2006年07月31日(月) |
1845年 シューマン ピアノ協奏曲完成 |
1845年7月31日 シューマン ピアノ協奏曲完成
ということで 今日車の中で シューマン ピアノ協奏曲のCD 聴きました。
カップリングは トロイメライと 交響曲「ライン」。
協奏曲いいでしゅ。 シューマンのピアノ独奏曲は あまり知りませんが この曲は素晴らしいでしゅ。
この曲は グリーグのピアノ協奏曲との カップリングのCDも 持ってましゅが ラインとのカップリングも いけましゅ。
この曲も L.A.S.Ponder好みの 美形のピアニストの 生演奏で聴きたいでしゅ。 もちろん最前列 ピアニストの真正面で。
シューマン没後150年の 企画演奏会でも 取り上げられても いいと思いましゅ。
2006年07月30日(日) |
2006年 下野楽遊設立5周年記念大演奏会 |
2006年7月30日 下野楽遊設立5周年記念大演奏会 おめでとう、モーツァルト 会場:栃木市文化会館大ホール
何と午前11時から 午後4時20分まで 昼食休憩2時間をはさんで 3時間の演奏会でしゅ。
室内楽と合奏、独唱、合唱による 演奏会。
取り上げられた作曲家は モーツァルトのほか 大バッハ、ヘンデル、 ガルッピ、ヨハン・クリスティアン・バッハ、 クレメンティが それぞれ一曲ずつ。
バロック・オーボエなど 古楽器、特に フォルテピアノを 使用した演奏が めずらしいでしゅ。
第3部モーツァルトの祈り は合唱、独唱による演奏。
栃木合唱団と下野楽遊奏楽塾合奏団による オッフェルトリウムMisericordias Domini 主の憐れみをK.222(205a)がなかなかの演奏。
L.A.S.Ponder グローリア アンサンブル&クワイアーで 今年演奏する グラドゥアーレSancta Maria Mater Dei 天主の御母なる聖マリアK.273 もまあまあ。
そして絶品だったのが モテットExsultate Jubilate 踊れ喜べ幸いなる魂K.165(158a)
ソプラノ独唱は山瀬マミ似で L.A.S.Ponder好みのマスクの 松堂久美惠。 ノンヴィブラートの澄んだ 高音が脊髄から頭頂まで 響き渡りました。
この曲を聴いただけでも 来た甲斐がありました。
文化不毛の栃木県でも 栃木市の文化レベル 侮れないでしゅ。
2006年07月29日(土) |
シューマン没後150年 |
1856年7月29日 ローベルト・シューマン ボン近郊のエンデニヒの 精神病院で没。
今年は没後150年でしゅ。 L.A.S.Ponderの中では モーツァルト生誕250年に圧倒され シューマン没後150年も ショスタコーヴィチ生誕100年も 吹っ飛んでいましゅ。
シューマンの生涯 特に彼の病跡には 関心がないわけではないのでしゅが なにせ今はアマデウスに 熱狂状態なので 忘れていました。
L.A.S.Ponder シューマンといえば 交響曲「春」「ライン」 ピアノ協奏曲くらいしか なじみがないのでしゅ。 CDも2~3枚しか 持ってないと思いましゅ。
あ、あと好きなのは トロイメライと 楽しき農夫 これは小曲ながら 素晴らしいでしゅ。
L.A.S.Ponder 学生時代 学園祭で 合唱部の後輩(女子学生)が 「楽しき農夫」を チェンバロで演奏するのを聴き メロメロになったことが ありましゅ。 なんだか不思議でしゅ。
彼女は今 どうしていることでしょうか?
2006年07月27日(木) |
小林正著 フランス語のすすめ |
小林正著 フランス語のすすめ 講談社現代新書 講談社 1964年 を読了。
今年2006年 混声合唱団コール・エッコで フランス語の合唱曲を 歌うので 少しはフランス語に なじんでおこうと思い 読んでみました。
ちなみに コールエッコで歌う曲は Pierre Passereau ピエール・パスロー作曲 Il est bel et bon うちの亭主はお人よし
Pierre Certon ピエール・セルトン作曲 La la la, je ne lo ラララそれは言えない
Rainer Maria Rilke リルケ作詩 Morten Johannes Lauridsen ローリゼン作曲 Les Chansons des Roses 薔薇の歌より La Rose Conplete Dirait-on
フランス語手ごわいでしゅ。
この本は発音が カタカナで書かれているのが 欠点でしゅが 例文はわかりやすく 親しみやすいでしゅ。
一度通読しただけでは ほとんど身につきませんが 繰り返し読み 他の本にも当たり フランス語に親しみたいでしゅ。
2006年07月26日(水) |
1791年 フランツ・クサヴァー・モーツァルト誕生 |
1791年7月26日 フランツ・クサヴァー・モーツァルト誕生
モーツァルトの第6子、末子でしゅ。 アマデウスはこの年死んでしまい この後の子はありません。
フランツ・クサヴァーは モーツァルト2世を名乗って 音楽界に進出しましゅが たいした活躍もせず 独身のまま世を去りましゅ。
役人になった兄も 独身のまま世を去りましゅので モーツァルトの血統は 彼らで終りでしゅ。
フランツ・クサヴァーという名前 当時ありふれた名前だったそうでしゅが
弟子のジュスマイヤーと 同じ名前だったので 妻コンスタンツェと仲を 邪推したアマデウスが あてつけに名づけたとか 後世取りざたされたようでしゅが 真相は闇の中。
実際ジュスマイヤーは コンスタンツェに付き添って バーデンに行ったりしてましゅので ましゅましゅ疑惑の種は 尽きません。
2006年07月25日(火) |
1788年 悲しみのシンフォニー完成 |
1788年7月25日 モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 完成
最近は悲しみのシンフォニーという 言い方は聞かなくなりました。
L.A.S.Ponder モーツァルトの交響曲入門は このト短調交響曲でした。
若い頃は ジュピターに比べて あまり好きではありませんでした。
今でも3大交響曲のなかでは 3番目でしゅ。
でも近頃はこの曲のよさも わかる年になったようでしゅ。
小林秀雄の「疾走する悲しみ」といい 「悲しみのシンフォニー」といい この曲の暗い面ばかりが 強調されすぎたようでしゅ。
悲しみに浸りながらも 何かほっとするような 憩いのようなものを感じるのは L.A.S.Ponderだけでは ありますまい。
2006年07月24日(月) |
田辺秀樹著 モーツァルト16の扉 |
田辺秀樹著 モーツァルト16の扉 小学館 1995年
を宇都宮市立図書館から 借りて読了。
小学館のCDによる モーツァルト全集15巻+別巻付録の 書籍に連載されたものに 加筆訂正で出版されたもの。
モーツァルトに関しては 今年集中的に 何冊も読んでましゅが それでも新たな発見がありましゅ。
田辺秀樹著 モーツァルト 新潮文庫 の時も感じましたが 著者の並々ならぬ モーツァルトへの愛着が 感じられましゅ。
モーツァルトびいきといいましゅか アマデウスに都合の悪いことは なるべく目をつぶり いい面に目を向けたという感じでしゅ。
最後16章のアマデウスの 2人の息子に関する 章が読ませましゅ。
レオポルト、アマデウス、そして 二人の息子で終わった 三代にわたる音楽一家。 まさに一瞬の奇跡でしゅね。
モーツァルトの音楽を 鑑賞する楽しみが倍増するとともに さらに 他の書籍にあたる意欲を そそられましゅ。
2006年07月23日(日) |
2006年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展 |
2006年7月23日 世界の絵本がやってきた ブラティスラヴァ世界絵本原画展(2005年) 会場:足利市立美術館 会期:2006年6月24日~8月6日
いやあ絵本の世界 素晴らしいでしゅ。 しかも原画ともなれば 興味津々。
絵本 最近観ませんが 懐かしいでしゅ。
子ども達が小さい頃 図書館から借り出して よく読みきかせを したものでしゅ。
よく読んだものだと 思う気持ちと もっと読んでやればよかった もっと遊んでやればよかった というほろ苦い 後悔とないまぜの気持ちでしゅ。
特別展示の チャペック、ラダ、トゥルンカ チェコの子どもの本の黄金時代 も見所がありました。
今も子ども達のために 次々に絵本が 生み出されていましゅが 果たして 子ども達に 未来はあるのでしょうか?
2006年07月19日(水) |
2006年 柄澤 齊展 |
2006年 柄澤 齊展 宇宙の輪舞(ロンド) 版画、オブジェ、水彩、本 1971-2006 会場:栃木県立美術館 会期:2006年7月16日~9月3日
柄澤 齊(からさわひとし)1950年生まれの 大規模な初めての回顧展。
柄澤の木口版画は 栃木県立美術館の 収蔵作品でいくつか観ていましゅが これほどの作品群には 圧倒されましゅ。
本の体裁をとった オブジェもありましゅが どぎつい迫力で 迫るのはやはり 木口木版画でしゅ。
極小のスペースに 細密な描写。 神経症的な細かさに ぐいぐい惹きつけられましゅ。
常に死と しばしばエロスと 強迫神経症的な世界 うーんでしゅ。
栃木県出身の版画家の チープな企画 と思いきや なかなか魅せましゅ。
昼休みの1時間が あっという間でした。
2006年07月17日(月) |
1717年 水上の音楽 初演 |
1717年7月17日 ヘンデル作曲 水上の音楽 テムズ河畔の大水上音楽会で 初演。
当時の楽器で大編成の 演奏いかばかりだったでしょうか。
L.A.S.Ponder この曲好きでしゅ。
ピリオド楽器のCDは 持っていませんが 現代楽器のCD何枚か持っていましゅ。
アラ・ホーンパイプはじめ 速いテンポの楽しい曲が満載でしゅ。
今月は モーツァルトの合間に ヘンデルもよく聴いていましゅ。 水上の音楽も 何枚か聴いていましゅ。
当時の水上音楽会の 再現DVDも発売されていましゅが 数千円も出して 買うまでの勇気は 残念ながらありません。 でも欲しいでしゅ。
2006年07月16日(日) |
井上太郎著 モーツァルトと日本人 |
井上太郎著 モーツァルトと日本人 平凡社新書 平凡社 2005年 を栃木県立図書館から 借りて読了。
井上太郎の著作は 今年3作目。 いずれもモーツァルトに関するもの。
著者のモーツァルトへの 思い入れ すごいでしゅ。
本書は 明治以来の日本の モーツァルト受容史と 小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平、 吉田秀和、遠山一行そして 著者自身の モーツァルト体験を 詳述。
SPレコード時代の体験から 敗戦後のコンサート体験 そして LPレコード時代と 時代を追っての変遷。 音楽飢餓時代の苦労が 偲ばれましゅ。
L.A.S.Ponderの モーツァルト開眼は 大学時代でしゅが 当然LPレコードでした。
それから20年。 今ではCD全盛で ビデオテープと DVDでオペラも 自宅で楽しめましゅ。 なんともいい時代になったものでしゅ。
後は経済的余裕と 時間が欲しいだけ。 ホント時間が欲しいでしゅ。
2006年07月15日(土) |
チェコ国立ブルノ歌劇場 ドラマティック・アマデウス |
チェコ国立ブルノ歌劇場 ドラマティック・アマデウス 宇都宮市文化会館大ホール を観にいく。
第一部 ヤン・フォイテク ピアノリサイタル 11歳の少年が 当時の衣装、かつらで モーツアルト作曲 ピアノ協奏曲第23番 第1楽章 ピアノ・ソナタ トルコ行進曲 を演奏。
協奏曲なんとオーケストラは オケピットの中での演奏でしゅ。
睡魔に襲われ 協奏曲の一部は 夢うつつ。
第二部 オペラ「モーツァルトとサリエリ」 原作:アレクサンドル・プーシキン 台本・作曲:リムスキー=コルサコフ 指揮:パヴェル・シュナイドル 演出:イジー・ナジ 舞台・美術:マルティン・ヴィーシェク 衣装デザイン:エリシュカ・ザプレタロヴァー
配役 モーツァルト:ゾルターン・コルダ サリエリ:ダヴィド・スゼンディウフ 運命(マイム):ウラディミール・ムルクヴィチカ
サリエリによる モーツァルト毒殺シーンを 中心とする 1時間のオペラ やはりうつらうつら。 なんだかわからないうちに 終わってしまいました。
第三部 モーツァルト作曲 レクィエム ジェスマイヤー版
指揮:ヤン・シュティフ 演出:イジー・ナジ 振付:ズデニェク・プロケシ 舞台美術:マルティン・ヴィーシェ 衣装デザイン:エリシュカ・ザプレタロヴァー
何とバレエつきの レクィエム。 オーケストラは オケピットの中での演奏。
演奏は特に ずば抜けたものではありませんでしたが 妖艶なバレリーナの演技を観ながらの レクィエム なんとも不思議な体験でした。
久々にカミサンとの コンサートなので 最前列S席12000円を 奮発してしまいました。 しかし客席の半分以上は 空席。 C席は売り切れだったので B席で入ればよかったでしゅ。 もったいない話でしゅ。
会場では 佐野第九合唱団(佐野市民合唱団Voice)の人や Lux aeternaのT.H.夫人に 遭遇。
それにしてもこれだけの演奏会で がらがらの入りとは! 宇都宮の栃木県の 文化レヴェルが 低いといわれても 致し方ないでしゅ。
2006年07月14日(金) |
1910年 イングマール・ベルイマン 誕生 |
1910年7月14日 スウェーデンの映画監督 イングマール・ベルイマン Ingmar Bergman 誕生 ウプサラで誕生
ベルイマン監督の オペラ映画 魔笛(1974年)(Trollflöjten) を昔銀座の ヤマハホールで 観たことがありましゅ。
これがL.A.S.Ponder 魔笛初体験でした。
何の予備知識もなく 観にいったため なんだかよくわからないうちに 終わってしまいました。
最後は パパゲーナとパパゲーノが たくさんの子ども達に 取り囲まれて 踊っている場面で これが強く 印象に残っていましゅ。
今は彼のこの魔笛が DVDになって発売されていましゅ。
なんだか急に 買いたくなっていましゅ。 買ってしまうかも?
2006年07月13日(木) |
ライプツィヒ市立歌劇場 魔笛 |
栃木県立図書館から DVD モーツァルト 魔笛 を借りて鑑賞。
作:エマニュエル・シカネーダー 演奏:ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団 合唱:ライプツィヒ歌劇場オペラ合唱団 指揮:ゲルト・バーナー 演出:ヨアヒム・ヘルツ 舞台装置・衣装:ルードルフ・ハインリヒ
キャスト タミーノ:ホルスト・ゲプハルト パミーナ:マグダレーナ・ファレビッチ パパゲーナ:ハイドルーン・ハルクス パパゲーノ:ディーター・ショルツ 夜の女王:インゲ・ウィーベル ザラストロ:ヘルマン・クリスティアン・ポルスター 他
収録:1976年ライプツィヒ市立歌劇場
やっぱり魔笛は素晴らしい。 なんたって楽しいでしゅ。
タミーノ、ザラストロは おもしろくありませんが パパゲーノ、夜の女王は すごいでしゅ。
このオペラでも アリア以上に 重唱が素晴らしいでしゅ。
パミーナ、パパゲーナ L.A.S.Ponder好みの マスクではありませんが 歌は聴かせましゅ。
衣装は今ひとつでしゅが 装置はなかなかでしゅ。
第一幕途中少し 居眠りしてしまいましたが DVDなので 見損なったチャプターに 戻って見直せるので 助かりましゅ。 DVDの威力絶大でしゅ。
歌える日本語字幕付き というのがまた 素晴らしいでしゅ。
観ながら頭の中で 歌い出してしまいましゅ。
図書館の資料で 気に入ると 自分で購入したく なるので困りましゅ。
図書館の資料だと 貸し出し中で 借りられないこともあるし 破損、盗難等で なくなってしまうことも あるからでしゅ。
まあ購入は 懐と相談の上 図書館にないものに 限ることにしましゅ。
映画 バルトの楽園(がくえん) 監督:出目昌信 脚本:古田求 音楽:池辺晋一郎 キャスト: 松平健、ブルーノ・ガンツ、 大後寿々花、中山忍、市原悦子、高島礼子、 大杉漣、泉谷しげる
を父の勧めで 109シネマズ佐野で 鑑賞。
第一次世界大戦時の 坂東(徳島)俘虜収容所で ドイツ人捕虜達が きわめて人道的な処遇を受け 解放、祖国帰還の際 お礼にベートーベンの 第九を日本初演するという お話。
美談以上に奇跡的でしゅ。 坂東俘虜収容所所長 松江中佐は 陸軍上層部にそむいてまで 捕虜達の人権を尊重し 人間的に処遇した。
人間松江の個人史と 収容所でのドイツ人たちの 生活が活写される。
主役松平健の演技も 重厚で 松ケンサンバだけの 俳優でないことを 証明していましゅ。
もう途中から涙うるうるでしゅ。 そして戦争の悲惨さも。
最後ドイツ人たちが 第九演奏にいたるまでの 苦労が簡略すぎて 少々物足りませんが 男声独唱陣と 男声合唱による 日本初めての第九 感動的でしゅ。
そしてその後 カラヤン、ベルリンフィルの 第九が挿入され 日本の数々の第九シーンも 映し出される。
こんな素晴らしい映画が あまり宣伝もされず 話題にもならないのが 至極残念でしゅ。
もっともこのような 人道的な映画 日本の軍国主義者や 右翼政治家には 苦々しいものでしょう。
にもかかわらず 撮影に協力した 地元徳島の 各団体やエキストラの人たちに 拍手でしゅ。
同時上映の ドイツでは どういう状況でしょうか?
2006年07月10日(月) |
砂川しげひさ著 なんたってモーツァルト |
砂川しげひさ著 なんたってモーツァルト 東京書籍 1989年 を宇都宮市立図書館から 借りて読了。
おもしろくて 字も大きいので あっという間に 終わってしまう。
熱烈なクラシックファンで クラシック音楽関連の 著書も多い 漫画家の砂川氏が 書き殴った モーツァルト賛歌。
去年バッハを歌ったときに読んだ 砂川氏の 「のぼりつめれば大バッハ」 以上のおもしろさ、おかしさ。
音楽学者の著作とは ひと味もふた味も ちがう視点、筆遣い。
グローリア アンサンブル&クワイアーで モーツァルトを歌うのが楽しくなる 実に楽しい読書でした。
2006年07月09日(日) |
2006年 佐野市民音楽祭 |
2006年7月9日 佐野市民音楽祭 会場:佐野市文化会館大ホール
L.A.S.Ponder 今わらじを脱いでいる 混声合唱団コール・エッコで 出演。
例年所用の為 参加できませんでしたが 今年は 日程の関係で 久々の参加。
コール・エッコは リルケ作詩 Lauridsen作曲 薔薇のシャンソンより Le rose complete Dirait-On 金子みすゞ作詩 鈴木憲夫作曲 「みすゞこのみち」より この道Ⅰ を演奏。
ちょいミスはあったものの 無難な演奏だったようでしゅ。
全8団体が参加。 熱演を繰り広げました。 L.A.S.Ponder 6団体を客席で聴きましたが 睡眠不足のため 夢うつつでした。
小さな地方都市でしゅが このようなささやかな 音楽祭があるだけでも 立派でしゅ。
3町合併でできた L.A.S.Ponderの 居住する下野市は 文化会館もなく このような音楽祭もありません。
文化と政治は 密接な関わりがありましゅが 文化の低いところ 民度も低く 政治も保守反動的だと思うのは L.A.S.Ponderの 偏見でしょうか?
2006年07月08日(土) |
グラインドボーン音楽祭 ドン・ジョヴァンニ |
グラインドボーン音楽祭 1977年 モーツァルト作曲 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 のビデオを 栃木県立図書館から 借りて鑑賞。
台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ 配役 ドン・ジョヴァンニ:ベンジャミン・ラクソン レポレロ:スタフォード・ディーン ドンナ・エルヴィーラ:ラシェル・ヤカール ドンナ・アンナ:ホリアナ・プラニステアーニ ドン・オッターヴィオ:レオ・ゲーク ツェルリーナ:エリザベス・ゲイル マゼット:ジョン・ロウスレイ 騎士長:ピエール・トー
ベルナルト・ハイティンク指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 グラインドボーン音楽祭合唱団 演出:ピーター・ポール
L.A.S.Ponder ドン・ジョヴァンニ初体験
オペラ・ジョコーソというだけあって 前半軽妙なやり取りの応酬 楽しめましゅ。
それにしても ドン・ジョヴァンニの 憎々しげな演技 光りましゅ。
ツェルリーナも 肉感的で 惹きつけましゅ。
ドンナ・アンナも 高貴な感じが出てて 素晴らしいでしゅ。
そしてアマデウスの音楽。 アリアはともかく この曲でも 素晴らしい重唱の数々。
全2巻の二日に分けて 鑑賞しましたが 3時間のビデオが あっという間でした。
「この味がいいね」 と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
もっともこの歌 俵万智著 「短歌をよむ」 岩波新書によれば 元は7月6日でもなく サラダでもなく 唐揚げの歌だったそうでしゅ。
推敲の末できた歌が 大ヒットの トリガーになりました。 流石でしゅ。
俵万智の歌集 「サラダ記念日」が 河出書房新社から発行されて 大ベストセラーになったのは 1987年。
今年で19年 俵さんも未婚の母になりました。
L.A.S.Ponderの中では 今でも俵万智はマイブームでしゅ。
お気に入りの歌は たくさんありましゅが とりあえず
愛人でいいのとうたう歌手がいて 言ってくれるじゃないのと思う
若さ爆発でしゅ。
2006年07月05日(水) |
海老沢敏著 モーツァルトを聴く |
海老沢 敏著 モーツァルトを聴く 岩波新書244 岩波書店 1983年 を読了。
流石日本の モーツァルト学界の長老。 モーツァルトを 長年研究し 聴きこんでいる人の 話は違いましゅ。 読ませましゅ。
名曲の数々 多々ありましゅが グローリア アンサンブル&クワイアーで モーツァルトのミサ、ヴェスペレを 歌っているL.A.S.Ponder としては やはりミサ曲、レクィエムに 関する記事が 読ませましゅ。
そして序章の ジュピター賛歌。
ああもっと ゆっくりモーツァルトの音楽を 聴きたいでしゅ。
2006年07月03日(月) |
1778年 モーツァルトの母 没 |
1778年7月3日 モーツァルトの母 アンナ・マリア パリで没。
アマデウスの 快活さ、冗談好きは 母からの遺伝と 言われていましゅ。
その母を失った アマデウスの衝撃は いかばかりでしょうか?
この日の父レオポルト宛の手紙では 死を伝えられず 重態とだけ 書き送っていましゅ。
就職活動でパリ滞在中の モーツァルト母子。
母アンナ・マリアは 就職活動に奔走する アマデウスに 取り残され フランス語もわからず 一人淋しく 過ごしていたのでした。
交響曲パリ初演成功以外 ほとんど何の成果もなかった パリ滞在。
もちろん作曲の筆は どんどん進み 母の死を反映したと思われる 短調の曲も含め 名曲を数多く残しては いるようでしゅが。
しばらくパリに滞在した アマデウスは ナンシー、ストラスブールを経て またもアロイジア、コンスタンツェのいる マンハイムに 向かうことになるのでしゅ。
2006年07月02日(日) |
1995年 コシュラー 没 |
1995年7月2日 チェコの指揮者 ズデニェク・コシュラー Zdeněk Košler プラハで没、67歳。 1928年3月25日 誕生
1956年 ブゾンサン国際指揮者コンクール優勝 1963年 ミトロプーロス国際指揮者コンクール優勝
L.A.S.Ponder この人の指揮は 一度だけ 東京都交響楽団を 振ったのを 聴きに行ったような気がしましゅ。
地味な人でしゅね。 当時頭部が 禿げ上がっていたような気がしましゅが 記憶違いでしょうか。
CDも一枚くらい持っていると思いましゅ。
2006年07月01日(土) |
後藤真理子著 図説 モーツァルト |
後藤真理子著 図説 モーツァルト その生涯とミステリー 河出書房新社 2006年 を宇都宮市立図書館から 借りて読む。
ミステリーとは少し大げさでしゅ。 まあ20世紀中ごろまでの モーツァルト伝説からは 程遠いでしゅが 最近の刊行書では いろいろと明らかにされて いるところでしゅ。
この本の素晴らしいところは 大量の美しい写真にありましゅ。
ウィーンをはじめ ザルツブルク、パリなどの 写真は 旅情をそそりましゅ。
今の生活だと 一生訪れることが 出来そうもありませんが ひょっとして 60代後半くらいに いけるかもしれません。
その日のために せっせと アマデウスの音楽を聴き 少しでも貯蓄に励むことと しませうか。
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