「君の裸が見たい」と言われて 「胸が小さいからイヤだ」と言った
でも強引にブラウスのボタンをはずしていく 細長い指を遮って 私は自分で自ら脱ぎ出してしまっていた
普段の私からは想像もつかない 羞恥心も何も感じなかった
透明で空虚な時間・・・
「これでいい??」 多分少し怒った顔になっていたらしい
微妙に苦笑しながらタバコに火をつけ おいでおいでの手招きをする
私は急に子供になったような 父親に呼ばれているような
味わった事の無い甘い切なさに 胸が苦しくなった
「ここが痛いの」と 小さな胸を指差すと
「じゃ、お薬あげる」
優しくて苦い大人のKISSをくれた・・・
今夜の空は 美しいですか??
あなたの目には 煌めいた星が
見えますか??
私の真上には 月もなく星もなく
黒一色の 真っ暗闇が一面
クリスマスに 天使は舞い降りて来たけれど
それは 私だけのモノじゃなく
淋しいです 寒いです
あなたの声をこんなに
近くに聞いたのに
冷たい風が吹いているのは なぜ??
こんな夜は マッチ売りの少女から
マッチを買ってあげましょう
そして 心の奥底に立てたロウソクに
そっと火をともして 一人で暖まるわ
炎の奥に あなたの顔を 思い浮かべて・・・
淋しくて耐えられそうもない時
君がいることを想い出す
同じ空の下で息をしている
君のことを・・・
辛くても必死で生きている
君のことを・・・
君の声を 君の顔を
君の言葉を・・・
泣いたりしてごめん
意地悪してごめん
自分勝手な私は直せない
我侭な私をもっと叱って
もっと強く
もっと激しく
ほんとは抱きしめて欲しいけど・・・
どうして世の中には こんなに鈍い人がいるの??
自分が嫌われてるってわかんないの?? おかしいよ・・
図々しい人って大嫌い なんで近づいて来るの??
うざいよ みんなあんたの事が嫌いなの
迷惑がられてるのに 気付かないなんて
心臓に毛が生えてるんじゃない??
バカは死ななきゃ治らないって きっとホントなんだね
可哀想なバカ人間・・
ねぇ、あなた死んでくれない??
邪魔なの 邪魔・邪魔・邪魔
目障りなの 目障り・目障り・目障り
あなたが同じ空気吸ってるって思うだけで 許せない
この世からいなくなって 死んでちょうだい
あなたなんかゴミよ ゴミ・ゴミ・ゴミ
捨てられて当然なの 狂ってるの
誰よりも何よりも 醜いあなた
どこかへ消えて 消えて・消えて・消えて
死んで・死んで・死んで
鉄棒に足をかけて 逆さまにぶら下がった
地球が逆さまに見えて なんだか 空を飛んでる気分にもなれた
あの頃初めて恋をした
初めて人の為にプレゼントを したいと思った
好きだと言えないまま 時は過ぎて
3年目の春 初めてのキスは その彼と交わした
あの時からもう何年たつのだろう
日々の目まぐるしさに追われて 生活感の中に追いやられて 夢も希望も無くしがちだけど
私はいつでも少女のままで あなたはいつもあの頃の少年のまま
泣きながらプライドを捨てた
淋しかったの
愛されたかったの
気持ちの不安定さを紛らわせるナニかが
欲しかった
憎む事でイラつきを隠していた
それが余計に自分を惨めに淋しくさせることは
わかっていた
馬鹿だね
馬鹿だよ
こんなに醜い私でも
私は私しか愛せないんだから・・・
絶望の淵に ぶら下がって
今にも黒い闇の中に 堕ちそうだった
差し伸べられた手に 引き上げられた
偽りの優しさに 身を任せていた
わかっていても 幸せだった
背中が痛い
天使の羽根か 悪魔の羽根か
きっともうすぐ 生えてくる
「アイツを殺して」
きっと命令する私
そして今度こそ 絶望の闇へと堕ちていく
二度と這い上がることは ない
上下する君の胸に耳を当てて
命の鼓動を確かめていた
生きていくのは痛みに似てる
時が経てば忘れ去るもの
同じ道を歩いて来たつもり
なのに道の向こう側に君は
羽根を広げて飛んで行ったね
もう追わないから安心して
小さくなる君の影をじっと
見つめるだけにするから
逃がしてあげるよ
解き放った小鳩のように・・・
一粒だけでいいから花の種を下さい
裏切りの砂漠のような心に
信頼の花を咲かせてあげたいの
潤うようにお水もたっぷりかけてあげる
大事に大事に育てていくの
もう余計なモノはいらないの
少しの愛と友情があればOK
きっと綺麗な花が咲くわ
周りに雑草が生えたらすぐに抜く
害虫が来たらすぐに殺す
この花だけは枯れさせない
大切に大切に温室に入れて育てるの
邪魔をするモノは誰一人許さない
綺麗に咲くまで見守るから
きっときっと守り抜くから
〜愛する事に疲れたみたい〜 って歌が昔あったよね
そんな気分なここ数日
私の目はパソの画面を見てるけど ほんとは何も見つめていない
あなたのワイシャツの痩せた背中 透けた肩甲骨
後ろから抱きしめたかった
「行かないで」の一言が どうしても言えない
あなたの心が読めないよ どうして来るの どうして抱くの
好きでもないくせに 突き放して欲しいのに
もう耐えられる自信がないよ 「愛してる」って言っちゃいそうだよ
心細くて立っているのが 精一杯です
もう支えてくれなきゃ 倒れそうです
街は木枯らしの季節に移り変わろうと 意地悪な顔をしている
心と裏腹に歳末合戦の 賑やかなメロディ
クリスマスの華やかな イルミネーション
何もかもが モノクロにしか見えない
欲しいモノは無いって言った いつも欲しいって言えなかった
ノドの奥まで出掛かってたけど 我慢して耐えていた
言葉の代わりに 涙しか出ない
寒い・・・寒い・・・ 凍ってしまいそうに寒いです
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