鶴は千年、生活下手

2019年12月16日(月) 22周年だったこと

先週、結婚記念日があって、22周年である。
一緒に暮らし始めてからと考えると、来年1月で24周年だ。
息子はもうすぐ16才である。
あんなに小さかった息子が、今では170センチを超える。
靴のサイズは27センチである。

息子の高校のレポート提出は今月が締め切りで、息子は11月で提出を
なんとか終わらせることができた。
中学でほとんど学んでいない英語とか、3年生は全然できなかった数学
とか、初体験のアクティブラーニングの科目とか。
わたしに聞きながらではあるものの、1回のレポートに時間がかかるが
よく頑張ったと思う。
あとは、本校でのスクーリングを残すのみだ。

24年近く、一緒に暮らしていると、なんだか似てくるのである。
妄想ですら似てくるところもあり、「それじゃあお父さんと一緒だよ。」
と息子に言われてしまったりする。
まあ、そういうものであろう。
透析に通い、2度の入院もあって、体力の落ちてしまったわたしのこと
を、家事などの行き届かないところをフォローしてくれる。
本物のイクメンである夫に、唯一わたしが貢献できるところは、毎朝、
きちんと起こすことくらいなのである。
一緒に住もうと言われたときの言葉が、「毎朝、起こしてください。」
というものだったことを友人に話すと、それはもうプローポーズだよね
と返される。
当時はまったく意識していなかったが、そう言われればそうなのかなと
思う今日この頃。

24年近く、しっかり起こしてきたつもりだが、起こし方が悪いと機嫌
をそこねることもあるが、メールやメッセージで、すぐに仲直りできる
ところが、夫の人間性のあらわれだろうと思う。
いい人と結婚したなあと、今更ながら感謝したい気持ちだ。


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市屋千鶴 [MAIL]