for want of a better word
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2004年09月23日(木) アートイベント

イベントは楽しかった。

開場30分前。
作品を展示スペースに展示したり、ドタバタした準備の中で、オープニングのファッションショーにでてくれと言われた。それで、急きょでることに。あんな数の人の前で、ポーズを決めるなんてあり得ないぐらい恥ずかしかったけれど、なんか面白い経験が出来た。

友達が来てくれた。アートイベントにアート系じゃない人は厳しいかなと思ったけれど、一応楽しんでくれたみたいで良かった。わざわざ来てくれたのに、満足のいく作品を展示できなかったのが心残りだ。

会場は予想以上に客に溢れた。映像作品の上映中や、漫画読み屋の朗読中なんかは全く身動きがとれなかった。
だから知り合いも沢山来ていた。皆アートする人たちで、なんか自分もゆっくりだけど確実のこっち方面で知り合いが増えてるなと思った。

時間がたつに連れて人も帰っていき、このイベントのために作った名刺を渡したりしながら、ゆるーい感じで時間を過ごした。


イベントが終わって、後片づけ。
主催者さん達が打ち上げに行こうと言うから、一緒に展示した3人の先輩達と一緒に打ち上げに行くことにした。
スタッフ大勢で打ち上げするんだと思ったら、実は本打ち上げは後日らしくて、主催者側の女子大生4人と自分たち四人のまるで合コンみたいなうちあげになった。
飲み放題に行き、主催者さんの音頭
「ざんぱーい!」
スタッフをいれれば200人を越す人間があの会場にいたのに、それでも主催者さんは赤字らしい。最初から儲けるつもりがなかったらしく。
そんなわけで「ざんぱい」
色々馬鹿な話で盛り上がりつつ、女子大生の元気さが羨ましかった。やっぱ浪人生は大学生より絶対元気がない気がした。元気と言うより、きゃぴきゃぴがない。
反省やら今後の活動やらについて話しつつ、必然的に終電もなくなり、カラオケに移動した。

カラオケで踊りまくる主催者さんたち。あの元気さを見るとほんとに早く大学生になりたくなる。
ゆっくりとテンションも下がっていき、ぐだぐだになって5時を迎え店を出た。
今日これから予備校に行くなんて、考えられないほど疲れていたけど、このイベントを境に本気になる予定だったから、休むわけには行かなかった。
駅で方面の違う主催者さん達と別れた。「おつかれさまでーす。こんどの打ち上げ来て下さいね」「いやー、微妙だけど行けたら行きます。」

毎日受験の今年かやってない中で、受験に関係のない自分の作品制作をする事は楽しかった。息抜きになった。そしてとりあえず顔はまた少し広くなった。

もっともっと先のことを見越して行動していかないと周りの人たちすら越えられない。色々と考えることが山積みだ。
それらを考えつつ、受験に今まで以上に本気になろうと思う。

イベント参加は、すごく良い経験になった。そして高校時代の文化祭を思い出した。
何かを企画して実行する、そんなことをまたやりたくなった。


2004年09月17日(金) オンエアイースト

渋谷on air east
そこで作品展示する先輩達がノルマに人数全然足りないから来てくれっていう緊急の電話。
今日は疲れてたから家へ帰る気満々だったけど、まぁそこは友達、救済のために渋谷へ。

3年ぶりぐらいに行く渋谷O-eastはリニューアルされててめちゃくちゃ綺麗になってた。
もっとアート系のイベントかと思ってたけど、作品は少数。
ライブ中心のイベントだった。

曲もラップも結構格好いいのに客の入りが悪いから盛り上がらなくてかわいそうだった。
ダンスはセクシーでおっぱいやミニスカートの中に夢中だった。

22日のイベントの主催者さんがいたので、軽くこんにちは。テキトーに話した。
しっかし美術をやってる女の子ってかわいい気がする。少なくともオシャレだから可愛く見える。22日が楽しみだ。

作品を展示しても恥ずかしくないぐらいまでクオリティを上げなきゃいけない。


2004年09月14日(火)

ティアーズ・オブ・ザ・サンを見た。ブルース・ウィリス主演の戦争映画。
ナイジェリア内戦の話。

人が人を殺すってどうだろう。
虐殺者を正義が裁く。
アメリカ兵が虐殺者を裁く。

宅間死刑囚の死刑が執行された。

確かに、何らかの罰は必要だとは感じるけれど、死刑ってのはなんだか難しい気持ちになる。


2004年09月13日(月) ル・マン24

ミシェル・ヴァイヨンというフランス映画を見た。レース映画。

スピードというのはいつまでたっても男のロマン。
リュックベッソンのカーアクションはいつも面白い。

フランス語の流れるような発音が好きで、映像美とともにフランス映画は惹かれるものがある。


映画を見るたびに映画監督にもなりたくなる。


2004年09月11日(土) 顔合わせ

今度作品展示するイベントのオーガナイザーと顔合わせ。システムの詳細を聞いた。
芸大生や美大生も作品発表するみたいでたのしみだ。


2004年09月08日(水) プチ同窓会

小、中と仲が良かった皆で久しぶりに集まった。
やっぱり幼い時期を一緒に過ごした仲間はいつまでたっても会えば楽しい。

ここ最近の自分の恋愛話なんてこれっぽっちもする気はなかったのにやっぱりするはめに。慰めてもらったというか励ましてもらったというか。

酔ったままボーリングをして大はしゃぎした。酔うと羞恥心がなくなるのかレーンの前に寝ころんだりした気がする。自分は酔うとちょっとやんちゃになるっぽい。

楽しかった。来年こそ全員集合で来れなかった奴も来るから、今からまた楽しみだ。


2004年09月07日(火) シャンプー

昨日の晩、小学校時代からの友達達に慰めてもらった。
なんか、高校のクラスメイトより頻繁に会ってる気がする。
本当に救われた。

僕は、ちょっとずつ立ち直り始めた。
きっと、会いに行ったから。会って良かったとは言えないけれど。

でも、昨日も今日も、すれ違う人からあの子のシャンプーのにおいがする度に涙が出そうになる。
悪いのは僕だから。

いまは、受験のことだけ考えることにする。
時間が、僕を助けてくれますように。


2004年09月06日(月) ごめん

昨日の晩、駅から君の家まで走って、君の家まで行った。
玄関の前で君に電話したけれど、君はやっぱりでてくれなかった。
ブザーを鳴らした。君がでてきた。「もう終電無いんじゃない?」
うん、ごめん終電で来た。

外で話した。むしろほとんど話さなかった。お風呂からでたばかりの君は、髪の毛も濡れてて、シャンプーの香りがして。
「なんか、期待されてるならつらいんだけど」

僕は君を抱きしめた。僕は何度も謝った。ごめん。
「知ってるでしょ?私、情をぶつけられるとぶつけられるほど冷めてくの」
うん。


僕は、今から思えば本当に取り返しのつかないことをした。
僕は、キスした。
君は嫌がった。

キスのあと、君は「下でてきとうに寝て」と言って、家に帰って、自分の部屋のドアを荒々しく閉めた。

悲しかった。

同居人が、降りてきてくれた。
同居人に話した。もう前みたいな仲に戻れないかもしれない。それがつらい。

同居人は、大丈夫だよ私も手伝うからと励ましてくれた

手紙を書いた。
謝ってるだけの手紙だった気がする。君の話にあいづちをうつことが嬉しいことも書いた。出来たら来年もみんなで君の誕生日を祝いたいと書いた。

朝、君は降りてこなかった。手紙を置いて、僕は家をでた。

ごめん、本当にごめん。


2004年09月05日(日) 終電に飛び乗って

会いに行きたかった。

今日一日中悩んだ。辛かった。飯ものどを通らなかったし、腹もいたいし。
同居人にメールした。返事がなかった。

いろんな人に相談メールした。母親にさえ、今まで恋の話なんかしたこと無いのに相談した。母親は、もしそんなに大事で、長く付き合っていたいなら、今会いに行くべきじゃないと言った。時間を置くべきだと言った。
それで落ち着いた。自分が我慢すれば良いとおもった。

高校の時のよき相談相手に電話した。地元まですぐに飛んできてくれた。飲んだ。
一時間以上かけて話を聞いてくれた。
客観的に聞くとだけど、と友人は断って、会いに行くべきだと言った。でもそう思えなかった。

同居人から返事があった。バイトしてたということだった。電話した。

事情を知らない同居人にかいつまんで話した。
今の話を聞いたら来るべきだとおもう。きちゃいなよ。

友人にありがとうと言った。彼は笑顔で帰った。
家に帰って明日予備校に行けるよう準備した。母親は苦笑いで送り出してくれた。本当に急いで終電に飛び乗った。

今は自然と笑顔が溢れる。どうなるかはわからないけど、きっと悔いは残らないはず。


2004年09月04日(土) 電話

昨日や一昨日のことがつらすぎて、髪を切った。

それでもせつなすぎて、電話した。


僕は自分の思いを全部伝えた。2年前のこととか、去年のこととか。思い出せる君との思い出は全部はなした。君は黙って聞いてくれた。
好きだけど友達でいたいから我慢したことや、我慢したことがつらすぎたということとか。
僕は好きだということを伝えた。愛してると言うことを伝えた。

君は一昨日僕がキスを避けたことを言った。僕が一昨日我慢しなかったら君は僕とエッチしたと言った。結局選んだのは俺だといった。

僕は昨日も今日も君のことが頭で一杯だったと話した。

一昨日とは温度差が激しいと君は言った。昨日も今日も全然僕のことは考えなかったと言った。だから全部わからないし何も考えたくないと言った。

僕は10分でいいからいつでも良いからあってくれといった。これ以上つらすぎると言った。

君はごめんしか言わなかった。

それでも僕はずっとお願いした。君はそれでもごめんといった。


お願いだから何もこれ以上言わないで
絵描くの頑張ってよ

そして電話は切れてしまった。


君がいとしすぎた。君が大切すぎた。

君と前みたいな仲に戻れないかもしれないことがほんとに怖い。
本当に好きすぎた。

つらかった。


2004年09月03日(金) 本当に大切

一年四ヶ月ぶりのデート。待ち望んだ君とのデートはとっても素敵な時間だった。


桜木町で待ち合わせ。今日は遅刻しないからって言ってたとおりに、ほとんど遅刻せずに来てくれた。

映画の上映時間まで、フレッシュネスバーガーで1時間半ほど近況を話してくれた。サークルがほんと楽しいこととか、新しく始めたバイトの話とか。
スパイダーマン2は、すごくかっこよくて、良かった。どこにでもいる大学生がヒーローで、ごくごく普通の人間だから感情移入が出来るのか、普通のヒーローものよりものめり込んだ気がする。

映画を見終わって、赤レンガ倉庫や山下公園をのんびりと歩いて、ベンチに座ってアイスクリームを食べながら話をした。やっぱり僕は聞き役で、色々はなしてくれる君に相づちを打つのがうれしくって。
あたりが暗くなってきて、観覧車に乗るかランドマークタワーに上るかって話で、やっぱりゆっくりしたいからランドマークタワーにいこうってなって。

のんびりと歩いて、ランドマークタワーまで戻った。みなとみらいの夜景はやっぱり上品で、君も気に入ってくれたのが嬉しかった。
「夜景って切なくなるよね」「彼氏欲しくなるなー」って呟きながら、君は写メールで観覧車を撮った。
途中でベンチが空いたのでそこにすわって夜景を見ながら話した。
僕は君がかけがえのない大切な人だよって言う話をした。
君は
「君に彼女が出来たらやっぱりちょっと嫌だな」
「私は彼氏出来ても君と遊びにいくから」
ってすっごく嬉しいことを言ってくれた。僕だって君に彼氏が出来たらちょっと嫌だよ、でも僕は彼氏じゃないからどうしようもない。僕だって彼女が出来ても君と遊びに行くよ。たとえ彼女に内緒にしてでも君と遊びに行きたいよ。
二人で写真を撮った。カップルのようなツーショット。
「何で私たちもっと遊ばなかったんだろうね」君はそんなことを言うけど、僕は結構君をデートに誘ったんじゃないかなぁ。そしたら君は「私日にちを指定された方がいいんだよね」って君とデートをする方法を教えてくれた。
「どうする?私たち結婚したりしたら。ウケるよねそしたら」
「でも俺結婚はしたくないかなぁ、君とは」

君は「何で私たち付き合わなかったんだろう。…きっと友達でいたいからだよね」って呟いてた。


プリクラをとった。僕はプリクラをとりたがるくせに、不器用だから何も面白いプリクラがとれない。いたって普通のプリクラ。どのカップルでもとれそうなプリクラ。

二人暮らしする君の家に行った。同居人は日本酒を用意してまっててくれた。
1時間ほどしてもう一人友達が来た。4人で飲んだ。
酒が足りなくなったから同居人と二人で買い出しにいった。
「なんか嬉しそうに言ってたよー、今日デートだーって。」
「良いねー仲が良くて」
そんな話をしながらの買い出しだった。

同居人がつぶれて、あとから来た友達も寝だして。
残りの酒を僕と君で空けようとしてどんどん飲んでるときに、気がついたら僕たちは手を握ってて、気がついたら僕は何故か涙を流して、気がついたら僕たちは抱きしめあってた。何故か、寝てる友達が実は起きていそうってのを気にして、何故か、僕たちは部屋を変えた。

ベッドの上で僕は君を抱きしめながら沢山泣いた。君は抱きしめ返してくれながら「なんで?なんで泣いてるの?」って気にしてくれた。僕は何故涙が溢れ出るのかわからなくて、わからない、って言いながら君の頬や肩を涙でぬらした。チューをしたようなしていないような、軽く触れる程度はしたのかもしれない。君はなんだかチューをしたがっているようで、僕の指に君の唇が絡みついたことだけは憶えている。君は明日のサークルがあるから寝た方がいいよと言って、ベッドを去ろうとすると、君は僕の手を離ずに、「行かないから良いよ」って。僕はずっと涙が止まらなくて、こんなに誰かの前で泣いたのは久しぶりで。僕は君を寝かそうとして、君の手を握って。そしたらまた涙があふれて、君をまた抱きしめて。その繰り返しだった。君から離れようとしているときに居間で物音がして、君はようやく手を離してくれた。

居間で起きた奴とテレビゲームした。「俺はお前が泣いて二人でどっかいったことなんて全然知らないから」なんて言われて、やっぱり起きてたのかよって恥ずかしくなった。

朝起きたらそいつは用事があって早々と帰っていた。同居人は部屋で寝て、リビングで君とまた話をした。
「何で泣いたのか全然わかんねーわ」
「ぼろ泣きだったよね、俺」
君は、日本酒のせいだね、って。
何となく、僕は君の手を握った。握り返してくれた。
何となく、抱きしめてみた。抱きしめ返してくれなかった。「もう朝なんですけど」
やっぱり抱きしめ返してくれないんだね、って僕は呟いた。
君は「彼氏つくろ、君とずっと友達でいたいから」って呟いた。

もう一眠りして、ダラダラと過ごした。君は結局体調が悪くてサークルに行かなかった。僕はいらなくなった女性誌をもらったり、洗い物をしたり、3人でテレビをぼんやりと見て、ディズニーシーに行ったことがないのを彼氏や彼女と行くのにとっておくか否かっていう話をしたりして、あっという間に夕方になった。

僕は帰ることにした。「また、11月ぐらいにデートに誘うんで」っと言って、家を出た。

帰りの電車でメールを打った。


マジ元気でたよデートできて
夜に何でぎゅってしながら泣いてたのか全く思い出せなくて、なんだかよくわからないけど今も切ない気持ちで一杯で。次のデート、友達の俺がシーに誘って良いかわからないけど、彼氏いなかったら誘おうかな

今日はマジでありがとう


僕はデートできてほんとに嬉しかったし楽しかったし、君と手を握ったり抱きしめあったりすることで男女間の友情は成立するって言うのに確信を持てた。
けれども、何でこんなに切ない気持ちになるんだろう。前にデートしたときもそうだった、君とデートするといつもなんだか切なくなる。

僕は何で泣いたんだろう。たぶん、君のことが本当に大切で本当に大好きで。大好きだけど僕は君の彼氏じゃないから君が彼氏を作ることに何も言えなくて。大好きだけど、付き合ったりして君との大切な関係を最終的に壊したりしちゃうんじゃないかって言うことが怖くって。そういうどうしようもない君に対する感情が、涙になって現れたんだと思う。

でも、僕の一番の願いは、大切な友達の君が幸せになってくれること。僕はそれが一番嬉しいんだよ。


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