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やっとでた 試験結果発表の朝だ パソコンの画面に あなたは「合格です」の文字が刻まれていた どんなことであれ 「合格」のこの文字はうれしいものだ いくつになっても 「合格」の言葉を聞くのはうれしいものだ ほどよい風がふいていて 今日はほんとうに気持ちよい朝 うれしいなぁ・・・が 運んでくる”朝”を もっと増やしていこうとおもう朝 アマチュア無線三級合格 自分から自分への【よくやったね おめでとう♪】
忘れてしまった記憶をたどれば あの日の朝にいきついた そのことを呼び覚ましてくれたのは ほかでもない「あの娘」 一通のメールが”チリリ〜ン”と届いた 「命をどうもありがとう」 今日という日はあなたの記念日ですよ♪ そうなんだ・・・・ いつも繰り返されてきたこの記念日は 考えてみれば「三人」にとっての記念日なんだね♪ そういう風に感謝をされると なんだか心がすかっと晴れた 生まれてきてうれしいよ♪ いつだっかのメッセージである そういう気持ちを持ち合わせた娘に育ってくれた その事実が無性にうれいい朝である 新しい朝がやってきたのだ わたしはそうおもうと 58年の人生のおもいがズッシリと感じられ いきる勇気へとつながりました こちらこそ 生まれてくれてほんとうに”ありがとう!”
帰り道夕焼けが広がった 六甲山の東の端っこを引っ張るかのように広がった 小鳥の群れが吸い込まれるように飛んでいく ここで 幼い頃にもどったら 土手沿いに歩いているわたしがいた 西方寺の鐘がぼぉ~んと鳴った 夕焼けにはおもい出がいっぱいある 思い出すことが多ければおおいほど 私は幸せな気持ちにつつまれていく たまにほんの一握り 悲しいい色に染まる想い出もあるけれど 夕焼けをみた帰り道 父の笑顔がおもいだされた まっかなスイカが大すきだった 父の笑顔がうかんできえた だからスーパーでまっかなスイカを半分買った 父に供えていただきました 笑顔も一緒にいただきました きっと明日はいい日になるよ♪
帰り道偶然顔なじみのおばさんに出会った 子育ての真っ盛りにすぐ横に住んでいたおばさんである 私もかなり年をとったけれど、目の前に立つおばさんは すっかり初老の風格がにじみ出ていた それでもほっとしたのは背筋がピンっと伸びてたことだ 背中がまぁるくなって杖でもついている姿であれば わたしはちょっと心が痛んだであろうから 手押し車の中には、夕餉の仕度が入っているのだろうか 帰りをまつおじさんのかすかな笑顔までもが感じられるようで わたしはこころがすこし暖かくなりました 数分間の会話だけでわかれたけれど、別れ際におばさんは 「いつでもグチをこぼしにおいでよ!」といった さほどなかよしというわけでもなかったのに 通りすがりに”あらっ”っと振り向いてくれ また遊びにこい!とまでいってくれた 素直に生きてきたからだろうか それとも私の横顔がほんの少しくたびれて寂しげに写ったのであろうか・・・ でも、そのうちおばさんの好物を携えてわたしは話しにいくかもしれない おばさん!元気!ってね 素直であればきっといいことがあるんだね そうおもわれる夕暮れ時、西の空が茜色でした 今日もほんとうにいい日でしたよ♪
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