2004年08月31日(火) |
久しぶりの日本は(;;) |
珍しく日本がテレビに映った! と思ったら……(;;) 大雨水害のニュースでした。 す、すごい台風。 内容が映像でしかわからないのは、こういうときに辛いですね。 ネットでニュースをあさるしかないか。。。
2004年08月30日(月) |
【オンライン読書】今月の一押し! |
……ということで、8月読み終わった作品の中で、これこそ! と思う作品をば……。
実は今月かなり読ませていただいているような……。 なんせ【信じて……】を書き終わったあとなので、他の作品に頭が切り替わらず、何だか【祈り所……】まで、信じての連発になってしまい、でもう。 笑うしかありません。で、頭クリアのためにかなり読みまくったわけで。 被害をこうむった皆様、申し訳ございません。
で、やはりこれを一押しにしないわけはいかないでしょう。
【イアナ神戦記 第二部〜マラナ唄】鈴子さん。 壮大なるファンタジー長編の二部完結! というだけではなく、読み応え充分、はまり度充分! で、文句なしのダントツ一押しです。
あと、短編でもやられたのがあります。
【蚊取り線香】水瀬四十郎さん。 私の年代には、こたえられない作品ですね。じわりじわりときました。
この2作品は、もう手放しで、オススメでございます!
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こういう一押しをしていくと、さらっと読めるようなものはどうしてもはずれがちになりますね。感動度が評価ポイントですから。 てなことで、ストーリーとして完成度高くて、安心して読めたうえ、面白かったものもあげておきます。 冬木洋子さんの【美しいシルグリーデ姫】ゆめのみなとさんの【〈羽根と蹄鉄〉亭の冴えない休暇】しきみさんの【山のタヌキと神樹の葉】 番外編もありますが、短編読みきりとして読んでも充分面白かった作品です。
はぁ、私も修行がたらんわ……。などと、本当に呆然してしまいますね。 素敵な作品に出会ってしまうと。(^−^;
出かけようと思ったら、突然どばーーーーっという雨のため、外出が怖くなっています。いやぁ、秋ですね。 おかげさまで、読書の秋……という感じで、オンライン作品読みまくり状態のなっています。 書くほうは、ちょっとお休み。 英気を養っております。
フランスの犬はほえないのですが、最近我が家の近くに住み着いた犬は、ひたすらほえます。珍しい。で、犬の話題など。 犬好きにはたまらない国かも知れませんが、レストランもデパートも地下鉄も犬OK。 でも、よくよく聞くと、本当は地下鉄に犬を乗せるのはだめらしいです。ただ、そんなこと、誰も守らないし注意しない……ということで。 犬の糞も、放置には3ユーロの罰金らしいのですが、誰も取り締まらないし、おそらく誰も知らないのでしょう。 そんなおおらかな国だから……なのか、犬のしつけが厳しいのか、は、わかりませんが、とにかく犬は大人しいです。 自分くらいの大きさ(そんなのいないって)がある犬でも、なんだか恐怖心がわきません。 はっと気がつくと、あれま、足元に犬だよ。で、てんで大丈夫。 それが、シュエパードでもドーベルマンでも、まぁ、大人しいからねぇ。 当然ながら、犬は洋犬。当たり前だ。 いろいろな種類がいますが、たいていは巨大か小さいか、で、中間サイズをあまり見ません。 ちょっと不思議です。
2004年08月26日(木) |
オリンピックは蚊帳の外? |
今回は日本人の活躍が目立ちますね。(^^) おかげで、柔道・水泳・体操・マラソンなど、盛り上がることが出来ましたが、なんせ、日本と放送する種目が大きく違います。 今は、なんと自転車競技です。 他にフェンシング、乗馬など、日本ではほとんど見れない競技も見れます。
私は10年ほど前まで乗馬をしていましたから、もう夢中になってみていました。 とはいえ、てんで解説がわからないので、何が何だかわからなかったのですが。 でも、ちょっとショック。 何がって、昔はかなりはまって通っていた時期があったのですが、すっかり遠ざかってしまい、興味も薄くなってしまうと、知識すらあやふやになってしまうんですね。 ドレッサージュ・ピルーエット・パッサージュという言葉を懐かしく聞き取ったのですが、なんだったかすぐに思い出せませんでした。 他の言葉は、聞き取ることすら出来ませんでした。 私の乗馬レベルは、やっとどうにか馬に乗っていられる程度で、高等馬術は憧れで、しかもそれが出来る人も馬も身近にいなかったこともあり、忘れても仕方がないといえば仕方がないのですが。 見ているうちに、ドレッサージュは馬場馬術、ピルーエットは後ろ足を軸にして駆け足で回転だったかなぁ? と思い出してきましたが。
興味のあることって自然と覚えるのに、興味のないことって勉強してもなかなか憶えられません。 しかも、興味がうせると頭からも消えて行くとは(^−^; 恐ろしいぞ、私のとり頭は!
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とはいえ、馬場馬術や3日間競技(今もそういうのかな?)障害など、堪能できたのはうれしいです。 馬場馬術なんて、ほとんど見たことがなかったので、バックミュージックが入ることも知りませんでした。 す、すごい。もう、あいつら馬じゃない! なんて思います。 見ていて楽しいのは、障害競技だと思いますが、馬場も面白いなぁと思いました。 でも、一番楽しかったのは、3日間の2日目、クロスカントリーかも? 写真では見たことがありましたが、実際映像で見たのは初めてでした。 私の記憶が正しければ、3日間競技は、同じ馬を使って、1日目は馬場馬術、2日目はクロスカントリーで野山を駆け、3日目は障害競技を行うものです。 馬の総合的な力と持久力が問われるハードな競技です。 で、クロスカントリーは野山とはいえ人工ですから、人工池にヨットが浮かんでいたり、風車小屋があったり、と、障害物もかわいいんですね。 しかも途中、丘なんかを駆け抜けなくちゃいけないので、本当にハード。 (感じとしてはゴルフ場が一番近いかも?) 楽しかったです。
……やはり、私のオリンピック観戦て。うーん、蚊帳の外かも? (^−^; 日本の金メダルで涙の感動を味わいたかった……
【本日の感想文】というコーナーがあります。 オンラインを中心に、その日読んだものをメモ程度に書きとめておこう……という日記なのです。 正直なところ、全部書ききれてはいないのですが。(^−^;
最近、プログを使っているところを見て、あああ、私もこれを使えばよかったかなぁ? などと思ったりしましたが、作者に読まれるとあまりにも恥ずかしい毒吐きもあり(じゃあ書くな!)私的好みを探している人のためだけ、もしくは私の【王様の耳はロバの耳!】ちっくな場所でもあり……なので、この程度に目立たないほうが妥当か? などと。 だいたいは、どこかで書き込んだものののコピペも多いですしね。
で、本日はオンラインの短編を4作読みました。 同じ日に何個か書き込みは出来るのですが、4つも一気に感想を書くのはさすがに疲れるかも……。 続きは翌日にまわそうと思い、あぁ、明日も4編くらい読んだらどうしよう? などといらない心配をしています。
で、思ったのですが。 書かないとなるとかなり書いていません。1ヶ月とか半月ぐらい。 つまり、全然読んでいないってことです。(^0^; これって、執筆と休養と読書の周期が、ものすごくはっきり出ているのでは? などと、自己分析しております。 はぁ、私ってそういう人だったのね?
つまり、今は読みまくり状態に陥っている……ってところです。
軽いもの読んだり、重いもの読んだり。 入り込める作品が好きなのですが、入りすぎて疲れる場合もあるので、たまに軽く読み流せるものも読んでいます。 某所にて、感想書きます宣言をしようかなぁ? などとも思ったけれども、今読みかけが溜まりすぎているので、躊躇。 不思議なことに、好きな作家さんの作品よりも、まったく知らない好みでないかもしれないものを、気合を入れて読みたくなることもあるのですよね。 好き系は、のめることがわかっているので、深呼吸が必要ってことかな?
お気楽系で楽しみながら読んでいるものに【シザリオン・ハーツ】 かなり前にDLしていたのですが、書きモードに入っていたため、読めませんでした。 ものすごーくかわいい。で、ちょっぴり切ない。(@^^@) でも、このままだと読了するまえに、書きモードに切り替わりそうで危機かも?
本日のパリは、久しぶりに爽やかな秋晴れでした。 本当に秋。窓を開けたら寒いこと! 「でした」と過去形……ということは、むむむ、実は私、持病(?)が重くて、本日は寝込んでしまったのですよ。 とはいえ、ほら、ほら、変な病気ではありませんから、ご心配なく。 (^−^;
こういう鬱な気分の時、そっとしておいてくれる我ダンナは、本当に私の宝物です。(と、結局はのろけ?) で、ダンナが入れてくれたカフェオレを飲みながら、ふと思いました。
あれま、我ダンナも少し年齢を重ねたかも? 私がこういうのも何なのですが、ダンナはけっこういい男だと思うのです。 (まぁ、惚れた弱みもありますので、その点は差っぴいてくださいね) とはいえ、この年齢になると、やや歳をとったなぁ……と思うのは当たり前。 ちょっと垂れ下がり気味の頬をマッサージしてあげたいなぁ、などと。
私は、あまり若者の文化に接する機会がないのですよね。 自分も若者だった時代があるにも関わらず、何だか若者の集団を見ると、私のようなおばさんはきっと石を投げられるのだ! と、どこか恐れてしまうところがあります。 たぶん、若い人たちの文化を誇張するような三面ニュースや発言を、テレビなんかで仕入れすぎていると思うからなのですが。
若者と一言で言っても、いろいろな人種がいると思うのですよね。ネットを見ていると、そう思います。 それに、私自身が若い頃もそうでしたし。 良い子チームには少し不真面目でしたし、普通の子チームには変な発想で受け入れられなかったし、悪い子チームには全然怖くて口も利けなかった。 気がつくと、私の周りには【漫画書き書き】のちょっと変わった普通の子が集まっていたような気がします。 それに、私の目からみたら、20歳も18歳も15歳も皆、若者だけど、当時は1歳違うともう異文化だった気もする。 肉体的にも精神的にも、成長過程にあって柔軟なので、まぁぐぐぐんと、変化してゆくのだろうなぁ。 新しいことに対応する力も早いの何の……。しかし、一年違うと、もうまた別世界なのですなぁ。
たまたま沖さんのサイトで日記を読みまして、彼女の鋭い観察力に脱帽! うむ、物書きたるもの、観察力をも養わねば! などと思いまして、とりあえずは何気にダンナとお話。 ダンナは、若者と接する機会が多いのです。 「最近って、学生の話題ってついてゆける?」 昔は、学生の兄さん分みたいなダンナも、ここまで歳を重ねたら、うーむ最近の若者は……などと言うかも? などと思っていました。 「うん? 最近? 最近の学生のほうが妙に話が合うんだよね」 「え?」 もしかして、あなた、強がっているんじゃぁ? (^−^;
ダンナ曰く、今の学生さんは自分の子供くらいの年代なのだそうで。 だから、逆に兄弟分のような学生達とよりも、なんとなく気持ちがわかるのだそうです。 「学生も、親と同じ年代だと思うから、俺のこと、なんとなくわかるんじゃない?」 そういうものなのだろうか? うーん。。。
そういえば、もう死語にだけど、かつて【新人類】という言葉が流行ったことを思い出しました。 私達よりもほんのちょっと後の世代の、てんで理解しがたい考え方を総称して言っていたのではないかと思うのですが、気がつけば新人類達もすっかり大人になり、30代を謳歌しているはず。 ふーむ、新人類も人類に混じれば普通の人だったのね。
とはいえ、年代というのは、ひとつふるさとのような味わいを感じます。 同じ話題で盛り上がれるというか。 当時嫌いだったことも、後から振り返れば懐かしいことだったりもします。 あぁ、こんな時代もあったのね♪ 昔、親がなつかしのメロディを聞いて喜んでいたのですが、まさにその世代になったかも? って感じです。
ただ、なつかしのメロディだと思っているクイーンとか、アバとか、今流行っているのは、本当に不思議。(実は、フランスでもそうみたい) 懐かしいだけじゃなく、この世代の文化にはパワーとかキラメキがあったのかなぁ? と思う次第です。
そういえば、ビートルズなどは、定期的に流行するみたいです。 私の若かりし頃は、すでに解散して○○年でしたが、大ヒットしておりまして、男の子の大半はビートルズ・ファンでした。 世代年代を超えて、愛されるものってあるのだなぁ、といえばそれまでだけど、常に流行っている……っていうわけじゃないところが面白いです。 おそらく、忘れ去られそうになったときあたりに、また、その音楽を受け入れる年代が回ってくる……というか。 そして、それを聞いて懐かしがる人たちが、また再び指示したりする。 それが、巡る巡るよ、時代は巡る……けど、永久に愛されるかも? みたいなものなのでしょう。 (ビートルズが永久なのかは、まだわかりませんが……(^0^; まぁ、かなり歴史的かも?)
脈絡のない日記だなぁ、と思いつつ。
最近、【over30】という交流場が出来ました。ははは、私も早速参加! やはり、大人(?)のコミュニティは心地良いものがあります。(^^) けして、若者に向けて「ふ、君達のようなガキとは……」と、いうものではありません。 というか、わりと「若い頃はこんなのあったよね?」みたいな話題が多く、過去になってしまった文化を懐かしむことも多いようです。
で、思うに。 自分が若い頃に触れていた文化(大げさ?)って、てんで古臭くないと思いました。 ファッションも巡り巡って古きよきものから新しいものが生まれるように、音楽も文学もありかなぁ。 少なくても、自分が若い頃に感動したものを、やはり感動する感性が、年代がちがうという理由で、若者が受け付けないとは思えないんですね。 「23歳過ぎたら、もう若い感覚では書けない」とかいう話があったりしますけれど、その若い感覚っていうのはたぶん若者全部をあらわしているのとはちょっと違うんじゃぁ?
受けるものを書く、っていう書き方もあるだろうけれど、私はそんなセンスはなく、自分らしい作品を書くしかないのですが、きっと若い人にもわかってもらえる作品があるのでは? と思っています。 メジャーはいつか飽和するもの。 次の新しい芽は、もうすでに発芽していて、くすぶっているものです。 それが、あっと驚く新しいものか、古いものの叩きなおしなのかはわかりません。 マイナーは、新しいメジャーを作る大事な要素でもありますから、これからもマイペースでいきましょう。
で、30オーバーな私ではありますが、10代20代の方にも読んでいただけるとうれしいなぁ……などと思っています。 ファンタジーのネタの大半は、若い時代に考え出したものでもありますしね。
あ、でも【信じて神様・疑って悪魔】などは、20代後半から3、40代向けかもしれません。(^0^; たぶん、この女の焦りって、10代には難解? たぶん、タイムマシーンで私が19歳に戻ってこの作品を読んだとしたら……腹を立てて、作者に抗議かも?
えー、前にも書きましたが、フランス人はよく 「あららー」とか「おららー」とか言います。 これは、がっかり……とか、こけましたとか、ジョークを受けたときに発するようです。 日本人で言えば「がくーーーっ!」っていう感じでしょうか。 で、オリンピックやサッカーなどを見ていると、アナウンサーが連発するんですよ。 特に、フランス人がこけてしまったりすると。(^−^; で、これが日本人のような絶叫ではないのですよね。 トーンが下がるわけで、本当に「ぽわんぽわんぽわんぽわ……」みたいな響きなんですよね。
日本人の場合「うわーーーーーーー!」 アクセント ↑↑ひたすら↑↑
フランス人の場合「あっららーーーー!」 アクセント ↑・↓・→・↓↓
って感じなんです。 なんか、驚きと同時にがっかりを表現できるので、絶叫だけでも 「え? 勝ったの? 負けたの? どうなったの?」 という疑問は抱かずにすみます。
うん、フランス人は意思表示が上手だぞ! (本当か?)
中学校の時から高校野球を見ております。 時には、憧れのお兄さんを作ったりしておりましたが(ミーハー)最近は、かわいいなぁ……などと、自分の歳を感じる有様です。 今年は、こちらにいるから見ることが出来ず、北海道のチームがベスト4までに残った……とまでしか知らなかったのですよ。 で、今日、ネットでニュースを見て驚き桃の木でした!
駒大苫小牧優勝????? (・・)
喜びよりも驚きが先にたっていて、もうただただ呆然。 北海道のチームって、1回戦敗退が多く、いつもがっかりさせられているんですよね。 最近は2回戦くらいまでいってくれて、ああ、よかった……などと思うくらい。 駒大岩見沢が活躍したときは、たまたま妹の中学校時代の友人が出ていて、それはもう興奮しました。 でも、絶対に北海道のチームが優勝なんて、夢のまた夢だ! と思っていたんですよ。 (いやはや、がんばっている人に失礼な話です)
私が知らない時代には、決勝まで駒を進めるチームとかもあったようなんですが、まさに昔語りです。 かつて、本当に道内向かうところ敵なしのすごいチームがあったのですが、なんと一回戦で、しかも1年生投手に一安打に抑えられるという、なんともいえない結果でした。 そんなことすら、懐かしく思い出されました。
選手は3年間で水のように流れさっていくわけですから、伝統を作ってゆくのは大変です。守っていくのも大変です。 駒大苫小牧の皆さん、おめでとう。ありがとう。 今後もがんばっていってくださいね。
2004年08月21日(土) |
【執筆ネタ】番外編企画・悪乗り! |
番外編競作【禁じられた言葉】に3作参加しました。 前回も、たしか3作出してしまい、自分でもいい加減にしろよ! と思っていたのですが、今回もふたを開けたら……。(^^;
しかも、今回は【信じて……】を書き終わったばかりで乗っていたせいもあり、初めての【信じて……】番外編あり! です。 とはいえ、たいした内容ではなく、本編のワンシーンを祥子さん視点に書き換えただけなんですけれどもね。 白井野視点の本編では、実は白井野という女の本性はわかりにくいです。 なぜって、自分のことを冷静に分析できる人間なんて、そうざらにいないと思うんですよね。(^0^; そういう意味では書いていて楽しい作品ですが、作品の出来としては今一。まぁ、本編の紹介程度の内容です。
どうも、こう天気が悪いと、執筆ネタばかりになってしまって……。 申し訳ありません。
2004年08月20日(金) |
『執筆相談』悪乗りロールプレイ(^^; |
物書きとしての私って、実は意外と堅物だと思っております。 文章には厳しくはないのですが、設定にも厳しくはないのですが……。 なんていうか、あまり遊び心がないっていうか。
まずは、ある程度ラストまで構築できないと、書けません。 書いているうちに構想が広がることはあっても、最後のラストを目指しているので、さほど脱線しません。 それは、私のいいところである! と自信をもっております。 が。 同時にはじけられないところでもありますね。
で、たまたま『カノープス通信』の冬木さんと感想のやり取りをしていましたところ。
+++勝手に引用+++
> 私ごとき感想に惑わず、わが道を行ってください。アルファード。
ふと思ったんですが、いっそのこと、ゲームブックみたいに、読者の投票によってストーリーが変わる小説とかやったら面白いでしょうね。一回更新するごとに、最後に『この後、ローイは……1.里菜を押し倒す 2.思い止まる』とか、選択肢があって、次回は投票数の多かった方向にストーリーが動くんです。ネットならではの楽しい試みじゃないですか? でも、遅筆の人には出来ないですね(^_^;) 誰かやらないかなあ。それとも、もう、どこかでやってる人がいるでしょうか。 +++引用終わり+++
という話がありました。 そんなあほな……と思って返事に
>私の場合、もうラストを決めちゃって書くので、そんな遊びのゆとりはないですけれど、ちょっとやってみたくもなります。
などと書いているうちに、いや本当にこの文章を書いているうちにですよ。急に構想が沸いてきました。 で。
>……イヤホンと、マジでやったらのってくれます?
などと、気がついたら書いておりました。 あははは。。。
****
で、本当にやる気満々になっております。(^−^; 実は、いつかは書こうかなぁ? と思っているネタがあります。 それは、初めと終わりは決まっているのですが、間の冒険がちっとも決まっていない作品です。 まぁ、考えてから書くつもりだったのですが、いっそのこと、皆さんの反応を見ながら書くのも面白いかなぁ? などと思いました。 それにのってくれる人がいるかどうか? は、はなはだ疑問ですし、のれば書くけれど、のらなかったら、1年はぶっ飛ばしてしまう私なので、不安が無いわけでもないのですが。
ちょうど『信じて……』が校了して、95回は更新できますし(おい、そんなに長編なのかよ?)エーデムも一休み中ですし。 いきあたりばったり連載というのもいいかも知れませんね。
ネタはですね。 『銀のムテ人』のサリサの子供時代です。 見かけ10歳の情けない子供の頃のお話ですね。 『陽が沈む時』を読んだ方は記憶にあると思いますが、彼はマサ・メルの命令で、どこをさまよっているかわからないメルロイ(セラファン)に手紙を届けに行きます。 最終的には手紙を届けることが出来ますが、世間知らずの彼にはとても辛い旅だったはず。 いつか、冒険活劇でホビットの冒険のビルボのごとく、サリサの冒険を書いたみたいな……と思っていました。
ラストに3本くらいの選択肢を設け選んでもらう方法で、メールフォームを利用します。 更新後、数日ほど様子見して、票を集計し、それから続きを考えるという、今までの私からは考えられないような荒業(笑) 作品の出来は、もう考えない遊びです。でも、意外な傑作が出来たりして。 なんだか、未知なる旅に出かけるような、そんな気分です。
そんなこと、やってもいいでしょうかねぇ?
午前中は晴れていて、半袖でも充分なのですが、やはり今日も午後から雨です。 しかも、傘があればいいじゃん……っていうレベルではない降りなのです。 雷と雹を伴ううえに、バケツどころかプールの底が抜けたような大降りなので、痛くて外になどいられません。 ……ということで、今日も出かけることもなく、ボケッとネットで遊んでいます。 とはいえ、今日はカルフールに買い物に行かなくては。 食べるものがありません。(^0^; 晴れてくれないかなぁ?
こういう大降りも、見ていて楽しいですね。 ファンタジックな気分になります。 たとえば……。 メルロイとギルティがあった大雨なんて、こんな感じなのかなぁ? などと。 カラリと晴れ渡ったあと、ギルティが服や髪を絞るシーンが目に浮かんでくるようです。 うーん、今ならばもっとリアルに表現できたかも? などと。 まぁ、今後の執筆に生かせれば……うんぬん。
今日、お友達のお友達であるフランス人のじゃんじゃんさん(愛称です。本名ではありません)と食事をしました。 お友達とダンナと私と4人でです。(^^)
今日はとても天気がよく、テラス席にいたのですが、なぜかワインが出てきたところで、にわかに掻き曇り、バケツをひっくり返した大降りと雷になりまして逃げました。 ここしばらく、パリはこのような天気が続いています。 雨が降ると、あぁもう秋だなぁ……という感じで、一気に寒くなります。 降る前と後では、きっと5℃は温度変化があったのではないかなぁ。 いつもパリの8月はこんな感じなのか? と聞くと、どうやらそうではないという返事でした。 ちなみに「どうやら」というのは、私には英語もフランス語もちんぷんかんぷんなので、表情を見て返事を想像したから。(^^; いや、これ、捨てたものではありません。
ダンナとじゃんじゃんさんは、蟹を食べたのですが、こちらの蟹は堅いんです。 爪のところとか、すごく美味しいんですけれどね。 私は、この蟹の毛が一度指に刺さって苦しんで以来、ちょっと恐怖を感じて食べませんでしたが。 フランスの人って、食べなれているのか、蟹をきれいに食べます。 に比べて……うちのダンナの汚いこと。(^^; まさに、ばばっちい! って感じです。
お話は、じゃんじゃんさんの「日本旅行」が中心でしたが、面白かったのは、フランス語の日本ガイドブック。 これって、笑える。(^^; なんと、箸の持ち方・食べ物紹介・あられの種類まで解説してある。 あぁ、これが我じゃぽん! ……と、懐かしくはならなかったような。 なんか、とてもストレンジ・えとらんじぇに見えました。
もう4ヶ月がたちましたが、中々仕事もしていないとなれば、こちらの人と仲良くなる機会も少ないので、じゃんじゃんさんとお話できるのは、とても楽しいです。 また、遊んでくれるといいなぁ……。(^^)
森を散歩したら、もう葉の色が変わっている……。 秋なんですねぇ。
天候も、晴れていた……と思ったら、いきなり雨と雷で、ダイナミックに変化します。 大陸的な気候だなぁ……と実感。
このところ、執筆にいそしんでいて、テンで外出していませんでした。 いやはや、もったいない話です。(−−; しかしまぁ、今日も雨のようです。出たくないですねぇ。
そろそろ、また旅行にでも行こうかなぁ? とはいえ、今はダンナが必死にオリンピックうぃ見ているので、腰重いようです。 こちらでは、日本ではやりそうに無い馬場馬術、フェンシングなども見れて、不思議な感じです。 もちろん、日本の体操金メダルなんかも見ましたよ。(^^) 問題は言葉がわからないから、感動半分なところでしょうか? あ、なんか喜んでいるから、メダル? とか、思っていたら金だった。
2004年08月15日(日) |
【執筆ネタ】現代物一人称は二度と書かない |
私は、やっぱりファンタジー書きかなぁ……と、思います。 現代物は苦手です。
自分の書きたいテーマが、どうしてもファンタジーでは書ききれない場合、現代物一人称を使って書くことが多いのですが、どうも弊害も多い気がしてなりません。 むやみに、自分や人を傷つけてしまう危険を、つくづく感じてしまいます。
たとえば……。 【エーデムリング物語】などは、逃れることの出来ない血の運命……みたいなのが根底にあります。 でも、これを現代物一人称でやってしまうと、恐ろしい事態になりそうです。 「僕は白色人種で平和主義、でも、彼は砂漠に住む野蛮人で、目の色が怖い」 なんて絶対に出来ません。(^−^; 私は人種差別者になってしまいます。 ファンタジーは、きれいごとで非現実的なことを書ける……という利点がありますが、逆に現代に反映させてしまうと、非社会的で反体制的なことでさえ、当たり前に表現できる、いわば汚いことを汚いまま、率直に描ける世界でもあると思います。
【折鶴は飛んだのか?】や【信じて神様・疑って悪魔】のような作品は、テーマがファンタジーでは書ききれない作品で、自分としては一人称を選んだことが、とても成功している作品だと思います。 非常に書きやすかった……けれど、やはり弊害を感じるんですよね。 ひとつは【私=私】と思われてしまうこと。 【登場人物=もしかして誰かそのような人が?】と、思われること。 舞台を自分の身近に設定すればするほど、余計にその危険があるわけで、あうぅ……知らない土地を舞台にすればよかった……などと後悔してしまいます。つい、この風景を取り入れたい……などと、思ってしまうからいけないんだ。
もうひとつは、ダークな内面を書くのが怖くなったこと。 「障害者や非行に走る子供を持つ親にたいして、あまりにも思いやりがないのではありませんか? そこは書きなおしたほうがいいです」 などと、ご意見をいただいたりすると、うーん……そんなつもりではないのだけれど、そう感じる人もいるんだ……などと。 アップしてから少し手直しはしたものの、やはり書きなおせなかった。 人を呪うのに、きれいな言葉で常識的なことを書いていたのでは、やはり語りつくせないし、逸脱しているからこそ、効果的だと思ったので。 でも、やはり人を傷つける可能性がある……ということは、とても怖いことだなぁ……と、感じてしまいました。 で、いったん一年ほどその作品を下げちゃいました。
リアリティを求めて現代物一人称を使っているのに、反比例して怖くなるんですよね。 人間の本性に迫ろうとすればするほど、どんどん不安が募ってくる。 現代物を書き続ける人は、すごい強い人だなぁ……と思います。 私は、もう挫けて現代物は書きません。書いたとしても三人称で行こう。 【信じて神様・疑って悪魔】が完結して、つくづくしみじみ感じております。 ……きっと、とある立場に追い込まれてしまっている人を、傷つける可能性がある作品だと思います。 でも、一人称のわがままはわがままで、多くの人に読んでもらいたい作品でもあることには、間違いありません。 ここしばらく、熱を入れてこの作品に取り組んでいたため、鬱な気分になっていましたが、完結できてほっとしています。 ただ、もう二度とこのような作品、現代物一人称は書かないことにしようと、心に決めた次第です。
2004年08月14日(土) |
【執筆ネタ】信じて神様・疑って悪魔 |
最近、のっておりました【信じて神様・疑って悪魔】が、完結しました。 いつものごとく、疾風のペンでしたので、見直しつつのアップになります。 ですから、連載はいつ終わることになるやら……。
でも、長く書いていた作品なので、エンディングを迎えられてうれしいです。 やや、会話で話が進んでいってしまうので、さくさくで深みはありません。 その辺、さくさく優先にするか、少し状況を入れるかは、ちょっと考えたいです。 長さはだいたい800Pくらいのようです。
深く考えないで書いた作品なので、いつか少し深みをくわえたい気もしますが、どうなることやら?
8月になれば、もう秋……とは聞いていたけれど、このごろの天気は秋の空です。 半袖でも暑い……と思っていたら、急に大雨。しかも、雷雨です。 はっきりって、バケツをひっくり返したじゃあすまないような大降りで、傘を差しても歩けないくらいです。 先日は、それに雹が混じっていて、痛かったです。 景気のいい大降りは、かえって気持ちがいいです。
今日もお昼を食べて外に出てみると雨。 雨宿りして、メトロに乗り、買い物して出ると、やはり土砂降り。 ひえええ。 でも、ずっと長く降っているわけではないので、小降りになったところで、家まで走って帰りました。 そのあと、日が差してくるんですから、本当に天気は読めません。
2004年08月12日(木) |
最近落ち込む……。(−−; |
パリは、まさに快晴! でも、数日間夜に大雨が降ったために、爽やかで日陰では鳥肌が立つほどの涼しさです。 街路樹の葉が落ちて、まるで秋の様相です。 温度差に耐え切れないのでしょうか? それとも本当に秋が近いのかな?
セーヌの河川敷で、まるでビーチのごとく、甲羅干ししている人がたくさん。 でも、パリの人たちはどこでも甲羅干しするようです。 森でも芝生の上でも、気がつけば水着姿……もしくはトップレスで、寝転がっている人が多いのです。 はぁ、いいところですね。
でも、私は最近落ち込んでいます。(−−; というのは、執筆が乗りすぎて気分がダークなのです。 ちょうど【人間関係ぐうちゃぐちゃ】の、いやーーーなところを書いているためで、なりきって書いてしまう私は、まったくその気分に陥ってしまっています。 回復のためには、このお話をさっさと書ききるしかありません。
まだ、見たいところ・行きたいところが満載なのに、本当に困ったことに、何を見ても暗くなってしまう。 てなことで、しばらく執筆に専念させていただいております。
やっと扇風機が使える暑さになりました。(^^) 日本から考えと、避暑ですねぇ。 気温は30度を少し超えるくらいで、家の中にいると、日差しがないためにひんやり感じるくらいでした。
ここ2,3日ほど、執筆が乗っておりまして、更新するのがとまっている状態です。 【信じて神様・疑って悪魔】を200Pほど書き進めることが出来たので、なんと、27回分もストックが出来ました。(*^^*) 全体のちょうど半分過ぎたあたりかなぁ? 折り返しにかかった感じがします。一区切りついた。 長い作品だなぁ……。
あまりに世界に入り込んでいると、危ない恋がしたくなる……。(笑) ダンナを時々誘惑していますが、あまり遊んでくれません。 肩もみしてやらないと、キスもしてくれないなんて、古女房にはなりたくないもんですねぇ……。 (−−;
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