出ているという点では、イラク情勢も気がかりだ。遠い国の出来事かもしれないが、私たちにとっても無関係ではない。かの国で行われている不正義を我が国の首相は支持し続けているのだから。 世界のあらゆる場所で起こる様々な出来事に対して、何かができるわけではないかもしれない。であれば、せめて人の死というものに対して不感症にならないでいたい。そんなふうに考えている。
2004年12月26日(日) |
忠臣蔵2004 in静岡 |
静岡「グランシップ大ホール」に、『忠臣蔵2004』という芝居を観に行った。「静岡県民参加体験創作劇場」ということで企画されたこの芝居には、SPAC、花組芝居、ク・ナウカの役者の他、総勢100名が参加。平田オリザ・作、宮城聰・演出、鈴木忠志・芸術総監督による芝居が演じられた。 広い舞台の至る所で、同時多発的に、芝居が行われ、舞いが舞われて、いくつもの太鼓や鳴り物が打ち鳴らされる。芝居というよりは、お祭りでも観ている感覚だった。「忠臣蔵」のドラマチックな展開を期待していた者としては物足りなさが残る内容だったが、パフォーマンスとしてはまあまあ面白かった。 さすがに人数が多いと大変なことも多いだろうが、いろんなことができるよね。でも、もっといろんなことができたんじゃないかなとも思うし、参加者の多くがシロウトと考えれば、まあ悪くはないのかとも思った。 それにしても、人生のなかで『忠臣蔵』に触れることって、すごく多いよな〜。筋を知りながら、なぜか観てしまうんだよね。そのうち、『忠臣蔵』をテーマに詩でも作ってみようかな。帰りの新幹線のなかで、そんなことを考えていた。
昼から、千種「IMYホール」で行われた「火田詮子 中島敦を読む」というイベントに出掛ける。名古屋を代表する女優・火田詮子の朗読を聴いてやろうと出掛けていった。 チェロの演奏をバックにした物語の朗読。前半は、高嶋政伸、神戸浩の共演で芥川龍之介『藪の中』を朗読。高嶋政伸の朗読は、意外にもよかった。この人は、テレビよりも、舞台のほうが魅力的に映るのではないかと思った。一方、神戸浩の朗読にはハラハラさせられた。この人、いい時は非常にいいけど、悪い時はちょっとねって感じで、演出家泣かせだよな(私も、他人のことばかり言えませんが)。 後半は、チェロ演奏と、火田の朗読ソロで、中島敦の『山月記』。芝居で見せる火田の演技力からすれば、やや物足りない印象。彼女自身、演劇モードに充分入りきっていなかったのでは、と思われた。まあ、一流の役者にとっても、というか一流の役者だからこそ、朗読というのは演劇とはまた違って難しいのだろう。なんていうのか、そのスタンスの取り方っていうのが、ね。
終演後は、今池や栄をブラブラ。夜8時より、今池「源」にて行われた、まきえいこさんのライブ(「言葉と音楽の空間〜太陽と雨、もしくは雪〜」)を楽しむ。ボサノバ調の曲の合間に、詩の朗読をはさみながらの、クリスマス・コンサート。まきさんの声はヒーリング・ヴォイス。私・夏撃波の「ゲイジュツは爆発だ!」派とはひと味もふた味も違う感じだが、これはこれでよいのではないかと思う。 他人様の表現を観るなかで、私自身も学ぶことは多い。自分の殻をどんどん破って、来年もっと飛躍するゾ〜、と意気込みだけは十分である。
クリスマス・イブにちなんで、一句。
クリスマス ああ、クリスマス クリスマス
ついでに、短歌も。
わが庵(いお)に 待ち人来たらず クリスマス ながながし夜を ひとりかも寝む
以上、「自虐詩歌」でした(笑えね〜)。
女子格闘家・しなしさとこを讃える詩(クリスマス・バージョン)より、「聖夜」。
争いごとの絶えぬ地上の世界 天災が続き 打ちひしがれる群衆 人々は天を仰いで 神に救いを求めた
神々しい光に包まれて 美しき天使が舞い降りた その名は しなしさとこ 神が地上に遣わした最後の天使
そして 天使が人々に与えし贈り物 それは<希望>と名づけられた
聖夜 街はいま 歓喜に沸き立っている
2004年12月22日(水) |
詩「夏撃波版・きよしこの夜」 |
女子格闘家・しなしさとこを讃える詩(クリスマス・バージョン)から、「夏撃波版・きよしこの夜」。
サイレント・ナイト ホーリー・ナイト 一人きりのクリスマス・イブ 雪の降る街に 空から天使が舞い降りた
君の名は しなしさとこ 犬はよろこび 庭かけまわり 猫は こたつで丸くなる
2004年12月21日(火) |
詩「シャイニング・スター」 |
「我闘姑娘」(女子プロレス)に捧げる詩(クリスマス・バージョン)より、「シャイニング・スター」。
サイレント・ナイト ホーリー・ナイト 冬の夜空に輝く星 ごらん、あれが君らの星だ 未来を明るく照らす星
シャイニング・スター いま 新たな歴史が始まる瞬間(とき)
2004年12月20日(月) |
詩「世界の日の出を待ちながら」 |
長く険しい道を歩み 君はここまでやってきた
目の前に広がる大海原 世界は君に向かって開かれている 水平線の遙か彼方 海の向こうへと 道は続く
胸いっぱいに広がる夢 いま君は 世界の日の出を待っている
京都まで「みちのくプロレス」を観に行ってしまった。初代タイガーマスク(佐山聡)の勇姿を観るために。全盛期はとうに過ぎてしまったが、それでも私のなかでは最高のヒーローだ。 メイン・イベントの6人タッグ、タイガーマスク&新崎人生&気仙沼二郎VSソラール&グレート・サスケ&マッチョ・ポンプで争われた試合だったので、タイガーの出番はあまり多くなかった。やや物足りなさは残ったものの、それも致し方あるまい。 全体的にもまあまあ面白かった。最後は、サスケの音頭で「ケッパレポーズ」をやってきた。 京都までの行き帰りには鈍行列車を利用。少し時間はかかったものの、そのペースも決して悪くはなかった。
2004年12月15日(水) |
今年最後の「詩の夕べ」 |
千種「空色曲玉」で開催の「詩の夕べ」に出掛けてきた。 各自発表の他(私は、ゴスペルの名曲「Amazing Grace」を歌った)、4行詩を即興でそれぞれ発表。また、先週の「詩のあるからだ」に引き続いて、ISAMUさん・作の「夏撃波の夜は更けて」を若原光彦さんが朗読してくれた。そのお礼というわけではないが、ISAMUさん・作の「ボーダーライン」をラップ調で朗読させてもらった。 今年もあと半月、あまりにも早く過ぎた1年だった。1年を振り返る時期になってしまったか、とただただ驚いている。
今日は、名古屋中スポーツセンターにDDTプロレスを観に行ってきた。 凄く面白かったよ。観る前は面白いのかどうか不安でもあったが、各レスラーともキャラが濃くて笑えた。いろんなレスラーの真似をする「偽造王」の一宮章一、「男色レスラー」の男色ディーノ、アジアの格闘技に精通し「ヨガ殺法」を用いる小仲ペールワン、妖術を用いる蛇光教団教祖のポイズン澤田JULIE、長州力のニセ者・泉州力、そして「無差別級王者」のMIKAMI、DDTを背負って立つ男・高木三四郎、など多彩なレスラーが登場し、大いに盛り上がった。 笑いだけでなく、他では見られないであろうプロレスの技も見ることができ、私はとても満足して会場を後にした。
今夜、スーパー一座のロック歌舞伎公演を観に行ってきた。明智光秀をモデルに作られた「絵本太功記」は歌舞伎ではおなじみの演目だ。「スーパー一座」版は確かにテンポが速く見やすい演出となっているのだが、もともとの「絵本太功記」じたい、登場人物を一人ひとり丹念に描き出しており、とてもいい作品に仕上がっているように思われた。 むかし所属した劇団だけに贔屓目はあると思うが、約3時間の公演を十分に堪能することができた。
「自衛隊派遣1年延長」の閣議決定がなされたそうだ。繰り返し言うのも嫌になるが、そこに哲学などはなく、国民への説明責任も果たされておらず、議論もなく、民主的手続きが十分になされたとは到底思えない。 政権のトップにいる連中は、例えば北朝鮮のことを悪しざまに言うが、自分のことはまったく見えていないらしい。「イラクの民主化のため」などと美辞麗句を並べながらアメリカの顔色ばかりを窺う連中は、「民主主義の何たるか」を本当にはわかっていないのだろう。 いま世界は恐怖のスパイラルのなかにある。対症療法的に社会防衛したところでテロは防ぎきれるものではない。青臭いと言われるかもしれないが、理想主義は遠回りのように見えて実のところ現実にいちばん即しているのではないか、と考えている。決して空想などではなく、理想から出発して現実にあった解決法を見出していく努力がいま求められているのではないだろうか。
今日、久しぶりに名古屋の「朗読会」に参加した。八事「POPCORN」での朗読イベント「詩のあるからだ」(司会が若原光彦さんになって初めてのイベントだ)。 12月8日といえば、古くは「太平洋戦争開戦の日」(つまりは「真珠湾攻撃」の日)であり、最近(と言っても、20年以上経ってしまったのだね)では「ジョン・レノンが凶弾に倒れた日」ということだが、それらとは関係のない自作の詩を「朗読」した。 大阪のイベントでも発表したなかから、「夏撃波のテーマ・棘はずっと刺さったまんまだ」「夏撃波版・映画予告編『愛の讃歌』」をやった。すると、その後すぐにISAMU作・若原光彦朗読による「夏撃波の夜は更けて」なる詩が詠まれた。なかなかよく練られた「笑える詩」だった。内輪受けで終わらないためには、私自身もっと有名にならなくちゃいけないかな。でも、単純にうれしかった。 八事「POPCORN」はとてもいい空間なので、あの場所を生かした表現がもっともっと生まれてくるといい。私自身も表現に磨きをかけていかなくては、と思っている。
2004年12月06日(月) |
<ラブハンター熱い肌>礼賛 |
昨日のイベント「今日は濃い日だ!原液の逆襲」で共演した、昭和歌謡のお色気2人組「ラブハンター熱い肌」を礼賛する詩を作りました。題して、「今日は濃い日だ!原液の逆襲〜<ラブハンター熱い肌>礼賛〜」。
大阪・新世界の夜に舞い踊る 闇を彩る 蝶々のきらめき 妖しげな光を放ち 今宵も 僕らを幻惑させる
ラブハンター 突然夏がやってきて 花は いつしか狂い咲き
どこまでもどこまでも 堕ちていく 君らは なんて罪な女(ひと) 匂い立つよな 熱い肌 今日は濃い日だ!原液の逆襲
2004年12月05日(日) |
今日はとっても濃い日だ! |
大阪「COCOROOM」でのイベント「今日は濃い日だ!原液の逆襲」の当日を迎えた。今日は、大阪観光にも出掛けず、昼まで休息をとり、午後は最後の練習に費やした。 午後4時すぎに「COCOROOM」に入り、早めの夕食をすませた。5時30分からのリハーサルを終えると、あとはリラックスして7時30分からの本番に備えるばかり。他の出演者(ZUDAZUDA、ラブハンター熱い肌、クギミヤ)のリハを眺めたり、ラブハンター熱い肌のAYA様、EVE様とおしゃべりしているうちに、大阪の詩人・永井ますみさんがいらっしゃった(今日が初対面)。
午後7時30分、飛び入り参加者による詩の発表の後、いよいよ私の出番がやってきた。 まずは、マジックホース(?)とカズーで「サマータイムもどき(?)」を演奏。続けて私の持ち歌(?)「朝日楼」(「朝日のあたる家」の日本語バージョンで、むかし浅川マキが歌ってた)をギターやカズーの演奏、またホーミー(モンゴルの独特の歌唱法)もどきも入れながら歌った。照明の関係でお客さんの顔がステージからは見えないのだが、まずはいい感じで盛り上がってきたように思われた。 自作詩の朗読パフォーマンスで2篇「夏撃波のテーマ・棘はずっと刺さったまんまだ」「現代能『隅田川』」を演り、井上陽水「東へ西へ」をヴァリエーションを加えながら「朗読」し、<格闘詩シリーズ>から3篇(「疾走する夏・我闘姑娘篇」「疾走する夏・しなしさとこ篇」「ラウンド・ワン」)を朗読した。THE BOOMの「帽子の行方」を演奏したところで、時間を確かめると「あと10分」とのこと。石原吉郎の詩から「脱走」を朗読。 ラストは、<夏撃波版「映画予告編」シリーズ>より「愛の讃歌」を発表。何のことはない「予告編」風の詩に続けて、シャンソンの名曲「愛の讃歌」を熱唱して終わった。 自分としてはいい手応えを感じながら客席へ向かうと、数人のお客さんから「すごくよかったですよ」との言葉をいただけた。 客席に着き、「後は他の出演者のパフォーマンスを楽しむだけ」と気を楽にした。 お色気2人組「ラブハンター熱い肌」のステージは、大阪・新世界の夜にはピッタリの妖しげなパフォーマンス。お色気たっぷりに、ちょっと古めの歌を歌っていた。ふたりの妖しさ加減がちょうどいい感じで、私はすっかりラブハンのファンになってしまった。来月9日に、今池の「TOKUZO」でライブがあるとのことなので、今度は早めに行って、カブリツキで観ようと思っている。 続いての登場は、「クギミヤ」。ストリートパフォーマー然としたいでたちというのか、インディーっぽいノリだが、これはこれで固有の世界を築いているとの印象を持った。 で、今日のトリは、おやじ3人組「ZUDAZUDA」。メンバーはそれぞれに活動しているが、3人での演奏は初めてだという。でも、3人の息はピッタリ合った感じ。コンピュータ・サウンドも取り入れつつ、生の楽器もいろいろと使われていた(手作りと思われる楽器もあった)。音楽的にも斬新なアイデアがふんだんに盛り込まれていたが、一方でパロディー精神も旺盛で笑いをとる場面もあった。 今回の出演者みんなに共通して言えるのは、パロディー精神の旺盛さ、そして独自の世界を強く持っているという点であろうか。今日のイベント・タイトル「今日は濃い日だ!原液の逆襲」にちょうどピッタリだったと思う。
明日の朝、一番電車で名古屋に戻り、そのまま職場へと向かう。きついけど、でも、この2日間は何物にも代え難く、充実した日々であった。
近鉄特急に乗って約2時間、大阪までやってきた。明日のCOCOROOMブッキングナイトに備えて、というわけではないが、一日前に大阪入り。 COCOROOMのホームページを見ていたら、私の出演日の前日に「インド古典音楽と舞踊」なるイベントがあるではないか。とても興味を覚えた私は、それも観てやろうじゃないかと、まあ、そういうわけで今日上阪したっちゅうわけや(なんでか大阪弁になってもうた)。 サーランギ(インド・ラジャースタン地方で発祥した弦楽器)とパカワジ(両面太鼓)の演奏をバックに、村上幸子さんがオリッシィダンス(東インド古典舞踊)を踊る。寺院などの彫刻が動き出したかのようなイメージの踊りだが、繊細な動きのなかにも力強さが感じられた。インドの古典舞踊をじっくり観るのは初めてだったが、どこかしら伝統あるいは奥行きとでもいうべきものを感じさせる趣があり、これはこれでまた何度か観てみたいという感想を持った。
さて、公演を観終わった私は、明日に備えて「秘密練習」をみっちり行った。 「大阪プロレス」も観てみたい気はしたが、今日テレビで「K-1」を観なくては、と思い、夜7時くらいにホテル(?)へと引き上げていった。 COCOROOMで紹介してもらったホテルは、ドヤ、一杯めし屋、立ち飲み居酒屋などが立ち並ぶ一角にあった。思いっきりディープな街だ。 フロントでキーをもらって入った部屋は、3畳一間、安っぽいベッドにテレビが置かれただけの小さな部屋。でも、これで十分だ。1泊1800円というのもいい。 「K-1」でも観たら、あとはゆっくり休んで明日に備えよう。明日はとにかく思いきりやるだけだ。自分自身、楽しんでいこうと思う。
12.3みちのくプロレス(後楽園ホール)のメイン・イベントのことがずっと気になっていた。 プロレスの未来を担うであろう2人の10代対決<フジタJr.ハヤト vs 中嶋勝彦>。みちプロ期待の新星として今日デビューを迎える現役高校生・フジタ選手(18歳)、対するは最年少レスラー・中嶋選手(16歳)。 フジタ選手の父親は、障害者プロレス「ドッグレックス」の現役レスラー・ゴッドファーザー選手だ。ゴッドファーザー選手は好きなレスラーの一人であり、「ドッグレックス」とは私も少なからぬ因縁がある。今年の6月には、「ドッグレックス」のリングに上がったフジタ選手を観る機会もあった。だから、フジタ選手に対しては思い入れもあった。 後楽園ホールまで足を運びたい気持ちはヤマヤマだったが、仕事との兼ね合いや出費のこと等を考え、今回は断念した。まあ、このカードはいずれまた観る機会もあることだろう。 で、試合結果については、インターネットで早速調べてみた。フジタ選手は果敢に攻め、山本KID徳郁選手から伝授されたフロントスリーパー(KID)も繰り出したが、最後は中嶋選手の逆片エビ固めの前に無念のタップアウト負けを喫した、とのこと。 現在、プロレス人気は低迷している。特に、プロレス界の盟主ともいうべき新日本プロレスの迷走ぶりは目を覆わんばかりである。それでも、私はプロレスでしか味わえない感動があると思っているし、実際に素晴らしい試合も少なくないのだ。 フジタJr.ハヤト 選手の今後に大いに注目していきたい。
2004年12月02日(木) |
豊橋「ホテル日航」にて |
今日・明日と、研修のために豊橋「ホテル日航」に来ている。福祉施設の職員研修だが、職場を離れて、ふだんの自分たちの仕事を見つめ直す機会とはなった。 でも、勉強会とはいいながら、リッチな雰囲気のホテルといい、立食パーティー形式の夕食といい、リフレッシュの意味合いも強く感じられ、楽しい部分も大いにあった。で、振り返って施設利用者のことを思うと、彼らはこんなふうにリッチな気分で時を過ごすなんて経験はほとんどしてきていないのではないかと思う。それ以前に、社会的経験が圧倒的に不足しているのだ。そして、そのことが社会で生きる上での大きなハンディキャップになっているのだとも思うのだ。
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