長いお別れ
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2006年03月28日(火)

偽者の幸せにしがみついている私。
偽者の幸せでも失いたくない。
でも偽者はいつか偽者と気づく。
その時私は全てを振払って上を目指す事ができるだろうか。


2006年03月24日(金)

薬が届いた。ほっとした。
4年前じゃ考えられなかった薬を郵送してもらえるなんて。
先生に2週間以上会わなくてもいいなんて。
それだけ見た目には落ち着いているってことなんだろう。
でも中身は何も変わっていない。
どんどん酷くなっている気がする。
他人が怖い。
それは当たり前の感情なんだろうけど、皆が私に悪意を持っているように思える。
人は異質なものに敏感だから。そして今の私は同年代の人から見れば異質だから。
逃げてはいけないと思うのにじりじりと足は後退していく。
このままでは本当に社会に復帰できなくなる。
初めて孤独が怖いと思った。からっぽの心でどこまで行くの?


2006年03月23日(木)

どうしても起きあがれそうになかったので薬は郵送してもらうことにした。
明日中には届くらしいので少し気が楽になった。
薬が切れそうになるとそれが土日だと怖くなって金曜に貰いに行くのだけれど。
今回は本当に辛くて申し訳ないけど郵送してもらった。
来月にはちゃんと受診して見てもらおうと思う。

こんなに落ち込んだのは離婚して以来初めてだ。
考えても仕方ない事を反芻してどんどん落ち込んでゆく。


2006年03月21日(火)

私はまだ何かから逃げようとしている。
それが何なのかわからないけれど、逃げ出す準備をしている。
誰の命令でもなく誰の心も斟酌せず逃げ切ろうとしている。
この不公平な運命から?
自分でまいた種を摘む事もしないで?
矛盾。後悔。焦燥。葛藤。
目に見えない事に振り回される心。
常識を押し付けられて逃げまどう心。
本当は座り込んでわんわん泣きたい。
だけど泣き止むのは自分ですること。
誰かの手を借りてもその人を傷つけるだけ。
思い出に繋がるものは何一つ残していないのに、この心が性懲りもなく思い出す。
思い出と語りあったって何の役にも立たないのに。
春を感じ桜咲くこの季節に置いていかれるのが怖い。
今、ここにいる事がすでに神様から与えられた奇蹟なのだとしたら、私は何をすればいいんだろう。
この夜空の先にあるものは夜明け。それはいつも変わらない。
諦められない、幸せになる事を。諦められない、それは悪い事?
ずっとしまいこんでいた情熱を放つのは、いつ。


2006年03月17日(金)

果てしない空の下問いかける。
どこまで歩いていけばいい?
後悔繰り返しながらどこまで。
他の人を理解する事は難しい。
自分の事も見失いそうなのに。
本当に欲しいもの手に入れるのはいつ?
でもその為に大切なものを失う事はできない。
いつも曖昧な私の存在が認められる場所はどこ?
想像する事も難しい未来。そこにあるのだろうか。
明日を恐れず生きていくしかない。
骨を噛むような冷たい風にも孤独にもいつかは慣れるだろう。
きっと。


2006年03月08日(水)

この星に産まれ落ちて沢山の人に会いました。
あの人が呼ぶのなら躊躇わずついてゆこう。
両手一杯の花を持ってあなたに会いにきたんだと告げよう。


2006年03月06日(月)

昨日、2日分の薬を一気に飲んだ。たいした量じゃない。
それでも3時間しか眠れなかった。
眠れてるんだからいいんじゃないかと思う人が多いと思う。
でも寝た気がしないし寝返りを打ってないようで体中ががちがちだ。
夢の内容は思い出せないのに目を開けて閉じたら涙がすーっと流れた。
辛くて辛くてわんわん泣いた。そんな事をしたって誰も助けに来ちゃくれないよ。
もういい歳したおばさんなんだから。
諦め切った顔で歩いてたら所謂「変質者」に近い人に声をかけられる。
もちろん口も聞かず顔を見ず振払うけど。
この世は弱肉強食だからきっと今の私は弱点が丸見えなんだろうな。
もっと武装しなきゃ。盾を剣を両手に持って。
使う時を間違えないようにしなければ、今この手にあるひと粒の砂金までもなくしてしまう。
考えたくはないけど考えてしまう、考えたくないけど。


志乃 |MAIL

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