バカ恋
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■ オメデタシンドローム ■



何となく身体がダルい。

何となく身体がしんどい。

あれれ?喉が真っ赤っか。

咳も出てきたし、鼻水も垂れてきたよー!!

って感じで、

見事に風邪っぴきで御座います。

昨日は仕事休みました。

本当は、今日も休んだほうが良さそうだったけど、

気合入れて出社してみました。オォーケェー。




妊娠したかも・・・とは言いつつも、

兆候が全くないので、ほんとかよ?的心情なのです。

微妙に下腹部に張りのような微かな痛みを感じるのですが、

なんだろ?え?此れってどーなの?

早く病院行けよ。




嬉しい事に、色んな方々からオメデトウのメッセェヂを頂きました。

せんきゅう。めるすぃ。ありがとう。

一日も早く『確定宣言』をしたいと思いますので、

しばしの間、お待ちを。




因みに、アタシとシュウは、

ね、ね、男の子がいい?女の子がいい?

そだな、やっぱ男の子かな〜☆

なんて、とんでもねえほど気の早い話をしています。








彼女に一番最初に伝えたい。

喜んでくれるかな?

きっとすっごく喜んでくれる。

どんな顔するかな?

きっととびっきりの笑顔だろな。





■ デキ婚についてのエトセトラ ■


スーさんを子宮に宿した時、アタシはまだ弐拾壱歳で、

世間の有様など全く知らないケツの青い女子で、

ましてや、結婚など微塵も考えてなどなく、

自分が母親になるなんて想像すらしていませんでした。

とはいえ、

子宮に宿したこの子供を、何としても産まねばと、

若かったアタシと元旦那さんは、

お金も無い、仕事も無い、住む家も無い、

そんな状況で結婚をしたのでした。





所謂、デキ婚ってヤツです。





結婚生活は四年で破綻しました。

アタシは其の時、心に誓ったのです。

やっぱ未熟者同士の結婚はダメだ。

デキ婚は長続きしないんだ。

もしも次に結婚するような事があったら、

其の時は、順番を間違えないようにしよう。


と。

しかし、今のアタシは如何でしょう。

シュウの子供を産みたいと切実に願い、

結果、妊娠して結婚しようとしているのです。





やっぱり、デキ婚ってヤツです。





昨夜、シュウに

デキ婚は長続きしないような気がするけどどお?

と聞いてみたところ、

俺はデキ婚だとは思ってないよ。

一緒に住んでからずっと、夫婦だと思ってるし、

今回だって、思いがけずの妊娠だとは思ってない。

夫婦だもん、子供が出来るのは当たり前だろ?


と言われました。





体裁に拘ってたのはアタシのほうだったんだよね。

「入籍なんて紙切れ一枚の契約」

そんな風に言い続けながらも、

たった其れだけの契約に執着してたのは、

アタシのほうだったんだよね。

そおか、

アタシ達は、もうずっと前から夫婦だったんだ。








そこらへんどおなの?

と、自問自答してみる。

そんな事を考えているアタシは、

やっぱり、殻を抜けきれてないんだろおな。




案ずるよりも生むが易し




大丈夫。アタシ達は夫婦だもん。





■ コウノトリは気まぐれ ■



妊娠検査薬にて、微妙な陽性反応が出たアタシは、

何とも落ち着かない自分を持て余し、

仕事でシャカリキになっているであろうシュウに

早速電話をしてみた。

以前のような事があるから、

シュウの反応が気になったのだ。

・・・オメデタかもかも








なんなんだ?またしても、この微妙な感じは。

検査薬といい、シュウといい、

もっとハッキリシャッキリパキッとしやがれ!!

と、いつもより遅めに帰ってきたシュウに噛み付いたら、

子供が出来たら嬉しいに決まってるだろお!

だってさ。

えへへ☆

アタシも嬉しいぞ☆




■ 明るい家族計画 ■



こんな屈辱耐えられない!

と落込んでいたスーさんですが、

次の日、またまたケツ引っ叩かれてました。バカだね。

そんなんじゃ、オネエサンになれないよ?

オネエサン☆




御恥ずかしながら、月のお客様がいらっしゃいません。

てことは、つーまーりー、

お目出度?まぢ?まぢ?イャッホー!

早速、薬局に行って「妊娠検査薬」を購入して来ました。

んで、速攻で帰ってきてトイレへゴー。








なんなんだ?この微妙な感じは。

前回の惨劇も踏まえて、やっぱ病院に行くべきだな。

幸せカモォーン!

赤ちゃんカモォーン!





■ 生まれて初めての屈辱 ■



わお、また台風だってさ。

わお、忙しくって更新もしてねーよ。

わおわおわお。




特別に素敵なニウスが在りもしないのですが、

実は昨日、ちょっとしたヴァイオレンスな事件がありました。








其れはまさに地獄絵図。

アタシは如何にも耐えられずに、

隣の部屋へ避難しました。クワバラクワバラ。

壱拾弐歳にもなってさ〜、

かんなり恥ずかしいわよね〜。

スーさん曰く、

こんな屈辱耐えられない!

だそうです。

だったら最初から嘘なんかつくんぢゃねーよ。

バーカバーカ。





■ 神風タイフーン ■



台風もんの凄かったです。

土曜日出勤だったアタシは、社長のお言葉に甘えて、

定時よりも二時間も早く帰宅したのです。

定時は午後六時。

って事は、帰ったのは午後四時。

湘南が台風の直撃を食らってる、まさに真っ最中。

差してる傘が、逆にクルンってなっちゃうような画を、

漫画とかテレビのニウスなんかで見たこと在ったんですけど、

アタシ、アレ体験しました。

今、強風であおられているこの巨木が折れて倒れてきたら、

間違いなく逝くな・・・・


とか、かなりネガティヴ思考で命からがら帰宅したのであります。





冷や汗だか雨だか、在り得ないくらいにビショビショで、

更に道路なんか浸水してて、

しかも、シュウは行方不明で、

台風の興奮とあいまって、

アタシの脳内アドレナリンは大洪水で、

やっと見つかったシュウに向かって



何やってんだバカー!!!


と大絶叫してました。

今にも胸倉掴んで殴りかかりそうな勢いでした。








え?なんで?みたいな。

アタシとシュウも、台風の影響で大荒れ模様。

なーんて言いつつ、

台風が去った頃には、

ちゃっかりアタシ達も仲直り☆







■ 彼氏救助隊 ■



台風すんげえ!

傘なんか役に立たねえ!

シュウの会社の周辺が水没して、

陸の孤島と化している。

素敵彼氏シュウを救助すべく、

家を飛び出して来たはいいけど、

肝心のシュウが音信不通。

只今、現場近くのコンビニにて待機中であります。




シュウくーーーん!どこいったあーー!






■ 永遠に縮まらない差 ■



また来るのか、タイフーン。

今朝は恒例の旗振り当番だったのですが、

シュウの出勤と行き違いまして、

一緒に当番をした御向いのオカムラさんに、

ね、ね、お宅の旦那さんって年下?年下だよね?

と強く念を押され、小さく頷くアタシなのでした。

まだ旦那さんじゃないけどね。





どうやらオカムラさんも今の旦那さんとは再婚で、

子供達@雄弐匹は連れ子で、

しかーも旦那さんは年下なのだそうです。

ぶっちゃけオカムラさんちの旦那さん老けてるし、

息子達とも違和感無いし、

だーまーさーれーてーたーよー。

誰にも言わないでね

ってこっそり教えてくれました。

案外、結構、沢山いるのね、流行ですかね、年下は。

其れからオカムラさんは、

年下旦那の素晴らしさを延々と語ってくれました。

多分、彼女は

『年下旦那って素敵だね同盟』

の会長なのだと思います。

アタシにもそろそろ勧誘が来そうです。

年下旦那サイコー!年下旦那バンザーイ!








何かさ、負け惜しみみたいでさ。

なーんかなー。なーんかなー。

こんな風に考えてるアタシのほうが歪んでるのかな。

そおいや、パートのモモちゃんの旦那さんも年下だっけな。

やっぱ、流行なのか。




■ 触りたいけど触れない身体 ■


はぁ・・・・

自己嫌悪増幅中。

仕事が早めに終わったシュウは、

まだまだ帰れなそうなアタシに代わり、

夕飯を作ってくれていた。

いつもならば、

帰ったら真っ先に ただいま☆ って引っ付くところだけど、

アタシがしでかした大失態が脳裏をよぎり、

何となく不自然に振舞ってしまった。





シュウが作ってくれた夕飯を食べて、

テレビ見ながら馬鹿笑いしても、

心の何処かでは落込んでる自分が居て、

笑った後は如何ともし難い虚しさが疾走していた。

何でかな?

シュウに触ろうと思えば触れるのに、

どうしても手が出せない。

罪の意識からか?

其れとも、

機嫌取ってるって思われたくないからか?





其れは、フタリで御風呂に入っても、

フタリでベッドに横になってもなお続いていた。

結局、アタシの中では何も解決していないのだ。

かといって、解決方法など判るわけも無く、

黙々と時間が過ぎていくのを待つのだろう。








いーや、違うね。

絶対におかしいもん。空気が。

とか何とかブツブツ言ってると、

シュウに しつこいっ! って言われそおだから、

言わないでおく。

ことにする。

かもしれない。





■ 反省だけなら猿でも ■



バカな事をした。

思わぬところでシュウを傷つけた。

シュウはあれほど嫌がっていたのに、

そんな事すらすっかり忘れて、

アタシは自分の事だけしか考えず、

そして、シュウを傷つけてしまった。

バカだなあ・・・

如何してアタシはこうもバカなんだろ。




シュウはアタシに怒りをぶつけたりはせず、

少し落込んで、言葉少なに眠った。

こんな時、アタシは、


もっとアタシを叱っていいのに

そうしてくれれば、少しは気が楽なのに



などと、我侭な事を思う。








アタシに出来る事は、

もうバカはしない事。

アタシを信じてると云うシュウを、

絶対に傷つけない事。

其れだけだ。





■ 漏れました ■



ポタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポタ・・・・・・・ポタ・・・・・・

・・・・・・ポタ

ポタ・・・・・ポタポタ・・・・・ポタ

ポタポタポタ・・・・・ポタポタポタ・・・





ドバァァアアアアア





っと、アタシのデスクの後ろから水が落ちてきました。

この会社は新築してから半年ですが、

もう水漏りです。オォマイガッ!

おかげで、午前中は仕事になりませんでした。

どーしてくれんだよ?

其れでも定時には帰ろうと決めています。あたりまーえー。

アタシ的には、しとしと降るような雨よりも、

バケツひっくり返したような土砂降りが好きです。








こんな日は、家の中を暖かくして、

早めにお風呂とか入って、

ゆっくり食事して、

テレビ見ながら果物とか食べたり、

ゲエムやったり漫画読んだり、

あんな事したりこんな事したり、

アヘヘウヒヒな夜を過ごします。

くぅ〜

考えただけで嬉しくなってきたゾ!





■ さらば幸薄フェイス ■



あーあーどもども。

昨日、ヴァン・ヘルシング観てきました。

アタシ、この手のドッキリに非常に弱くて、

参回ほど椅子から転げ落ちそうになりました。

危なーい!

でも、とても面白かったです。非常に。




暑かったり寒かったりで体調崩したりしてませんか?

土曜日はシュウが頭痛の為早帰りし、

本日はスーさんが頭痛の為早帰りしました。

って事は、次はアタシの番?

ひええええ。





今年のアタシ的イヴェントが全て終わったような気がして、

何となくホゲラーっとしている今日この頃。

仕事は相変わらず忙しいけど、

気持ち的にはヨユーな毎日なのです。

ヨユー過ぎてダラケすぎて、

家の中はエライ事になっているようないないような。

此れってもしかして、

燃え尽き症候群 なのだろうか?

しかーし、燃え尽きるほどの猛勉強をしたわけでもなく、

完全燃焼するには少し後悔が残る内容なので、

この脱力感は何なんだろーなー。








出たよ!アタシの悪い癖だよ!

こわーいこわーいこわーいよぉ

悪霊退散!南無南無南無南無




■ ナイタラダメヨ ■



ペローン

ペローン

ペローン




またできちゃったよ、ものもらい。

こんなに貰ってばっかりで恐縮ですわ。ほんと。





昨夜、シュウがふてくされました。

原因は、アタシが

―社のメンズ社員に私生活を暴露―

したからだそうです。

なーぜーだーめーなーんーだー。

他所の家庭はどうなのか、ちょっと聞いただけぢゃ〜ん。

そんなに怒らなくてもいいぢゃ〜ん。

日記のほうがもっと赤裸々に書いてるわよっ

と言いたかったけど、

見せろ見せろとやいやい五月蝿くなりそうなので、

言葉を飲み込んで消化した次第です。もぐもぐ。





俺のこと好き?

って聞いてくる時のシュウは、

多分、

ちょっとだけ不安がっているのだと思います。

思えばアタシも同じ。

わかっていても、聞いてしまう時が在ります。

もちろん、大好きだよ

返される其の答えに安堵して、

安心毛布に包まれながら抱き合うのです。

ねえ、シュウ?

アタシはアナタが思っているよりも遥かに、

アナタの事が大好きで仕方がないです。

言葉では表わせない小さな心のヒダヒダまでも、

見せる事が出来るのなら、全て見せてあげたい。








思えばアタシも同じ。

如何してアタシ達こんなにも、

自分に自信が無いんだろうね。

こんなにシアワセなのに。




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