★悠悠自適な日記☆
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2002年07月05日(金) イニシャルでないD

 今日は津井田さん(以下D)と帰りにファミリーマートに寄りました。試験前なので会話の内容はもちろん勉強のお話です。パンを二人で選んでいる時に、私がぼそっと「なんでこんなに私は勉強できへんのやろ…」とつぶやきました。するとDにすぐさま「そりゃぁやるべきことをやってきてへんからやろ…。」と返されました。私は、なんてキツイことを言ってくるんだこの人は…そんな当たり前の返答待ってるんちゃうわ!と思い、一瞬すごく心の中にどろどろとしたものが流れてきた気がしました。

 でも、そのあとすぐに私は考えました。当たり前な返事を返される事に不満を感じるのなら、私は一体どんな返事がほしかったのだろうと。慰めの言葉が欲しかったのでしょうか?そうかもしれません。どこかで慰めの言葉に寄りかかって楽になりたかったのかもしれません。でもそれは私のワガママな甘えです。

 私は相手にこういう返答が欲しいと期待をかけて言葉を交わしていました。そうしてそれとは違う返事が返ってきたために寄りかかるものがなくなってすごく孤独を感じたのだと思いました。でも、自分が望んでいる返事がいつもその通りに返ってくるのであれば、それはすごくつまらない人間関係です。Dとはそんな薄っぺらい関係を築きたいのではありません。Dは私の期待をいつもおもしろいくらいに外してくれます。それはおもしろい内容であったり、今日のように厳しい内容であったり…。本人は自覚しているのか知りませんが、時々私はDの発言に渇を入れられることが多いです。今日も結局私がのぞんでいた返事は返ってこなかったけれど、そのおかげで、また「うっしゃやったるわい!」という気持ちになりました。不思議なよい関係です。まったく。

 その後、私達はampmでパンを買って食べました。おいしかったです(笑)。


2002年07月02日(火) 「ありがとう。」にありがとう。

 今日はほんのり嬉しいことがありました。
私のクラスの英語Rの教師は授業最後に必ず、隣同士でペアになって教科書の読み合いをさせるのです。今日もそうでした。ところが、ふと後ろを見ると、後ろの席のO君の隣が欠席でいないのです。普段なら先生が適当に空いている人同士でペアを組ませるのですがどうも気付いていなかったようです。このまま無視するのはよくないなと思った私はO君に「3人で読まへん?」と誘ってみました(そのほうが一人あたりの読み分が減るし…)。しかしO君は「ええわ。」と断りました。よく見ると、O君の机の上には古典のプリントが広げられています(おいおい…)。私の隣の席のT君も「ほっとけや〜。」と言います。結局、私はいつも通りT君と二人で音読を進めました。

 そしていつも通りチャイムが鳴って授業が終わりました。私は次の用意をしようとして席を立ちました。するとO君が私の目の前にやってきて、「さっきは本読み誘ってくれてありがとうな。」と丁寧(?)にお礼を言うのです。突然の発言に私はびっくりして、ただ「ううん。」としか言えなかったのですが、でも、あとからものすごく大きな感動がこみ上げてきました。だって、齢17の男が、こんなに些細なことで、しかも友達でもなんともない相手に面と向かって「ありがとう」と云えますか!?私なら思っても云えません!いい歳ぶっこいた大人でも云わないでしょう。私がO君に誘いを断られた時に寂しそうな顔をしたのでしょうか?いいやこんなにサバサバしている(?)私がそんな素振りを見せるわけありますまい。とにかく、この人は「ありがとう」を誰に対しても出し惜しみなく使える人なんだなと思うと、頭が上がらない思いでした。ただ、「ありがとう」と云ってくれたO君に、今度は私の方が「ありがとう」と云いたくなりました。云いませんでしたが…。私もO君のように「ありがとう」が出し惜しみなく使える人でありたいです。

 しかし、去年、私が教室で怪しい動き(日常です)を友達の前で展開していると、O君に一言「家畜…。」と言われた気が…。

 


嶋子 |MAILHomePage

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