ひげのお兄さんの日記

2005年05月29日(日) 肩痛

先日の稽古で痛めた肩の痛みがとれません。
右肘の痛みもあったりで日本刀振るのに
チョット支障。
今日は甥っ子連れて航空祭に行き、ブルーインパルス
見るとき、沢山の人だったので小さい子供には見づらく、
そこで無理して肩車したのはいいけど
ヤッパリ肩にきましたね。
しかし、昔の人も同じようにブンブン振って
もっと多くの稽古をしてたのでしょうが
それだけ現代人が軟弱なんでしょうねヤッパリ。



2005年05月28日(土) 筋金入り

なんと、フィリピンで元日本兵が生き残っていたという
ニュース、ビックリしました。
小野田さん以来、約30年経ったでしょうか。
今日、元上官だった方がテレビに出演されてましたが
年齢が90歳だそうです。戦争当事は30歳くらい。
しかし、喋りから感じる元日本兵の凛としたもの、
小野田さんがフィリピンで生存している事がわかって
「武装解除命令が無ければ出れない」という事で
元上官が行って、命令を伝え、出てきたときの顔と
敬礼する姿がハッキリ目に焼きついていますが、
あの時の小野田さんが当事52歳だったそうで
終戦から約30年が経った頃だったはずです。
当事フィリピンに行ってた兵士の約8割は
空襲など戦闘で死んでいったそうで、かろうじて
生き残った者も、その後ジャングルでの移動で
多くが餓死したりマラリアなどで病死していったそうです。
そんな状況を生き抜いてきた人たち、やはり人間としての
強さが違いますね。
何とか日本の地を踏める様にと願っています。



2005年05月25日(水) 傑作

昨日、妻木晩田遺跡に所用あって行ってきました。
あそこの景色は最高で、特に綺麗なのは夕日。
ところが夕方5時には閉まっちゃうんですね。
先日そのことを所長さんに話したら、「そうなんですよ。
サマータイムみたいな時間を云々・・」。
「チョット待ってよ、サマーは日没が遅いんだけど」と
思ったけど言葉にしては言いませんでした。
期間限定で良いのです。毎年ボクシングジムのところから
秋に錦海に沈む夕日がとても好きでよく見とれているのですが、
あの時期に2ヶ月ほどで良いから7時くらいまで開けててくれたら
と思いますね。
昨日傑作だったのは、私が用事を済ませて、土産物を見ている時、
そこのおっちゃんが「はや米子市のがこんけぇーなぁ」そしたら
そこの女性が「なにがあるだぁ〜」と、おっちゃん「なんだか
戸板市に出せって事だと思うけど売れぇせんうぇ〜」
そのあとも悪口が次々と出るので土産物を物色しながら背中で
聞いてました。
まだ「米子のやつら」といった感じなんですね。
まあ仕方ありません。
傑作なのはそのあと市の課長さんが到着して私がいるのに気付き
ヤア!って挨拶交わしたのですが、その時のおっちゃんの顔、
壁に耳あり障子に目あり、何故かそこに利幸の背中ありですよ。
私も気をつけよっと。



2005年05月24日(火) 開催決定

第2回目のスポーツチャンバラ体験講習会を
開催いたします。
日時は6月12日(日)、午前10時から正午まで。
場所は前回と同じ米子市営武道館の3階柔道場です。
内容は前回同様の乱戦・合戦に加えて一対一の勝ち抜き戦
もできればと思っています。
子供に大人が負けたり、お父さんがお母さんに負けたりで
面白いですよ。
7月からは会として会員を集って週一回の活動も開始いたします。
勿論、未経験者の体験講習会も計画しますので、皆さん是非
やってみてください。楽しいですよ。
出来るだけ会員にもなってね。



2005年05月22日(日) 最高レベル

今日、琴浦町で開催されたスポーツチャンバラの
インストラクター講習会に参加して参りました。
はじめ10時から、我がシュガーナックルでの
第2回健康ボクシング大会と称するマスボクシング
(試合やスパーリングのように相手に当てない)の
試合の開会式に、県ボクシング連盟副会長として出席し、
3試合ほど見たあと、大急ぎで琴浦町へ向かいました。
マスボクシングのほうも最後まで見たかったのですが
しかたなし。これもなかなか面白い取り組みで、
ボクシングジムに来る人のほとんどは健康程度や
ダイエットが目的。選手志向は少人数。選手コースは
目標がハッキリしてるので良いのですが、その他は
自己目標しかないので、余程でない限り達成感や
満足感がハッキリしないんです。そこでマスボクシングの
試合をやろうとなって昨年からやり始めました。
私らにしては物足りない感じですが、そこは目的にそった
受け皿として良いのでは。
さて、スポチャンのインストラクター講習会。
何と言っても難しいのが審判ですね。
剣術やボクシングのように相手に与えるダメージが
どうのこうのといった感覚を捨てなければダメ。
フェンシングに似た外国のスポーツくらいの割り切りというか
頭の切り替えが必要です。
今日の講習会には本部の理事の先生が来て下さって教えて
頂きました。また、世界チャンピオンや日本チャンピオンも
来て実技を試合形式で見せてくれました。
ヤッパリ早いわぁ〜。
でも雰囲気はつかめましたよ。何となく。
どういう風に稽古すれば良いのかは、だいたい想像がつきました。
居合の稽古とキチンとスイッチを切り替えて、それぞれに
悪い影響を与えないような頭と感覚の切り替えが必要ですが、
両方をする事によって実践力は上がるでしょうね。



2005年05月20日(金) 騎士道

キングダム・オブ・ヘブンという映画を観に行ってきました。
その名の通り、聖地エルサレムをキリスト教徒、イスラム教徒の
双方が奪い合う歴史。そのなかでの物語です。
十字軍については昔、教科書にも出てきましたが、
その戦いの残虐さは習いませんでした。
これも日本らしいところでしょうか。
それはさておき、主人公はフランスで鍛冶屋をしていた若者。
ある日突然、十字軍の騎士が現れて「私はお前の父親だ」からはじまって
ついには後を継いで騎士となり、エルサレムの攻防戦を繰り広げ、
最後は和議に出てキリスト教徒を守りエルサレムを後にするという映画。
主人公バリアン役は、オーランド・ブルーム。
ロード・オブ・ザ・リングでエルフ族の弓の名手レゴラス、あの役を
やっていた男前ですよ。
あの時は銀髪を束ねた妖精の雰囲気を漂わせていたのに、今回は
髭をはやした黒髪の渋い騎士。
カッコよかったですよ。
映画の内容はよくある戦闘場面がほとんどですが、「騎士道」というものが
表現されている映画でもありますね。
「恐れず、敵に立ち向かえ」「勇気を示せ」「死を恐れず、真実を語れ」
「弱者を守り、正義に生きよ」それらを誓いとする騎士道は
武士道によく似ていますね。
でも、厳密には違うんですよ。
これがキリスト教などの一神教同士が殺しあったり
のヨーロッパ文化で育ったものと、
八百万の神と仏教と儒教を日本バージョンにしてしまった
日本文化のなかで育ったものとの違い。
また機会あれば書き込みます。



2005年05月19日(木) いい汗

この2日間ほどストレスが溜まる様な問題に
悩まされてムシャクシャしてたので、
忙しい間をぬって合気道の稽古に行ってきました。
何だか久しぶりで体が不器用に動くのが自分でも
可笑しかったですが良い汗がかけてサッパリしました。
体というのは使ってないと動かないものですね。
私達が武道に励むのは、精神的な「道」としての
修行もあるのですが、私は安易に精神修養を口実にしては
ならないと考えています。武技を一定のレベルまで上げて
はじめて到達する境地や感覚というものがあり、
なかなか口では説明しにくいものがそこにはあります。
私も、まだまだ努力が足りず、頭では想像しているところへ
時々偶然のように到達するというか、まぐれの様に出来たり
出来なかったりを繰り返しています。
仏門とは違う「武の道」は「術」の習得への努力無しには
進めない、命のやり取りを超えた世界。そんな世界で得るものを
求めた道なわけです。「守・破・離」。古来から伝わる技を習得する「守」
それを極めて質的な転換が出来る域に達する「破」。
師匠を超えていく「離」。
そんな道です。
昔ある武道の先生からこう言われました。
「正義無き力は暴力。しかし、力無き正義は無力」
「命のやり取りを超えたところに本当のやさしさがある」
実践の理論なんですね。特に古武道は。



2005年05月17日(火) 切れ味

昨日、私の居合の師匠の所へ行って参りました。
師匠のもつ山の孟宗竹のたけのこが結構いいところまで
伸びたという事で、居合の切れ味を試しに行きました。
高さが1mぐらいのものから4mぐらいの長さのものを
日頃練習している刀の扱いで試し切り。
道場での稽古は、自分と同じ背丈の相手がいることを
想定しての型稽古が中心なので、実際ものを斬ってみないと
ちゃんと刃筋が通って斬れる様に刀が扱えているかどうかは
わかりにくいものです。
また、「ちゃんと斬る」という事は実際難しい事で、
どう言う事かというと、刀を痛めないように切り口鋭く斬るのは
技がいるという事なのです。
昔で言えば、戦った後の刀が鋸の様にガタガタの刃こぼれ刀になったり、
曲がったり折れたりという事が実践ではあるのですが、要は腕の問題。
どれだけ技を極めているかの違いが切り口や刀に現れるのです。
昨日の試し切り、ほぼほぼ上手くいきましたが、2〜3本、斬りそこなって
しまいました。20本くらい斬ったでしょうか、でもまだまだ
修行がたりませんね。



2005年05月15日(日) 大成功

スポーツチャンバラの体験講習会、
大成功でした。
予想をはるかに超える約60名の参加で皆さんに楽しんで
いただき、参加者の反応もバッチリ。
皆さん生き生きと楽しい良い顔して汗を流してました。
子供たちが喜んでいるのは勿論ですが、お母さんの楽しい顔が
とっても印象的でしたね。

私は子供の頃からの武道で今の自分を育ててもらっているなと
日頃から感じています。
これまでもPTA活動や社会的な青少年の健全育成のとりくみに
力を入れてきました。ただ、社会的な大枠の活動はその効果の
広さもありますが、個別対応についてや公的なものの限界もあります。
厄年をこえる歳になって、これからはもっと、これからの
子供たちに私の持っているものが役立てばと思っています。
目標としては、江戸時代にあった私塾の様な活動で
文武両道の健全育成の場がつくれたらと思っています。
「文」は国語・算数・理科・社会などの学校教科じゃありませんよ。
民主主義社会で生きていくための「やさしさ」や「礼儀」「智慧」です。
「人としての心」です。
その第一歩としてもスポチャンの手ごたえは充分ありました。



2005年05月14日(土) 今日は古武道

今日の新聞に、明日行なう「スポチャン」の
記事が載りました。
早速に電話での問い合わせがあり、地元紙の
記者さんには感謝。
今日の電話はいずれも「おかあさん」からのもの。
「まだ小学校4年生ですが・・」という感じで
の問い合わせで、さらに「最近のニュースなどみてて・・」
と、家の中でのゲームからの影響を懸念する声や
包丁で切り付けられる事件などの心配など。
つまり、被害者にならないための護身術としての関心だけでは
なくて、加害者にならないようにという事からの関心を
もって頂いているようです。
どちらの心配事に対しても有効だと思います。
私は小学校の頃から武道に始まりいくつかの格闘技をやってきましたし、
現在進行形で古武道の修行もしていますが、
よく武道の礼節などが良いという事で
通わせる話を耳にしますが、なかなか続く子が少ないし、
小さい子に古武道を理解する事は無理。これは現代社会に
慣れ親しんだ大人も難解。
その点、スポチャンはお手軽ですよ。
これくらいから始めるのがちょうど良い。
私たちの時代は、近所の山や公園で身につけた身体能力を
これが充分に補ってくれます。
皆さん今からでも遅くないですよ。

さあ、私は明日はスポチャンですが、今日は居合。
これは私自身に磨きをかけるための修行。
ひと汗かいて、美味いビールといきましょう。



2005年05月13日(金) 反響

昨日の夕方から今日の夕方にかけて
地元のケーブルテレビでスポーツチャンバラの
紹介をしていただきました。
「時の顔・話題の人」というので
インタビューに答えながら実演も紹介しました。
今日、早速に反響があり、何人かの方からも
電話をいただき、やっぱりテレビの効果は
凄いなぁ〜と改めて感じたところです。
実際やってる方が、ホント面白くて楽しんでるので
伝わるんでしょうね。
明後日の日曜日、午前10時から市営武道館で
西部地区で始めての体験講習会です。
今後も体験講習会は企画しますので
皆さんも是非、楽しんでみてください。



2005年05月11日(水) 体感

四国の鳴門・松山、そして広島・呉と
出張してきました。
全部JRで移動しました。
やはり事故後とあってJR職員の雰囲気が
違いますね。
あちらこちらで色んな事言われたりしてるみたいで
何だか気の毒です。
でも一生懸命さがにじみ出てましたよ。
それにしても久々に新幹線に乗って
のぞみの300キロを体感。
やはり速い。
さすがだと改めて感じました。
フランスのTGVとスピードで競い合ってますが、
騒音公害を考えていないフランスの鉄道と違って
この技術力は世界一だと思います。あとは
お金の使い方ですね。
それと数分遅れなんかに対するお客の感覚が
どう変わったかで今後が違ってくるんでしょうね。
テレビでいい加減なコメンテーターが
「ほかの民鉄でも設備投資金かけてるのに・・・」
みたいなこと言ってますが、儲かる路線確保に限定できる
経営の民鉄と、国鉄から引き継いだ路線を守るために
アーバンで稼いだお金を地方線にまわしながら
維持しているJRとをゴッチャにして欲しくはありません。
他の民鉄と同じレベルでいくなら経営合理化としての
赤字路線に対する問題が今後出てくるでしょう。
さあこれからどんな議論が出てくるのやら。



2005年05月08日(日) 収録

昨日、15日に行なうスポーツチャンバラの
体験講習会の事前PRとして、地元ケーブルテレビが
取材してくれるという事で、大まかな説明と
チョットだけ実演を収録しました。
ぶっつけ本番みたいなもんで、言いたい事の
半分くらいしか言えず、実演も同じ長さの
エアーソフト剣が無かったため、仕方無しに
相手に長剣を持たせ私は短剣での戦いという
ハンディーマッチで、あまりカッコいい姿を
見せる事が出来ませんでした。
放映は来週の水曜日か木曜日だそうで、どう
映ってどうニュースで流してくれるやら
何だか心配してます。
まあ西部地区ではとにかく未普及のレクリェーション
スポーツなので全てはこれから。
でもね、今日やってみてもノボセますよ。
面白いこれは。



2005年05月06日(金) 一部訂正と補足

昨日の朝のニュースでは報道されていなかった
事実がその後報道されていますので補足します。

天王寺車掌区の区長は、よくある踏切事故程度の
状況だと思い込みボウリングに行ってたようですね。
その後、車掌区から携帯電話にかけたようですが
ゲーム中で気づかず出なかったようです。
車掌区の判断で、連絡が必要であればボウリング場に
電話すれば良いものを携帯にして出ないでそのままと
いうのは、車掌区では緊急対処の考えが浮かんでは
なかったのでしょう。
それはある意味分かります。
事故が発生すると規模にもよりますが、緊急の出動態勢が
かかります。しかしそれは臨時に車両を動かさない限りは
車掌の出番はありません。電気区や保線区などの施設系と
車両系の職員がそれにあたります。
ただ、今回の規模のような場合に、会社側からどんな要請が
出るか分からない場合の対処としてはまずいですね。
やはり区長は職場へ帰るべきだったでしょう。
職員も、ボウリングの後の飲み会、これは道義上問題視されても
仕方ないですね。
私が在職してた頃は、台風などが予想される時なんかは
職場のみんなは酒は控えていたもんです。
何時、呼び出されるか分からないから。
先日の米子のメーデーでは、JRの組合員の姿はありませんでした。
多分、祭典ムードに浸れず参加を自粛したのだと思います。



2005年05月05日(木) 針の筵

JR問題が連日報道されています。
昨日は、天王寺車掌区のボウリング大会の事と
列車に乗り合わせていた職員が救出活動をせず
職場に向かった事への批判でした。

「もし、私だったら」と考えてみました。
尼崎で起きた列車事故と天王寺車掌区の位置関係や
職域関係を考えると、こちらで例えれば、
広島支社管内の列車事故に対する米子車掌区の
様な感覚に似ています。時間距離感覚では関西圏は
近く感じるのですが、職域感覚ではそうなります。
起きた重大事故に対する問題意識や関心は強く起きると
思いますが、やはりボウリング大会はしているかもしれません。
その体質が悪いと言われればそれまでなのですが、
JRというひとつの会社であっても、職制・職域など
その命令系統や体制は、各支社の各職場ごとに構築されて
います。本社や他支社からの要請があれば即対応はします。
阪神大震災の時がそうでした。米子からも多くの人が
随分の期間行きました。

職場に向かった職員、この場合、職場の係長に連絡をとり、
判断を仰ぎ勤務に向かっています。これは正しいと思います。
心情的には残って救出作業を手伝いたいですが、
勤務地の職務も、緻密に決められた要員体性で計画されており、
その職務に影響が出ることが予想されます。(講演会出席の
職員の場合は別)そちらの列車運行に支障が出て、何かあった
としたら今頃マスコミは、そのことに対しては
どう言ってたでしょうか。
消防組織や警察、自衛隊などの指揮命令系統がシッカリした
組織の方は分かると思います。
大変な事態が起これば、冷静に組織活動の中で職務を全うする
必要があります。
自分の職務の中で責任を全うする事が、鉄道員としての
責任ある行動だと思います。



2005年05月03日(火) なつかしの映画

昨日、BS2で「ドラゴン危機一髪」という
なつかし〜い映画、あのブルース・リーの映画が
やってました。
思わず見入ってしまいましたね。
改めてみてみると、今頃の映画に比べると
画の撮り方も音楽も程度が低くて
昔のアクション映画はこのレベルだったんだなぁ〜
と思ったりもしましたが、
でもいいんです。
ブルース・リーだから。
私が格闘技に興味を持ったのは
確実にこの人の映画とマンガの「空手バカ一代」
そのお陰で今があるんです。
来週は「ドラゴンへの道」。
この映画の後にアクションスターに上がっていく
チャック・ノリスとの格闘シーンやダブルヌンチャクは
当時よく真似をして、シコタマ後頭部を打ち付けて
モガキ苦しんだもんです。
懐かしいなぁ〜



2005年05月02日(月) 専門性とプロ意識

アメリカからのメールで、むこうでも
尼崎の鉄道事故がトップ扱いで報道され
「90秒のために死のギャンブル」扱いの
論調が広まっているとか。
アメリカでもヨーロッパでも、日本のダイヤの
正確さはクレージー並みのものだとよく言われます。
あちらでは10分20分の遅れはざらで、
アメリカの鉄道なんて、大陸横断の一部優等列車
を除けばムチャクチャ。
線路なんかも肉眼で曲がっているのが分かるほどですが
真っ直ぐに敷けるので脱線しないんでしょう。
私は乗ったことは無いのですが、知り合いの話では
最低の乗り心地だそうです。
今回の事故をテレビで見ながら思うのは、
事故原因には利益追求・私鉄との競争とか、
行き過ぎの労務管理だとか、様々な事が言われており、
そのいくつかの要素が絡んだ複合的な原因によって
事故が起きたのでしょうが、アメリカなどの
ムチャクチャな線路の鉄道との比較で考えると、
大切なものを失ってきていると感じます。
鉄道マンの専門性とプロ意識、「鉄道屋」の誇り。
私がかつて勤めていた頃の先輩たちからは明らかに
感じてました。
あの鉄道魂が薄れた事が何よりの原因だと私は思います。
何故失われてきているのか、それをちゃんと考えておかなければ
いくら設備を良くしても、厳しい安全指導をしても
ヒューマン・エラーは無くならないと思います。
専門性とプロ意識、他の仕事においても大切な事だと思います。


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ひげのお兄さん