Leonna's Anahori Journal
DiaryINDEX|past|will
2005年05月30日(月) |
昔のひとは言いました |
このごろ検索エンジンから“ジャンヌ・モロー”“名言”なるキーワードでいらっしゃる方が多くて、ナニナニ、などと興味が湧いてきて、私もその手の「名言集サイト」へ飛んでみました。
そこでみつけた18〜19世紀の偉人の言葉。私一人でうなずいてるのでは勿体無いので二つばかり転載いたします。はい、どーぞ。 -- 『二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る』 by ゲーテ 『あらゆる人間の知識の中で、結婚に関する知識が一番遅れている』 by バルザック --
どうやら、四十代にならないと玩味できない人生の味があるらしいですよ。というより、自分はもう立派なオトナだなんて思ったら大間違いなんだな、やっぱりな(このあたり妙に内省的チマリス)。
やっぱり人間、そう簡単には生の混沌や懊悩から抜け出せないように出来ているみたいですねぇ。含蓄のカタマリみたいな二つの金言デシタ。
2005年05月28日(土) |
レイニーサタディ(晴れてても) |
朝、英会話。仕事がかなりグルグルしてきているので、仕事のことを完全に忘れることのできる(忘れざるを得ない)英会話の授業は、かなり良い気分転換。
その後、歩いて会社へ。今日は本当は休みなのだけれど、引越のあおりでいろいろと片付かない仕事がたまっているのだ。途中、高島屋の地下でお昼ご飯にフォションのパンだのお惣菜だの買ってから行く。いいよね、こういうとき日本橋って。
会社でガサゴソしてから(って書くとなんか動物みたいだ)打合せで鎌倉へ。季節が良くなったので、休日の鎌倉は人で混み合っている。思ったより早く30分ほどで終わらせることができたので横浜の父のところへ寄って行くことにする。
昨日RAINが来日して、もうおスシは食べたかしら(なにしろRAINといえば、スシ、ですから)なんて考えていたこともあり、鎌倉駅のホームで鯵の押し寿司を買う。父へのお土産。ついでにこれもRAINの好物、厚焼き玉子をお総菜屋で買う。私はサカナは食べられないけど、玉子焼きならば大丈夫だから。
-- さてRAINの“活動計画”説の続き。 彼が寝る間も惜しんで仕事していることの他にも、私にとっては理解に苦しむ言葉(というより私をうんと苦しめた言葉)がどこから発せられたものなのか、この頃になって何となくワカッタような気がすることがある。
つまり彼は“RAIN”という人物を、素の自分とは別の、理想の芸能人、パブリックな自分のあるべき姿として捉えているのではないのかしら。特に彼が折に触れて言う「もっと努力して皆さんを歓ばせるピになります」という言葉にそれが現れているような気がする。
あと、もっと端的なのが「皆さん、もっともっと、ピを愛してください。」というやつね。ピ(RAIN)を自分とイコールの一個人だと思っていたら普通ああいう言い方はできない。ピ(RAIN)というのはチョン・ジフンという個人にとっても、イメージの向こう側にある努力目標なのではなかろうか。
--
それにしてもこの人、本当に本当に大スターなのね。いま、たまたま爆発的に人気を博しているアイドルスターという域には既にいない。一種の尊敬の対象でもあって、故にそこはかとなくアンタッチャブルな雰囲気(すでに有形無形のものに守られているという感じ)がただよっている。
このところ、LaLaTVやKNで立て続けにRAINの特集番組(の再放送)を観る機会があって、正直クタクタなのだけれど、それというのもこのヒトの多面性とえらく努力家であることが原因なのだ。なにしろ真面目で努力を惜しまず目標は必ずクリアしてしまう。優等生と言えばそうなのだけれど、自然体で可愛らしいキャラゆえ誰からも好かれてしまう。
こういうのを見ていると私のような人間は、段々と元気がなくなってくる。画面の向こうのRAINは屈託なく笑っているだけなのに、それを見ているコチラは、勝手に叱られているような気分になってしまうのだ。(我ながらつっまんない性格!)
しかし、そういう優等生の彼でも未だ理解できないのが時間の流れに身を削られた後のビタースイートというもので、だからああいう“20年前に、一人の青年がいたな”云々などということが言えるのだろう。そう思ってみれば「かわいいもんじゃん」と呟いて、ま、ここはひとつ赦してやってもいいかなと思うのだ(あま〜い、リスちゃん、あま〜い!)
--
さて。夜ともなれば『サンドゥー』の再放送(ノーカット吹替え版)だ。 第四回にして、やっと不幸の匂いがし始めましたよ。前回までは、何かはしゃいだような、コミカルな部分ばかりが強調されていてなじめなかったのだけれど、来たわよ、メロな雰囲気が、悲しい影が。
私のように、最後の四回分だけを先に観てしまっている人間にとっては、今回はかなり堪らないシーンが多かった。子供時代を過ごした土地、楽しい思い出とツライ記憶が重なるその場所に、あと一歩の距離まで近づきながら「やっぱり行きたくない」と言って、目の前の橋を渡らずに引き返すウナンとサンドゥ。タクシーの中から後ろを振り返って、海にかかった橋を眺める二人の姿には、チマリス、慟哭を禁じ得ませんでした。んもぅっ…、 サンドゥゥゥゥっ…! (韓国ドラマには気をつけないと、こんなんなりますよ)
チエちゃん、今朝韓国へ帰国。午後、RAIN来日。
てことは、ムム?、今回はチマリスじゃなくてチエちゃんがすれ違ってる?
-- 「誰でもピカソ」に出演したRAIN、可愛かったですね! それに、彼のああいうシチュエーションでのダンスというのはかなりめずらしいのでは。すごい迫力でドキムネでした。
ビートたけしは、あれ、いきなり惚れちゃってませんでした? 「たけし先生」とか「カリスマ」とかって持ち上げられて、とどめに「カワイイ」ってオトされて(笑)。他愛もなくバッサリ。秒殺でしたわね。 ところで、今日オンエアされた「誰ピカ」は、もちろん生ではなくて録画。収録は4月8日でした。RAINは翌日9日にソウルで鼻の手術が決まっていて、なんとその前日に、一日のみの極秘来日で収録されたと聞きました。
あの時期、ファンは彼のオーバーワークを大変心配して、ネット上でも「休ませてあげて!」という大規模な署名運動まで展開していたというのに、童顔君は休むどころか手術の前日まで緊急来日して仕事をしていたという…(笑) でもって、その収録のオンエアが今回の来日にぶっつけてあるわけだぁね。フンフン、フフン…(ヘンな顔しながら小鼻をうごめかすのはやめて)
-- しかし、どうして彼がこんなにも働くのか、その理由が、最近になって少しわかってきたような気がします。つまりですね、キーワードは「兵役」ではないかと。
韓国の成人男子には通常2年半の兵役の義務がある。今年に入ってからはソン・スンホンが入隊。彼は兵役逃れのスキャンダルが発覚して、たいそう苦しんだのだけれど、結果的にはそれがさらなる人気アップに繋がった。その後、ソ・ジソプも入隊。さらに秋にはウォンビンとイ・ドンゴン(ミンソク先生!)までもが入隊することを表明した。
で、今が旬の人気俳優たちがその一番美しい時期に二年半も業界を離れなければならないというのは、日本人の私にはにわかには信じがたいことだけれど、当事者側としては現実問題として、入隊のタイミングを計ったり、いろいろとするべきことがあるのではないか、と。
で、RAINのケースは。 あくまで私個人の推測なのだけれど、彼には兵役にとられる二年半の期間を考慮に入れた『活動計画』のようなものがあるのではないかしら。RAINは19歳でRAINとしてデビューして、瞬く間にスターダムを駆け上がったわけだけれど、その成功が大きければ大きいほど、だからこそ今しておかなければいけない仕事、踏み固めておかなければいけない足下というものがあるのだと思う。
そう考えてみると彼(RAIN)の言動の、これまで(少なくとも私には)理解できなかった部分がなんとなーく解明されてくるのだけれど…、この続きは、また明日。(眠くてもう、ドロドロチマリス)
--
さて、今頃RAINは何してるんだろうね。 やっぱりリハか打合せ(MTV Video Music Awards)、だろうかな。 スシはもう食べたのだろうか。 少し痩せたと聞いたけれど、どんな感じなのかしら。 そして何より、鼻は無事なのか、鼻は。
29日、NKホールの観覧チケット外れて、何とも残念無念なチマリスなのデス。
ジャスト、ワンス♪ で、うふぅ〜ん、なんてやってる間に。
なんてこったなんてこったなんてこった!
CL決勝で、ミランがリバプールに・・・・(うわぁぁぁぁ〜ん)
-- 仕事の打合せで、チエちゃん韓国から来日中。 一緒に日本橋のデパートや、コレドのユナイテッドアローズへ出かけて(私は内心)憂さ晴らし。夜は銀座ですき焼き。
しばし悲しみを忘れて、霜降り肉に集中。しかし年齢とともに代謝が緩やかになったのか、このごろ富みに太りやすくなった私。帰宅後、恐怖に駆られて腹筋運動などするも虚し。
--
ミラン。来季は本腰入れて応援するぞ。ごめん、クレスポ。あと一年がんばって、あの素晴らしいプレーをもう一度みせてくれないか。
だめだ! ミラン、パレルモに3−3のドロー。嗚呼自滅回路。
--
事務所の引越し真っ最中。新しいオフィスは日本橋某町。
今読んでいる須賀敦子の本に、日野啓三『断崖の年』について書かれた文章があって、そこに日野作品からの引用があった。深刻な病で生死の境をさまよったあとで、最初に現れた人たち(病後に見た幻影)について書かれた部分。屋上に現れたサラリーマンらしき人影についてこんなふうに語られる。 “形もない幻影荒れ狂う錯乱のあと、まず最初に現れたのが、未知の親しい人たちだったことに、彼は深く打たれた。彼らは迎えに来てくれたのだろう。おまえの世界つまり孤独であることが親しさを成り立たせているこの都市の世界が待っている、と” 日本橋界隈の雰囲気に妙にしっくりくる文章だ。 特に、個人的に「孤独であることが親しさを成り立たせているこの都市の世界」という部分に感動する。 まだ引っ越してきたばかりだけれど、日本橋、好きです。
--
今日は朝、英会話のクラスがあった。私の通っている学校ではいろんな国の人の話す英語になれる為に、毎回先生が変わる。たとえば、先週は黒髪でシリアスな雰囲気(笑わないのだ)のピッポ・インザギそっくりな顔したオジサン先生。その前は碧眼で若々しいカナダ人の先生。
今朝、私たちのクラスに現れたのは大柄で童顔の東洋人の顔をした先生。顔だけ見るとまるで日本人のようなので、全員が一瞬ハッとなった。でも彼は(おそらく)アメリカ人。この先生は歯切れがよく朗らかで、なかなか楽しい授業だった。
特に二月に韓国へ行って以来、西洋人の顔に妙な違和感を覚えるようになった(でも貧弱な日本人はキライな)私にとっては、理想的な先生(笑)。しかも、シンプルで優しげな童顔ときている。
--
それにしても。事務所の引越しで、帰宅時間が昨日は11時、きょうは10時。ほんと、こんなことしてたら老化が進んじゃうわ!。で、たまにはこんな頬の緩むような出来事でもなければやってらんないわ、という心境の私なのだ。何から何まで一個人にやらせる、このビンボー会社、なんとかならないか(怒)。
久々、テニス。 以前よりレッスン回数を減らして月二回のクラスにコース変更したのだけれど、それでもちゃんと出られないことがある。
今日は、午後から2レッスン受けることになっていた。1コマ目はインドア、2コマ目はアウトドア。それで、まずインドアでいい感じで汗をかいてから次、屋上のアウトドアコートに出たら、レッスン開始後30分位して雨が降ってきた。
まず、空が暗くなって、なんとも微妙な風が吹いてくる。微かに雨粒のようなものがポツリ、ポツリ。そのうちに遠くで空の一部がピカッと光る。「アッ、かみなり!」と誰かが言う。それでも、雨が酷くならない限りはレッスン取りやめにならない。
そのうち遠くで雷鳴が聞こえだして、私は屋上の、さらに上の方を見渡してキョロキョロ。ここ、避雷針は立っているのかしら?。それらしきものが見つけられないままにボールを打ち返していたら、遠くで大きな音。コーチ曰く「あ。いま、落ちましたね」。落雷だと言うのだ。
その音を聞いてから三、四分後、灰色の空のもと、まるで巨大なカーテンが揺れるようなサァーッという音が風に乗って聞こえてきた。あとで考えたら、それは遠くから強い雨脚がすごい勢いでこちらへ向かって近づいて来る音だった。とつぜん大きな雨粒が落ち始めたと思うと、あっという間に豪雨となってコートの人工芝は完全に“水没”した。
--
這々の体(“ほうほうのてい”ってこう書くのか!)で建物の中へ非難。うわーっ、すっごーいなどと言いながら水の下に沈んで行くコートを眺める。何の気なしに「私さっき、思わず避雷針を探してしまいました」と言ったら、それを聞いた若いコーチ(やっと見習いを解かれたばかり)が、「ラケットはやばいですよ。カーボン使ってるから」。 …いやーーーんっ、どうしてそれを早く言わないの。こわーいー!
(ちなみに釣り竿も非常に危険だそうです。あのカーボンロットというやつね)
--
それで、2コマ目のレッスンは開始1時間以内に中断したということで、レッスン不成立。振替レッスン扱いということになってしまった。ゆっくり着替えて、雨脚が弱まったのを見計らって駅まで行ったら、電車がストップしている。落雷の影響とのこと。
そうか、さっきコーチが行った「あ。いま、落ちましたね」は、当たっていたのだ。しかし、それなら尚のこと、早くレッスン中断してくれなくちゃ。知らないものだから私、一生懸命カーボン入りのラケットを振り回してました(ヤダァー!)。
土曜日なり。 本日は自主的に休みを創出。というのも、連休中、会社が休みなのを知らずに私だけ働いていたという事実が発覚したから。大まぬけちゃん。
-- 朝。英会話がっこ。そのあと秋葉原。 秋葉原ではこの前、日本から韓国へ持って行ったラップトップパソコン(現地事務所を設立してそこに置いてきました)のACアダプタとLANケーブルを購入。丸の内北口前の郵便局からEMSで韓国へ送った。
それにしてもいい天気だったな。すでに初夏のごとき日射しを浴びつつ丸ビルへ移動。久々、コンランショップへ。バス用品の棚のあたりに、そこはかとなくよい香りが漂っている。そういえば、ニールズヤードのウォーミングオイルを切らしていたなと思って探してみたらビンゴ。やっぱりあった。同じ英国ブランドだもんね。
オイルを包んでもらうとき、レジの後ろが一面、大きなガラス張りになっていて、真正面(本当に、測ったように真正面)に赤い煉瓦造りの東京駅舎がきれいなシンメトリーを描いてたたずんでいた。まるで絵画か写真のように。思わずハッとする眺め。
コンランショップは丸ビル2Fと3Fにあるのだけれど、きっと眺めを計算に入れた上であそこにレジをもってきたのだろう。もしくは、コンラン卿自らがショップデザインに関わって、そのときに決定したことかもしれない。
-- コンランショップは細かいものを少しずつ買うのではなく、かなり巨視的(家一軒単位とか)になって見ないと面白くないということに、少し前になって気づいた。家具のサイズも店舗のパースペクティブも大きいし、家具以外の細々した商品も、それらのスケールを前提にデザインされて(集められて)いるのだ。そういう点で、アフタヌーンティやフランフランとはまるで違っている。
広々とした店内をゆっくりと歩きながら、韓国の高級マンションならサイズ的にもぴったりだろうななどと考える。場所はもちろんソウル、江南(カンナム)。漢江(ハンガン)の見える部屋なら、言うことなしだ。もう、想像しただけで、い〜い気分(相変わらず安上がりだな)。 いずれにしてもコンランショップのスケールは、東京よりもソウルによりフィットしている。
きのう。
スカパーで、RAINが蟹を食べる番組があるというので予約録画。帰るなり大急ぎで再生してみる。
『韓国食通まる見えTV』という番組。その中の、有名人が自分の行きつけの店のお気に入りメニューを紹介するというコーナーに、確かにRAINが登場、「ダメだ、旨すぎて何も言えない…」とか言いながらハフハフとカニを食しておりました。
やっぱりこの人、カニが好きなんじゃないの? 当時 Krazy Krab へは、本当に好きで、食べたくて通ってたんだと思うわよ。(以上チエちゃんへ) --
少し前、デビュー三周年だという日に、アメリカにいるRAINからのメッセージが韓国のオフィシャルサイトに掲載された。
いつもの優等生トーンは変わらずだったんだけど、その中に鼻の手術に触れた部分があって、“整形したという噂があるようだけれど、絶対にしていません。絶対に!信じてください”というような箇所があって思わず笑ってしまった。こういうのを読むと、まだまだ子供だあねえ。
だいたい整形云々なんてことを言うのはアンチに決まっているけれど、アンチだけにRAINのミリョクをまるで理解していないね。 だってさ、他のところならまだしも、あの鼻いじってどうするの。あの鼻が可愛いんじゃないか。何があっても、その鼻だけはいじったらあかん!てくらいのもんだぞ、アレは。
こういうことをきっぱりと言いきれるのも、私はRAINの鼻に関しては他の人よりも少しばかり長く(深度をもって)接しているからなのだ。以下、そのことについての説明。
--
淀川長治氏は生前、住んでいたホテルから外へ出るとき、必ずロビーに敷かれた絨毯の決まった角の部分を踏んでから出て行ったという。帰ってきたときも同じく、出るときに踏んだのと同じ角を踏んでから部屋へ入ったそうだ。一種のジンクスと言うか、まじない(厄よけ)のようなものだったらしい。
それと同じで、私は朝会社へ行くとき、居間兼食堂の壁にかかった大きなKoreana化粧品のポスターの、RAINの鼻の部分(先端)を人差し指で触れてから行くのだ。帰ってきたときも同じ。鼻の先にちょこんと触れてから、ポスターの下のローボードに置いてあるお皿に、外した腕時計と指輪を入れる。そんなことだものだから、彼の鼻のこととなるとつい一生懸命になり過ぎてしまうのだ。
(あまりのバカバカしさに怒りだしそうなアナタ。これが“存在の耐えられない軽さ”を耐えて生きる私の姿なのです。どうか寛大なお心でお赦しいただきたいの) --
『韓国食通まる見えTV』ではカニを食すRAINの口元がアップになって、「このコーナー始まって以来最高に注目を集めたクチビルでしたよね!」なんて騒いでいたけれど、ノンノン、唇もさることながら彼の一番可愛いのは鼻ですよ、鼻。
それに口や唇は本人の意思に従って形を変えるけれど、鼻の先っちょはほとんど動かすことができない。できてもせいぜいが血の色を透かせて見せるか、蒼白になるくらい。静かなものだ。そういう鼻の先(なかんずくRAINの)を私は大いに愛しているのです。
コリアンラヴァーズ(単数形でないことに注意)に血道を上げている間に、欧州伊太利亜ではとんでもないことになっていた。
ミランが。今季優勝は堅いと思っていたミランが。 カカは二年目のジンクスに打ち勝った、クレスポもいい感じだ、シェヴァの負傷も長引かずに済んだ、ピッポも帰ってきたよ、のミランが。 ミラン、わが心のモナリザ。そのミランが、天敵ユヴェントスに・・・
ああ、なんてことなの。ちょっと目を離した隙に。というか、好調のときのミランを、そのうえ私が力入れて応援すると何故か負けることが多かったのだ、これまで。特に下位チームにコロッと負けてしまったりする。ま、スポーツだから、応援したなりにちゃん勝ってくれるわけがないのだけれど。それにしても、ね。
それがこの前、私の観ていないときにも関わらずシエナに負けた…。たしか四月の後半、韓国出張の直前だったと思うけど、録画の試合結果をみてギクッとしたのを覚えている。(毎試合、欠かさず録画だけはしているのだ)で、この前は観ている目の前でユヴェントスに負けてしまった。応援してたのに。
メンツはほぼ揃っている。今季ここまでは、まあまあ堅調。なのに大事なところで下位チームに負ける(私が観ていなくても)。で、すわ一大事とTVのまえで応援すると、今度は頂上決戦、ユーヴェとの直接対決でまけちゃうんじゃあ…もうっ、どうしたらいいの。教えて、アンチェロッティさん。
--
ココロが離れるってこういうことなのかしら。取り繕ってもわかってしまうものなのね。もう遅いかもしれないけれど、アタシいまからココロを入れ替えます。
去年は去年、今年は今年(ミランは去年優勝)。CLはCL、セリエはセリエ。ここまで来て準優勝なんて絶対にイヤ!
(さて、このチマリスの改心がミランにとって吉と出るか凶と出るか)
あと出しジャーナル(5月7日)してます。 引越のご挨拶、遅れてごめんなさい。
-- 昨晩、やっとネットに繋がるようになりました。カスタマサポートのひとに電話で教えてもらいながら、モデムのリセットと再設定を行ったのです。 直らなかったらどうしようかと思った。アリガトウ、カスタマサポートのひと。
-- ところで、スターバックスコーヒーってどこのお店でもカウンタのところにバナナが置いてあるんですか。1本80円のバナナ。実は今日、あれ食べたんですよ、お昼にサンドイッチと一緒に。小さなお菓子でも150円以上するスタバにあって、あのメニューは感動的だ。
だけど、他に食べてるひと見たことありますか。たまにいてもオジサンばかりとか?。女性が食べてるのは見たことない、とか?(ま、これからもかまわず食べようと思ってますけれどね) スタバでバナナ、バナナとハーブティー。これ即ち、ソウルっ子もまねしたくなるトーキョー・ウェルビン、なのだ。
-- 日本橋の三越本店の前を通りかかったら、入口から壁面にかけて提灯やらなにやら、派手な飾りつけがしてある。きらきら光ってる。そばへ行ってみたら神田明神祭と書いてありました。 うん、さすがお江戸日本橋だ、いい眺めだ。
しかし問題はそのあと。
いい気分で八重洲まで歩いていって、ブックセンターの入口を入ろうとしたそのとき。擦れ違いざま、人の顔をみるなりビクッとして黙礼をした気弱なサラリーマン風のアナタ。アナタ、一体誰なの。なにもそんなに怯えた顔しなくても。傷つくなぁ、もう!
2005年05月10日(火) |
ヘンリー・ミラーの至言 |
まだ、入れないのだ。ムスッ。 -- 星占い(西洋占星術)で、生まれたときの太陽の位置と月の位置の組み合わせでみるというのがある。たとえば、同じ水瓶座でも、太陽の位置が水瓶座で月の位置は乙女座とかいうふうに、より詳しく分類するやり方だ。これだと通常12しかない分類が、12(太陽の位置)×12(月の位置)=144種類と、ぐっと細かく分かれることになる。
先日、この144分類占星術の本を立ち読みしていたら、私と同じタイプに、山口達也(V6)と作家のヘンリー・ミラーがいることが分かった。山口達也といえばダッシュ村でも一二の器用さを誇る田舎暮らしの達人ジャニーズという認識しかなかったのだが、なんだか急に興味と親近感が沸いてきた(きっといい人に違いない)。
しかし、ここで注目すべきはやはり、ヘンリー・ミラーその人であろう。そして期待を裏切ることなく、このページには、このカテゴリの“ひととなり”を伝える言葉(のつもりなのだと思う)として、次のようなミラー氏の言葉が載せられていた。 『セックスは霊魂が再生する9つの理由のうちのひとつである。…あとの8つは重要ではない。』 ワハハハハハハハ、こりゃあいいわ!
結局、月の位置が蠍座、ってことなんだろうけどね。淫靡というより、それがどーしたの的あっけらかんとした感じがこの分類の特徴のひとつ、なのかもしれない。あーあ、久々にヘッドコンシャスな大笑いしたわ。
しかし、いいよね、ヘンリー・ミラー。 いま読んでるのはクンデラの『存在の耐えられない軽さ』(これまた「我が人生の書」だったのよ)なんだけれど、次はヘンリー・ミラー行くしかないでしょう。
そう思ってちょっと調べてみたら、こんなページが。んまー、思いっきり背中押された感じ。ヘンリー・ミラー、イェー!
きのう。 母の墓参りに出かけて夜帰ってきて、インターネットしようとしたら入れない(繋がらない)の。チマリス、また締め出されちゃったの?落ち込むなぁ。 いま会社から更新してる。 これから打ち合わせ入るけど、急いで終らせて帰るんだ、ネット環境直すんだ。じゃ、行ってくる。
(ほんとに帰れるカナ?)
2005年05月07日(土) |
サンドゥ《ノーカット吹替え版》 |
諸般の事情により、サイト(チマリスの穴)引っ越しました。 ブックマークの変更など、お手数ですがよろしくお願い致します。ぺこり。 -- あーあ、つまんない。
亜米利加行ってなにしてんのかなぁ。もう帰ってくればいいのに、韓国へ。 鼻はよくなったんだろうか。まさか声が変わってしまったなんてことはないよね。 -- 今日から『サンドゥ学校へ行こう』のノーカット版再放送が始まった。でも、声が吹き替えなんだなぁ…。 私はサンドゥ全16話のうち、最後の4話しかみていない。だから明るくコミカルなタッチで始まったドラマが、後半どんなふうに展開して、最後にどうなるかだけは知っている。あんまり書くとネタバレってやつになるけど、ま、こんなに悲惨な話もめずらしい。
このあたりについては“サンドゥ騒動”とでもタイトルをつけて長々と書きたいくらいなんだけれど、とにかくさんざん泣かされたことだけは間違いない。 ああいう救いのない話を、いやだいやだと言いながら観ちゃう自分にも腹が立つし、そうなるとサンドゥを演じるチョン・ジフン(ビ、RAIN)の、初ドラマにしては馬鹿に達者な芝居にも何だか無性に腹がたってきて、大泣きしながら頭から湯気を出してた。
結局、先月韓国へ出張したときにOST(サウンドトラックのCD)まで買ってきて、それを聴いてはまた涙にくれてるんですけどね。 でもって、6月にはDVDのBOXセットなんかも届くという…(するなよ、予約なんか!)。というよりアンタ、あの童顔になんぼ遣うたんや… ホント、うれしくて涙が出ちゃう。 サンドゥの場面が使われてます。名曲。
2005年05月06日(金) |
イ・ビョンホンの『甘い人生』 |
朝、鎌倉で仕事の打合せをして、昼過ぎ出社。 そうしたら、アラ?、鍵が閉まってる。とうとうチマリス締め出されちゃったのかしら?…というより、いい加減すぎるだろッ。こっちは今月下旬のデッドエンドに照準あわせて働いてるのに、この、仕事しなくてもいいよ的扱いは何?
わかった、わかったよ。じゃあもう今日は仕事やめた。こうなったら人生舐めてかかるしかないでしょう。かくも簡単に仕事を放り出す、これがチマリス流、甘い人生。…という訳で、本当に観てきました。イ・ビョンホン主演の映画『甘い人生』。(下手な前振りでゴメン。でも、実話なんです) -- この映画、ひとことで言うなら「人生舐めてもR指定を舐めてはいかん!」と、こんな感じでしょうか(笑)
バイオレンス描写でRー15指定ということなんだけど、凄いのよ、その嬲りっぷりが。ビョンホンssi、もう、ぐっちゃぐちゃにされてました。で、音がまた回るのですよ、サラウンドで。聞かされてたから覚悟はしていたけど、目を覆いつつ耳塞ごうとすると腕が一本たりませーん(笑)。冗談ではなく、目を開けていられないシーンが多くて、チマリス半分くらいしか観られなかった。
しかし韓国の人の血の濃さ、血の熱さって、ラテン系とはまた別の迫力がありますね。なにしろ高校生でも映画の登場人物となると必ず乱闘して、蹴りが炸裂するのはお約束。PVなんかでも、なぜか必ず乱闘するのね、学ラン着た高校生が。あれが、アタシよくわからないんだけど(笑)。
なにしろあの『オオカミの誘惑』でさえライバル校の不良どもが殴る蹴るの大暴れで抗争(?)を繰り返すんですから。で、主演のカン・ドンウォン(魅惑の九頭身花美男)にインタビューすると、「あの映画で一番気に入ってるのはアクションシーンです。自分はあばら骨を痛めたし、共演のチョ・ハンソンは指にヒビが入ってギプスを付けていましたが」なんて答えるの。でも、そういうテーマの映画じゃないじゃない、アレって(笑)。 -- エニウェイ。描写はそうとうキツイですから、それでも観るわという人じゃないと辛いかも。でも映画そのものはきちんと作ってあるし、映像もスタイリッシュできれい。登場人物も、シン・ミナは現代っ子ながら可憐としか言いようがないし、エリックも登場シーンは少ないんだけれど奇妙な魅力を発散している(やっぱりな!)。
特にエリックのあのイノセントな感じ、ほんと独特です。わかってるのかわかってないのか、わからない。もっとハッキリ書くと、バカなのか、そうでないのかわからない。感覚だけで生きている子供(もしくは動物)みたいな、目つき、顔つき、身のこなし。きっと持って生まれたものなんでしょうけれど、魅力的です。 それから、肝心のビョンホンssiの“恋したことのない男”の演技もよかった。上手かった。単純に、完全に恋に落ちているのに、それが自分でわかっていない。だから自分を殺そうとするボスに大粒の涙をこぼしながら喰ってかかるのね、「なぜ自分にこんなことをするのか、教えてくれ」と。
ビョンホンssi曰く“これは私の代表作になる”。たしかに“恋を知らない男”の死に様は、あれだけのバイオレンスシーンのあとにも関わらず、あまりにもロマンチックで、じんわりと甘かったのでありました。
ぜんっぜんゴールデンじゃない連休を過ごすチマリスのために。はい、これドウゾ。(まーたこんなもん拾ってきたんか!) --
何が可笑しいって、短期集中ででイケテル韓国人俳優の顔ばーっかりみていたら、胸がやけてしようがないのですよ。胸がやけるほどハマっちゃったチマリスのバカー、バカー、バカチマリスー。いえいえ、RAINだけのことを言ってるんじゃありません。
チャン・ドンゴンは言うに及ばず、チョン・ウソン(現実がファンタジーを超えた実例)、エリック(ナイーブな魅力)、ソ・ジソプ(胸キュン)、カン・ドンウォン(韓国2大九頭身のひとり)、チ・ジニ(インテリ光線)、パク・シニャン(“おいでベイビー”)、クォン・サンウ(もはや定番)等々…。彼らみんな持ってるものが濃いですから、発する光線だのなんだのかんだの(←ってなんなの)が半端じゃあない。このごろ弱り気味のチマリス、思わず足もとよろけマス。
で、ですね。そんなときにセリエの試合観て、贔屓のイタリア人(他欧州人)選手の顔をみると、心底ホッとするんだ。たとえば、デル・ピエロ。いままであれほど濃い顔だ、ハンサムだけど疲れるくらい濃い顔だと思っていたデル・ピエロの顔をみて心が安らぐという…。こりゃ一体どういうことになってるんでしょうか(笑)。普通に考えたらサカサマじゃあないのか。いつからこんな逆転現象が? -- 蛇足ながら。韓国2大九頭身のもうひとりは勿論、ビ、RAIN、チョン・ジフンであります。聞いた話では彼、亜米利加行って休む休むと言いながら、ちっとも休まずに仕事しているらしいですが(苦笑)。 もうこの人のことは無駄無駄、心配するだけ無駄。とにかく7月のコンサートだけはベストのコンディションでお願いしますよ。じゃなかったらアタシ怒るざんす、アタシ怒らせたら恐いざんすからねー。
(しかし、つくづく若いってうらやましいわね。ハァ〜)
高校時代の友人が二人、神奈川県から訪ねて来てくれた。またうれしからずや。
携帯電話の使い方など教わろうとしたけれど、教える側も詳しく訊かれるとわからないことが多く、困難を極めた。…また楽しからずや(笑)
ひさしぶりに友達と話したなぁ。気のおけない仲なのをいいことに、コリアンラヴァーのことばかり、随分語ってしまったような…(ゆるしてくだされ!)。
↑宴のあと。
楽しかったです。これに懲りずにまた来てください。
庭の雑草がのび放題になっている。意を決して草むしりをすることにする。 結果、45リットルのビニール袋が二つ、引き抜いた雑草でいっぱいになった。
最初、あまりにも可愛いので残そうと思った豆科の雑草(スィートピーに似た小さな花をつける)も結局全部抜いてしまった。心配することはない。しらない間に茎を伸ばしてまたじきに抜かなければならないようになるはずだ。
地面にしゃがみ込んで、土やみどりで爪の間を汚している間、いろいろなことを考える。何だか頭の中がクリアになって、“思索”などと呼ぶのは大袈裟にしても、普段あまり考えないようなことを考えたりする。そのとき私は、カレル・チャペックやヘルマン・ヘッセに少し(ほんの少しだけ)近づいているのだ。
-- 夜中。また外で鈴の音がする。この頃、夜になると近所の飼い猫がこのあたりを夜の散歩コースにしているらしいのだ。
深夜になると(おそらく首輪に付いた)鈴の音が聞こえてきて、それは、誰もいないところでひとり遊びに興じる猫の姿を彷彿させる。ひとの目がないのをいいことに、好き放題に走ったり飛び跳ねたり、悪ふざけしている猫の姿が目に浮かぶようだ。
数日前、使っていない鉢の水受け皿へドライフード(これもまえの住まいから持ってきたのだ)を入れておいたら、翌日、まじめに食べずに少しだけ囓っておもちゃにした形跡が残っていた。
雑草を刈ってしまったので、もう猫は(様子が変わったので警戒して)来ないのではないかと思っていたのだが、今日も鈴の音がしている。でも、丈の伸びた雑草の庭で遊ぶ猫の姿は思い浮かんでも、なにもない庭で猫がなにをしているのか、いくら鈴の音を聞いても思い浮かべることができない。
本日、仕事なり。
新宿区の食品衛生課を訪ねる。衛生課は新宿区新宿五丁目、ゴールデン街のすぐお隣だった。
用事を済ませての帰り、新宿通り沿いのラーメン屋さんへ入って早めの昼食。ちょうど午前11時30分、誰も他にお客はいなかった。おそらく私が本日ひとりめの客だろう。前にも書いたが、私はその日店を開けて最初の客になるのが大好きなのだ。
初夏のような陽気、良い気分でラーメン屋をあとにして外へ出ると、時折良い風が吹いてくる。花園神社の前を通りかかると何やら大きなテントを設営している様子。そばへ寄ってみると、立てかけた木切れに『唐組』と書いてあった。 --
まえの住まいから持ってきた薔薇、今年最初の一輪が花開いた。 庭先に出したまま、肥料もやらず剪定もせず、ときたま水を遣るだけで、2月に韓国出張が延びたときには、さすがにもう枯れてしまったろうと思っていたが、帰ってみると結構元気で待っていてくれた。
水を遣りすぎなかったためか花の色も濃く、ひとつひとつの蕾も大きい。さすがに今日はすこし剪定して、葉切り虫にやられた葉も落とした。それにしても植物とはいじらしいものだ。住む場所が変わっても、持ち主がどんな心境で暮らしても、とにかく花を咲かせようとするのだから。なかんずく五月になれば私の薔薇は。
2005年05月01日(日) |
チマリス、ついに改宗 |
要するに、ケイタイ買ってきたってことなのですが。
世間にさからって生きるのにもいい加減疲れたわ。あたしももう歳ね。そろそろ意地張るのやめて、長いものに巻かれることにいたしましょうか。なんちて。
でも、電話機あっても、何をどうしたらいいのかサッパリわからない。さいわい4日に友だちがふたり遊びにくるから、使い方教室開いてもらおう。 -- 夕方、携帯屋さんから帰ってくる途中で雨が降り出したんだけど、バス停で小雨に濡れながら並んでいたら、すぐ前にいた若い女性が折りたたみの傘を開いて「どうぞ。濡れてしまいますよ」って、さしかけてくれたのです。どうして?、革ジャン着てたからかな。とにかくビックリ。
日本のしかも首都圏で、こんなことってあるんですね!本当にめずらしいな。地味な服装のおとなしそうな女の子だったけれど、周りの目を気にせず、自分の考えで行動できるって凄いし、とても素敵なことです。勿論、お礼を言って傘に入れてもらいました。 -- 勇気をもって長いものに巻かれる決心をした自分にご褒美。チマリスへのご褒美ですから、他のひとは観ちゃあダメです(笑)
|