壊したくなんて無いよ
あのままプリズムみたいに
キラキラ笑っていたかった
時計の針を逆に回せたら
あの時見ないふりしていたら
そしたら輝いていられたかな
数ミリのひび割れが徐々に広がって
もうあと少しで壊れてしまう
無理だよ もう
一度壊れたグラス・・
もう どうやったって
戻せるわけないよ・・
ねぇとても疲れたよ
一緒にいられない事が 輪をかけて私を追い込む
袋小路に追い詰められて もう逃げられない
息が苦しくてもがく私を ただ黙って薄ら笑いを浮かべる
そしてゆっくり後ろを向いて 去って行ってしまう冷たい人
私の中身はどんどん 空っぽになる
最初から優しい言葉なんて 言わなきゃいいのに
綺麗な想い出だけじゃ 生きられないんだ
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