淋しくていられなかったの 相手は誰でも良かった
私を必要としてくれる人だったら それで良かった
生きている人と 繋がっていたかったの
嘘でも「好きだよ」って 言ってもらいたかった
ほんの一瞬の快楽に 身をまかせて 全てを忘れたかった
自分が自分である事を 確信したかった
そしてまた 私は同じ事を繰り返す
たとえ電話の相手が あなたでないとしても・・・
あなたに引っ掻かれた爪跡が 胸に残っていつまでも赤い
もう1週間はたっているのに まだ消えそうにない
あなたを背中から抱きしめて 頬を寄せてKISSをした
スラッと伸びたあなたの手足 撫でるとくすぐったそうにしていたね
ずっと抱きしめていたかったよ カラダとカラダを密着させていたかった
ぬくもりを感じたままで眠りたい あなたの優しいぬくもりを・・・
愛している 何があっても守るからね 私のエマ・・・
優しさが空回りする 私はそんなに優しくなんてないよ
自分のことで精一杯
他人の面倒まで見られない 許容量の少ない人なんだ
思い通りにいかないと すぐキレルし 手も出るし
想いだけが空回りする 私は人に愛される価値さえないよ
なのにこんなにも好きで いとおしくて
ただそばにいて欲しいだけなのに そんな気持ちが空回りする夜・・・
絶望と希望の狭間で 私はユラユラ揺れて どっちつかずで ナニがしたいのかも わからない
私の存在は誰にも見えず まるで部屋の中にキラキラ浮遊している 塵のように 誰にも気付かれない
消え去ってしまえたら 最初からいない事にしてもらえたら どんなに楽になれるだろう
人間なんて生まれた瞬間だけ 喜ばれて あとは蔑まれて疎まれて 邪魔になるだけ
ブルーの湯船の中に沈めた ピンクパールのペディキュアを見ていた
海の中の貝殻みたいで綺麗
あの日砂浜に差したビーチパラソル 遠くに見える外国船
打ち上げて消えたロケット花火 漆黒の夜空に浮かぶ三日月
そして座ったままで KISSしたね
シアワセはずっと続くと 信じていたね
想い出は情景をセピアに変えて 私は一人だけ取り残される
眠りの神に支配されて 私の思考は止まったまま
あなたのあなたのあなたの 顔も声も姿も 全て止まっていて
長い指に挟んだタバコからは 紫の煙が立ち昇っていて
私にもそのタバコ 吸わせてちょうだい
うつむいて考え事をしている 長い足を組んでいる 急に陽気に話し出す
あなたはあなたはあなたは 私のどこかに眠っている
いつか目覚めてくれるまで 私も眠りに支配されたまま・・
大輪のヒマワリが もう枯れかけて 大好きだった 夏が終わる
恋もしたし 失恋もした 抱きしめ合ったし 傷付けあった
KISSして 1つになって だけど 淋しいままだったね
あなたの後ろ姿だけは 忘れない 淋しくなったら きっとまたTELしてしまう
私達 友達同士に戻れたのかな 笑って 冗談言えるのかな
人をおセンチにさせる 秋が怖いよ
心もカラダも 満たしてくれる あなたも誰も いない秋が 怖いよ・・
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