バカ恋 |
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■ 愛の自爆装置 ■ うわああああああ うわああああああ 朝っぱらの六時に雷の音で目が覚めたよ。 今もピカッゴロゴロゴロゴロゴロってなってるよ。 うわああああああ うわああああああ まだ午前中なのに、外はもう暗い。 こんな日に仕事なんて怖くてアホくさい。 怖くてアホくさいが、ちょっとだけドキドキする。 嵐の日にドライヴに行くようなそんな感じ。 +++++++++++++++++++++++++++ シュウに ほんっと可愛いね~シュウくんは って言うと嫌な顔される。 可愛いって表現が気に入らないらしい。 どうせ年下の男は可愛いだけなんでしょおぉ とスネヲモォドに突入する。 男子たるもの、可愛いと言われても嬉しくはないそうだ。 ならば、 素敵!格好良い! なら納得なのか? アタシにしてみれば、表現の違いだけの事であって、 愛しさと可愛さは同類項なのだ。 例えば、 カエルさんのぬいぐるみを見て きゃあああ☆きゃわいいぃいい☆ って思うのと、 シュウのおしりを見て きゃあああ☆きゃわいいぃいい☆ って思うのは同じ・・・・・・・・・・あれ? ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜ いやいや。 そーじゃなくてね、要するにアタシが言いたいのは、 ラヴだよラヴ! 其処に愛が在るか無いかで全く違うのだよ。 勿論、シュウのおしりに対する表現としては、 『可愛い』 が一番しっくりくるし、的確。 でも、 仕事してるシュウの姿は 『格好良い』 シャワー浴びてるシュウの裸は 『素敵』 其々に表現の違いはあったとしても、 アタシの言葉の大部分は愛で占領されてる事を判ってほしい。 なんでこんな事を、 こんな天気の日に熱く語っているんだろ。 語るほどの事でもないや。理屈じゃないもんね。 嗚呼、シュウくん可愛い。 シュウくん素敵。 シュウくん格好良い。 シュウくん大好き。 シュウくんラヴ。 其れだけだもんね。 |
■ 罪深く愛してよ ■ えっと・・・まだ梅雨・・・だよね? アタシ的には夏が長くてサイコーだが、 暑いのが苦手な人には酷ですなあ(喜 外も暑いが、うちの中のかんなり暑いです。 いや、暑いんじゃなく、熱い。 娘スーさん@壱拾弐歳のことで、我が家は連日大盛り上がり。 そもそもの発端はスーさんの生活態度について。 彼女の怠惰な生活ぶりに、ほとほと愛想がつきかけている昨今、 ついにシュウが吠えました。 スーさんを前に座らせて、よくよく話を聞いてみると、 彼女が如何程に怠けているかがよおく判りました。 先ず、 スーさんが自己管理できるようにと、 小学生にしては高額な御小遣いを貰っているのに、 湯水の如く使いまくりやがって、 何の為の小遣い設定なんだか判んなくなってる事。 其れから、 宿題其の他勉学の類についても、 此処最近の彼女の家での態度を見ていると、 全く勉強している気配が感じられない事。 更には、 シュウが買い与えた「小学六年生のための算数ドリル」も、 渡してから彼是もう参ヵ月にはなろうかとしているのに、 やったのはたったの七ペェヂってをい。みたいな。 スーさんは御学友のみなさんよりか少し勉強が遅れてるんだって。 だから、ちゃんと勉強しなきゃって思ってるんだって。 其れを聞いたアタシは 判ってるくせに怠けてるのは人間のクズだ! とか偉そうに言っちゃってました。 遊びたいとかテレビ観たいとか、 そう云う思いは、痛いほど判る。 実際アタシだってスーさんの事言えた義理じゃないかもしれない。 が、しかし、 アタシもシュウもスーさんの将来の事を思えばこそ、 こうやって熱くなる訳ですよ。 どっかで矛盾してる自分達の事を棚に上げてね。 嗚呼、やだね親って。 かくして、罪深きスーさんは現在執行猶予の身。 アタシとシュウにこっ酷くやられ、 信頼を回復すべく、邁進する事を決意したらしい(たぶん) 昨日なんかは、アタシが帰ってきても、 自分お部屋で勉強してた模様(たぶん) あれだけどやされちゃな。当然と言えば当然か。 夕飯が済んだ後シュウが 今日どこまでやったの?見てあげるから持ってきてみ とスーさんを促し、算数ドリルを拝借してのけぞりました。 全然やってねえし つーか、さっき部屋で何してたんですか? ああ、寝てたんですか。そーですか。 呆れたね。ほんと。 其れから小壱時間ほどスーさんとマンツーマンで御勉強。 出来の悪い子ほど可愛いって嘘だね。 殴りかかりそうになった事数知れず。 (T▽T オォーノォー |
■ 愛には程遠い恋 ■ シュウはアタシと 結婚したい と言った。 確かにそう言った。 アタシの両親がシュウとの結婚に反対していると聞いて、 時間かかってでも説得する とも言った。 此処最近、アタシがシュウに対して抱いていたモノが、 只の幻想だったような気がしてならない。 シュウが自らの口から放った言葉に対して、 アタシは一喜一憂し、信じ、明るい未来を祈った。 けれど、 シュウがアタシの思っていたような男じゃなかったら? やっぱり他の男と同様に口約束だけの男だとしたら? アタシには男を見る目がないのだろう。 最初から結婚を夢見てたわけじゃない。 結婚とは、愛する人と共に生きて行くための手段の壱つ。 其の思いは今でも変わらないけど、 シュウと暮らすようになって、 アタシの思いも少しずつ変化し始めた。 本音を言えば、シュウと結婚したいと思ってる。 其れでも何処かに理由をつけなければならないとしたら、 今のアタシにはシュウだけだからなんだと思う。 そもそも最近、 「愛してる」って何だろう、とか思う。 自分にそう言い聞かせてるだけで、 ほんとの愛なんてアタシにわかるのだろうか。 心から愛してるなんて本気で思ってるのだろうか。 ほんとはまた一人に戻るのが嫌で、 そんな風に思い込んでるだけなんじゃないだろうか。 其れでも、 シュウの声を聞くと胸が熱くなる。 シュウの笑顔を見るとアタシまで嬉しくなる。 シュウが元気ないと落ち込むし、 シュウが居ないときは寂しくて仕方ない。 でも多分、きっと、此れは「恋」なんだろう。 愛とか恋とか、其の境界線が何なのか、 アタシにはさっぱり判らないけど、 アタシがシュウに恋してるってことだけは確かだ。 |
■ ケツの穴の小さな女 ■ ヒロシです・・・。 今週は土曜日出勤の挙句、日曜日は学校なので、 休みがありませんっ!! 嗚呼、疲れたまぢ。 最近疑問に思っていた事を、 昨夜シュウに打ち明けてみた。 子供達とは会っているの? 御存知シュウくんはバツイチで子持ちなのですが、 子供は元奥様が親権を持ち、扶養しています。 其れに対してシュウは、 毎月決まった額の養育費を払っています。 今度の日曜日に会うよ おお、そおか。 そおだよな。 自分の子供だもんな。ちゃんと養育費払ってるもんな。 会うのは当然の権利だよな。 たまにしか会えないんだから、目一杯楽しんでおいでよ。 けど、でも、 何だかちょっぴり寂しい気分になるのは何故だろお。 こうやって、子供の事をきちんと考えているシュウは、 アタシの元旦那の事が気に入らない。 何故ならば、 払うモノ払ってないくせに、 スーさんとメエル交換とかしてたり、 電話かけてきたり、 誕生日のプレゼントをちゃっかり贈ってきたり、 スーさんが実家に帰った時とか、 こっそり会ったりしてるからだそうだ。 ま、当然の意見ですよね。 けど、アタシ的には、 子供の成長を見届けられない父親って、 やっぱりちょっと可愛そうだな、と。 支払義務を放棄してるって事は別としてね。 なんて事をウダウダ言ってたら、 シュウに怒られました。 シュウが言ってる事は最もで、正しいのは判ってるんだよ。 アタシが甘すぎるのも判ってるんだよ。 でも、自分の父親を慕っているスーさんの事を考えると、 早々強気になれないのも事実。 けど、きちんと言わなきゃね。 其れがアタシの義務だよね。 そんな自分の状況は思い切り棚に上げ、 アタシの心の中には、ちょっぴり小さな不安が渦巻いてます。 もしも、シュウと結婚して、 もしも、子供とか出来た時、 今でさえ、こんななのに。 |
■ 負け犬女の遠吠え ■ 参拾代未婚子無し女は負け犬なんだって。 じゃあ、参拾代バツイチ子有り女は勝ち犬なんすか? 全く実感無いっすけどね。 負けだの勝ちだのって、 そんなの死ぬ時まで判らないぢゃんね。 とか云いつつ、 真剣にテレビ見ちゃいました。 胸をえぐられる思いをしながら・・・。 『年下の彼氏は、アリかナシか?』 当然ありでしょ。 実際ありです。 この歳になるとだね、廻りを見回してよぉく見てみると、 歳相応の男ってのは既に売り切れ万歳。 残ってるのは訳在り癖在りだったりするんですょ。 だって逆に「婚暦無し、彼女無し」って怪しくね? 否、中にはそう云う人も居るだろうけど、 ひっぢょおおおおおおおにレア。 だから必然的に年下も守備範囲に含まれてくる訳です。 あ、因みにアタシはそう云うつもりで、 シュウと付き合ってるわけぢゃないけどね。 テレビ見ながら はあぁ~判るわぁ~ って涙交じりに呟いたら、 だってあかねは関係ないぢゃん、もうすぐ結婚するでしょ ってシュウ@天下泰平が笑いながら言ってたよ。 御気楽だね、キミは・・・。 嗚呼・・・ダメダメ。 そんなの絶対無理。 そんな事しても、現実逃避しただけで、 何の解決にもならねえよ。 アタシは先物買いをしてるつもりも、 シュウに投資してるつもりもないし、 育ててるつもりも、姉さん風吹かしてるつもりもないけれど、 やっぱ心のどっかで思ってるよ。 何時かアタシ捨てられるかも・・・ 愚考だけど、そう思ってしまうのも事実。 そうなった時のアタシはどうなっちゃうんだろ。 怖っ |
■ 愛し君へ ■ シュウは昨日から風邪ひいて会社休み。 一緒に居れる時間が長いのは嬉しいけど、 早く元気になってほしいです。 昨日は明け方まで起きてたみたいです。 早く寝ろよ、病人。 今日はスーさんの壱拾弐回目の御誕生日です。 贈り物の品が続々と集まり、 御満悦な彼女。 ああ、毎日が誕生日だったらいいのになあ って。 そしたら壱年で参百六拾伍歳ですよ。 恐ろしい・・・。 そんな訳で、 今夜は腕によりをかけてスーさんの大好物を作りたいと思ってます。 去年は御友達を沢山呼んで御誕生会を催したけど、 今年はやらないんだってさ。 御誕生会をする歳じゃないんだってさ。 ふーん。 つまんねえの。 もう壱拾弐年か。早いな。 スーさんに 誕生日に何がほしい? って聞いたら、 弟か妹! って言われて、正直凹みました。 そらそおだよね。兄妹ほしいよね。 ごめんね。 いつか、多分、願いが叶うよ。きっとね。 ほんの少し前、アタシが色々な事で悩んでいた時、 スーさんにこんな事を聞きました。 そしたら彼女は、 前みたいな暮らしに戻るだけでしょ? と、何も迷わずに言いました。 嗚呼、やっぱりアタシの娘だね。 初めて産んだ子供が娘であって本当に良かった。 アタシの娘がスーさんで本当に良かった。 アタシの娘として産まれてきてくれて有難う。有難う。 壱拾弐年前の今日、 彼女はアタシにとって永遠にかけがえのないモノとして、 産声をあげました。 御誕生日おめでとう。 此れからもずっと変わらぬ、其の侭のアナタで。 |
■ ドリーミィジャニーズ ■ ちょっとだけ髪の伸びたシュウの揉み上げが、 風呂上り、クルンと丸まっていたので、 うほっ レッツゴーじゅん♪ って言ったら、 ( ̄ロ ̄; 誰?それ と素で言われ、こんな事で酷く歳の差を感じたアタシなのでした。 まあいいけどさあ。 レッツゴー三匹くらい知ってるべ、フツー。 え?知らない?まぢまぢ? しかし昨日の台風は凄かったね。 朝起きたら、庭に置いてあった灯油缶が行方不明になってました。 庭もすんごい事になってました。 鉢植えの植物は緊急避難させたけど、 地植え奴等はあの暴風雨の中、死に物狂いで戦ったのでしょう。 エンジェルストランペットは見事に葉っぱがなくなってました。南無。 就寝後も雨戸を叩く風の音が凄くって、 アタシは何だか怖くって、 シュウの腕にきつく抱きついてみたりしちゃってました。 ええ、半分は演技入ってます。 其れからは、企みどおりに大人の時間突入ですよ。 時間は深夜壱時過ぎですよ。 久しぶりに燃えましたよ。 あの嵐の中でも聞こえるってのは、 どんだけでっかいんだろうね。 するってーと、うちのもけっこうあれか? 赤 恥 どおりで、V6の長野 博に求婚される夢を見るわけだ。←かんけーねー いえ、アタシには一緒に暮らしてる男がいるから・・・あの・・・その・・・ とか必死になってたアタシ。 夢なのにねえ。 |
■ 自慢の彼女 ■ 土曜日、愛する彼女とデエトしてきました。 昼飯食べて、ちょこっと買い物付き合ってもらって、 其れから飲んで。 やっぱいいっすわぁ、女同士って。 カチカチになってた心が、良い具合に解されて、 また元気に生きていけそう。 彼女は アナタにどれだけの事が出来たんだろう って言ってたけど、 此れが答えです。 今度は御泊り計画で致しましょう。 人には其々に多かれ少なかれ、悩みが在って、 其れを抱えながら生きている。 彼女もアタシも、 問題の大きさは様々だけれど、 其れ等を抱えて、懸命に生きている。 人の心は複雑で、傷つきやすくて、 とっても脆いけれど、 何処か単純な気もするから愉快だ。 アタシは彼女と会う度に、 探しても見つからなかったパズルの1ピースが、 思いもよらない所に在って、 其れがピッタリとはまったような感覚になる。 そして益々、彼女の事が大好きになるのだ。 一緒に素敵な歳を重ねていこうね。 そうしようね。 後からシュウが迎えに来てくれて、 今度は参人でしばし御茶タイム。 シュウは、 自分と彼女の旦那さんが、 似た様な行動を取る事がよほど嬉しかったのか、 はたまた、強い味方が現れて心強かったのか、 帰りの車の中で、自信満々に なんつー事を鼻息荒げに語ってました。 あんま調子くれてんぢゃねえぞコラ でも許す。 シュウが言うと何故か笑えちゃうから許す。 ひゃーひゃひゃひゃひゃひゃ。 そんな事は兎も角、 大事な奥さんをアタシに貸してくれた彼女の旦那さんに感謝。 大好きなママをアタシに貸してくれた彼女の息子に感謝。 そして何より、 弱気になってたアタシの為に、 会いに来てくれた彼女に感謝。 ほんとに有難う。 |
■ バカ男バカ女 ■ 昨日のシュウの御帰宅時間は午後九時半。 待ちくたびれたアタシは、 リビングで何時の間にか寝ちゃってて、 帰ってきたシュウに起こされました。 其れからフタリで入浴タイムだったんすけど、 シュウくんたら妙な事を言い出すんすよ。 俺ね、金どっかで落っことしちゃったみたい ってね。 財布ごと落としたんじゃなくって、 お金だけ落としたらしいっすよ。 しかも 壱萬四千円 も バカですか?この人。 本人はコンビニかどっかで買い物した時に落としたって言ってるけど、 壱萬四千円ってかなり半端な金を、 どうやったら気づかずに落とせるんすかね。 相当なオタンコナスか、御間抜けな嘘つきか、どっちかだね。 開いた口が塞がらねえよ。 そう云うことは黙ってやがれ。バカ。 アタシの態度がヤサグレたのを感じたのか、 何時になくベタベタと触ってきやがったり、 チュー攻撃したりして御機嫌をとるシュウ@ボンクラ決定。 ホッペを赤くしながら反応するアタシにシュウが、 耳元で囁くのです。 ねえ、やってもいい? まんまとシュウの術中に嵌り、そそくさと支度をするアタシ。 って なんでやねん 本日、早出だったシュウは、 半分寝たまま出勤しました。 遅刻しなくてよかったな、おい。 はぁああああ、眠い。。。。。 |
■ ハプニング大賞 ■ 昨日は久々にシュウと二人きりでデェト。 早く帰ってくるね って言ったのに、帰ってきたのは八時ちょっと前。 映画を見に行く予定だったアタシ達。 レイトショーの上映時間は九時丁度。 バタバタと支度をして、何とか間に合いました。 ほんとはゆっくり夕飯食べたかったのにさ。ちぇ。 何故か映画を見るときは、何時もこんな具合なのだ。 たまにはゆっくりと時間に余裕を持って行きたいものだわ。うん。 ってな訳で、今回見てきた映画は 『21g』 非常に重たい映画でした・・・。 でも、其れ以上に見応えのある映画でしたょ。 みんなが不幸で、みんなが希望を失ってて、 其れでも人生は続いていく。 誰の身の上にでも起こり得る人生の落とし穴。 21gの重さの意味について考えさせられました。 なので★★★★☆ ショーン・ペンいいっすねぇ。 観終わった後、アタシもシュウも少々ブルゥな気分になりまして、 映画の感想をあーだこーだと話しながら帰りました。 そおいえば、シュウとの初めてのデェトの時も映画見に行ったっけ。 超激混みの映画館の中で、 シュウはアタシの手をしっかり握ってくれてたっけ。 随分、積極的な若造だなコイツ とか思いつつも、すっごく嬉しかったっけ。 初めてキスした時、 本当はずぅーっと前からこうしたかった 初めて会った時からずっと好きだったけど、 自信がなくて、行動に移すのに壱年もかかった って照れながら衝撃的な告白をされた。 全然知らなかった。 全然気が付かなかった。 最初にデェトした時も、二人で飲みに行った時も、 キスした時も、 どっちかって言うとアタシの気まぐれだったから。 其れからシュウは、毎日のようにアタシに会いに来て、 真剣さをアピールしまくり、 結果、今に至る訳ですな。 しかし、壱年前はこうなるなんて、微塵も思いませんでした。 人生って何が起こるかわからんもんだね。 ・・・・・・かなり強引。 |
■ 無双トモダチ ■ 友達って何のために在るんだろう 彼女はそんなふうに問いていた。 そして ごめんね って謝っていた。 どうしてかな? なんで謝るの? 何も悪い事してないよ? 彼女は何時だってアタシのブランケット。 暖かい毛布で包んでくれてる。 言葉とか態度とか行為とか、そんなの全然関係ないよ。 彼女が其処で、幸せな呼吸をしていれば其れでいい。 アタシの為に泣いてくれたり、 一生懸命心配してくれたり、 かけがえのないアタシの宝物です。 走りすぎて疲れたら優しく迎えてくれる宿り木です。 いつも心配かけてごめんね。 アタシこそごめん。 彼女:心配する人←アタシ:心配させる人 このベクトル、何とかならんもんかね。 話したい事がたくさんあります。 聞いてほしい事がたくさんあります。 美味しいもの食べて、いっぱい笑って、 辛い事や悲しい事はすっぱりと流しちゃおう。 飲むゾ!イェイ! 有難う有難う。 有難うR嬢。 愛してます有難う。 |
■ 激昂クヲンタイヅ ■ 昨日、七人も子供を出産した夢を見た。 賑やかな家庭の中は、子供達の声で溢れていて、 リビングには、とても大きなテーブルがあって、 其のテーブルを囲むように、子供達が座っていた。 アタシは、忙しく朝食の準備に追われていて、 まだ小さな男の子と女の子が、 アタシの足元に来ては、じゃれて遊んでいた。 シュウはテーブルの一番正面に座って、 新聞かなんかを読んでた。 一番末っ子の息子にアタシが シュウくんに珈琲飲むかどうか聞いてきて って言ったら、末息子は パパなのにシュウくんってよぶのおかちぃね☆ って笑って言った。 アタシも そうだね って一緒に笑った。 夢の中でアタシは幸せだった。 ++++++++++++++++++++++++++++++ 愛する男の子供を子宮に宿し、 産み、育てたいと願うのは、 女として当然の願望であり、 其の願いが叶った時に、至福の喜びを感じるんだろう。 いつか、シュウの子供を産みたい。 其れがアタシのささやかな願い。 今はまだ夢みたいな話だけど。 産婦人科に行って、診察を待つ間、 どうしても大きなおなかの妊婦さんに目が行ってしまう。 羨ましくて仕方がない。 そして、違う理由で其処に座っている自分が、 哀れに思えてくる。 だからいつも、なるべく端っこのほうで小さくなって座ってる。 あかねの身体の事を考えれば、 子供は諦めたほうがいいんじゃないかと思う 切羽詰った顔でシュウがこう言った時、 アタシは全ての希望が絶たれた気がして、 子供を産めないアタシなら、 いっそ全部なくしたほうがマシだと本気で思った。 シュウが言った言葉は、 アタシの事を一番に考えての結果だってことくらい判ってるけど、 アタシにとって其れは、 女として生きられないのと同じだ。 結局、此れからの事は誰にも何も判らないけれど、 アタシはこのちっぽけでささやかな夢を、 諦めきれずにいる。 きっと、ずっと。 |
■ 二律背反 ■ 悲しみが峠を越したのか、 其れとも開き直ったのか、 身体は思いのほか元気で、食欲もある。 此れほどの事をした意味が何処にあるのか、 アタシには未だ判らないけど。 きっとこの辛さは、男には理解できないのだろう。 シュウは昨夜、少しの間だったけど、 アタシを置いて何処かへ行った。 すぐに帰るから そう言い残して、出掛けたシュウは、 すぐには帰らず、 時計の針が進む度にアタシの中の被害者意識が暴走を始めた。 取り残されたような不安。 愛されたい。 触れていてほしい。 傍にいてほしい。 昨夜のアタシは、ただ其れだけだった。 シュウが外出した事を悲しんだわけじゃない。 すぐに帰ると言ったのに、帰らなかったから怒ったわけじゃない。 一瞬でも離れたくなかった、其れだけだった。 暫くして帰ってきたシュウに、 「大事にされてない」とか「愛されてない」とか、 散々な事を言って困らせたけど、 そんな事如何だってよかった。 アタシは、自分でコントロール出来なくなった感情を、 シュウにぶちまけたかっただけだったのだから。 シュウがどんなに言葉を尽くしても、 どんなにアタシを大事にしてくれても、 どんなに愛情を注いでくれても、 アタシが背負ってしまった痛手は、 絶対に消えないし、無くならない。 昨日みたいに、どうにもならない思いに押し潰されそうな時、 またアタシは、 こうやって罪を天秤にかけて、 シュウを詰めたり、 自分を蔑んだり、 誰かを妬んだりするんだろうな。 全て甘んじて受ける覚悟を、 アタシは持ち合わせていなかったのだろうか。 中途半端な決意なら、 最初からしないほうがいい。 |
■ 追 記 ■ 今週はもう書かないつもりだったけど・・・。 気持ち的に整理がつかなくてな。 如何足掻いても結果は同じなのに、 頭の何処かで、もっと良い方法はないのかと模索する。 1/f ゆらぎ 誰かくれ。 たいしたことじゃないけれど、 たいしたことなんだ。 済んでしまえば其れで終わりだけど、 納得なんて出来るわけないんだ。 運命は何時も残酷だ |
■ are You Happy? ■ 俺はあかねを不幸にしてるんだな ってシュウが言った。 けど、其れは違う。 アタシは自分の身上を不幸だとは思わないし、 シュウがアタシを不幸にしているとも思わない。 傷つけたり傷ついたり、 悲しんだり泣いたりしてしまうのは、 アタシ達が呼吸しているからだよ。 結果は残酷だったりするけれど、 其れを選択したのはアタシ達なのだから。 誰のせいでもないのだから。 悲しくて悲しくて、やりきれない思いが溢れるけれど、 其れでもフタリして手を繋いで眠る毎日は、 アタシにとって幸せそのもの。 ねえ知ってる? 願ったとおりに生きている人には、 本当の幸せが見えないんだってさ。 だからアタシには見えるよ。 あったかくて柔らかな輪郭が。 迷わず行けよ。 行けばわかるさ。 |
■ 第弐次成長娘と第参次反抗母 ■ うっひょおおおおおおおおお。 スーさんが女になったってよ。 とうとう生理が来たってよ。 嬉しいけど寂しい、微妙な親心だね。 アタシの時、うちの母上はどう思ったんだろうね。 やっぱり今のアタシと同じ心境だったのかな。 実家に帰った時、 たまたまアタシと叔母と母上と三人になった時があって、 不意に叔母がアタシに あかねちゃんとこはどういう予定なの? って聞いてきた。 恐らく、弟弐号の結婚話から数珠繋ぎでアタシに振ってきたんだろうな。 アタシはちょっと戸惑いながらも、 来年あたりかなあ なんて言ってみたら、其れを聞いた母上が 絶対ダメダメダメダメダメ! って騒ぎ出した。 何を言っても無駄っぽくて、 アタシも叔母も御手上げ状態になってしまった。 どうしてそんなに反対するの?シュウくん良い子じゃないの って叔母が言ってもダメ。 結局のところ、母上が反対してるのは、シュウが年下だからって事らしい。 絶対あんたが裏切られて捨てられる シュウが年下だから、今はまだいいけど、 此の先アタシが歳を取っていくと、 必ず他に女を作って、アタシを捨てるそうだ。 母上曰く、其れは 絶対 なのだそうだ。 言い切っちゃってるところが凄いよね。 だからアンタは此れからもずっと一人で生きて行くの 其れが一番幸せなの へえ。アタシの幸せがどんなもんなのか貴様は知ってるのか、 クソババア。 じゃあ、アタシがシュウとの結婚や出産を諦めて、 其の事をずっと生涯後悔して不幸せだったら、 アタシの人生の責任を取ってくれんの? 母上に噛み付いたら、そんなの知らんって一掃された・・・ カチーン。もう限界です。 テメェ何様なんぢゃボケカスっ! って喚いて机の上にあった雑巾を投げつけてしまいました。 ちょびっと反省。年寄りには優しくしなきゃいけません。 アタシってば未だに反抗期?みたいな。 アタシと母上が修復不能になってしまったので、 叔母はあわわあわわになり、 アタシも此れ以上話しても無駄だと知っているので、 さっさと出て行きました。 母上がアタシを心配してくれてるのは重々承知。 其れでもアタシを信じてくれてるのならば、 何も聞かずして拒絶するのではなく、 少しでも理解しようと努力してほしかった。 アタシの幸せを願ってくれているのならば、 アタシを応援してほしかった。 其れとも、信用されていないアタシが悪いのか。 物事の本質を見間違えるなよ。 大事なのは、自分が誰を求めてるかだ。 基本は愛だ。 余計な雑念は聞き流せ。 自分の気持ちに正直になれ。 |
■ 女の60分 ■ いやあ長閑だねえ。 会社の外で猫が鳴いてるよ。 愛の季節なのかしらね。日和ってるわね。 ROCK ODYSSEY に行きたい!と唐突に思ったのです。 けど、 七月はもうすぐだし、出演アーチストがアーチストなだけに、 今頃チケットなんてもうねえんだろ?と思ったら。 あら、びつくり。 まだまだあるぢゃんかよ。 みんなTHE WHOみたくないの? キース・ムーンはとっくに他界してるけどね。 アタシはレッチリとレニクラのほう見に行くけどね。 因みに其の日はE,YAZAWAがトリだけどね・・・。 音楽の趣味が合うか合わないかって重要よね。 ほんっと重要だと思う。 今はだいぶ許容範囲も広くなったけど、 イナタイ頃は、 其の人が聞いてる音楽で、 其の人自身の基準を判断してたしね。 偉そうになあ。 多分、其の人とアタシとのセンスの問題なんだな。 良い悪いではなくって、 合う合わないだな。 着ている洋服もしかり、 乗っている車もしかり、 髪型も好きな映画もそして聞いている音楽も、 全てひっくるめて其の人のセンスであって、 自分と似たモノを持っている人に出会ったりすると、 すんごく嬉しい気持ちにならないかい? 残念ながら、アタシとシュウとでは、 多少、惜しいところでちょっと違う。 でも、其れでいいんじゃないかと思ってる。 其れがいいと思ってる。 此れから、フタリが好きなモノを探せばいい。 そして、其々が好きなモノを大事にすればいい。 但し、弐拾伍日のライヴには首に縄付けてでも、 連れてくけどね☆ ああああ!!そうそうそうそうす。 此処で為になる裏芸能ネタを御紹介。 な、なんと、 ROCK ODYSSEY に出演が決まっている超大物アーチストの レニィー・クラヴィッツと ハリウッド女優のニコォール・キッドマンが交際しているらしい。 しかーも!! ニコォール・キッドマンは ええ!?其処までするのぉ? そっちのほうがセクスィなのぉ? アタシ的にはレニィーの極濃な体毛のほうが気になるわぁ。 そおいや、ニコォール・キッドマンの前夫のトム・クルーズは、 全身脱毛したらしいけど、 此れってライバル心? 否、寧ろ逆だろ。 因みに、弟壱号嫁はニコォール・キッドマンに似てるって、 自分で言っちゃってたけど、 此れってどお? |
■ ルーシーチルドレン ■ 小学六年生の女子児童がクラスメイトの首をカッターで切ったってさ。 そんなニウスを見ながら、 うちのスーさんも他人事じゃなさそうにいろいろ考えてた。 同じ拾弐歳。 大人なんだろうか。子供なんだろうか。 少なくともアタシは子供だったな。うん。 壱日を何の迷いもなく、何の疑いもなく、 只ひたすらに過ごしていたな。 其れが良いのか悪いのかは別としてね。 多分、今の子供も昔の子供も中身は一緒だよね。 情報とか環境とかそこらへんの変化は多少あっても、 根本的なモノは多分一緒だよね。 だったら、なおさら、 どんな子供も、彼女みたいに狂気を晒す可能性も有り、 又、彼女も、 一般的な少女のように平々凡々と過ごせた可能性も有るのだね。 其の境界線は何かと言ったら、 きっと分別なんだろうな。 祖母の葬式で実家に帰っていた時、 少し時間が空いたから、久しぶりに地元の親友と会った。 彼女も今や一児の母になり、 夜中まで騒いで遊んでいたあの頃など、 見る影もないほど、立派なお母さんになっていた。 最近、地元も危険な事が多くなってきた と、彼女は言った。 少し前に大型スーパーで小学四年生の女子児童が、 男子中学生に無理矢理トイレに引きずり込まれ、乱暴されて、 子宮を損傷したと云う痛ましい事件があったらしい。 だからね、スーさんも気をつけなきゃね うちは息子だから、加害者にならないように気をつけなくちゃ 男だろうが女だろうが、 子供だろうが大人だろうが、 関係ないんだよね。 一瞬のうちに被害者にも加害者にもなる。 其れが子供だから故、 こうやって大きなニウスとして全国を駆け巡るだけであってさ。 どんな親だってそう思うだろうね。 子供を信じて育ててるんだもんね。 其れでも心配だったら瞼を裏返して捜してみれば良い。 眼球にバーコードある? |
■ 召された人 ■ 人は、死が訪れた其の瞬間、 少しだけ身体が軽くなるという。 其のほんの僅かが魂の重さなのだと誰かが言った。 祖母が死んだ其の瞬間も、 祖母の魂は彼女の身体を抜け出して、 無限の彼方へ旅立って行っただろう。 祖母の遺伝子を受け継いだ拾九人の子孫達は、 其々に祖母の思い出を大切にしまって、 灰になってゆく祖母と最後の別れをしました。 通夜の夜、祖母の最後を看取った伯母が、 祖母の最期を話してくれました。 涙が止まりませんでした。 良かったね、おばあちゃん。 もう苦しまなくて済むもんね。 |
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