思えば三日坊主ならぬ二日坊主の姫が、よくもまぁ……。 今日でHPオープン一周年です。
更新記録などとっておりませんが、本当に我ながらよくもったというのが感想。 はるかかなた若かりしころに考えた物語を文章化したのがはじまりで、「時無草紙」の志麻さんから、いっそHP持ってしまえば? と勧められ、その気になってしまった。
いまだによくわかっていないし、あまりわかろうともしていない。 とにかく書いては更新、書いては更新で、美観も何もあったものではない。 きれいにしたい気はあるのだけど、気持ちだけで手がつかないのは、どうやらページ作りは好きではないという事らしい。(^^; まぁ、あまり自分に負担にならないように、自己満足第一優先主義で、これからもぼちぼちやっていきたいと思います。
このようなわがまま勝手な「姫様状態」サイトですが、本当に皆様のおかげでお客様も一万人を超えました。けして姫一人の力では、ここまでなんて出来ません。 本当にありがとうございます。 そしてこれからもよろしくです。。。。
まるで夢落ちのような、ドジなお話。
今日はお仕事です。 いつものように地下鉄に乗ろうとしたら……定期券が切れていた。 仕方がないからウイズユーカード(プリペイド)で乗ろうとしたら……残高10円。 仕方がないからキップ買おうとしたら……財布がない。 (^^; (^^; (^^;; マジ????
いくら徒歩10分といっても往復したら20分。間違いなく遅刻。 あーーーん、真面目にどうしたらいいの? 一瞬、出社拒否の夢ではないかと思い、ホッペをつねったが真実であった。
結局、家に電話してダンナに財布を持って来てもらった。 今日が日曜日でよかった。優しいダンナでよかった。が…… ダンナ、財布のありかがわからず、カバンごと。
本日、カバンをふたつ持って出社の、ドジッコ姫でした。
昨日はレイトショーで再びLOTRを見た。何回目だろう? もう忘れた。 しかし……悲しすぎるほど、スクリーンが小さかった。 さすがに、もう上映はラストの感が歪めない。
映画の予告を見ているうちに、迫力の違いに驚きあきれる羽目に陥った。 特に……スターウォーズの予告は、全然迫力なし。。。 情けないくらいだった。 このスクリーンの幅で、どうやってワイド画面を映しし出すんだろう? などと思っていたら、いきなり画面が小さく細くなって、思わずバカヤローーー! と叫びたくなった。 何度も見た映画だが、オープニングでこんなに悲しい気持ちで見たことははじめてだ。
しかし……ラストシーンでは、何度みても泣けてしまう。 泣けてしまうのは、何度も見たからかもしれないが。 うっかり、TTTの予告が入ることまで忘れてしまったくらい。
でも、やっぱり大画面で見たかった。 同じ映画館でおかしい。スクリーンに良し悪しがあるにしても、小さなスクリーン割引あってもいいんじゃないか? とさえ思った。 ……レイトショー割引うけている身だから、文句も言えないか……
函館本線線路沿いに桜並木がある。 場所は……ちょうど、札幌学院大学から酪農大学にかけてだろうか? かなりの本数で今がちょうど満開になっている。
あまり古い並木ではない。 だけど、貧弱な並木でもない。 ちょうど大人になったばかりの若々しい桜の木なのではないだろうか? 花弁の色が濃いものと薄いものがあるから、種類も2種類くらい交互に植えたのだろう。
このあたりは札幌のベッドタウンで、JRを利用する人も多い。 それに、学校も密集している。実は江別市、小さな市ではあるが、なんと大学が4つもあるのだ。そのうち3つまでが、この桜並木の中にあることになる。 が。 この桜並木、JRの構内に植えられているため、桜の下にはいきつけないらしい。 つまり、桜の下で花見・宴会・どんちゃん騒ぎは出来ないのである。 仕事通勤のお父さんや青春真っ只中の学生さんが、この桜をめでるのだろう。 まさに車窓からの眺めのみを堪能する桜……。
ところで私、最近JRに乗っていない。 だから、この桜が汽車の中からどのように見えるのかわからない。 たぶん、線路と並木の距離からして、飛ぶようにピンクが走って見えるような気がする。 それを桜と認識して癒されるだけのゆとりが、お父さん・学生さんにあることを祈りたい。
日本語は淡色…… 山吹以来、ちょっと色談義に花が咲いて、なんとなくそう感じました。
とある映画を、わけあって、吹き替え版と字幕を何度かみたのですが…… (今更伏せなくたって)(単にトチ狂って)(はっきり15回半と言え!) 評判の吹き替え版はすばらしいのですが、やっぱり生声にはまけちゃうのですよ。 それは演技力もあるかもしれませんが、それよりも英語のパワーだと思うのです。 役者の口に合わせて演技したり、セリフを訳さなければならないというところに、すでに無理はあるのですが、それよりも何よりも、日本語は淡い感じなのです。
まず、抑揚がない。強弱がつけにくい。リズミカルではない。 演劇などのセリフまわしや、音楽に乗せるのが難しい言語なのではないかな? 昔、洋楽に夢中になったことがあったけれど、その時も日本語って音に乗せにくそう……と感じたものです。サザンなどはとてもうまいけれど、発音が日本語じゃないような英語風な感じだし、Jポップでもノリノリの部分は英語を使ったりしている。英語はきっと日本語よりもビビットな色なんです。
だから日本語はダメ……と言いたいのではありません。 優しい響があると思うのですよ。あまりキンキンしていないというか……。 何かしら一を言って100を想像するような、かすかな色を感じません? 微妙な中間色をいっぱい持っていて、奥深くて風流です。 言葉はお国柄を表しますから、姫も奥ゆかしくて淡色姫でありたいものです。 (*^^*) デヘヘ……
指輪幽鬼の部屋を作ったので、指輪の話題もこれで最後。(かな?) 指輪をはめたように消えてしまいましょう。(^^;
映画を見てからいろいろなことを考えました。 ひとつの映画で、ここまで深く突き詰めたのははじめてかもしれません。 いろいろなところで人の感想を見たりして、なるほどと思ったり、私の感じ方と違うと思ったり……。 また、何度も見ているうちに字幕があやしいと思ったりして、かなり英語の勉強になったかもしれません。(本当か? 自分)
もちろん、アラも見つけてしまいました。 一度気がつくとトコトン気になってしまうので、感動半減する危険性があります。 姫は、無視してみることが出来ますけれど。 でも、これって一回見ただけじゃ気がつかないってものばかりで、みんな本当に回数見ているんだなぁ……。
で、指輪幽鬼の部屋ですが、とりあえずこちらの話題が向こうへ行っただけのことで、たいした内容はありません。 自分の語りのために作ったようなものですから……。 まぁ。「姫様御殿」もそのようなものですけれどね。(^^)
今日……じゃない、もう昨日だ……ニュース・ステーションで「山吹」の花を見ました。
日本は、古来から自然の色を色の名前にするそう。 山吹色とか、藤色とかもそうだね。(^^) 山吹色は、すこし赤みを帯びた黄色ということらしい。が…… 実は姫、山吹なる花を今日はじめて見ました。(@@;
ガビラーーーン! 実は姫、日本人ではないのか???? そういえば、小さい頃は「ヤマブ黄色」だと思っていた。 日本の心などとよく言うけれど、古来から日本らしいものなど、北海道にはないもんねぇ。 文化的な感覚は、日本の心よりもフロンティア・スピリットとかのほうが、道産子にはあうのかもしれない。 まぁ、日本といえど、縦長だしね。
そういえばやっぱりテレビで、ドイツも南と北ではかなり風土が違い、文化も異なる……とか言っていました。 街並みがたしかに違います。 南のほうは、メルヘンの世界に出てくるような、木と漆喰でできたかわいい家が並んでいて、北のほうは煉瓦作りの重厚な家が一般的。 国というのは、所詮ひとつの区切り方の方法でしかないのかもしれないねぇ。
すっかり自分は日本人であり、日本感覚であり、日本の文化の中にいると思っていたけれど、実は山吹という花さえも知らなかったとは。 海外旅行大好きの姫ですが、実は海外よりも、京都旅行のほうがカルチャーショック受けたりするかも……。
姫の職場は大きな建物なので、大々的な避難訓練がありまして、今日はその日。 朝、開店前にするので、いつもよりも30分早い出社。(−−; その上、今日は通し勤務なのに……悲しいぜぃ。
今日の役は、お客様になって誘導されて逃げる役です。 前回もそうでしたが、前回誘導係がとても足が早くて置いてきぼりになっちゃったので、とっても憂鬱。 足腰立つ姫でさえ置いて行かれるのだから、じいちゃんばあちゃん焼け死んじゃうよぉ……。もっとゆっくり逃げてくれ。 その願いが通じたのか、今回はゆっくりでついて行けました。 しかし……。9階とかからなら、やっぱり体力のない人は辛いだろうなぁ。 エレベーターが使えないのだから、仕方がないのだけど。 まぁ、一番いいのは火事にならないように、常に火の用心を心がけることです。 (^^) トーゼンの結論。
桜のつぼみもかたい中、大通公園から我が社を見ると、屋上で発煙筒をたいていた。一応、芸が細かい。 はしご車3台が屋上までするすると上がり、屋上から人が乗ると、見ている我々、「ひゃぁーーー!」とか、声をあげてしまう。 さらにロープで2人、屋上からするする降りてきた時には……。かすかな悲鳴がどこからか上がり、無事に下に着いた時には、拍手。
とっても寒かったけれど、いいもの見せていただきました。
2002年04月15日(月) |
人の評価は水物??? |
すっかり指輪ヤマイの姫。 こんなに行くなら、メンバーズになっちゃえ! という事で、「パラマウント・ユニバーサル シネマ11」の会員になっちゃいました。1回ただ。(ということは千円で1回分と思えばいい)
指輪以外ことが考えられないので、この日記のつまらないこと! ついつい、映画のネタバレオンリーになりそうなので、最近あまり書いていませんね。
人の評価・感想って、意外に水物ですね。 多いほうに流れる……。 これって、人間の心理なのか? たとえば映画館で同じ映画を何回も見ていると、不思議なことに気がつく。 同じ映画なはずなのに、見ている人の傾向で終わった時の反応が違う……。 ある時は、ブーイングでエンドを迎えたかと思うと、またある時は鼻をすする音があちらこちらから……。
同じ映画を見ているまったく知らない人同士が、いったいどこで集団心理の渦に巻き込まれるのでしょう??? (・・)??? だって、語ったりしているわけでもないし、なんでもないのに……。 楽しいと思った空気とか、つまらないとしらけたムードとか、人間は察知して同化する本能があるのかもしれません。 話をしなくてもそうなのに、話をしたらなおさらかも……。 実際、指輪サイトのBBSなど回ってみると、傾向が似ている人同士が集まるせいもあるだろうが、すばらしい考察を述べたりする人がいると、サイトの意見の大半がその流れに乗るようだ。
かつてニュース・キャスターはコメンテーターであってはいけないと聞きました。 でも、最近のニュースって、キャスターも自分の考えを言うし、コメンテーターがおおはやり。 ちょっと怖い気もしたり……。 今の世の中動かしているのは政治ではなくマスコミかも? (^^;
みんな、なんとなく人の意見に流されていって、そんな気持ちになってくる。 「国民はこうこう思っていますよ」 なんてニュースでコメントされたら、日本国民であるかぎり、そう思わなければ非国民のような気持ちになってくる。(意思薄弱だが) しかし、すごいな。一部街の声聞いただけで、国民を代表しちゃうとは。 正しくは「私はこう思います。そう思っている人は多いと考えます」 なんだろうけどね……。 国民の意見、敵にまわしたら、どんな人でもかないそうにない。 その上、たとえ間違っていても誰も国民は責めない。(^^;
2002年04月14日(日) |
見れば見るほど面白いが…… |
好き嫌いはありますよねーーー! ロード・オブ・ザ・リング。 今日、映画の帰り、私はベロベロに泣いていたわけですが、 「ツマンネーな。家で日曜ロードショーでも見たほうがましだった」 などといっている人もいた。 私は、見るほどに面白くなっていく……と、思うのですが。
さて、日記でも掲示板でも「指輪」ばかりなので、これじゃいけないと思い、 (というか、生活自体指輪オンリー???) 別部屋を作って、指輪の幽鬼を監禁しようとたくらんでおります。
……それにしても……眠い。(−−ZZZZ
昨夜行ったのに、今朝も早朝割引で……。
今回は母と吹き替え版を見る約束で、がんばって早起きした。が……。 約束の時間、母はこない。(−−; たしかに、バスセンター八番出口の前と言ったのに……。 母は、何を思ったのか、地下鉄バスセンター駅を降りた後、バスセンターまでいってしまったらしい。
そうこうしているうちに、吹き替え版が始まる時間を過ぎてしまった。 途中から見るくらいなら(おそらくもういれてもらえないだろうが)字幕版でと思い、1時間後の字幕版に切り替えた。でも、それは正解だったかも?
母にはメールであらかじめ多少の知識をいれておいた。 「ホビットは小人なんだよ。魔法使いが出るんだよ。エルフは不老不死なんだよ」 母は、興味がわいてきて楽しみだとはりきっていた。 字幕になるなら、もっと細かいことまでも少し説明しておこうと思ったら、母。 「あれ? この映画よね?」 と、思いもよらないポスターを指差した。 「ほら、小さな人とか、怪物みたいなのとか、いろいろ出てくるのよね?」 母が見ていたポスター……それは……(−−; モンスター・インクだった。
2002年04月11日(木) |
映画館で注意された(;;) |
生まれてはじめて映画館で注意されました。(;;) ショックです! とってもショック!
それがですね……。 すっかり「指輪の世界」に入りこんでいる時に、いきなり後の人が話しかけてきたんです。 「すいませんが、頭をもっと下げていただけませんか?」 丁寧な口調とはいえ、思わずムカ!!!! いきなり現実の世界に引き戻らされて、はっきりいって、返事も出来ませんでした。 実は、後の席の人、ずっとざわざわしていてうるさくて、こちらが文句を言いたいくらいだったのです。やっと映画に集中できた矢先です。 ざわざわしていたのは、私の頭が邪魔だったからか……? と、良心的にとって少し浅めに座りなおしました。
でもね、立っていたわけでも、身を乗り出していたわけでもないのですよ。 ごく普通に座って見ていたのです。 私の座高が高すぎるってこと? (−−; 身長150センチの私の座高なら、よっぽど後ろの迷惑だったかも知れませんね。
奇妙な座り方して腰もだるいし、気分も悪い。 けど、映画が終わる頃にはすっかり忘れて、世界に浸ってやっぱりウルウルしてしまう「指輪の幽鬼」姫なのでした。
2002年04月05日(金) |
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の魅力 |
おそらく、この映画を私はまだまだ見に行くと思います。 なんでそんなに見に行くの? と、言われる人も多いと思います。 そこまで価値を感じない人もいるでしょう。 そう、私も1回目見たときには正直「面白かったけれど、まぁまぁ……」程度だったのですから。
この映画のすごいところは、マニアにもそれなりになっとく出来る内容を盛りこみながらも、娯楽大作としての顔を持っているという事です。 ある意味中途半端ともいえるのですが、私は大いなる中庸といいたいです。
はじめてみた時は、映像のすばらしさに目を奪われた……というべきでしょう。 おそらく、3時間という長さで疲れた人もいたとは思いますが、結構ハラハラして退屈する暇はなかったのではないでしょうか? 3部作と知らずに腹を立てている人は何人か必ずいるようです。 映画界せこいぞ! と、思った人もいるようですが、逆に映画を作るほうにとっては、その怒りも承知でこだわった、とても勇気ある試みだったとも言えます。 それでも短いとマニアは怒るかもしれませんが。(^^;
細かなところはアレンジしていても、大筋は原作に忠実です。原文をそのままうまく引用しているシーンも多いです。 たとえばボロミアがエルロンドの館で「ギフトだ」という事を言います。また、雪山の「このような小さな物が……」と独り言を言ってアラゴルンの不信を買います。 原作では、ボロミアはこの言葉を両方ともフロドに襲いかかる前に発しています。 場面は違えども、原文を知らないのでなんとも言えませんが、同じだと思います。 ガンダルフの言葉も、どこか初めのほうで使われていたと思います。 「朝の10時……」「誰か利口なヤツがいなきゃ……ところでどこにいくの?」 などの些細なセリフも原作通りです。 こういうところが、結構マニアにはツボです。 そうそう……ビルボが話ていたトロルの岩も、原作ファンにはなぜか嬉しいですね。
深い人間ドラマがない! と感じた人もいるでしょう。 でも、実はあるのです。派手な映像と駆け足の展開に隠れているだけで……。 何度も見ているうちに、少しずづ見えてくるように魔法がかかっているようです。 ボロミアとアラゴルンの関係は、原作以上に鮮明に描かれたと思います。 (もちろん、それが嫌だという人もいると思いますが)
何度も見に行くのは不思議じゃありません。 映画は「ネタバレしたら価値が下がる」モノではないからです。 美味しい料理を食べたら毎日食べてもいいという人がいるように、何回でも見たくなる映画なのです。(いくら美味しくても毎日は嫌な人もいるでしょうが)
大いなる中庸ゆえに、原作を知らずに見る人にもマニアにも不満がないとは言えませんが、この映画は、おそらく最終的には高い評価を受けると思います。 なぜならこの映画を見て、指輪物語を再び読み返すに至った人、はじめて読んでみようと挑戦する人が、かなりいるからです。 指輪物語は、この映画によってさらに世界を広げることでしょう。
2002年04月04日(木) |
レゴラス訂正(指輪ネタバレ) |
指輪ばかりで申し訳ありません。(−−; 先日の訂正です。(というか、確認できていない事項もありますが)
1・モリアでの階段での弓応酬場面。 レゴラス一人舞台のようですが、実はアラゴルンも弓を射ていました。 だけど、レゴラスに比べてなんと印象の薄いこと……。
2・同じくモリアシーンで、アラゴルンを受けとめたのはレゴラスで、フロドを受けとめたのはボロミアではないかという指摘。早すぎて確認できないのですが、あの階段が崩れるシーンで、一番最後はボロミアだった事からその可能性は大きいです。
お菓子のおまけのCDで、出演者のインタビューがなるほど……と思えるほど、作品がみえてきました。 キャラ名……ここにインタビュー内容……
アラゴルン……彼はリーダーになったことはない…… 原作とは違う、まだ未完の英雄を演じていたといえます。 旅を通じて彼にリーダーとしての自覚が芽生えていく物語でもあります。
ガラドリエル……ひとつ間違えると危険な存在…… 原作では、エルフの3個の指輪のひとつを持っている彼女。彼女を敵じゃないかと思う人もいたことでしょう。
フロド……ホビットは、指輪の影響を受けにくい…… ガンダルフやガラドリエルに指輪を渡そうとしたのは、まだ彼に指輪の力が及んでいないからでしょう。ゴラムももとを正せばホビットの亜種ですし、ビルボも多少の影響を受けているとはいえ、しぶしぶながらも指輪を手放すことができました。
レゴラス……戦士・レゴラスは、どんな武器だって使いこなす…… 他のキャラクターに比べてプライベートは秘密(?)でも、戦闘シーンでは一番活躍している。こんな弓矢の使い方あるかい? と思われても、彼はいいのです。 かっこいいから。(^^)
ボロミア……人間らしさを演じたい…… まさにその通り、彼はいいところも悪いところも人間でした。 何度も見ているうちに、彼の人間的優しさをあらわすシーンが隠されていて、あんたはそういう人だったのね……ということで、見れば見るほど彼がよくなります。
2002年04月03日(水) |
レゴラスはなぜ目立つのか? |
ズバリ、美しいから……(^^; というのなら、こんなタイトル付けませんね。
実は今、新訳版を読み返しているのですが、旧訳版を読んでいたかぎりでは、レゴラスの印象が薄かったのです。 エルフ……というだけで燃えそうなのですが、雪の上なんかも一人でヒュンヒュンだし、苦労知らずみたいな気がして。唯一、ギムリとの掛合いが印象深かったです。 ところが…… 映画のレゴラスのいかすことといったら!!!! 世界中の女の子が、キャーキャー言っても許すしかありません。(^^; 私としては、もうちょっとギムリとの掛合いが見たかったですが。 (ロスロリアン、目隠し合戦とか……)
一番最初に見た時、監督のひいきかな? と、思いました。 おそらく、監督自身エルフが好きなんでしょう。そしてレゴラスが。
ひいき説・その1 一番最初に行動……(これって意外に重要) 戦闘の口火を切る。まぁ、弓矢だからかも……(^^; 雪に埋もれた時、一番最初に顔を出す。 ガラドリエルの水鏡に、一番最初に映る。(ガンダルフさえも映らなかったのに!) モリアの階段の割れ目も、一番最初に飛び越えている。 ひいき説・その2 戦闘シーンの露出度が高い。その上、誰がやってもいいトロルをしとめているのもレゴラス。先のモリアの階段シーンで、オークの眉間にズバッ! あれは一人占めの戦闘シーンですね。 ひいき説・その3 実は影の力持ち。 雪山シーンで、サルマンの攻撃で崖から落ちそうになったガンダルフを助け、モリアでは、勢い余って奈落に落ちそうなボロミアをささえ、階段シーンでは弓を射つつも、みんなを受けとめた。 (あのシーン、大好きなんだけれど、フロドもアラゴルンもレドラスが受けとめていたような……ほぼ同時なのになぜ?) さらに、トロルに襲われたギムリには、2本一気に矢を放って助け、ラストの戦闘シーンでは、目にも止まらぬ連射技で、アラゴルンを助けている。
ということで、実はひそかに美味しいとこどりレゴラスですが、実は目立つわけが他にもあると思います。題して必然説。 必然説・その1 むさくるしい男ばかり登場する中で、あの容姿、あの金髪カツラは目立ちます。 ボロミアとアラゴルンを見間違える人だって、レゴラスはわかるでしょう。 必然説・その2 剣の戦いというのは、とかく動きが速い。 しかし、弓を射るには早いとはいえ、制止する必要があります。 カメラワークがうるさすぎるキライがある今回の映画の中で、弓攻撃のレゴラスだけが、制止したドアップで戦闘シーンが繰り返されます。 彼のシーンだけ、カメラが止まるんですね。必然的に……。 必然説・その3 だって……。やっぱり役者が美形な上に演技もうまいよ。カツラとったら別人ですが、彼は本当にエルフばえする人だ。
実は隠れレゴラー? 姫???
2002年04月02日(火) |
ファラミアを見てしまった。(・・; |
公式サイトでは1枚しか見られないファラミアの画像。 あっちこっちさまよって新たな1枚を見つけたが……。
あ……好みかも……(〜〜; 甘いマスクです。これは期待しちゃいます。 メチャメチャ優しそうです。 この顔でプロポーズされたら、姫落ちちゃうかも??? ちょっとボロミアに似ているという評判でしたが、雰囲気はもっと柔らかい感じですねぇ。 原作は、兄貴が美形・弟は漆黒の髪で厳しいはずなのですが。 でも、姫がはじめてファラミアが登場した時のイメージに似ているような気がする。これで演技もバッチリならば、絶対にはまってしまうかも??? エオウィンもあったのですが、こちらはちょっとイメージよりも不細工かも。 かわいい感じはするのですが、顎のラインが婆くさいかも? 姫も自分の顎のラインが嫌いなので、気になる。(^^;
あーーーあまり期待しないようにしなきゃ……。 でも、今までの流れからいってそれは無理だわさ。 早く動いているファラミア卿が見たいです!!!
はりきって「ロード・オブ・ザ・リング」まとめ見をしました。 ファクトリー10時からだったのですが、並んでいて10時1分前にやっとチケットが買えそう……何? 売れ切れ? 並んでいるうちに言ってくれい!!
ファクトリーを諦めて、狸小路の松竹へ。 こちらは9時30分からだったので、着いた時にはすでにエルロンドの館でした。 実は、黒の乗手が好きだったのに出番が終わっていた。(^^; 何度も見たからこそ、泣けてくる……。(;;) 泣きはらした目のまま、2回目連続。 ファクトリーなら、一回毎に出なくちゃいけなかったみたいだから、こっちに来て正解かも……。 しかし、2回目途中でお腹が減るし、1回目で泣いちゃったので、目が疲れて辛かった。時間帯のせいか若い子達が多く、意外に3部作だと知らない人たちも多く、映画終了後の反応がさまざま。泣いている人も多かった。 3回目は、マカダミアナッツとブルボンのチョコでお腹を膨らまし、無糖缶コーヒーで目を冷やして、気合を入れなおした。ちなみにおまけのカードは、ウルク・ハイ。思わず泣く。(;;) 4度目も見たかったが、本業が主婦なのでそうもいかず……。 これで、LOTRは6回半見たことになる。 今度は吹き替え版を見ようかな? (まだ見るつもり)
うーーーーん…… やっぱり、ボロミアがいい味出している。 アラゴルンとのからみがたまらなくいい。アラゴルンもいい。 今回は、ボロミアの温かいところに注目してみました。 おそらく彼は、ゴンドールに帰ったら(原作でも人気者なのですが)原作以上に慕われていたかもしれません。仲間に対する愛情が、本当は深い人だと感じました。 どこか旅の仲間の中では異質で、最後はフロドを裏切るような形のボロミアですが、メリーとピピンに対する保護者ぶりはほほえましいです。 それに、バーリンの死を悲しむギムリの肩にそっと手を置くところ。 モリア復興に命をかけたバーリンと仲間達。どこかゴンドールと重なるところがあったのでしょうか? その後もさほど仲良しにはならなかったギムリに、モリアでは、ボロミアはとっても気を使っています。 最後、モリアから出てきた時もモリアに戻りたがるギムリを抱きしめて慰めています。 ボロミアのシーンで好きなところの一つですが、モリアで泣き叫ぶフロドを抱きかかえて、アラゴルンの名を呼ぶところ。アラゴルンはそれでも呆然としたまま、後ろ髪惹かれるようにボロミアの後について行きます。 矢をよけながら……。あの矢の音が効果的です。RPGっぽいです。 ここは唯一、ボロミアがリーダーシップをとったシーンかも知れません。 その後の「少しくらい休ませてやれ」という言葉にも、ボロミアが仲間を大切にする人情の人……という感じが出ていると思うのです。
うぅ……私はファラミア・ファンなのに、このままじゃボロミアンになってしまう。
|