夢見る汗牛充棟
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2006年11月28日(火) |
あの花に手が届けば 駒崎優 |
バンダル・アード=ケナード シリーズ
表紙に惚れた時に並んでいたものまとめて購入のこと。
読了。
あいかわらず、むさくるしい画面構成を堪能させていただきました。 医者様は出てない。もう出ないのかな。残念だなー。
傭兵の一部隊(の指揮官)が主役なのだから仕方ないかー。 全体の戦局はきっとぐだぐだなんだろーなーとか思いつつ読了。 モウダーはこれじゃ、迷惑極まりないな、と。 国中にこういうバンダルがうじゃうじゃしてんだとしたら おちおち生活できなさそうです。 つか他国内でのみ戦闘してたら、永久に続くよな。
緩衝地帯なら非戦闘地域にしないと講和の模索もできなそう。 他国で戦闘するってとんでもないよな。私、モルダー人だったら はぐれ軍人や怪我離脱軍人にとどめさして歩くと思います。 もちろん身包みはぎます。慰謝料だ。 ゆくゆくは、陣営どっちか選んでくっつくのだろうか。
モウダーがこいつはいかんと、日々研究を重ねてどこぞの 山奥に眠る伝説の魔王を召喚して、エンレイズとガルヴォに 反撃を開始する……話にはなるまいなー(苦笑)
本作のお気に入りはライルとタッドとメイスレイだー。 あとたくましい子供達。
戦場砂漠。子供はやけにさばさばしていて、 大人は妙に繊細なのがおもしろかった。
2006年11月27日(月) |
運命は剣を差し出す1~3 駒崎優 |
バンダル・アード=ケナード シリーズ 中央公論新社
購入。読了。
はい。キャラ萌えでした。胸を張って断言してみます。 表紙の無精ひげに、これだ! と思って衝動買いした一品。 いや、裏切られなかった。感動した。
あっさんいっぱい。戦場だけに無精ひげいっぱい。 目の保養になりました。ポロリもあるよっ。(小指がな)
とりあえず、医者好きじゃー! と叫んでおきたい。 そこはかとなくくたびれた風情と穏やか、冷静、客観的な気性に 無精ひげが見事にマッチしておりました。そして、あったかいし。 ちょっとへたれな感じもツボをぐりんぐりん刺激します。
彼は剣も使えて、なんつーかアフターケアーはばっちりです。 よーし。おじさん、自分で斬って自分で縫っちゃうぞーって。 ああ、うっとり。挿絵は馳夫さん彷彿と。
あとは白い狼っ娘ちゃんは可愛かったです。 挿絵の狼がもっと素敵だともっと良かったな。 個人的にはずんどこした足にもうちょっとしなやかさが あればなーと希望します。
1巻ですんごいところで切られて、2巻で過去に戻った時には、 ぐわー。どうしてくれようかと思ったけれど、読みやすいし、 飽きたりだれたりはしなかった。 大国甲 大国乙 その緩衝地帯になる小国丙 という図式は 使いやすくわかりやすいかなー、と。
シリーズだから続く。 ああ、でも傭兵部隊がメインなのだから多分もう医者さんは 出ないのかもしれん。 また一緒に仕事してくれないかなかなかなー。 ――――と思いつつ読了。
2006年11月26日(日) |
封仙娘娘追宝録・奮闘編⑤ 最後の宝貝 ろくごまるに |
富士見ファンタジア文庫
ろくごさん好きなので。購入。
やっとこさ読んだ。
出てすぐに買ったのに、半年以上寝かせていた。 ようやく読んだ。
適度なひねくりと過度なひねくり、 楽しめる絶妙なひねくりって難しいだろうな、と思う。 とりあえず、外伝で、短編集。
◇龍華陶芸に凝り……。
湯飲みの宝貝さま登場。やりとりが楽しくて好き。 ついでに護玄さんが出るととっても気持ちが和みます。ほんわか。 赤ちゃんな和穂も可愛いし。
◇秋雷鬼憚
登場人物が多すぎて、名前が覚えられないよう。(宝貝) 数えてみようと言われると、数えてみたくなるのが人情です。 ……はー。
◇仙客万来
これも好き。とりあえず、五歳の和穂ちゃん、めっさ可愛い。
◇雷たちの……
殷雷と和穂たちのやりとりが愉快で好き。 ちょっとへたれな炉はかーいいと思う。
◇最後の宝貝◇きつね狩り
最後の……は、あんまり好きなところはなかった。 多分趣味に合わなかったんだろう。 きつね狩りも好きなわけではないけど、三歳児みたいな恵潤刀は かわいいなぁと思うのでした。
続巻が出るのは何年後?と思い馳せつつ遠い目をする(字余り)
名前忘れてしまうから、期間が長いと新刊出る度に前を 読み直さなくちゃいけないんだなぁ……。
2006年11月25日(土) |
密偵ファルコ13 疑惑の王宮建設 リンゼイ・デイヴィス |
光文社文庫 訳:矢沢聖子
~王宮建設に絡む不正に、 ファルコが挑む!~
シリーズ通して読んでいるので。購入。 読了。
ネタバレはないはず。所により埋め。
すでに読むのが惰性になりつつあるなーという自覚あり。 ローマ帝国が舞台なのは面白くも心ときめくのでやめられない。 ああ。
前作よりも飽きたりだれたりせずに読めました。 予想もしないストーリーとか衝撃的とかはないのですが、 ローマ人気分を味わいつつほのぼのと世界に浸るのはいとをかし。 ファルコはだんだん落ち着いた人になって行きます。 身分も上がっているし、経済的にもましになってるし。 でも第一にはヘレナ・ユスティナさんの仕込が素晴らしいからだよね。
んで危険さうすれて、へたれっぽいファルコが汗と泥にまみれて 今回もがんばりますよ。今回はひねくれた発言は抑えめだった。
一族郎党でブリタニアへGO! って遠いよー。 単身赴任でなくて、みんなでというのは理想でありましょうが、 赤ちゃん連れてくのは大変そうだ。病気とか怖いよな。
そして、ローマ時代の(高級な)建物は壁暖房、床暖房完備で 大浴場完備で、羨ましくてなりません。快適だろうなぁ。 その維持管理が安くて豊富な労働資源(奴隷)のおかげさまを もってなりたつのだとしても。
アナクリテスはすっかり敵役に逆戻りしちゃったなぁ。 隙あらば始末モードに入っていて、かなしい。
アナクリテスとファルコの今後はどうなる。 つか、わんこのアナクリテスが気がかりです。今後二人が、命の やり取りをしても、この腐った眼には愛憎劇にしか見えないぞー。 ああ、ファルコの手にかかって死にたいのね、わんこ。 なんて、健気な……ほろり。とか思っちゃうから、きっと。
夕方より友来たりて、部屋で鍋で一杯やった。 一夜明けて、これを書いている今は日曜なのだけれど、 部屋が鍋臭い。窓を午前中ずーっと開けているのだが閉めると またくさいので、毛布を身体に巻きつけてひたすら換気中。 多分、カーテンや布団など、布に染み付いてるんだな。
鍋は美味いが、後が嫌。 願わくば、換気扇のあるところでやりたいもの。
ファブリーズが欲しいと思っている今現在。 玄関に置いてある竹炭をちょっと持って来て置くか、 アロマオイルでもたらして、上書きするか。どうすべし。
2006年11月24日(金) |
メイズプリズンの迷宮回帰 上遠野浩平 |
ソウルドロップ虜囚録
祥伝社
購入。読了。
少女とおじーちゃんの逃避行はよいものです。 ツボでした。うまうま。ネタばれせぬよう簡単な読了メモ。
有香ちゃんは、これから先どうなるんだろうと気にしつつ。 ミミさん、また出るかなーと楽しみにしつつ。 ついでに、麦田さんの将来を憂いつつ。 伊佐さんと奈緒瀬さんは、どうにかなる予定はあるんだろうか? 千条さんもちょびちょび顕現。さーどーなる。
気になりつつも、有香ちゃんの迷いのない態度のおかげで けっこう清々しい読後感でした。
そしてやっぱし、銀髪は年齢性別を超えて萌えます。わーい。
2006年11月19日(日) |
路地裏の大英帝国 門山榮 川北稔 編 |
平凡社 平凡社ライブラリー
図書館で借り。読了。
イギリスの18世紀頃。 都市部に住むごく一般の人々の暮らしぶりを述べたもの。 食べ物について・病気について・使用人(メイド)について などテーマ別になっています。
これ一冊では、歴史の勉強になることはないだろうけれど 歴史の本を読んでいると埋没しちゃって出てこないような階級の、 しかも生活の身近な部分なので興味深い。
保険の前身みたいな相互扶助組織についてと、 パブと飲酒について・飲食についてなど面白かった。
参考書代わりに一冊欲しいなとか思ったが、立派に 品切れっぽい。残念。古本屋で見つけたら買うしか。 ていうか、平凡社ライブラリーとか東洋文庫とかって 欲しいなと思うと品切ればっかしだよ……。 近くの図書館にけっこう置いてあるものの、ほとんどが 閉架なのでちょっとめんどいです。
一般に婦人は政治というものが嫌いである。亭主どもが 政治だといっては家事を放り出し、細君をないがしろにして クラブ・ルームやパブリック・ハウスに行ってしまうからである。 亭主は夜家にいてくれて、パブリック・ハウスで金を使ったり、 あるいは酔っ払ったりすることのないように婦人達が願うのは よくわかる。以上の点では婦人たちの言い分はまったく正しい。 我々も……この点について急進的な改革者たちは奥方の意向に 逆らわないことを希望する。 パブと飲酒の章より。1833年の論説なんだそうで。
書いた人の、結論のものすごい弱気っぷりに笑いました。 奥さんがさぞ怖い人であったのだろう。 「……また飲んできたの?」って。
人間そうそう変らんのですね。安心なような、悲しいような。
2006年11月18日(土) |
人名の真ん中の【ル】と【ド】と【デュ】 |
あれらは、前置詞とか定冠詞とか前置詞+定冠詞とかそういうものらしい。 どれがどれだかわかんないんだけど。
仏:de(ド)Simon de Montfort 伊:da(ダ) de(デ) Leonardo da Vinci(ダ・ヴィンチ) 独:von(フォン) Paul von Oberstein(オベ閣下)……とか。 蘭:van(ファン) Vincent van Gogh (ゴッホ)……とか。
これらは~出身という意味の前置詞。 もとは、中世の荘園領主が自らの所有する領地を誇示するため使用した。
※訂正:オベ閣下のvonは、貴族の称号としてのもの。 単に、出身を示す場合のvonもある。
あと“la”“le”とか。
“da”+“le”で“du”とか。
けっこうややこしい。つか、フランス語習ったことないし。 万歳です(お手上げ)
◇ TNGのぴかぴか艦長のJean-Luc(ジャン-リュック)は 複合名というもので艦長はばりばりのフランス系なのですね。 だからフランスに愛情を感じさせるエピソードが多かった わけなんだ。なるほどー。 奥が深いものです。
2006年11月12日(日) |
プラネタリウムのふたご いしいしんじ |
講談社文庫 なんとなく読みたくなって購入。読了。
悲しくて厳しいけれど、きれいな物語だと思う。滑稽でもある。 珠玉のファンタジーってこういうのを言うのかな、と。
読んでいて涙ぐむこと、それ自体が現代人には癒しだと思うし。 読後感は救われたような清々しさも残って悪いものではなかった。 でも悲しい。悲しくて胸が重たくなる。
騙される無知は罪悪だというのが現代の風潮だけれど、その中で だまされる才覚、という言葉が重たかった。
だまされない人間には救いも癒しも訪れないのか。 虚構やまやかしや建前を信じなければ安らぎはないのか。
宗教も、呪いも、世界の善意も、他人の優しさも、信じた人にしか 享受できない。享受できていると信じられなければ嬉しくなれない。 騙される才覚がないから、信じるものが見つけられないのか。
それでも、「どんなに痛くても事実を選ぶ!」といってまやかしを 拒絶する物語も多い。それも多分正しいんだろう。
結局、一方と他方なんだろうかと思います。難しいなぁ、と。
ともあれ、この本にひろがる世界は心地の良いものでした。
2006年11月11日(土) |
アイルランド問題とは何か 鈴木良平 |
副題:イギリスとの闘争、そして和平へ 丸善ライブラリー315
図書館で借り。 読了。
IRAって名前ばかり有名なれど、あんまり詳しいこと知らないので 借りてみました。
地図帳で眺める小さい島、アイルランドが不思議な比率で分割されて いるのは何故なのか、歴史やその国境線にまつわる運動闘争の流れに ついて述べたもの。
特に誰に肩入れしている、とかどちら側とかなしに客観的に説明 してくれているのかな、と思う。
領土の問題、統治、政治の問題と切り離せないほど複雑に絡み合う 宗教問題ってとても厄介だな、というのが読後の感想です。
宗教人口がそのまま政治勢力に繋がるのは辛いなぁ、と。 「同じ民族でも、宗教が違う」といってもイスラム教徒とキリスト教徒 とかでなくて、カトリックとプロテスタントなんですね。
侵略した英国が悪いとか言ってみても出来ちゃった国境はなくならんし、 簡単じゃないんだなと痛感するのに良い一冊でした。
※本文より抜粋※
『IRA兵士の訓練の手引き』
共和主義者の運動に参加することは、その軍事的、政治的な闘争は 道徳的にも正当化されているという信念――戦いは道徳的に正当化 されていて、アイルランド共和国軍(IRA)は一九一九年の国民議会に 直接繋がる代表者であり、それゆえにIRAはアイルランド共和国の正統な 合法的な政府であるという確固とした信念――によるのである。 ……アイルランド共和国軍(IRA)の義勇兵として、軍当局によって 発せられるすべての命令、軍当局によって与えられるすべての活動は、 アイルランド共和国政府の正当な命令であり、合法的な活動であることを 義勇兵は疑うことなく留保することなく、確固として信じなければならない。
アイルランド国民の正統な代表者としてのアイルランド共和国軍は、 外国の占領軍や国内の協力者に対して抵抗の戦いをしていることは、 道徳的に正しいことなのである。正統な政府の命令を実行する際に すべての義勇兵は道徳的に正当化されているのであり、また道徳的に 正しいと信じなければならない。
義勇兵であることは、軍事的かつ政治的に活動することを伴う。 軍事的な面においては、初期の訓練の後に、義勇兵は数の上では優勢な 敵の部隊に対して、軍事的な解放の戦いをすることが期待されている。 このことは武器や爆発物を使用することを意味する。まず武器の使用に ついて、義勇兵が武器の使用の訓練を受ける際に、銃は危険であり、その 主要な目的は人間の生命を奪うこと、言いかえれば人を殺すこと、そして 義勇兵は人を殺す訓練をうけているということを充分に理解しなければ ならない。強い正当性の確信がなければ、銃を取り、人を殺しに出かける ことは容易なことではない。IRAはその動機において、強い正当性の 確信にもとづいて行動しているのである。 ゲリラ戦争の生活様式について頭に描いたり、想像したりする観念とは 違って、ゲリラ戦争にはロマンティックなもの、楽しいものは一切ない。 潜行的な地下の部隊の生活は極度につらく厳しいものであり、時には 残酷な幻滅を与えるものである。…… 義勇兵の志願者は、捕虜になったり、長期間の刑務所暮らしの判決を 受ける恐怖が、現実に非常な脅威であり、すべての義勇兵の上にのし かかっている影であることを認識しなければならない。
歴史 ウィキペディアに詳しい。 最新の報道など取り扱うブログある。ぐぐると拾える。
・ ・ カトリック処罰法 ・ アイルランド ・ 北アイルランド(英国の一部) ・ IRB:アイルランド共和同盟 ・ IRA:英国からの独立と民族自決による共和国の樹立 ・ (1920)アイルランド統治法 ・ (1998)北アイルランド法 ・ ユニオリスト:イギリスへの帰属を求める:プロテスタント ・ ナショナリスト:アイルランド民族主義者:カトリック
2006年11月06日(月) |
百年戦争 フィリップ・コンタミーヌ |
訳:坂巻昭二
白水社 文庫クセジュ
図書館で借り。読了。
英仏の百年戦争の起こりから終結まで簡潔に述べた一冊。 これ一冊で百年戦争はばっちり……なのかもしれないけれど 淡々述べ型歴史教科書系の一冊だったのでたいそう退屈で うんざりした。薄いのでどうにかこうにか。 たしかに簡潔に述べてあるみたいだけど、わかりやすいか というとちょっと首ひねってしまう。 多分基礎知識のある人にはわかりやすいのかもしれない。
手元に歴史地図系の資料と、系図の資料があればもうちょっと わかりやすかったかもしらん。 出てくる人出てくる人皆、ヘンリーかジャンかエドワード 或いはシャルルかフィリップかルイ。 女性はジャンヌばっかでたいそう混乱してしまいました。
素朴な疑問 ・人名の真ん中の【ル】と【ド】と【デュ】って何が違うんだろ?
領地の問題での英仏対立と、お互いの自国内での王朝問題が 複雑に絡みあってややこしくこんがらがって百年続いているの だから簡潔にったって無理だよなー。
2006年11月05日(日) |
フランス中世史夜話 渡邊昌美 |
白水uブックス
図書館で借り。
ガレー船徒刑囚がきっかけ。読了。
フランスの中世の歴史コラム集みたいなもの。 修道士とか宗教関係の記述がかなり多かった。 それだけ宗教が社会の出来事に対して影響を強く及ぼしていたってこと なんだろうな。
各コラム、面白くて興味深かった。 修道士の話だけでなく、騎士の話、紋章の話などいろいろ。 宗教関係の話は、異端とか十字軍とか無宗教者から見ると傲慢で、 痛ましくて宗教ってなんだろう? って話が多い。これもまた宗教の 一面なんだよなー、と思う。
気に入った一文は、「院長シュジュ」というコラムの中の彼の死を評した一文。 「常に機嫌よく生きたのと同じく、おそらく機嫌よく死んだのである」
羨ましい。私だってそうありたいもの。
あとは、騎士気質(きしかたぎ)。 書いてある人生は誰も彼も悲惨な感じなんだけれど、異端審問とか他宗教の 排斥に関わる人々の悲惨な光景より大分ましな読後感。あっけからんとして いて無骨で、荒々しい死生観。やりとりしているのが自分と自分の手の届く 対等な相手の命だからましなのかもしれない。
◇ できれば、巻末に数頁取って、日本語で読めるのだけでもいいから参考文献 とか原典とかの紹介ページをとって欲しかったです。引用が多いだけに。 参考文献の紹介は、その本で興味を書きたてられた人のために是非設けて 欲しいものだなぁ、と思います。
木曜日だけど、会社の周囲を掃いていたら思いっきしジョロウグモの 巣に頭を突っ込んでしまった。すごく弾力があって、思っていたより 丈夫なものでした。でも、すまん。頭が勝利。
髪に髪飾りの如く黄色い何かがくっついてまして、(もちろん当該巣の 家主様なんだけど)あわあわして取り外し、植え込みの土の上に置いた。 突然家をぶち壊されたクモさんは、掃除の間中、私が置いた場所で硬直 してました。やっぱ突然家が全壊ではクモさんも呆然とするのであろう。 なむー。
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