カタルシス
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2005年06月30日(木)  R-18 

ネットオークションで落札した『8mm』のDVDが届きました

ノーマンがちょこっとだけ出ているんですが 本当にちょこっとなのでレンタルして「アレ」しときゃイイかな〜?とか思っていたところ 結構お値打ちで出て来たので最低価格で入札→落とせちゃった というね(苦笑)
送料込みで790円でした かんたん決済の手数料が198円だったので トータルで988円? まま範囲内でしょう

意外と思われ勝ちですが未見です そしてまたホアキンだよ… ケイジも顔自体は苦手系なんで今まで手を出していませんでした 後味悪い内容だって聞いているので その辺も気分に関係してるかも

有名作で言ったら『ミミック』もまだ見てません 自分 虫がダメなんでかなり難関 ノーマン数秒しか出ないって知ってるし…○| ̄|_
でもアレですよ 人気作品らしくて中古でも結構値が落ちてないの どうせならVHSよりDVDで欲しいし チャプター選んで見られるじゃん?(^^;)ゞ

あとは『TABOO』も全編は見てないです DVD持ってるけど 何か内容にあんま興味湧かないしさ
ノーマンのシーンだけは見ました 熟年マダムの愛人役です 若くて可愛い遊び相手(笑)キャワユイ!

国内版で見てないのはこの3作と『ミッシング・ハイウェイ』だけですね これも入手はできているし見る気あるので そのうち見ようと思います ジョナサン・リース・マイヤーズと共演なんです ちゃんと絡んでるんです 

…見ねば!!
 

『R-18』H∧L

 


2005年06月29日(水)  ヴォリューム 上げてもっと 

グルタミンライブ in 下北沢MOSAiC

ちょちょちょ! 年末頃公開の映画にグルの曲が使われるらしいよ!
挿入歌じゃなくてエンディングだって!わおー!!
『高速ロケンロー』より1曲 (こそっと訊いたら『ロマンティック』だってv ボソボソ…)

監督とか脚本はちゃんとした人とのことですが その他の細々したスタッフは専門学校生で担うらしいので インディーズフィルムとか ミニシアター単館上映とかだと思いますが

ぶっちゃけそんなんどうでもいい 単純に楽しみです♪
 

『ロマンティック』グルタミン

 


2005年06月28日(火)  灰色ベイビー 

渋谷LushにてBahaha orchestraのライブ

初めて行く場所だったので心持ち早めに動いていたんですが
案の定迷いました…○| ̄|_

つか あんな看板見えるか!! 作り直すべきだ 今すぐ作り直せ!!

ギリギリ到着っぽい友人に目印になるものを細かく説明して「健闘を祈る!」とメールしておいた ほどなく出演予定の時間が来たのでB1Fの会場に入ります

で ですね 見た感じはそう悪い箱じゃなかったですが PAさんが良くなかったというか Bahahaには合ってなかったんでしょうねぇ… 音が酷かったです 音色じゃなくて音のバランスがね

あんなに何度もPAに合図を送るBahahaを初めて見ました 挙げ句の果てにはマイク通して口で訴えること2回 ありゃ見てても切なかったよ(苦笑)歌いながら首を傾げる春山さんとか あらぬ方向に一生懸命目くばせしながらピアノ弾いてる櫻井さん

でもセットリストはいい感じでした 久しぶりに『大航海時代』聴いたし『砂の空』の夏バージョン(←勝手に命名)もヨカッタ!しっとりガッツリ歌い上げ系の原型も大好きでしたが 軽快で爽やかにアレンジされたこのバージョンも好きになれた 晴れた日に海岸線を風切ってドライブとかしてるときに聴きたい感じ SBの『ダンスを踊ろう』と並ぶイメージ

ああ 夏なんだね

終演後 あまり長居せずに帰るつもりだったので 後片づけにでてきた春山さんに一声かけようとしたら 白いハンチングを後ろかぶりにしててちょっとドキv 似合ってるしやっぱりチェ・ゲバラに似ています(しつこい)
つい本人にも「チェ・ゲバラに似てるって言われたことない?」と訊いてしまったんですが 「…それ誰?」と返されて敢えなく撃沈
ここで引き合いに出すのもなんだけどスーさんは歌詞に使ってるくらいなのに 音楽以外の部分では別次元の人たちなんだなぁと痛感しました スプリングベルって面白い2人組だったんだな(笑)

そんなに長話をすることもなく退散して 友人と2人でごはんして帰りました

しつこいようですが ⇒●チェ・ゲバラ(笑)
 

『灰色ベイビー』POWDER


 


2005年06月27日(月)  月とキャベツ 

絵本作家の長新太氏の訃報を聞いた

特別思い入れがある作家ではなかったけれど『ろくべえ待ってろよ』とか『コルプスせんせいとかばくん』なんて作品の挿絵がポッと頭に浮かんで 消えた

物心がつく前から絵本が好きで ついてからも好きで 図書館でバイトをしていた時は 絵本の配架に行く度に何かしら引っぱり出して眺めていたもんだった

子供の頃にはそのサイケデリックな配色に怖さすら感じていた長氏のイラストも 大人になった目で見るとその個性が面白いなと思えてくる 同じ人間が同じ絵を見ているのに不思議

ご冥福をお祈りします

⇒●長新太(ウィキペディア)
 

『月とキャベツ』1996年/日本

 


2005年06月26日(日)  モノクロの夢を見た 

昼に新宿で友人と待ち合わせて『ダニー・ザ・ドッグ』を鑑賞

ジェット・リーこと李連杰氏主演のフランス・アメリカ映画です でも舞台はイギリス(何で?)

幼い頃から闘うことだけを教え込まれて犬のような扱いを受けてきた青年が 盲目のピアニストと出会ってその人生を新たに見いだす というのが大筋のお話です …青年つか 撮影当時41歳なんですが(^^;)

犬役が連杰で盲目のピアニストがモーガン・フリーマン

二年前の『英雄-HIRO-』のクランクインと同じくらいのタイミングで“モーガンとの共演が決まった”という話だけは耳にしていたんですが 一向に具体的な噂が流れて来ませんで それが突如として今から1年前くらいにリュック・ベッソン製作の新作がWEB上で公開され(当然ながら仏サイト)

タイトル:『Danny the Dog』
出演:Jet Lee / Morgan Freeman

あ!例のアレか?! てのが自分の中での経緯です

そんな待ちに待った作品を 香港電影迷朋友である友人と一緒に観てきたわけなんですが 「犬」なだけにアクションが荒々しくて猛進的 殴り系が多くて武術好きにはちょっと欲求昇華しきれない部分がありましたが ぶっちゃけ今回はアクションそのものよりも 連杰のあどけない演技がツボ入りました

何じゃこの可愛らしい41は!! ありえない 普通ありえないこの事実 でも観ていて悶えるくらいに可愛かっ…
○| ̄|_ ゴボゴボ(吐血)

リュック・ベッソン 解ってるなアンタ! 亜州巨星の正しい使い方が!!
グッジョブです (≧∀≦)b☆

あらすじ
*****
5歳の時に誘拐され、悪徳高利貸しのバートによって番犬、そして闘犬になるべく育てられた男ダニー。常に首輪をはめられ、脅迫兼戦闘要員として借金の取り立てと闘いに明け暮れる日々。感情さえも無くしたダニーが唯一興味を示したものがピアノだった。そんなある日、ダニーは取り立てに向かった先で一台のピアノに遭遇する。そしてピアノに心奪われているダニーに、盲目のピアノ調律師サムが話しかけてくる。サムは戸惑うダニーに優しく接し、鍵盤の叩き方を教え、調律の手伝いをさせる。やがて2人は少しずつ心を通わせていくのだが…。(allcinema ONLINEより)
*****


それでも気になる部分チラホラ

物語の鍵になっているピアノ曲なんですが 「ピアノソナタ第11番イ長調 K.331 第1楽章」 これ そんなに難しい曲じゃないと思うのですが… なんか自分 習ったことあったような気ぃすんですけどね(苦笑)「最高に美しい曲よ!」とヴィクトリア(サムの娘)は言ってますが そうですか? いや 天下のアマデウス作品なのでスゴくないとは言いませんが 天才的なピアニストが弾く曲としては ちょっと幼な過ぎるんではないかと… 思ってみたりなんか しちゃったりして(^^;)ゞ

5歳のときから番犬として育てられたらしいダニーさんの 師匠は誰? 一体誰が彼をあそこまで強くしたのか!どう見てもバートおじさんにそんな能力はない! それにあんな食事で闘う体ができるか!っつーの(苦笑)生肉とかでいいから野性味だしつつもスタミナつくもん食わせてください

頼むよリュック…(^_^;)

連杰好きだし新作も面白かったけど やっぱりアタシは黄飛鴻時代の香港功夫が好きだなぁ〜
 
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帰宅して『dot the i』鑑賞

ガエル・ガルシア・ベルナル主演の イギリス・スペイン作品

サスペンス系となっていましたが初めは全然そんな感じがしてなくて「どの辺がサスペンスなんだ?」と思って見ていました 中盤を越すまでは男女3人の ありがちな三角関係が危ういバランスで進んでいくのですが その間間に“第三者の視線”のようなカットが所々にカットインしてきて それだけが唯一「サスペンス?」と感じさせるものでした

が! しかし!!

後半の急展開は見事! ちゃんとサスペンスでした!!

間間に割り込んでいた“第三者の視線”は 意味不明のカットが意味を持ち 解って見ていたつもりのカットが別の意味を持っていたことが明かされます 組み替えパズルがカチカチはまっていく感じで 最終的には

…はぁあ スゴイ 見事 面白かった!

実は中盤に差し掛かるまで「評価高い作品だけど結局ガエル人気で引き上げたもんじゃないのー?」とか タカくくって見てました 見くびってました ごめんなさい

いやホント ガエルくん知らなくても全然楽しめます 作品自体が良くできているのでオススメです ヒロインの婚約者役に『マスター・アンド・コマンダー』のジェームズ・ダーシーが出ています 背高いです(唐突)

あらすじ
*****
ロンドンに暮らす美しいスペイン人美女カルメンは、郊外の邸宅で優雅な生活を送る優しい恋人バーナビーにプロポーズされ、これを受け入れる。幸せを噛みしめるカルメンは、ある夜女友達だけで独身最後のパーティ(=ヘン・ナイト・パーティ)を開いた。そして、パーティの決まりに従い、その場にいる一番セクシーな男性とキスすることになった彼女は、ビデオカメラを手にした青年キットを選ぶ。ゲーム気分の気楽なキスのはずが、唇を重ねた瞬間、彼女はキットこそ運命の男だと確信してしまう。やがて、何かに導かれるように再会する2人だったが…。(allcinema ONLINEより)
*****


最後の十数分でビックリあんぐりすること必至です!

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つづけて『ヴィレッジ』鑑賞

えーと M.ナイト・シャマラン監督作なので ろくでもないオチとかを心配していたんですが これがなかなか面白くて「やるじゃんシャマラン監督!」とか思っていたら 実は裁判になったら勝てないくらいの盗作疑惑があるらしく それを知ったと同時に「なんだ またか〜」と苦笑い

そんなんばっか続けていて大丈夫なんだかね? 黙って使わないで正式に「リメイク」とか「リスペクト」とかにすりゃイイじゃん いくら知られてなさそうな作品だったとしても 世界のどこかには元になった作品を見た人読んだ人はいるもんだし 何よりも世に出した本人が存命中の場合黙ってるわけねーじゃんよ って話

結構面白いと思ったのに興冷めするのでやめてくださいホントc-(-_-;)

出演はホアキン・フェニックス エイドリアン・ブロディ ウィリアム・ハート シガーニー・ウィーヴァーと なかなかに豪華面子 個人的にはマイケル・ピットにも反応しました(『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『ドリーマーズ』)

盲目の女の子アイヴィー役のブライス・ダラス・ハワードって女優さんはロン・ハワード監督(『24』TVシリーズ『ダヴィンチ・コード』)の娘だそうです じいちゃんもばあちゃんも叔父さんも俳優 サラブレッドってやつですね クール系で可愛い女の子でしたよ ちょっと男の子っぽい顔立ちしてたけど嫌いな顔じゃない 1981年生まれだって 若! 若いだけあってか全然「盲目」に見えなかったのが気にはなりましたが(視線がね 合っちゃってるんだもん それにあんな走り方しねーよ見えない人 『LOVERS』のチャン・ツイィーもダメダメだったけど それ以上にダメだ…/苦笑) これからに期待ということで!

ルシアス役のホアキンはリバー・フェニックスの弟 リバー健在の頃から思ってますが ホント全然似てねー兄弟だよ(苦笑)リバーは好きだったけどホアキンの顔は苦手系 完全好みでもの言ってます ごめんー(^^;)ゞ

そして今回はエイドリアン・ブロディの演技が中ではピカ1だったと思います いいねピアニスト!キングコングも頑張れ(笑)
⇒●ブロディくんのインタビュー

役者陣頑張ってます 盗作とか気にしないでみれば話面白いです オチがね 最後が重要よ 最後まで見るとホラーとかサスペンスっつーよりロマンスです 純愛ラブロマンス(笑)

例によってシャマラン監督のちょこっと出演あり  →→ヒント:ガラスに映った顔にご注目☆

さぁ みんなで探してみよう!(笑)
 

『犬の夢』スプリングベル/春山レイ

 


2005年06月25日(土)  家族の肖像 

10:40集合で有楽町マリオンへ 『戦国自衛隊1549』13:30〜の回で座席を確保して まずはランチにでかけました

プランタン奥隣のビルにある『餉餉』って自然食レストラン 有機栽培や天然素材のお料理が常時70種類も揃えられている ヘルシーなビュッフェレストランです

和食メインのメニュー 品揃えはものすごく豊富で 全種類食べ切れませんでした!また行ってリベンジしたい!!
そしてサッパリ調理がほとんどなので動けなくなるくらい食べ過ぎても ちょっと経てばすぐに楽になってしまいます 食べても食べてももたれることがありません お店は明るくスタイリッシュ 女性客が好みそうなオサレな雰囲気で 全くもってエクセレントなランチタイムでした〜v

映画館に戻るまでに プランタンでお仕事バッグを衝動買い INZで香水を衝動買い 友人に芝居のチケット代21000円を支払ったばっかりだったので 映画館に戻った頃にはパンフレットすら買えない財布の中身になっていました(小学生以下だったよ!/汗)

映画観賞後はお茶の前にお金おろさせてもらって 晴海通り沿い三越の喫茶店で 次の予定がある友人が時間になるまで くつろぎタイム 時間になったらサクっと解散



そんな訳で『戦国自衛隊1549』を鑑賞

感想


やればデキるじゃん邦画!!


いやー 普通に面白かったです 2時間の枠内に納める都合上 せかせかした展開なのにはこの際目をつぶります 慌ただしいなりに設定頑張ってたと思うな

初作の方も何度か見ているハズなんですが 何分子供の頃の話なので大筋どころかサッパリ覚えとりませんで(苦笑) でも今回はわけが解って見ているだけに感心したり笑えたり 思いの外楽しむことができました

詳しく書くとネタバレになっちゃうので伏せておきますが 注目すべきはタイムスリップしてしまった1部隊と入れ違いに現代に飛ばされて来た戦国武将の飯沼七兵衛 を演じている北村一輝ね このお侍が1度現代人の格好で主人公鹿島(江口洋介)の前に現れるんですが 洋服がめっちゃ似合わねーの(爆笑) 現代劇での北村氏を知っているとより一層笑える&感心できると思います 別人です 見事なまでにお侍然として見えます 昔から割舌のわざとらしさが気になる俳優さんなんですが そこを差し引いてもあの“雰囲気演技”は見物だったと思います
あとはね 生瀬勝久が最後までシリアスな役柄だったのが新鮮でした カッコ良かったよナマセー! そうだそうだ 最近コミカルな役ばっかりで忘れがちだったけど 名優と呼べる俳優だったんだ 今回痛烈にそのことを思い出しました 思わず唸ってしまうような職人芸に弱いアタシです

歴史ちょっとでも解ってると 笑えたり手を打ちたくなったりする部分が端々に出てきます 信長の背景くらいは解ってから見た方が面白いかと思います

ま 初作同様 荒唐無稽な歴史の筋書きができあがってしまうお話ですが そこはホレ 作り物の映画の世界なので 各自上手にトリップして見てください(笑)


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家に戻って『家族のかたち』鑑賞

ハリポタ2の幽霊女生徒マートルを演じたシャーリー・ヘンダーソンが健気なシングルマザー役をしています その元夫と現在の恋人が彼女をめぐってドタバタな問題を起こしてく って内容
でもあっさりコメディとするには ちょっと本人達がシリアス過ぎる感じがあります

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 イギリス、ノッティンガム。優しいがちょっと気弱なデックは、恋人シャーリーと幸せな日々を送っていた。彼女の連れの娘マーリーンにも好かれており、3人で楽しい家庭を築こうと考えている。そしてある日、彼はシャーリーが出演していたテレビの公開番組に突然登場し彼女にプロポーズするのだった。ところが動揺した彼女は、思わず“ノー”と答えてしまう。偶然その番組を見ていたシャーリーの元夫ジミーは、これを復縁の機とみてノッティンガムに戻ってくる。元夫との思わぬ再会に心乱れるシャーリーを見て、デックは彼女の中に元夫への愛がまだ残っていることを悟ってしまうのだが…。(allcinema ONLINEより)
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恋人デックがリスで 元夫ジミーがロバカーです それぞれウェールズ人とスコティッシュの役で実際の経歴とかぶってます つか そんな役ばっかりやんアンタら(^^;)

ジミーのキャラはあんなもんだと予想できてましたが デックの方がもうちょっと芯のある人物だろうと思っていたのでちょっと拍子抜け 卑屈だし割と感情的だし意気地なさ過ぎます(苦笑) 子供との相性がいいのは解るけど あれのどこに惚れたらいいのか困っちゃうよ 教えてよシャーリー

シャーリーの一人娘マーリーンはデックが大好き ともすれば恋してるんじゃないかと思うくらい一途です きっと父親不在の間に寂しい思いをいっぱいしたんでしょうねぇ 連れ子の自分を厭うことなく愛してくれる母の恋人を実際の父親以上に思っている感じです
デックの方も恋人のシャーリー抜きでもマーリーンのことを可愛がってよく相手をしているし 彼女のことを「My Sweet」とか「Darling」とかって呼ぶんですよー かーわいいーったらもう!リスがあんな甘く語る映画 他で見たことなかったので(『ジャニスのOL日記』が惜しい程度?)あの彼の低音で囁かれる愛情たっぷりの台詞が かゆいくらいに可愛らしかったです

リス・エヴァンス氏 普段はイッちゃった役柄が多いので結構甲高い声で喋る人なんですが 実は今回のデックみたいな低音が素の声なのかも知れません 何しろ体の全てがおっきな人ですからねぇ 構造上はその方が自然だし(苦笑)

そしてジミーの方は絵に描いたようなダメ亭主 野性味があって独特の雰囲気が魅惑的で女性にはモテるタイプの男性なんですが 基本的にチャランポランで大人としての責任感は欠落してる感じ  なんかロバカーお得意の人物像変わり映えしないなーと思いつつ 似合っているので全て良し とか納得できてしまう人 そんな粗野にでもならなきゃ やたらめったら華奢に見えてしまうので仕方ないのかも(^^;) もっとも相手役がマートル(違うから)ならそれでも大丈夫だった気がしますが あの人小さ過ぎ 見た目幼な過ぎですから 顔だけ老けててちょっと不気味よ(苦笑)

彼女 声もおもちゃみたいな声してるけど 特典映像のインタビューを見たら普通のトーンで喋っていたのであの声が「作り声」なんだと発覚しました
なんだか興ざめ〜ぇ(地声なんだと思ってましたよー!)

お約束的ファミリードラマと英国的シニカルコメディがOKな人は見てて笑えると思います あとは役者が好きか英国の田舎町が好きか どっちにも当てはまらない人にはオススメできまへん 多分退屈しちゃう(苦笑)リスがチョコチョコ単発ギャグ飛ばして頑張ってますけどね(^^;)

『家族の肖像』1974年/イタリア・フランス

 
 


2005年06月24日(金)  終わらない映画 

行きつけのTSUTAYAにて今日から3日間 会員半額レンタルデーだったので仕事帰りにフラリと立ち寄り

妹に何か借りたいものがあるかメールで訊いてみたところ『秘書』と返ってきました ひしょ?何ソレどんな映画よ???

とりあえず自分が見たかった数作品を確保して そのうち3枚くらいに枚数を絞ります 見たいもん全部借りてたら見切れなくなりそうなんで…(苦笑)

結局最後に残したのは
リス・エヴァンズとロバート・カーライルが一度に楽しめる『家族のかたち』(劇場行こうとしたら「昨日までで終了です」と言われた曰くつきの作品 ←オロカ者) ⇒●ついでにオロカな日の日記

ガエルくん主演で作品評価が特に高い『dot the i(ドット・ジ・アイ)』

某知人に奨められて見る気になった『ヴィレッジ』
M.ナイト・シャマラン監督の作品ですが 配給元であるブエナビスタのサイトからは存在を消去されているみたいです(苦笑)多分理由はこれじゃないかな ⇒●エイガ・ドッコ・コム「ニュース&噂」

以上の3本をレンタル!いぇ!
妹のリクエストは見つけたものの全て貸出中でした 人気のある作品なんだー ほへー 作品自体を全然知りませんでしたよ 妹は私以上のマニアです(断言&強調)
⇒●『秘書/セクレタリー』

実は土日とも劇場映画を観に行く約束があるんですが DVDも見れたら見たい 何やら映画モードの週末です
 

『終わらない映画』ゆず

 


2005年06月23日(木)  アジアン・ビート 

今日はちょっと即までお仕事 連絡してみたら妹と合流できそうだったので 新宿で落ち合ってゴハンして帰りました
歌舞伎町の「台南担仔麺(タイナンターミー)」って台湾屋台料理のチェーン店で

海鮮炒米粉(海鮮焼きビーフン)を真っ先に注文する2人

自家製ビーフンも美味いにゃ美味かったんですが 結局自分家の味になっちゃうじゃないですか バター風味が望めなくてもせめて外で“美味しい焼きビーフン”が食べたい そんな理由からの選択でした

後は「肉丸(豚肉、竹の子の台湾もち包み)」と飲み物を頼んで 運ばれてきた量を見たら余裕がありそうだったので 追加で「温湯炒飯(スープでいただくチャーハン)」をオーダーしました

みんな美味しかったけど中で1番ヒットだったのは「温湯炒飯」! 何かあれだけ食べたかったビーフンが色褪せましたよ
チャーハンなのにスープに浸してあんのってどうなの?とか思っていた自分の浅はかを反省します フツーにとっても美味しかったです(どっちやねん)

⇒●台南担仔麺  ⇒メニューはこちら


やっぱ台湾・香港の屋台グルメは口に合うな〜(庶民派)
 

『アジアン・ビート(台湾編)シャドー・オブ・ノクターン』1991年/日本・台湾

 


2005年06月22日(水)  憧れの君よ 

拍手で2人 直メールで1人 憧れ映画サイトの管理人さんからメッセージをいただいた 死ぬほどびっくりしまつた…

掲示板で返信なんて恐れ多くてできなかったので それぞれへ個別レスさせていただきました

嬉しいけど心臓に悪い… ハァハァ(動悸)
 

『憧れの君よ』1938年/フランス

 


2005年06月21日(火)  犬の生活 

仕事が早めに引けたので新宿のチケットセンターを巡り映画の前売券を安価で購入

『戦国自衛隊1549』
『ダニー・ザ・ドッグ』

の2本だったんですが ダニーの方は980円で普通仕様のチケットが売られている店舗があってビックリー

この作品は前売りの定価が1500円なので 一般的なチケセン売価としては1490〜1470円がせいぜいなんですけど…

980円て 安過ぎねーですかい?!

「…劇場指定とかはないですか?」
「どこでも見られますよ〜」
「980円でいいの?」
「当店ではその価格でお売りさせていただいてます〜」

迷う理由がありません

自分の分だけ買うつもりでしたが一緒に行く予定の友人にも慌てて連絡して 彼女の分も確保することになりました

だって安いんですものー(^^;)  ちなみに『戦国〜』の方は1470円で配給会社の複合チケットでした(指定の数作品に共通で使える券)
 

『犬の生活』1918年/アメリカ

 


2005年06月20日(月)  アビエイター 

17日の夜 パーティ会場に不法侵入した女性にビール瓶のようなもので頭を殴られて何針も縫ったという

レオナルド・ディカプリオ

のニュースを朝から聞いた ちょっと笑ろた ファンの人ごめん(苦笑)
まだ正式な被害届けを出していないそうだけど 訳アリですかレオ様?
 

『アビエイター』2004年/アメリカ


2005年06月19日(日)  六本木フェイク 

毎年恒例沖田総司忌DAY

10時からの読経とお焼香をすっ飛ばして 11時チョイ過ぎくらいを目安にお寺さん入り 六本木からテレ朝通りを進むとそれらしい人たちとすれ違って 今年の「入り」が察せられます 主宰の某雑誌編集者さんや某作家さんも人の波に混じっていて ああまだご健在なんだ〜と一人含み笑いなどをし(苦笑)

この毎年の法要はその編集者さんが個人で何とかしてくれているに近い状態なので 彼に何かあったらその後どうなってしまうかちょっと心配です 後継者作ってるといいけどな(その前に本人の健康長寿を願え)

通い出してそろそろ10年くらいになりますが 法要の後の講演会やさらにその後の懇親会(平たく言えば飲み会)に正規の参加費を払って参加していたのは初めの2〜3回だけで その後は講演会の講師に話を聞きたい人がいた場合だけこっそり会場に紛れ込み(入場ノーチェックだし毎年会場同じなんで)懇親会は完全無視して仲間内の飲み会に突入とかしてました ここ数年はそれすらもせずに墓石に手を合わせてお昼食べて帰宅みたいな 何しに行ってるんだか解らんような状態になっていますが それでも毎年この日になると暑い中ブーブー文句たれながらお墓参りしに行っちゃうんですよね 何だろねこの因果は

一昨年辺りこの法要に友好的だったお寺の住職さんが他界されて それまで一日開門されていた墓所が半日で閉門されてしまうようになりました 当然ですが普段は錠が下りているので 檀家やご遺族の方がお寺さんを通して入る場合しか開門は認められていません 柵を乗り越えれば入れないこともないですが バッチリ不法侵入なので見つかったら捕まります

そんな訳でタイムリミットは基本正午 昼を過ぎても人の列があるようならお寺の方の判断で閉門を延ばしてくれますが その場合いつ何時閉められても文句は言えません

墓参に来るはずの友人を待ちながら珍しく読書 まぁ 私もたまには読んだりするんです 木陰で日傘をさして立ち読みでしたけどね(苦笑)

正午を過ぎても列がなくならなかったので門はまだ開いており 遅れて到着した友人も何とか墓所参りに間に合いました その後ダメ元で境内を覗いてみると焼香の台がまだ出されたままだったので 消えかかっていた火種にパラパラと香片を降りかけて再び細煙を立ち上らせます
2人並んで手を合わせていたら後ろから声をかけられて

「そろそろ列はなくなったかしら?」と訊かれました 先代ご住職のお内儀さんです

「そうですね もうあと数人でおしまいだと思いますよ」と答えたら 何故かそこから世間話に突入してしまいました(苦笑)どうやら誰かに愚痴を聞いてもらいたかったみたいです

法要の主催者が大昔から口を酸っぱくして「するな」と言っている“寺院への直接問い合わせ”をする人が急に増えて困っているのだそうです それも皆揃いも揃って中高年以上の人だそうです

「大河ドラマの影響なんでしょうねぇ どこから情報を仕入れるのか解りませんが電話がかかってくるんですよ それも前置きが長くてなかなか本題に入ってくださらないので こちらはもうイライラしちゃいましてね」

ひぃいいい! そんな無礼者がおるとですか?!!

友人と2人 慌てて頭を下げて謝ると
「あなた方くらいの方はむしろ良いんですよ わきまえてくださっているので」
とにこやかに返されて ちょっぴり救われました

それにしてもこまった輩がいたものだ… お寺側の機嫌を損ねたら墓参り自体できなくなるというのに その程度の想像力がないのか?!

そのまま流れでお話をさせていただき 今日が沖田家の法事でもあったことを知りました(読経から来てりゃわかったんでしょうけど/苦笑)
「今日は沖田さん家の三回忌だったんですよ」
「三? え 失礼ですがどなたの…」
「先代の沖田勝良さんです 今は息子の整司さんが家主でいらっしゃいます」
「え!勝良さん亡くなられたんですか?!」

知らなかった!

帰るつもりだったところを墓所に引き返し 墓石に彫られた俗名を頼りに総司ではないお墓に手を合わせて来ました ほんの少しですが面識のあった老公だったので鬼籍に入られたことを丸2年も知らず申し訳なく思いました
遅ればせですがご冥福をお祈り致しますです〜〜〜(><)""


その後 テレ朝通りにある北京料理のお店でお昼を食べて(3個入りの水餃子が1皿100円で超お得!割と本場な味でした ←香り強め)解散

その後 友人は『郡上おどりin青山』に向かうべく外苑前へ移動し 私は早めに帰って祖母を囲む団らんに加わることになりました

日中妹がビーフンとその材料になるものを買っていて 夕飯は何故か私がビーフンを作ることに… ちょっと前に話題にしたHABのビーフンは他の店舗のメニューからも消えてしまっていたそうで あの半端に洋風アレンジされたビーフンをこよなく愛していた妹は「わざわざHABに行く必要性はなくなったな!」と半ギレしてました 普通ビーフンと言ったらシンガポール風のカレー風味や 中華風のオイスター風味が主流で 日本では塩味も好まれていますが HABで出していたのはバター風味だったのですよ 今にして思えばちょっと珍しかったヨナーと

そんな訳でビーフン欲求が高まっていた妹はとうとう自家で作る道を選んだようでした(だったら自分で作れば?とも若干思いますが)
取りあえず失敗するのが怖かったのでバターはやめて無難に塩風味で作りましたが結構好評で胸をなで下ろしました c-(^^;)
つか 本家で一番大きな皿に こんもり盛りであふれそうな量ってどうなのよ? フライパンじゃ対応できなかったから深鍋で炒めるしかなかったし こぼさないように混ぜるの難しかったヨ!味の濃淡が偏らないか神経使ったヨ!

料理は嫌いじゃないですが 一般的な量で作らせてください… ○| ̄|_
 

『ROPPONGI FAKE 六本木フェイク 傷だらけの天使たち』1997年/日本

 


2005年06月18日(土)  スローダンス 

朝一の回の映画を妹と観に行く予定だったのですが 急遽とりやめになりました 理由は「本家の留守番を頼まれたから」

父は仕事 弟は行方知れず 母は午前中大学(彼女は数年前ここの夜間大学に通って無事卒業しています)で開かれる福祉士のための講演会に行くのだそうで 我々のどちらも掴まらなかった場合は祖母を同伴させて講演会に行く気だったらしいです 祖母は最近ちょっと痴呆の心配をされています

私たちにしてみたら正式な認知症というには症状が軽く「物忘れが激し過ぎる」程度の祖母ですが 毎月様子うかがいに岩手へ赴いている母にしてみたら甘い考え持ってんじゃねーよってトコなのか 実の娘だからなのか どうにも扱いのぞんざいさが気になります

わけの解らない講演会に連れて行かれて何をするでもなく ただ終わるのを待っているだけなんて祖母が可愛そうだし 8割方正常でいる彼女に対してその所業は失礼なんじゃないかと傍目には思う訳です

福祉を学んだ人にしては無神経というか 人格無視に近いじゃないか

さすがに気の毒に思ったので 映画をやめて2人して本家を訪ねたら「あら2人とも来たの?片方で良かったのに」とか言ってくださるし
祖母を目の前にして「2人で出かける予定があったんだよ!」とはもちろん言えないので 大人しく黙っていましたが ちょっとどうなのそれ?と内心ムカっときました

祖母はといえば 自分の家なわけでもないし今ひとつくつろげてない雰囲気で 申し訳なさそうにテーブルについている姿がションボリして見えました 母が出かけてしまうと お茶をすすりながらクロスワードを始めて「頭の体操をしなくちゃボケるからなー」と苦笑いしてる

な なんか切ないよ おばあちゃん!(ノД≦)・。

お昼過ぎ 1時を過ぎたくらいで学校から戻った母に「どっか食べに行く?」と尋ねてみましたがダラダラしてるだけで話がすすまないので 2人してプチキレ
「…帰るね 夜にはまた来るから」と言い残し自宅へ退散 驚くような手際の良さで2時半には家を出て 朝から行くはずだった映画館を目指し一路銀座へ向かいました おかげさまで4時半からの上映に入り込めましたよ

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そんな訳で 銀座シネスイッチにて『大いなる休暇』鑑賞

カナダ映画です でも言葉はフランス語 うぃ

まずはあらすじから
*****
人口わずか125人のサントマリ島。漁業で栄えたのも昔のことで、今やほとんどが失業保健のお世話になっている。そこに降って湧いたプラスチック工場誘致の話。必須条件は島に医者がいることだが、ここは長らく無医島のまま。そこで島民たちは、本土からやってきたドクター・ルイスに島に恋をさせ、定住を決心させるべく一致団結、涙ぐましいウソの数々を繰りだしていく。すべてはみんなの幸せのためだった。そして、何も知らないルイスは次第に島の暮らしに心が傾きだしていくが…(劇場公開フライヤーより)
*****


オッサンしか出てきませんよ(笑) 若くて男前なのはお医者のルイスくらいで 他はのんびり気の良い島の男たちと その奥さん連中がいるくらい 
郵便局で働く女性が若くて美人なのがエラく浮いて見えますが あのくらいないと見場が潤わなかったかも(^^;)

ほんわかドタバタ最後にホロリ系です 何ら期待を裏切ることも上回ることもありませんでしたが 島の人間の人の良さと 都会育ちのルイスが徐々に馴染んでいく様子は 解っていても微笑ましいものでした ついでに言うと多分ルイスの顔が好みです ノーマンとかコリン・ファースとかに近い系だと思います 一見クールでシャープな印象なのに笑うとエラくキュートに見えたりする そんな感じの人でした カナダ人俳優でデビッド・ブータンさん チェケラ

工場を建てるためには医者の他に人口200人以上という条件が出されるのですが それを確かめに島を訪れたチェック員を島民全員でだましにかかったり 老若男女が一丸になって必死の奮闘を見せるのが結構笑えました

ほんわか映画がお好きなら 可愛い作品だったよとオススメ致しますv 万歳スローライフ
 

『スローダンス』2004年/日本


帰りに銀座三越の地下で蚕豆の唐揚とサティのチョコをお土産に購入 前者は父のつまみ用 後者は我々含め食後のお茶用
なんか自分 銀座行くたびにサティでチョコ買っとるよなー…(苦笑)
 


2005年06月17日(金)  Life is Spiral 

怒涛のお遊び週間最終日 有終を飾るのは石田ショーキチ率いる『Scudelia Electro(スクーデリア・エレクトロ)』の解散ツアー千秋楽です 6/3の日記にちょっと詳し目に書いたアーティストです

●6/3の日記

会場はAX 火曜のコブクロで行った渋谷公会堂と大差ない場所にある大型ライブハウス キャパは1500〜2000ってとこ?
今回は開演が19時だったので なんとかギリギリに駆け込んで オープニングに間に合うことができました スタート自体も10分押してたしね まぁ普通はこんくらい押すもんだしな(苦笑)

事前に予習していたおかげか はたまたどの曲も似た雰囲気に聞こえる(言っちゃった!)ためか 初めてのライブにしては置き去りにされるということもなく 楽しくノッて堪能できました

ナマ石田氏イカすー! 兄貴キャラだとは知りませんでした! 以前友人の穴埋めで行ったスガシカオのライブを思い出した ベシャリの感じが似ています 音楽は全然別物ですけどね〜(笑)

元来飾り気のない生バンド音を好む私としては このスクーデリアの打ち込み&アレンジしまくった音を聴くのは 非常に珍しいことだと思います 打ち込みは軽くなったり安っぽくなったりすることが多いので基本苦手なんですが 彼らの打ち込みはそうじゃないから聴けるんだと思います むしろカッコイイとすら思う スゲェよ

石田氏のファルセットが生で聴けて漏らすかと思いました あんな声出す人そうそういないと思われます 音程が微妙でもイッツノープロブレムです そんなアナタにフォーリンラブ そんくらい印象に残るファルセットです 表声よりデカく聴こえるのが摩訶不思議でならない

うわうわ言って あっという間に過ぎた2時間でした 最後までしみったれたことは言わず 明るく前向き マイペースにパワフル 男盛りの37歳

ありがとう楽しかったよ! またなんか楽しいこと始めておくれな☆
 

ライブ後友人と2人でお夕飯 火曜にも行った同じ店でパスタ食いました どんなヘビーカスタマーだよ全く(苦笑)
 

『Life is Spiral』SPIRAL LIFE

 


2005年06月16日(木)  明かりを消して 何も見えなくして 

弟の誕生日だったので昼に1本メールなど 今回特にプレゼント等用意してございません
「ご馳走なので来ませんか」と本家に誘われましたが ライブだったので丁重にお断りして仕事後は雨の中下北沢へ直行です

本日の会場は初めての場所だったので 行き着けるかちょっと不安があったのですが 一足先に下北入りしていた友人が「場所確認したよ」と連絡をくれたので 出番の時間になるまで近辺のダイナーズで軽くお食事

時間に合わせて移動を始めたら ものすごく解りづらいところだったので「よく見つけたね!」と友人に感謝を述べる 自力だったらしばらくウロついたに違いない もそっとちゃんと看板とか出してよ つか その前にサイトの案内地図にもっと目印を入れて下さい

『Daizy Bar』というのが今日のハコ 初めて聞いたし最近できたのかな?の割にはくたびれた印象がなきにしもあらず… 以前は別の私設として使われてたとか そういう類のスペースなのかも知れません
⇒●Daizy Bar

中に入るとお目当ての1人前の歌い手さんが熱唱中でした まだ来ていない友人が迷わず来られるようにと 道順をこまこま説明したメールで「押してるからまだ間に合うよー頑張れ!」とエールを送っておきました あとは野となれ山となれ

本日のお目当ては マイ・スウィート春山氏(言うだけならタダ/笑)のソロでございます ここんとこライブがなかったので久々に顔が見られて声が聴けて嬉しいよーぅv

なんとか出番までに友人や主要な常連客は集まったようで 狭い場内はキュウキュウしていました 後方でしたがマイクの真正面に立って見ていたので 視線が正面を向くと目が合った気分になれて擬似キックオフ(古) 湿気で広がり気味の天然パーマも ラフというよりはダレた感じで着ていたシャツも 春山さんならいいんです それすらも可愛いとか思って見てる自分は病んでいますか そうか

今日はアコースティックギターを使ってのアコソロだったので 懐かしき黒アコギの登場に無条件興奮 あのギター好きなんです あのギター弾いて歌う春山さんが好きなんです くわ スプリングベルがまた見たい!(突然後ろ向き)

「普段はバンドで明るい曲とかもするんですが 僕のソロは暗いです」
みたいなことを何度も言ってまして 1発目にもって来たのが

『犬の夢』でした

うわー これまた久々に聴いたぁ〜!

『化石のサイドボード』『野生の馬』『夜行列車』『Let's go Summer Days』『I'm watching now Television』『鳥』
だったかな?順番もあやふやですけど こんなセレクションでした

「暗い」「暗い」言っていたので どんなセットリストを用意しているんだろうと思ってましたが 存外普通だったのでホッとしたというか何と言うか レッツゴーも入っちゃってたから「暗い」イメージはそんななかったと思うんですけどね うん

私に言わせると犬もサイドボードも馬も鳥も 静かな部類の曲だとは思うけど別に暗くないよ? 今日演ったなかじゃ「暗い」に当てはまるのはTVだけじゃないですかね

「キツい坂道を上りきったとしても キツい坂道を転げ落ちるだけ」とか
「命を削って歌を書きました 生き様抱えてウロウロしてみた だけどベランダの洗濯物がカタカタなっているだけ」とかは 初めて聴いた時“でたー!春山節(^^;)”と思いましたもんね(苦笑)

私が春山さんの「暗い曲」で思い浮かべるのは『空想の荒野』とか『天使が死んだ』とかですよ ありゃ聴いてて痛くなるから困ります

よく暗いと言われる『今週水曜日は雨だってさ』も歌い上げるから切なくなるんであって 曲自体はそうそう暗いものじゃないと思うのですが
まぁ某様曰くの“春山調恨み節”というのは言いえて妙な表現だと思います 確かにその辺が彼の醍醐味なのかも知れません
もちろん Bahaha Orchestraやバイクメンでのアップテンポな曲も彼の持ち味の一つでしょうけどね

最後に出演者全員でセッションがあると聞いていましたが ちょっと早く帰りたかったのでトリのポンティアックを1曲だけ聴いて会場を後にしました その際友人に貸すつもりだった本を渡しそびれ 彼女を場内に見つけはしたものの 現在演奏中のステージ真ん前に座っていたので 人の列を掻き分けて「本だけ渡して帰る」なんて非道なことができかねて しばらく声をかける隙をうかがってみましたが 結局無理と諦めて扉を抜けて来てしまいました

階段を上がると春山さん本人とお客さんとして来ていたオカッチさんと ハーミッツの石井さんと ファンの子が3人くらいたむろしていたので お疲れ様と声をかけ2・3言会話をしましたが 「俺セッションがあるから戻るね」と春山さんはすぐに退場 残されたメンバーでしばらく歓談をつづける中で 次回Bahahaのライブ会場も行ったことがない初めての場所だったので 皆でオカッチさんを囲んで質問攻めにしたら「いっぺんに喋らない!」と叱られました(^^;)ゞ

そんじゃそろそろ我々は〜 と退散宣言をしたときに ふと思い当たってオカッチさんに「最後までいる?」と声をかけたら「いるよ」と言うので

「じゃあじゃあ これ預かってもらえません?」と友人に渡せなかったことを説明して本を押し付け
「いいよ OK OK」と気の良い返事をくれたオカッチさんに よくよくお礼を言って友人への橋渡しを頼んできたのでした

本当良い人だよ 好きだよオカッチ! 春山さんの次くらいだけど(おい) 心から感謝しておりまっす!
 

『I'm watching now Television』春山レイ/Bahaha Orchestra

 


2005年06月15日(水)  突然の訪問者 

岩手から母方の祖母が上京して来ました

第一の目的は家を新築した叔母の家を訪ねることでしたが せっかく出てきたのだからと数日叔母宅に滞在したあと 本家に数日泊まってゆっくりしてってもらおうという話になっていたらしいです



我々その日程等全く知らされておらず「来るらしい」ことは分かっていても「今日来る」ということを聞かされていませんでした

唐突に「おばあちゃん来ています夕飯来ますか?」ってメールもらってもさ…
悪ぃけど私 16・17・18・19と 全部予定入ってますよ?(苦笑)

妹は相変わらず帰りが遅そうでしたが 私は今夜を逃すと祖母の顔を見ないまま帰してしまう気がしたので 単身本家を訪ねました

たまたま今日は帰りが早かったから良かったけど できればもそっと早く予定とか教えて欲しいな 焦るから びびるから 心の準備くらいさせて!(^^;)
 

『突然の訪問者』1972年/アメリカ

 


2005年06月14日(火)  エゴイスト 

昨日お休みをもらっていたというのに定時に事務所を飛び出して一路渋谷公会堂へ

本日はコブクロさんの『LIVE TOUR '05 ここにしか咲かない花』追加公演の日なんでございます
ちなみに関東の本公演は7/5(日)NHKホールです 追加公演の方が先ナノネー(笑)

会場18時 開演18時半 仕事の定時が18時で春日から渋谷まで どんなに急いだって遅刻は確実です
結局15分遅れの18:45に会場着でしたが 開始時刻が押さないことで有名なコブクロさんのこと 今日だけ15分押すなんて奇跡はありえずに しっかりオープニングを見逃しました

何だか「今回凝ってるから是非間に合って!」と別の会場に1回参加している友人が移動中にエールを送ってくれましたが 惨敗でした
着いた途端に始まったのが2曲目だったようです 席がブロックの一番端だったので通路からすんなり入り込むことができました 汗だくだく

前回のアコギ1本のみというシンプルさから打って変わって 今回は完全バンドスタイルで時々カルテットが加わる豪華な形態です ドラマの主題歌用にと生み出した『ここにしか咲かない花』がツアータイトルになっているように 選曲もキャッチー路線な感じを受けました

会場となったこの渋谷公会堂は 建設されてから40年が経つという ホールとしては古参の部類 それが今年を最後に改築の計画が進められているのだそうで 今日のコブクロがもしかしたら現在の渋公でライブを楽しめるのは最後になるかも知れません

古いだけあって音響的には難ありを否めない部分がある会場でしたが それでも年々音響・照明の設備を後付けで強化していた風を感じていました 古くは『8時だよ全員集合!』の公開生放送をつづけていた歴史ある公会堂ですし 私自身さまざまなアーティストのライブを聴きに何度もお世話になった会場です 何だかんだ言っても思い入れのようなものがありましてね(苦笑)

コブクロで最後になるのはまぁ ラッキーかもなぁ と感慨にふけるのでした

相変わらずのコブクロさんは歌に喋りに余念のないステージを披露してくださいました 渋公は終わりの時間が決まっているので(公共の施設なので殊更うるさいらしい)興が乗っているからといって 終演時間が延ばされたりはしません それもあって余計定時キッカリ開演だったんでしょうけど
それでも終わったのは10時近くでした

友人と軽くゴハンを食べて帰宅 週の初めからこんなでしたが 実は今週はいろいろと結構ハードなのであります(苦笑) 頑張レ自分

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深夜 ノーマンがレギュラー出演している『ゴシップ』が民放で放映だったので見るか見まいかちょっと考えて 考えているうちにふと思い当たり友人にメールをしてみました

DVDで録画できませんかー?

この作品 国内版はビデオのみでDVDが出ていません できればDVDであったらいいな〜と思い当たったのが夜になってからで 一応交渉はしてみたものの 即日はちょっと無理かもな(苦笑)と思っていたら OKの返事が貰えてビックリしました え!いいの?できるの?!(喜)

しかし 冒頭だけ…と思って放映開始時刻にTVをつけてみたところ 何やら違う番組がやっていて「あれ?」と思う うち新聞取ってないんで咄嗟にその日の番組とかわからんのですよ それで仕方なくネットで番組表を調べてみたら 案の定ナイターがあったみたいで(苦笑)延長分だけ時間押ししてたわけです
ちょっとショックを受けて友人に泣きメールを送ったら 返ってきた返信が

寝てるとこたたき起こしてくれてありがとう!

…ひぃっ!(焦)マジですか?! Σ(@@;)

ぎゃー!夜更かしさんだから起きてるとばっかり思ってました!!
急な頼みだったのに好意できいてくれた相手の安眠を妨害するなんて 恩を仇で返すような所業をッ…

も う し わ け あ り ま せ ん (土下座)○| ̄|_

その後始まった『ゴシップ』を最初のCMが入るまで見て あとはもう大人しく布団に入りました 頼んだ分が録れてても録れてなくても構わないから 友人が非礼を許してくれることを祈って必死に謝ろう そうしよう うん…(涙)・。

『エゴイスト』2001年/アメリカ

 


2005年06月13日(月)  夢・夢のあと 

早朝5時

店を出された我々は 月曜早朝の浜松町が何もない街だということを知る
ファミレスくらいあってよ〜!夜行バスやモノレールが発着する駅のくせに!
結局どの店も早くて開店6:30 現在5:00ということで中途半端な時間が流れてしまいました…

仕方ないので一旦そこで解散という形になり 瑞江に住む子の家に向かう人3人 家が日暮里(だったっけ?)の人が1人 これから名古屋に帰ろうという人が2人 そして私は福岡の彼女にくっついて羽田まで

だって飛行機11時台だって言ってたからさ 一人で時間潰すのも切ないな〜と思って… 元々お見送りまでするつもりだったし ちょっとご迷惑かなとは思いましたが 知らぬふりしてついて回っちゃいました(すまへん)

とりあえず朝食を摂りに入ったお店でのんびりお食事 それからお土産を買う彼女を横目に ネットカフェを発見 開店が8:30となっていたので それまで間が持てば時間つぶしできるかな?と思いました
チェックインがまだった彼女が荷物を置いてカウンターへ向かうと 程なくして戻ってきて「9時台の飛行機に換えてもらえました!」とのたもうた

あや それはこの状況にあって とてもラッキーな!

早く帰れて体も楽だしね 9時22分の便だったらネットカフェ行くこともないかな と思ってまたお話相手になってもらいました すごーくいっぱい話しをした気がするんですが 何をどれだけ話したのかあまり記憶にないのは 何 故 だ ?

搭乗時間まで待合ロビーのソファでゆっくりして 彼女のリミットに合わせて私も帰りの一歩を踏み出しました

次会う機会はほとんどない感じですが 今回お目にかかれて光栄でした またオンラインで仲良くしてやってください〜! 名残りを惜しみつつサヨウナラ …ホロリ・。

帰りはモノレールではなく京急で品川まで爆睡 一瞬乗り過ごしたかと思うくらい寝こけてました 使い慣れないコースは余計な緊張をするね いやー焦った焦った
まる一日履いていたミュールがいい加減痛くなってきてたので 新宿で歩くのはやめにして 品川から高田馬場で私鉄に乗り換え まぁこの時間帯だったら下り電車は空いているだろうと判断 実際その通りで助かりました 乗り込んで座って また爆睡 ZZZ…

地元の駅から自宅までの徒歩がエラくキツかったです 足痛いのと眠いのとダルいのと あと目が乾いて仕方なかった コンタクト(しかもハード)なんで 夜明かしは1晩が限界です

11時ちょい前 やっとのことで自宅着 本日は有休取ってあるので一日のんびり過ごすのです 誰がなんといおうと のんびりーなの!
 


とりあえず 27時間かきっぱなしだった汗を流すべくシャワーへ直行 湯を浴びていたら目が冴えて来てしまい すぐに眠くなると思っていたにも関わらず その後15時頃までネットにふける(既にジャンキー) 16時を過ぎた頃から睡魔の茶々が入り始め 布団にゴロリ 次に目覚めたのは19時でした

月曜のこの時間って何やってんだろう?と興味半分TVをつけたら ブラック・ジャックのアニメが見られました わおー黒男さーん!(←好き) そしてそのまま勢いでコナンくんまで見てしまったヨ  …一応大人なのに

面倒くさかったので本家へは行かず 自宅でダラダラしていました ああもう明日は普通に出勤か〜 本当夢のひと時だったなぁ ホワンv
 

『夢・夢のあと』1981年/日本

 


2005年06月12日(日)  眠らない天使たち 

朝 今日はちと出かける時間が早いので ヒーロータイム前半は録画して後半のライダーのみ鑑賞 終わり次第身支度を整えて出発

10時05分新橋烏森口に待ち合わせで オンラインのお友達と会うことになっています 先方福岡から遥々お越しです 昨日から関東入りしていて昨晩はご友人宅にお泊りだったそうです

目的地が近づくにつれ高まる緊張… しょ 初対面なんですもの! 人見知りなんですもの!!(汗) 道のりの後半は御不浄へ行きたくて仕方なかったです もう合流一番「御手洗行ってきていいですか?!」とか言うつもりでした 決意してました そしたらお相手からメールが届き

「トイレ行きたいんで少し遅れます」

おおう 奇遇な!(笑)ソッコで「私もなので慌てないでいいですよー」的な返信をして 若干私の方が先に新橋着だったので サクっと御手洗に向かいました 中に列ができていたので内心「ここで会っちゃったらちょっとイヤだなぁ(苦笑)」とソワソワしていたんですが何とかそれらしき人にハチ合わせることなく個室に入り 用を足して鏡の前で自分チェックを済ませ さあ表へ!と思ったところで

すれ違った人の服装に目が止まり…

えーと…

「…○○さん?」
「あ、はい! こ、こんなところで(苦笑)」

やっちゃいましたか… ○| ̄|_

「えと、表で待ってますね」
「はーい」

念願の 初顔合わせは 御手洗   …お粗末(一人遊び)

先方が出てきたところでちゃんとご挨拶 そんなにちゃんともしてなかったかもですが 既に舞い上がっていたので正直よく覚えていません
お話させていただきながら「ゆりかもめ」でテレコムセンターを目指しました 今日はそこで映画『処刑人』好きが集まるイベントがあるのです もちろんご一緒させてもらっているのは映画つながりのネット友達

目的駅に着いたらホームで知り合いにバッタリ 3月に渋谷を案内してもらった横浜在住のお嬢さんです 女の子らしくて綺麗です 私は特に彼女の指に惚れ スラリと長くて華奢で美しい 憧れるわーあの指 さり気にピンキーリングがクラダリング

建物の前にはイベント開始を待つ列ができていて その中にまた知人を発見 こちらは2月にご一緒させていただいたことのあるナマ女子大生です 実際に面識のあった1人と そのお友達3人 4人ともオンラインではときどき遊んでもらっていた人たちでした 声をかけたら妙に驚かれました あり なんかオカシかったですか?私の格好(不安) ちょっとお話をする

イベント開始後はあまりの混雑さに人酔いをし 思ったように立ち回れなくて難儀しました ただ 事前に用意しておいた差し入れだけはサバかねばならんと思い 必死に挨拶回りをしました し終わったらそれだけで脱力… ああもう私も年ですかいね・。 いや確実にそうだろう ゴフ

お昼に一旦表へ …出たものの店がなく 完璧なまでにオフィス街なので店があっても休日に営業しているところがないのです 台場やテレポートまで移動すればいいのかも知れませんが 何しろ天気が良過ぎてギンギンの空模様 のんびりビルの谷間を歩くという気分にもならず 結局コンビニで軽食を買って オープンカフェのフリースペースに腰を落ち着けました その間福岡からの彼女とほぼ同行動
処刑人歴の長い方なので私より大勢知り合いがいたはずなのに つき合わせてしまいました よよよごめんなさい でも自分的には1対1で話ができて嬉しかったです 大勢の中に入ると紛れて何も出来なくなるタイプなので 宴会に向かない人間です…

オンラインでやり取りしている時に同年なことが判明して妙に親近感を持てたお相手なんですが 主婦で2児の母で その他にも色んな経験を沢山していて とても同年とは思えないカッコイイ女性

初めて会った彼女は イメージしていた通りにカッコ良くて 闊達でサバけててお話しやすい 同年なだけあって話題が合うし(おいおい)会う前からぞっこんでしたが 会ったら余計に惚れてしまいました きゃー

嫌われないよう一日頑張る決意をする

その後イベントの閉会に合わせて会場に戻り 主催者さんたちの後片付けのお手伝いを少しだけしました 同じようにその場に残っていた数人で この後夕方から催されるオフ会まで時間を潰しましょうという話になり 新橋のホテルに部屋を取っていた人に合わせて一度新橋に戻ります

新橋のホテルでチェックインを済ませたその人と 成り行き上ご一緒させてもらっていた方々と総勢9名で汐留周辺のカフェでひとときのティータイムです

落ち着いて周りを見回してみると ほとんどがサイトマスターさんで私は一方的に存じ上げてる方ばかり うわー自分場違いとちゃう?!(汗) 内心大焦り状態です 皆さん可愛いか美人さんかで緊張倍増ですよ どうしてこんなに綺麗どころが揃うんだ どうしようどうしよう…(どうもするな)

オフ会の開始時刻が迫ってきたのでカフェを引き払い 汐留から3人ずつタクシーに乗り込んで天王洲のシーサイドスクエアまで乗り付けました 今度の会場はアイリッシュパブ『ラウンドストーン』

お店には既に大勢参加者さんが集まっていて思い思いの席に座ってらっしゃいます 我々ちょっと遅い組だったので 設置された上映用のスクリーンからは離れたテーブルに着座しました ただし柱などで視界が遮られない絶妙な場所を選択 遠くでも障害物がなければオールOK!

テーブルに用意されたコースターが処刑人仕様で皆大盛り上がり 勿体無くて使えません!と主催者さんに訴えたら お土産分は別にあるので安心してくださいと笑われました とはいえ みんな勿体ながってこっそり鞄に入れたりしてたよね お土産分とは別にお持ち帰りしてる人がほとんどだったと思います 粋なグッズに思わず平伏

会費と交換でHNの書かれた名札をいただきまして「胸より高い位置につけてください」と言われたので正直につけていたら トイレ(店の外にある)に出たときもすっかり忘れてそのまま闊歩してしまい 手洗い時に鏡を見て気付き 帰りは名札を握り締めて早歩きで戻る変な人でした 相変わらず挙動不審です…

宴もたけなわ 映画の上映や秘蔵映像が流れる中 皆さん席替えの嵐 もう一どころにいる人の方が少ないくらいで その少数派に甘んじていた私… みんな自分からコミュニケーションはかっているのに 何も出来ず周りの様子を眺めている社交場に慣れないダメ人間
友達できない原因がこれだと解っているのに行動に出られません みんなどうしてそんなに行動派なの?コツを教えて ○| ̄|_

終電に合わせて帰る人が出る中 端から夜明かしのつもりで臨んでいた我々と利害が一致する数人が集まり出し これからホテルを取る組と カラオケや飲み屋で夜を明かす組に分かれて 閉店を切っ掛けに移動を始めました ちなみに自分はカラオケ班です

天王洲には目ぼしい店がないようだったので 全員の都合を考慮して浜松町まで出ることにしました その間1人 また一人と離脱する人がチラホラ ああ なんだか寂しいです
最終的に残った8人で浜松町のカラオケ屋で朝までコース でも1曲も歌わずに 喋ったり寝たり好き勝手して過ごしました この段にきてやっと友達つくれた気になれました(遅)

翌朝5時まではここでまったり
 

『Crow(クロウ)〜眠らない天使たち〜』1999年/日本

 


2005年06月11日(土)  サンキュー 

朝一で予約を入れていたので地元の美容院へ 今回カット&ストパーなのでちょい時間がかかりそうだなと思って早めに予約しておいたのです 前回ストパーかけたのが12月だったんでいい加減うねりが出てきたし おまけに入梅しちゃって湿気ムンムンでしょ 既に襟足とかいうこときかない状態になってきていたので オフ会を目安にスパっとストパる気でいたわけです

大体ひと月毎に来ている美容院で 担当さんがいつも通りに対応してくれたんですが パーマが終ってカットもそろそろ仕上げですって頃になって

「私今月いっぱいで仕事辞めるので これさん今回が最後になっちゃうんです」

え!そうなの?! 長いこと美容師固定できずに放浪していた私が やっと落ち着いて通うようになった人だったのになー… でも 人当たりいいし仕事も早くて上手だし いつ来ても2〜3人をかけもちしてて この店ではどう見ても一番の売れっ子だったから まぁこんないなかの店に埋もれてないで他行ってみようと思ったのかも知れないし もしかしたら他所からの引き抜きにあったなんて話が あってもちっとも不思議じゃない人だったので「店を辞める」という部分には 残念に思いつつも驚きはなかったのですが

「どこ行っちゃうんですか?」と訊いたら
「店を替えるんじゃなくて しばらく仕事(美容師)自体をやめることになったんです」

「え?そうなの?」
「はい 通院しなきゃいけなくなったんです 婦人科」
「お…」
「“おめでた”じゃないですよー(笑)」

明るく可愛く話してくれましたが 事態はなかなか深刻なようで これ以上今の仕事をつづけてはいけないとドクターストップかけられたそうです

確かに美容師さんてハードだよね 基本的に週休1日しかないみたいだし そのお休みも研修とかに使ってることが多いみたいで このお姉さん(多分年下だけど)以前にお世話になった人たちも そんなことよく言っていた 今の彼女からはその手の愚痴みたいな話はされたことなかったですが 毎回彼女を指名して予約するの時間刻みだし ぱっと見ただけでも昼の休憩を取ってる様子がなかったので 何となくその辺のことを言ってみたら案の定
「お昼1時間お休みしてる間に3人はカットできちゃうな〜とか考えちゃって…」
とね 言うもんだから

「ワークホリックなんですね」と言ったら
「そうなんです お医者さんにもそう言われて怒られました(苦笑)」

一瞬「心」の方の病なんではと心配しましたが 純粋に体調がヤバいだけだそうで(だけってこともないけど)精神の方は医者が感心するほど健全だそうです まぁ 体の病気だけだったら「完治」が望めるし これから全面的に通院メインの生活にシフトするための「休業」だそうなので 早く元気になって職場復帰できるといいねーと言ってきました

「一時休業にしちゃうと店に迷惑がかかるので一旦正式に退職するんですけど 店長は戻っておいでって言ってくれたので 他にあてがなかったら出戻ってくるかも知れませんけどね〜」と冗談でごまかしつつ

「しばらく別のことで生活費稼がなくちゃいけないですけど この仕事はまたやりたいですからね 絶対」

自分の仕事に対する情熱とプライドを感じる言葉でした

華奢で可愛くて手際よくてサバけた雰囲気で 私はカットの間スタッフと話してるタイプじゃないのでボ〜っと手さばきを見ているだけのことが多かったですが 彼女のことが好きでした 
来月ここに来たときにはもう彼女はいなくなってるんでしょうが ぜひとも頑張って病気をやっつけて来て欲しいもんです 例えこの店に戻って来なくても どこかで誰かの髪をカットする彼女が明るく笑っていればいいなと 思うのでした

さいごに

「前々から言おうと思ってたんですけど」
「はい」

宇多田ひかるに似てるって言われたことありません?」






… は い ?





「…あ ありません」
「えー?本当ですか? 私いっつも思ってたんですよねー 雰囲気というか 話すときのテンションとか」

それは えっと… 褒 め て く れ て る の か な ?

「ありがとうございます」 とりあえずお礼言っといた


深津絵里 奥居香 宇多田ひかる… もしかして似てるのって髪型じゃないですか?
あーあー それなら何となく納得するわ だって顔に共通性ないじゃんこの人ら(苦笑)



その後は一旦家に引き上げて軽くお昼を食べ 妹と新宿まで買い物しに出かけました 人にあげるようにベイリーズの小瓶(←かわいい)買ってみたり 底をついたフレグランスを調達してみたり かかとの磨り減った靴の補修をしてもらったり 細々したことを済ませる間に ワイン買って チーズ買って 乾燥トマト買って(初挑戦)オリーブの瓶詰買って フランスパン買って

ちょっとリッチ目なオードブルでも作って本家の父母に振る舞うかー!と2人で意気込んでいたら なんと父がお休みだったらしく 早めに帰ってきた(18時頃)というのに「ゴハンできてるけど来る?」との連絡をもらってしまいました!!ぎゃふん

一応ひと通りの材料持参で本家を訪ねましたが 思いのほかボリュームのある食卓が待ち構えていたのでオードブルは諦め… ○| ̄|_ ワインとチーズだけつけ足しで並べてもらいました

母には連絡したんですけどね 今日は母がお出掛けで父が家にいたみたいですわ なんとも絶妙なすれ違い 残念!
 

『サンキュー』スプリングベル/鈴木ユウキ

 


2005年06月10日(金)  どうぞよろしく 

【緊急連絡】14日(火)の深夜 25:59(15日1:59am)〜日テレ系で『ゴシップ』放映!!
※特番等で時間帯がズレる場合アリ

ノーマン出てますから!オススメな役ですから!!
見られる地域の方は是非☆

昨日パブ行ったとき妹に教えてもらいました〜
解ってるな妹!(笑)
 
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休み前の貴重な出勤日 諸々仕事のキリをつけながら 隙をみてプリンタ私用出力数枚 職権濫用?何とでも 我が家にはプリンタがありません 職場に素敵なカラーレーザーとモノクロレーザーがあったら別に自宅にいらないじゃん(そんなわけない) ぶっちゃけ中小企業なんで 他の部分で自腹切って尽くしてるからいいの 持ちつ持たれつなの ニコリv

雨の中大判のコピー用紙を厳重包装して持ち帰りました 折り作業は流石に自宅でやらないとね(苦笑)名刺代わりにつくった小冊子15部 色試しや印刷カスレでハジいた分を無理矢理足せば20部くらいできたのかな 配り切ることを目標に日曜出陣して来ます 押忍!
 

『どうぞよろしく』Dreams Come True

 


2005年06月09日(木)  THE TASTE OF OTHERS 

本日オープンのイングリッシュパブに行きたいと妹に誘われたので 彼女の退社時間に合わせて新宿で合流 時刻にして20:30くらいだったと思います オープン初日はカクテルがオール半額なんだって

チェーン展開している『HAB』ってお店です どうせ行くならアイリッシュパブのが個人的には盛り上がりますが 彼女の目的は「ビーフン」だったので いたしかたなし 何故かこのチェーンはビーフンがメニューにあるんですよ あとは「オムそば」とか 経営者が羽生さんだから『HAB』らしいし かなり日本ナイズされたイングリッシュパブのようですな

実はこの「ビーフン」にはちょっとドラマがありまして

少し前にやっぱり妹と合流して夕飯食べて帰ったことがあったのですが そのときに注文したビーフンがひどく不味くてですね 2人して大量に残して店を出て来ちゃったのです そこは結構名の知れた中華チェーンだったのですが もう二度と行かねぇ!(少なくともその店舗は)と思うくらいダメダメビーフンだったのですよ

その後リベンジのつもりで某タイ料理店に行った日がありましたが こちらも値段の割には全然納得がいかないモノを出されて どうにも不完全燃焼 そのまま数日を過ごしておりました(←ビーフンに関して ね)

前々からHABのビーフンはコストパフォーマンスが良いと妹絶賛のメニューだったのですが HABって時間や曜日を間違うとどエラく混み合っているので なかなかそのタイミングがつかめないでいたところに

「新宿西口に新店舗ができるらしいよ!」

という情報を妹が持ってきた だったら混雑覚悟で行ってみましょうか? という運びになった訳です

そうした経緯を踏まえて来店した新店舗は 丁度頃合に入店した客が引き上げるサイクルの切れ目にうまいこと入り込んだらしく さほど待つことなくカウンターに通されました さてメニューに目を落とします




あれ …ビーフンがないよ?



愕然としている妹の横からメニューを覗き込む私 …あ ホントだ確かに見当たらない しかも私が頼みたかったコルキャノンもないでやんの(苦笑)
納得できるビーフンを求めて数週間 この日を楽しみにしていた妹はガックリと肩を落としてしまうのでした

なんかビーフン運がないね(どんな運ダヨ)

仕方ないのでお互いカクテル1杯ずつと フィッシュ&チップスとオリジナルピザを注文して 食ったらサクサク退散して来ました 全く色気のない2人組です(苦笑)
でもさ 同じチェーンなのにメニュー違うなんてズルくね?(^^;)
 
そんな訳で美味しいビーフンを求める旅はつづくのでありました

『ムッシュ・カステラの恋(THE TASTE OF OTHERS)』1999年/フランス



…てか 裏を返せばビーフンの美味い店が少ないってことだよね?なんで?自分で作ったってあんなに不味くならねーよ(なら作れ) だって香港行ったら小汚い店入っても充分美味しいもの食べられるのにーしかもアホのような安さで まぁ香港とくらべるのはどうかと思うけども 日本がグルメの国だなんて誰が言ったんだ? ビーフンをナメてんな?!(そうまでしてビーフンにこだわる理由も解らんがな/苦笑)
 


2005年06月08日(水)  Ich Bin Viel Zu Lange Mit Euch Mitgegangen 

サッカーの試合見たさにみんな帰ってしまいました

自分はあまり興味がないので できる限り残ってキリの良いところまでお仕事です なんだか先週のクソ暇がウソのように やったら忙しいことになってしまいまして…
直接的に忙しいのは企画コンサルの方の社員さんなんですが 彼がやり切れない分が私に丸々回ってきました まぁ他に手の空いてる人がいないから仕方ない&当然のことなんですが

な ん で 今 週 か な _| ̄|○

先週だったら良かったのにー!
今度の日曜までに 色々したかったのにー!!
そして翌日の月曜に休みを取っているので 火曜締めの仕事が大変なことになっておるのでした…

いや 絶対休むから 月曜は仕事しに行きませんから!
無事休むためにも今を頑張ります!(汗)
 

『ベルリン、僕らの革命』サントラより『Ich Bin Viel Zu Lange Mit Euch Mitgegangen』Tocotronic

 
家帰ってTVつけたらサッカー日本が勝ってました よかったね 次はドイツだ
 


2005年06月07日(火)  ELECTROCKS 

おー 友達がScudelia Electroの4thアルバムをMDに落としてくれたヨー♪ ライブに備えて予習ができるね ありがとーありがとーv

後からメールで曲目送ってくれたんだけれども タイトルを見て石田っぽさを感じたという曲名が挙げられていました『Ride on time』『一万マイルの彼方へ』だったかな?
私そんなにディープなファンじゃないんでタイトルじゃよく解りませんが 2曲目は曲自体にスパイラルの風を感じたよ(これで石田作曲じゃなかったら笑えますが/苦笑)
あ 『〜マイル〜』はさすがに私も「あ!(笑)」と思った 確かに思った

『ELECTROCKS』Scudelia Electro

 


2005年06月06日(月)  道の果て 

あ いっけね
ブルームの方の掲示板が『長期無書き込み』で消えてしまった(^^;)ゞ
みんな掲示板に直飛びだったらご挨拶もできないままだなぁ〜… サイト自体放ったらかしだし そろそろキリつけるか!(苦笑)

『道の果て』Bluem ofYouth

 


2005年06月05日(日)  異国の小夜曲 

正午待ち合わせで池袋ランチの予定でしたが 自宅で身支度最中に落ち合う3人の友人の1人から「ゴメンかなり遅れそう」というメールが来たので 即行で全員にCCメールを送りました ちなみに昨日遅刻宣言して来た人とは別の人です つまり4人中2人が遅刻決定 残る1人も割と微妙な人なので(スマヌ/苦笑) ヘタしたら自分一人20分30分も待ちぼうけの可能性がなきにしもあらず

全力で回避しようとして何が悪い

そんな訳で集合自体を30分繰り下げることに全員の承諾が得られました まさに出んとしていたタイミングだったのでギリギリセーフです(苦笑)

12:30 変更後の時間にはすんなり3人が集まりました 「かなり遅れそう」の1人は状況が見えなかったので とりあえず3人で先にお昼してることにしました
そんな訳で池袋東武メトロポリタンのレストラン街へGO

4月の花見の時 唐突に「京劇観に行きたいね」と提案が出て その場にいた数人が気乗りを見せたので 代表して私が日程や空席状況やらを言い出しっぺの友人に報告しつづけた結果 最終的には4人がチケット手配時の人数となり今日に至りました まだ来ていない子には事前にチケットを渡してあったので 最悪本人が自力で現地まで来ればいいかなと 大人だし(笑)

どうやらその人は今日 お着物で参戦らしく 昨晩遅刻宣言をしてきた友人は彼女の着物仲間でもあるので「きっとその所為で遅れてるんだよ」と言っています 本人は洋服を着て来ていたので 率直に抱いた疑問を口にしてみました

「キミは着物で来なくて良かったの?約束してたんじゃないんかい?」
「うん? まぁ怒られるだろうけどね」

おいおい(苦笑) エエんかいそんなんで

とりあえずそこは2人の事情なので それ以上突っ込むことはやめておきました

土休の昼時ときたらメトロポリタンは家族連れで大混雑です リーズナブルな店が多い7階はどこも列ができていたので ちょっと大人向け?の8階へ 新オープンの自然食バイキングと『香港蒸篭』は混んでいるようでしたが 他は割合すんなり入れそうな客具合だったので 無難にイタリアンの店に入りました ランチのコースが2000円内で食べられて まぁまぁリーズナボー

芸術劇場にて14時開演の演目なので 店にいられるのは15分前までがリミットだなぁと思っていたら13:30に最後の一人が合流 言われていたようにお着物で登場です 着物も本人も綺麗です 可愛いです 時間かけてきた甲斐はあったと思います

しかし彼女に残された時間は15分 ランチはもう無理と諦めて ドリンク頼んでお終いでした それでも開演ギリギリになってしまって 席に着く前に照明が落とされてしまいました 慌てて中に入ろうとしたら係りの人に「真っ暗なんで!ご案内いたしますから!」としきりに言われ そんな大げさだなぁ…と思ってましたが 

本当に真っ暗でした

わおー!こりゃスゲェ! 足元全く見えません

大人しく案内に従ったさ… だって急勾配な2階席だったからヘタしたら1階まで転げ落ちそうだったんだもん つか あびねぇよこの会場(遅れる方が悪い)

真っ暗闇の中何とか席に着いた4人 舞台は物語の冒頭を口述で説明している最中で 北京語のナレーションに電光掲示の字幕がついて流れました
演目が『水滸伝』だったので 軽〜く梁山泊の説明をしていた模様です そんなこんなだったので 話されている内容はろくすぽ聞いておりませんでした(ダメじゃん!)

京劇観るの初めてだったんですが 形式ばった殺陣とルールに基づく派手なメイクは日本の歌舞伎を彷彿とさせ 突然歌うたったり踊ったりする部分にはブロードウェイのミュージカルを連想しました 強引な展開に存外殺伐とした物語が乗っかる辺りにはギリシャ神話なんかに通じるものがある

京 劇 奥 深 し !

アクロバティックな殺陣が面白かったです!これも歌舞伎の業物に近いけど 飛ぶわ跳ねるわ小銅鑼の音に合わせて派手派で強いことこの上なく 絢爛豪華な衣装にも心トキメキました〜

あの長〜い筒袖がたまらん!

両手をゆっさゆっささせて袖を捲くってく仕草が優美でうっとりでした!きゃあきゃあv

『水滸伝』を全部やっている時間はもちろん全然ないので ほんの一部分「野猪林」のエピソードがメインの舞台構成でした あらすじ見るとこんな感じ

**********
主人公は魯智深(ろちしん)と林冲(りんちゅう)という英雄。林冲には張氏という妻がいた。

ある時、張氏に惚れている、悪徳大臣の息子、高世徳(こうせいとく)は、林冲が留守の間に妻に詰め寄る。しかし、侍女の知らせを受けて駆けつけた林冲は高世徳を追い出した。

それでも高世徳はあきらめず、父である大臣に「張氏がほしいから何とかしてほしい」と頼みこむ。そこで、大臣は立場を利用し、林冲に冤罪をなすりつけた上、流罪を命じる。実は流罪とは形だけで、護送する途中で林冲を暗殺するように企んでいた。

林冲は野猪林という場所で、あわや殺されそうになるが、護送の後をつけていた魯智深により救出される。
**********


…ごっつ はしょった説明だなぁ(汗)まぁでも大筋はそんなもんです

林冲は中央で軍の武門師範をしている生真面目な官吏です 悪徳大臣の直属の部下みたいでしたが果たして私の解釈は正しいのかどうか(苦笑)
一方の魯智深は破戒僧です やたらめったら腕っ節の立つ坊さんです 喧嘩には強いけど頭が弱めな感じ?義侠心が強い正直勇猛の漢です
野猪林で追手から逃れたあとは2人揃って梁山泊を目指すわけですわ

なんか小さいところが色々面白かったですよ
畑の番人をしていた魯智深に泥棒が打ちのめされて その泥棒たちが「おみそれしました弟子にしてください!」って申込をして それを受けて
そいつらに手ほどきの型披露(武術のね)しているところを たまたま通りかかった林冲が その見事さに感心して声をかけると 魯智深の方は軍を率いる高名な林冲と知って お互い褒め合い 褒め合い 褒め合い… 気付いたらその場で義兄弟の契りを交わすという急展開(笑) おいおいおいおい そんな簡単に兄弟になれる感覚がオバちゃんわかりませんが!

でも中国のお話ってそんなんばっか DA・YO・NE ☆

一応三国志とか好きな人なので その辺の強引さには免疫ありました 大丈夫大丈夫

林冲 魯智深 張氏 高大尉 を演じた4人の役者さんは「国家一級俳優」さんだったらしいです(らしい てアンタ…)いや そんなスゴイ人たちだと知らずに見てました というか そもそも「国家一級俳優」がどのくらいスゴイのかイマイチピンとこないんですが(苦笑) それでも歌ありアクションありで 歴史の長い中国の娯楽の結晶に触れられた気がしました(気だけ)


終演後余韻に浸りつつお茶でも一杯… と思っていたら1人が離脱 え?何なに?と思ったら 昨晩友人宅にお泊りだった人が忘れ物をしたとかで新百合だか多摩センターだかまで取りに行くと言って 疾風の如く去っていかれました

おおお…

ちなみにその方 現在石神井公園在住です
そしてここは池袋です(私鉄急行で15分かかるかかからないかの距離)

一体何を忘れたというんだ 謎

取り残された3人で軽くお茶をして 私ともう1人はこの後にも約束があったので1時間くらいで解散になりました 着物の彼女が一番時間勿体無いことになっちゃったかな? なんかゴメンねぇ(苦笑)


池袋から移動して新宿で別の友達と合流
来週にあるコブクロのチケットを渡す約束をしていたのです ダブった分をその子がサバいてくれるというので 番号が悪かった私の2枚を彼女に渡して 彼女からはチケットと1枚分の代金を受け取り カフェでやっぱり1時間くらいくっ喋ってから別れました

夜は本家にゴハンのお誘いを受けていたので即行で帰宅 何やらツメツメの1日でした ふぅ〜(^^;)

『異国の小夜曲(セレナーデ)』佐々木望

 


2005年06月04日(土)  Bird 

まず朝寝
日曜は毎週早起きさんなので ダラダラ寝ていられるのは土曜日だけなのです 昨晩フロも入らずに寝入ってしまったので10時で起き出して入浴 その間洗ってしまいたい分だけ選り分けて洗濯(天気が芳しくなさそうなので特に洗ってしまいたい分のみに限定)これからの時期は『部屋干しトップ』が活躍します

フロから上がって洗濯を干し終えた頃ブランチの映画コーナー 最近はだいたい11時からなので 土曜日の目覚ましはこのコーナー合わせになっとります

妹は夕方から飲み会だそうですが 自分は何も予定がなかったので のほほんと日中を過ごしていました 丁度正午に 昨日不在通知があった宅配の再送が来て コブクロの渋公チケットが到着

今回抽選販売のみだったので友人とそれぞれ2枚申し込んでおいたら 2人とも当選してしまい ダブった2枚は友人がツテを使ってサバいてくれることになっていました(私はコブクロ友達いない というか敢えて友好を広げなかったので/苦笑) 番号が良い方を我々でキープして残りを譲るつもりだったのでチケットが到着するまで動けなかったのですが ライブ当日12日前に到着って結構ギリギリですよねぇ(苦笑)

友人に連絡をしたら私のほうが後ろの番号だったので 明日出かけるついでに彼女とチケット交換することにしました 何やら色々と面倒がつづきますよ今回のコブクロさん

今度の日曜に映画『処刑人』好きさん達の集まりがあるので そのときに名刺がわりに配ろうと思い立った小冊子作りを始めました 下描きの間にダビングを頼まれていたAnalogMachineのCDを 聴きながらダビっていて モーレツに懐かしさを覚えてみたり

ををを 7/16には生で聴けるハズだ!1日のみの復活企画 BAMBIも一緒に1日復活 AnalogとBAMBIが何だかわからない人は このサイトの『音楽』のページをのぞいてみてネ☆(宣伝)

夕方になって土砂降りの夕立 夕立だから1時間もすれば落ち着くだろうと思っていたら 一旦は落ち着いたものの再度勢いを増したタイミングで 妹出発の時刻となり 彼女は泣く泣く出かけて行きました(苦笑)私は夕飯のために本家へ行く気にもならず 特に誘いもなかったので そのまま自宅で悠悠自適

明日は学生の頃からの友人と4人で京劇観に行く日なので 待ち合わせ場所と時間の確認をしたら「合ってるけど私遅刻するから〜」と返事が来ました …はて?なんか違和感が
「なんで?」と返したら「友達の家に泊まっているのでそっから直行すんの」と あらそうでしたか でも だったら訊かれるより先に連絡くださいよ(^^;) とりあえず4人中1名は遅刻決定ということで頭にインプット まぁお昼食べてから会場向かおうっていうゆっくり目の待ち合わせだから 慌てることもないでしょう どうせ私は明日も早起きだしね はい(笑)
 

『Bird』Analog Machine

 


2005年06月03日(金)  CHRONICLE 

はっはっは 結局買ってしまいましたよScudelia Electroファイナルツアー in AXのチケット

今回で解散ってことをつい最近知りまして でもAXで予定があるのをもっと先に知っていて なんだ解散?復活どうなってんの??と思っていたら このツアーが解散ツアーになっていたらしいです

ああーやっぱり解散ですか そうか

そもそもScudelia Electroとな何者かとお思いの方々に 全くもって今更な紹介なんぞ(苦笑)

『Scudelia Electro』スクーデリア・エレクトロ
1995年結成 バンドプロデュース等を経て翌96年より本格的な活動(自バンドのライブやレコーディング)を開始
COCCOやスピッツなどのプロデュースから劇版(サウンドトラック)の制作にも携わる
⇒公式サイト

もともと私のファーストコンタクトはスクーデリアの中心人物である石田ショーキチ氏が『SPIRAL LIFE』というユニットで活動していたことが起源になります 相方は元『BAKU』の車谷浩司氏 当時は名前が「石田小吉」という表記でした (この頃人気だったギャグ漫画家の「なにわ小吉」が頭にあったので思わず“コキチ”と読んだら叩かれた)

スパイラル活動当時ごく身近な人間が彼らのファンだったので ライブの話を聞かせてもらったり 自分でも気に入った音源は買ったりしていました 自分自身は“ファン”というほどのものではなかったと思いますが 純粋に彼らの音楽は好きでした

その『SPIRAL LIFE』が96年で活動中止になり …まぁ事実上解散みたいなものですが 車谷氏は『AIR』として 石田氏は『Scudelia Electro』として個別の活動を始めるようになりました

しばらくは両氏ともその後の動向を気にしていたので 新しい音源とか聴いてみましたが どうも自分は車谷ではなく石田の音が好きだったんだな?と解ってからは スクーデリアのみ注目

勿論その間も噂程度は車谷情報も得ていましたが 何しろAIRで活動始めたばっかの頃はかなりイカれた感じでしたからね(^^;)ゞ 今でこそ健康オタクみたいなキャラになりましたが あの頃は今にでも自殺しちゃいそうな人に見えてたのよ? 見かける度に「大丈夫か〜車谷ぃ…」とか思ってた マジで思ってた(苦笑)
現在は本人のキャラは然ることながら 音楽も変わってきてるみたいです 聴いてないから詳しくは知りませんが あちこちのフェスで名前を見かけるたびに「良かったねぇ」と 彼は彼で勝ち組なんだと思います
⇒AIR公式サイト

で スクーデリア
一応最初の3タイトルはアルバムで持っています シングルはパスした てへ☆ スパイラルの時同様 夢中になるってほどのファンじゃなかったので  ただヘビーローテで曲流してることは時々あったかな そうこうしているうちに 自分が別のバンドにうつつを抜かし始めたので徐々に情報難民化してきて …現在に至ると そんな経緯です

解散と聞いたときも 本当は一人静かに背中を見送るつもりだったんですが スパイラルファンだった友人に話を振ったら「解散なのか〜…」と後ろ髪引かれている様子 だったら一緒に行く?と持ちかけたら二つ返事で乗って来まして 色々お世話になってる人だし 何もしてあげられなかったお誕生日(3月/苦笑)のフォローのつもりで チケットあげちゃおうか みたいな気分になったわけだ
私はスパイラルもライブには行ったことないですが 彼女は1度行っていて 結局それが最後になってしまったという ほろ苦い思い出がね あるみたいでね(苦笑)

ということなので慌てて懐かしのアルバムを引っぱり出しました 後で聞いたらアルバム4枚目にして解散ツアーだそうで なんだ ないのは1枚だけか でもこの1枚がメインになるんだろうなぁやっぱり

まぁ とにかくライブ当日までは健気にスクーデリアを回していようと思います はい
 

『CHRONICLE』SPIRAL LIFE

 
書いたら懐かしくなってきた 渋谷系ポリスター御三家 スパイラル・パーフリ・L⇔R(笑)


2005年06月02日(木)  Demon Days 

え? あ?

i-podのCMに GORILLAZの曲が?!!

わわわ全然知らなかったよ!
たまたまつけてたTVで流れてビックリしたー
もっかい見して もっかい!

『Demon Days』GORILLAZ

 


2005年06月01日(水)  蜘蛛の巣の中をもがく夢見た 

初台DOORSにて POWDERライブ

今日は出番が20:30と遅めだったので 事前に友人と待ち合わせてゴハンを食べてから臨みました オペラシティ内のチャイニーズで定食!(海鮮焼きそば・点心蒸篭“小龍包/蝦餃子/肉焼売”高菜スープ)点心が特に美味しかったです♪

20:15着と連絡をくれた友人に合わせて会場入口へ向かい 合流してから中へ入りました まだ1つ前のバンドが演奏中だったのですが これがヒドくて(苦笑) DOORSってこれOKなの?!と本気で疑いました そんなレベルの低いハコじゃないと思ってたんですが あれはあんまりだ…
まぁ そのバンドさんの名誉のためにも詳しくは語りませんが 終演後に「アンケートお願いします〜」と用紙配られた日にゃ

「あ あ えと 今来たばっかなんで聴いてません!」 と断るしかなかったとです

正直に書いても泣かないなら書くけど…
いやいや 心優しいワタクシめにはそんな極業致しかねますョ(-_-;)ゞ
あとで聞いたら友人2人も私と同じことを思って同じ断り方をしたそうです ははは もうちょっと上手にならんとねお嬢ちゃん達(ネタバレ気味)

そうこうしているうちに ステージではPOWDERがセッティングを始めました

最近見た目がカジュアルなPOWDERさん 今日はさなやんの鶏冠もハンチングに隠され スージーは赤シャツの上にカーディガン たっぷり目のジーンズドナルド・ダックの足みたいな革靴 クリさんはいつもの和柄シャツにハーフパンツという出で立ち 見てくれだけはごっつ若々しい3人です

前回につづきSEなしで演奏スタート 今日はちゃんと録音のスイッチ間に合ったぞ! 録音撮影禁止になっていたので仕事鞄からマイク部分だけをのぞかせて テーブルの下にコッソリ置いてみました 演奏中その近くにいた兄さんたちに何度か蹴られていたみたいで 少し後ろから見ていた私は気が気じゃなかったです

セットリストはこんな感じ?
●ICE
●MEMORY MOTEL
●虚飾の果てに
●風に聴け
●エリア
●MISS31
●灰色ベイビー

あー…『風に聴け』すごい久し振りな気がする 色々思い出す曲なんだよな 即物的なようで排他的なようで 実はものスゴく抒情を孕んでて 多分好きだ 初めて聴いたときの状況があんまり良くなかったのでそう思わないできちゃったけどね
ズルいよな この歌
それはそうと タイトルの文字は「聴け」でいいのか?と 未だに激しく疑問

えーっと メンバーのテンション的にはですね なんだか微妙な感じでした 3人がというか ぶっちゃけスージーが なんですが
「歌いきる」ではなくて「歌い捨てる」みたいに聞こえましたよ? 一言で言うなら「ざつ」に歌ってる気がした 声は普段よりも出てたくらいなのにな スージー自身の機嫌も悪そくなかったと思うけど なんでそんな風に聞こえたかな?

自分的には前回のLa.mamaが良かったので ちょっと残念な気分でした

そんな私の思いに共鳴したのか 終演後引き上げたMDは最初の1分で止まっておりまして
「ありゃ録れてないや… まいっか」
とかアッサリ諦めてる辺りで既に終ってるよ今日のライブ(苦笑) ただ今回欠席の友人たちにダビってあげられなくて申し訳ないなーとは思った 他の友人に聞いてみたら彼女達も失敗していたので こりゃ本格的に悪いことしちゃったな〜と焦ってみたり 誰かうまく録れた人いませんかねぃ(^^;)ゞ

今日は特に誰と話したいという気分でもなかったので 終ったらすぐに帰るつもりだったのに POWDERの次のバンド(トリ)がスゴイ上手でね!
3ピース+女の子ボーカルの4人組だったんですが 歌がドえらく巧かったんですよ ハウリングバタフライ(Howling Butterfly)とかいってましたか

惜しむらくは楽曲が少々難し目で 初めて聴いた帰り道でフレーズが回るようなとっつき易さがなかったことでしょうか その点ではスーさんの曲とかのがインパクトあると思う ただとにかくボーカルの子の声が強烈で「うまい!」っていう印象はものスゴイ残りました アレンジや歌声にはアニメソングっぽさを感じたかなー… もっとシンプルな歌も歌えば良いのに

そんな訳で 出口の前まで来たのに動けなくなってしまい 友人達に「…帰れなくなっちゃった」とボソリ囁いたら「「…私も」」と2人から同じ返事が返ってきた 誰か先出るとか帰るとかしてても良さそうなもんなのに 3人してクギ付けになちゃってましたよ(苦笑) そんな訳で結局彼女らを最後まで聴いて 私なんかCDまで衝動買いして(え!) やっと表に出たのでした

POWDERの前のバンドは間逆の意味でスゴかったし この並びって一体なんなんだろうねー とか笑ってみました
上がって行ったらクリさんさなやんカリーさん(マネージャー北原氏)がいたので 挨拶程度の話をしてサッサと退散
その際 ちょっと気になってたので「1番目のバンドはどんなバンドだったの?(POWDERは3番目だった)」と訊いてみたら 「女の子がボーカルのバンドだった」というので「じゃあ男性ボーカルはスーさんだけだったんだ」と言ったら 初めて気がついたように「え?ああそうやねーホンマや!」と手を打たれました ←誰だ(笑)

週のど真中なのに結構出待ちのお客さんがいて クリさんもさなやんも小マメに相手をしてあげてました ただ一人姿を見せなかったスージーは やっぱり何かが不調だったのでしょうか? ただの気分かも知れませんけどね まぁいいや今日は

『全てはジャムのように』POWDER

 
帰りの道々友人2人と今日のステージについてダメ出しをしていたときの会話

わたし「なんか大雑把に歌ってたというか 言い捨てな感じしませんでした?」
Mさん「うん思った!でも声はすっごいよく出てたよね だから折角高い音まで出してるのに勿体ないなーって思って」
Rさん「そうそう 聴いたことないような声出してたよね 何?そんな声も出せるんだ?って」



聴いたことないような声?



…ナイス表現!!
 


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