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≫2007年12月30日(日)≫

ひゃああ、2007年も残すところあと1日ですよ。課題は来年のナオさんにそのままそっくりお任せするとして(最低だ)ほくほくとDVD三昧です。ああロバートダウニージュニアっていつ見ても可愛いな!追跡者を見てたら思わず続けてキスキスバンバンまで本編通して見ちゃったよ。だって可愛すぎる…!

その他見たもの:「舞子はああああん」このテンションに、昔なら考えることもなく着いて行けたのに、今はどこか客観的に見て、ああテンション高いな!って笑ってる自分に、大人になったな、と思ってしまった。「それでもボクはやってない」役者さんたちみんな演技上手すぎて驚いた。映画は明らかに主人公の視点で描かれてるのに、誰一人、悪く描いてないのが凄いと思う。敢えて言うなら、運が悪かった。「追跡者」ひたすらダウニージュニア!サスペンダーがお似合いで!「コーラスライン」うわああああ!舞台観たい舞台観たい!!これ舞台で観たい!舞台を想像しただけで、感動してしまった。ロンドンリバイバルしないかなー。

「それでもボクはやってない」を見て、ホミサイドのアディーナ事件を思い出してしまったよ。(以下ネタバレ注意)あやふやな事件の有罪か無罪かを決める時に、日本は絶対にやってない、と証明できなければ有罪で、アメリカは絶対にやった、と証明できなければ無罪なんだ。まあ、映画やドラマの話だけど、両方ともかなり現実を描いてるものだから、その違いに、面白いなーと思ったよ。

みたまいつもいつも素敵なプレゼントを有り難うございます!!感謝!



≫2007年12月28日(金)≫

オーディション番組、ランウェイ、ジョセフ、に続いて、今見ているのがアメリカのダンスバトル、so you think you can dance!こちらは、タイトルの通り、毎回色々な種類のペアダンスを披露して勝敗を決めるもの。社交ダンスからジャズからコンテンポラリー、ヒップホップまで、様々なダンスが楽しめます。

とりあえず、今ベスト16まで見て、ナオは断然、サラ&ヘススのペアを応援するね!彼らのダンスは、振り付けにも恵まれてるとは思うけど、まるでエンターテイメント。短い数分間のダンスなのに、一つのストーリーを見たような感覚。ダイナミックで、毎回必ず2度は見返しちゃう。ダンスというジャンルを超えて、パティキュラなキャラクターを演じてる。とてもシアトリカル。お母さんプッシュのアーニャとダニーはやっぱりワルツが最高に素敵!あれは、何度見ても美しすぎて感動で涙ぐんでしまうね。こっちは正に、ダンスそのものを魅せてくれる。面白い番組見れて嬉しいよ!お母さん有り難う!これのイギリスVerがあればな!

今ベスト14まで見たよ。結果についてはとやかく言わないけど、この番組を見てわかるのは、ダンスに要求されているもの、とかそういうんじゃなくて、自分がダンスに要求しているもの、なんだなと思う。趣向というか。芸術の分野って、何でもそうだと思うけど、結局は主観的にしか評価出来ないんだと思う。技術以上に大切なことがあって、だけどその大切なことは、人によって違うから、公平な評価なんて絶対にあり得ない分野なんだよね。

ナオは今回これを見てて、ああ自分は、技術云々よりも、まづは踊っている人がそれを楽しんでることが伺えるものが好きだなあと思った。あと、ダークな要素のゼロに近いものが好きなんだ。アグレッシブさとか、完璧さとか、巧妙に考え抜かれた動きだとか、そういうのより、身体が踊って、後は思いっきり楽しんでるようなダンス。難易度の高い技とかより、よっぽどナオにとっては魅力的に見えるんだなあ。というか、全てジョー君だよね!そういうダンスが好きだからジョー君が好きなのか、ジョー君が好きだからそういうダンスが好きなのかは、最早わからないけど。(ジョー君のダンスは最高の技術の上で、更に彼なりの解釈を加え、それらを自然に楽しんでる様なそんな感じ!キラキラしすぎて眩しい!)

だから、ナオはサラ&ヘスス、パーシャ、サブラとかその辺が好きです。ひたすら明るい!沢山ダンスを見たけど、一番好きなのはサラ&ヘススの最初のダンスだな。あれは振り付けが神すぎる!ヘススの笑顔が可愛すぎる!アーニャとダニーのワルツは別枠。あれは芸術の神髄!



今凄く気になることがあって、心配で心配でどうしようもないので、ナオの杞憂ですめばいいのだけど、とりあえず、気を紛らわす為に、 →ナオの杞憂ですみました。本当に良かった。

ユーチューブでオペラ座の怪人聴き比べしてます。

ナオはこの作品、B'wayで数回、日本、映画、ロンドンで数回と何度か観ています。中でも一番一番に印象的なのが02年のB'wayで観たHoward McGillinのファントム。衝撃的だった。もう本当に、彼のファントムにシンパシー感じまくりで、ここまで魅入ったオペラ座の怪人は後にも先にも他に無い。今回、動画でいくつか観比べて、やっぱり同じ事を思ったよ。全く便利な世の中になったもので、色々なオペラ座の怪人が一度に楽しめたわけだけど、ナオはこのアメリカンファントムが一番に素敵で上手いと思った。自分が観てるっていう思い入れなしにしてもね。独断で判断するなら、イギリスのはアメリカより、もっとミュージカル的であると思う。アメリカの方がクラシカル。映画はね…。なんというか、余計なことは言わないでいた方が身のため。比較対照が違うから…!

ナオはやっぱりこの作品は「歌」で聴きたいな。例えミュージカルであっても、オペラ的であって欲しい。特に主役の2人は。怪人は絶対にキンキンのテノールよりドッシリしたバリトンで。ナオの母に言わせれば、その中途半端さが嫌らしいけど。ああ!なんだか舞台観たくなってきた!今ロンドンの怪人さんは、ミスサイゴンのツアーで主役やってた人なんだって。印象ないなーー!笑

うわ!今聴いてるJason Millsという人のファントムも凄く素敵!
うわ!現在のロンドンの怪人さん、上に書いたミスサイゴンの人、かなり面白ファントム!印象として、こぶし握ってるファントムは初めて!やばい好きかも!面白い!上手いというか、面白い!若い!やんちゃ!変なアレンジ!声は凄く凄く理想的なのに…!以下参照URL。両方かなりお勧めだよ。

PotO http://jp.youtube.com/watch?v=cISbbfCGavI&feature=related
MotN http://jp.youtube.com/watch?v=Otwwreo3Sc8&feature=related
PoNR http://jp.youtube.com/watch?v=K-C45SwTFt8



≫2007年12月27日(木)≫

甥っ子産まれたー!!おめでとう!親戚増えた実感全くないけど、そもそもナオはイギリスだし、会う機会も滅多に無いと思うけど、ともかく、丈(ジョウ)って名前にならなくて本当に心から良かったと思います!安心した!

お母さんが甥っ子の写真を早速送ってくれたよ。おおお、赤ちゃんだー小さいー!ココだけの話、お嫁さんの、スッピンの方がちょっと衝撃大きかったです;9お疲れさま!ナオが会えるのはいつになることやら。来年かなー。一歳になる前に会えるかなあ?大きくなってるだろうな!ブラザー似でありますようにブラザー似でありますようにブラザー似でありますように!でゅんでゅん抱っこしたい!(ナオは自他共に認める姉バカ・ブラコン・小姑だよヒヒヒ)

それはそうと、ああ年の瀬怖い!師走怖い!何にもしてないのに、時間だけがナオを素通りして行くよ。なんだなんだついて行けない!外出したくないよーーーでも引きこもりも嫌だよーーー。あ、家の大掃除でもしようかな。それがいいかな。



≫2007年12月26日(水)≫

ボクシングデイなので引き続き静かな休日です。どうしてもスウィーツが食べたくなって、散歩がてら近くのスーパーまで行ったのだけど、お休みでした。残念。帰りに、いつもと違う道を通ってみたら、そこは、まさかの動物・ワールド!ネタじゃないよ、まじで。ラマとか、ウシとか、ヤギを凄く大きくしたのとか、アヒルとか変な七面鳥みたいのとか、色んな動物がいた。カオス!(でも馬はいなかった…)今度絶対写真撮ってくる。うちから徒歩で3分くらいの所なんだ。今まで気づかなかったよ不思議すぎる!つかラマって……今でもちょっとあの光景を自分でも信じられないでいる。ロンドンはまだまだ謎が多すぎる。


やっべえサンタいるかっも…!別に信じてないわけじゃなくて、今まではただ何となく、漠然と存在は認めてたけど、ナオにはあんまり関係ないし、くらいの人だったサンタさん。今年のクリスマスは家でエッセイ(結局まだ書いてないけど:9)と決めて何の期待もしてなかったのに。夢、を見たんですよ、あんまり夢なんてちゃんと覚えてる方じゃないんだけど。それで、空から、紙が落ちてきて、そこには、「今後、どんな選択をしていこうと、ナオの夢はきっと叶うよ!」って、書いてあって、おおおまじかよ!と夢の中で震えた。夢の続きに、家族で年越しうどん(重要)を食べたりとか、キャッツの絵に囲まれてたりとか、目が覚めた時に、なんだかどっしりとした充実感があった。夢占いとかは、知らないけど、クリスマスに見た夢、ならサンタの贈り物ってことで、良いんじゃない!ありがとう、今後も夢に向かって頑張るよ!(おめでたい性格なのは自覚してますから)



≫2007年12月24日(月)≫

christmas bells are ringing! somewhere else! not here!!!

いやいやいや、念願の、高校生の時、初めてこの舞台を観てからの念願の、クリスマス・レント行ってきます!チケット買っちゃった。ボックスオフィスのおじさんに、すっかり覚えられてしまっていた。ハズカシー。何回目?って聞かれて、3回目だよ、と微妙な嘘つきましたごめんなさい。本当は、5回目です多分。顔パスでスチューデントオファーでした。おおおハズカシー!なんとなく、居たたまれないな。折角、こういう事にならない様に、帽子とか駆使して、毎回変装してたつもりなんだけどな。無・意・味!ま、楽しんできまーす!!みなさんも、ハブアナイスメリーメリークリスマス!!


ただいま!やっぱり何度観てもロンドンのレントって変だなーー!!好きだけど!好きだけど!自分は棚に上げて、クリスマスイブにリミックスレントに来るお客さんって随分物好きだなあ、と思いながらの観劇でした。エンジェル可愛かった!途中、ちらちらと、ナオの脳内妄想ジョー君がステージに現れて、ああもう末期だなあと思う。でも、あながち、間違ってもいないかな。一幕の後半は、Im dreaming of a white christmas ♪だもんね!楽しかったーー!明日明後日、クリスマスとボクシングデイは家に籠もってエッセイ地獄です。はあ。憂鬱。でも!ナオさんのクリスマス本番は1月だから!!イン・カーディフだから!!頑張る!!



≫2007年12月23日(日)≫

今日のロンドンは一日ずーーーっと濃ゆい霧につつまれてました。晴れることなく。辺り一面真っ白で、それが妙にナオのテンションを上げて上げて仕方ない!だって、テムズの向こう岸が見えないくらいなんだよ!ロンドンアイの天辺が見えないくらいなんだよ!興奮しちゃう。そんな中、むたんとセントラル散歩して、クリスマスケーキと称して甘い甘いホワイトチョコのケーキを頂いた。凄く美味しいんだけど、3口以上は甘さが体中に広がって、水なしには食べれなかったよ。濃厚!

そんなこんなで、昨日から割とずっと、お馬について考えて、絵まで描いたりして、馬ブーム、到来!の予感。馬の身体ラインって凄く綺麗だと思うのに、全然きちんと描けなくて、悔しい。本物見て描ければいいんだけどなー。ロンドンは比較的、馬が日常的にいる街だと思うので、いつかどこかでスケッチ出来ない事もないかも。

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前に少し触れたけど、エジンバラでムさんと白熱しました、見ないで描いてみようシリーズ。1枚ずつ更新するのが面倒だったので、一気に紹介しちゃう!しかも、紙をそのままスキャンして保存しただけなので、見にくくてごめんね☆


左上から、悟空、クリリン、ピッコロさん、ベジータ/ 御飯ちゃん、ルフィ、ドキン、セーラームーン/ ギン(顔)、メリー号、ギン(全身)、神エネルさま、ガイモン、サンジさん

少女漫画の男の子、ボンクレー、リボンの騎士、カルー、ビビちゃん/ コナン、らんま、トトロ、アラレちゃん、がっちゃん、ギガゾンビ/ トトロ、まっくろくろすけ、ハウルの坊や、ジョー君とナオ、ハウル

マリオ、シャンクス、ジャンゴ、クロ、ルッチ、スネ夫、ジャイアン/ ヨーダ、江夏、サリーちゃん、R2D2、エル、ネズミ男、ぬりかべ、いったんもめん/ ジョー君!

道明寺、目玉の親父、カオナシ、スヌーピー、カイル王子

こう並べてみると、ちょっとした大作だな!自信があるのは、御飯ちゃんとハウルと一旦木綿(背中に鬼太郎と猫娘)と道明寺、目玉の親父、スヌーピー!ジョー君も!いかがですかMさん?





≫2007年12月22日(土)≫

 War Horse

ナショナルシアターにて、ぎりぎりで購入できた立ち見チケットで観てきました!第一次世界大戦の時代、アルバートという青年と、馬のジョーイの物語。とにかく、1幕目が始まって、10分後くらいから号泣。嗚咽するのを堪えるのが大変なくらい。こういう、戦争がベースにある、どことなく不穏な雰囲気漂う作品って、仕合わせなシーンほど、後の事を考えちゃうと切なくて、悲しくて、どうしようもなく、泣ける。ジョーイが少しずつ、青年に慣れていく様子と、青年の嬉しさや、必死さが、本当に本当に、美しくて、暖かくて、涙が溢れて仕方なかった。思いっきり、ジジを思い出してしまった。

何と言っても、等身大のパペットで出来た馬が、その動作や鳴き声も加わって、素晴らしかった!馬そのものだった。その表現力!!芸術的なほど、アブストラクトでいて、リアルでもある。木と布で出来たパペットであるはずなのに、毛並みや、熱や、匂いまで伝わってくる。舞台ならではの表現に、ひたすら感動してしまった。美とは正にこのこと。

ああ、本当に、どうして言葉にして良いかわからない。書きたいことがありすぎる。馬が好きすぎて、困る!なんと愛おしい!なんと愛おしい!!ナオは、この舞台が心から大好きだったのだけど、その大きい理由の1つが、物語の終わりにある。ネタバレになってしまうけど、1幕目が終わって休憩中、ナオは絶対にこのストーリーでハッピーエンドはありえないと思っていた。覚悟すらしていた。何よりも大切に育てた馬を、軍に借り出され、その後すぐ、預けた先の軍人が死亡したとの知らせを受けて、青年は自ら、生死のわからなくなった愛馬を求めて、戦地へ向かう。

このシリアスな流れで、ああきっと最後はどちらかが死ぬか、両方死ぬか、せめて一目だけでも、会えれば良いのに、と絶望的だった。続きを観るのが哀しすぎて嫌だった。だけど、物語は巡り巡って、最後、視力を無くした青年の、嘆きや絶望や諦めを孕んだジョーイ、というつぶやきに反応した、今にも殺されそうな状況のジョーイ。なんだかもう、涙ぼろぼろこぼしながら、手を合わせて本気で祈ってしまったよ。気づけ気づけ気づけ気づけ気づけ!!!って。ここでもし、青年が気づかずジョーイが殺されていたら、ロミオとジュリエット上等、大悲劇にて、終演。なんて救いようのない、戦争のトラジティー。だけど、気づくの。ちゃんと。どんなにそこにリアリティーが無くたって、理想主義的であったって、何が悪い!ちゃんと、2人を又出会わせてくれた、その脚本に、ナオはまず拍手を送りたい!有り難うを言いたい!本当に、本当に本当に、良かった!!!

この物語を、舞台で観れたことにも、ナオは感動する。映画やテレビの、映像的リアル、ではなく、観客もその場で一緒に体験する、ナオ達にとってのリアル。ジョーイと一緒に戦渦をくぐり、青年と一緒に愛馬を探す。実際に、目の前で繰り広げられる物語。その、舞台的、リアリティーがあったからこそ、ここまで感情移入して、観てしまったのだと思う。生の舞台の、最高の魅力!

ああ、観られて良かった!とてもとても、心に残る舞台だった!!今年1年色々素晴らしい舞台を観て、年の瀬最後に、ドカンとこんなにも素晴らしい舞台に出会えて、仕合わせすぎる!お馬が、大好きすぎる!!これ、舞台のまま、映像化しないかなあーーー



≫2007年12月20日(木)≫

ユニの図書館が、クリスマス前後はクローズと知って、あわてて課題に必要な本を沢山借りてきた。今回は課題全部が映画関係だったので、うちの学校じゃなくて、LCCの図書館にお邪魔。じっくり居るのは初めてだったのだけど、広いし設備凄く整ってるし、これは今後も利用するべきだな!LCFより近いし!一番近いのはきっとチェルシーの図書館なので、これもいつか行ってみようっと。学校によって、本の揃えも違うし、ちゃんと使い分ければリサーチの範囲も広がりますね。LCCはさすが、映画関係の本、かなり充実してました。必要な本、全部借りられて本当に良かった。でもまだ、一読もしてないんですけれどね。明日明日!


リミックスレントが2月2日でクローズが決定だって。あーあ!残念すぎる!ラストショーとクリスマスショーは行っちゃおうかなあ。お母さんと一緒に観たいよよよ!!



≫2007年12月19日(水)≫

そろそろ冬眠したいな。冬に活動しない動物って本当賢いと思う。目覚めたら春なんて…!スプリングアウェイクニングなんて!いいなー。

慈々に絵をいくつか追加したよ。ウィキッドとか。絵が上手くなりたいな。エジンバラで、むたんと漫画のキャラクターを見ないでどこまで描けるか競争を、ホテルやカフェでかなり熱心にやって、全部で40以上(…!)描いた。これ、いつみてもかなり笑える。例えば、ドラゴンボールとか、ワンピースとか、ジブリとか、少女漫画とか、ドラえもんとかゲゲゲとかコナンとか、そんなの。ナオは一体漫画を読む時に何を見ているのか疑問。明らかに、キャラクターの顔じゃないことだけは確か。いつか暇だったら日記で紹介するね。面白いから!目玉の親父は完璧だと思う!むたんのブログにむたんの<恐怖!>ドラえもんシリーズが載ってるので、みんな見るといいよ!笑



≫2007年12月18日(火)≫

テムズ沿いをさっき歩いてて、そしたら仮設メリーゴーランドから妙に耳に慣れた音楽が聞こえてきた。丁度横を通りかかったかなり厳ついブーツのお兄さんもつい口ずさんじゃうような。一瞬考えて、ああ!マイケルボール!love changes everything のサビメロディーだったよ。メリーゴーランドっぽくアレンジされてて、ロイドウェバーさんってイギリスでは本当に大御所なのね、と改めて思った。厳ついブーツのお兄さんまで口ずさむなんて…!ちょっとした衝撃。久しぶりにロンドンの町中かっ歩して楽しかった!最近は天気が結構良くて、だけど寒い!というか冷たい!空気が何となく白っぽくて、丁度、モネの描いたロンドンそのものの印象で素敵。

モネで検索してたら、こんな記事を発見した
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2304807/2296701

今年10月にテートとナショナルギャラリーにモネを含む十数点の絵画が贈与されたんだって。贈り主は、セインズベリー氏。あの、チェーンスーパーのセインズベリーの人!その人が亡くなって、遺産だったんだって。うわーー!ナオは元々セインズベリー贔屓だったけど、益々好きになっちゃう!ルソーも一枚あるらしいので、展示されるのが楽しみ!ご冥福をお祈りします。ありがとう!



観たい舞台メモ
ヒストリーボーイズ、ウォーホウス、タンタン。全てストレートプレイです。面白そうなのばっか!さてどれで07年観納めるかなあ!悩むな。08年の観始めはもう決まってるけど、2月からソーホーで始まるジャージーボーイズも必見の舞台になった!あのスコットが主役のスタンバイで決まったんだって!シャ〜〜リ〜〜って歌うんだ!楽しみすぎる。踊るかな踊るかな?



≫2007年12月16日(日)≫

旅の思い出をきちんとまとめようと試みているのだけど、なかなか難しいね。昔から今でも、物事をまとめる、っていうことが苦手だからなあ!ノートとか!ポートフォリオとか!カバンの中とか!

今回の旅で、印象的だった物の1つに、ギャラリーで見た、スコットランドの画家の絵画、があります。エジンバラに点在している4つのギャラリーを全て見て、そこには、イタリア古典、19世紀、印象派、ポートレイト、モダン、コンテンポラリー、絵画、彫刻、インスタレイション等、余すところ無く、芸術作品が展示されていて、見応えがかなりあった。そこで、中でもナオが1番に魅入ってしまったのが、19世紀前後のスコティッシュ絵画!

今まで、一応美術史は独学ではあるけれど、一通り勉強した気でいたのに、スコットランドの絵画なんて、全く、1つも、知らなかった。愕然!こんなにこんなに素晴らしい作品が沢山あるのに…!

印象としては、全体的に、ラファエル前派の雰囲気に近い様な気もしたんだけど、全く違う様な気もする。ラファエル前派っぽい、というのは、多分絵のテーマが割と神話や物語な物が多かったからだと思う。キリスト教関係ではなく、ケルト神話。妖精や、天使や、動物や、ちょっとファンシーな世界。だけど、ラファエル前派のような独特な色づかいではなくて、もうちょっと空気が冷たいような。さすが北国、みたいな。

中でも一番に、あああ、もう!と目を離せなかったのが、ジョン・ダンカンという人の作品。下の2点。



参考
http://midnight-muse.com/1duncan.htm

両方とも、ケルト神話が題材で、ぱっと見てもじっくり見ても、かなりファンシー。色づかいも、人や動物の表情、動作、みんな、可愛い!いくら見てても飽きない作品でした。家に帰って、早速ケルト神話を少し調べて、物語を知って見たらまた印象が!左の子は天使ではなくて、白鳥なんだよ!シンギング・スワン!(※実際は、歌ではなく、スペル!海に夏の静けさを呼ぶ呪文!)ひたすら愛おしいじゃないの!

他にも、神話を題材にした大きなタペストリーの連作や、どこか静かで肌寒い風景画や、スコッツの肖像。みんなどれも独特で、本当に見応えがあった。ここのスペースだけで、2時間あっという間でした。やっぱり、その土地で見る、というのは特別なのかもな、とも考えさせられた。ロンドンの錚々たる美術コレクションの中で、ナオが一つ選ぶなら、絶対ターナーだと思うし。あああイタリア行かなきゃ!ミケ!と、思考がどんどん脱線。



≫2007年12月15日(土)≫

エジンバラの日記もままならない内に、むたんと昨日はアイケア行って、今日はマチネイでウィキッド観てきました。来週からきちんと生活します。

ウィキッド!1年半ぶりくらいだったのだけど、素晴らしかった。本当に、最高だった!朝、凍えそうになりながら当日券に並んで、最前列のチケット買って、その甲斐ありまくりな満足だった !やっぱりこれは、最前列で観ることを強く強くお勧めするよ。アンサンブルの迫ってくる感じとか、キャラクター一人一人の表情や動作、素晴らしくディテイルに凝ってる衣装、みんな近くで観ると、本当に迫力あるから!

今回は、ケリーエリスのエルフィーとか、ジェームスギランのボックとか楽しみにしていて、実際両者とも素晴らしかったけど、1番に、ちょっとやばいくらいにシンパシー感じたのが、グリンダだった。後半、泣きすぎて自分でも引くくらい。1幕目がひたすら可愛くて可愛くて可愛いから、尚更2幕目のどんどん物事が悪い方向に進む様がとっても切ない。というか、本当に可愛いグリンダだった!ちょっと癖になりそうなくらい。

ウィキッドは、素晴らしいエンターテイメントであるけど、少し考えさせられるディープな要素も含んでて、もっときちんと理解して、自分なりのリスポンスが出来たらな、と思う。いやしかし、たった数時間なのに、なんて密度の高い時間を過ごしたんだろう、満足度高すぎる!凄く、完成してる舞台なんだなあ!



≫2007年12月13日(木)≫



エジンバラ一望!海!ネッシー!ィヤッッッッホオオオォォウ!!!


  

オールドタウンの独特な街並みとか(左)、想像より遙かに地味な名犬ボビーとか(右)






それから……






まあ、察して……? バーでの朝食は美味しく頂きました!サーモン!



≫2007年12月12日(水)≫

たんだいんまっ!!!今朝エジンバゴから帰ってきたよ!ロンドン!!色々あったけど、楽しかった!むむむったんどうも有り難う!この旅が楽しかったのはむの御陰!細かい日記は後でちゃんと書くとして、とりあえず、エジンバラ、寒かった!!(ロンドンも寒かった!)雨も雪も曇りも晴れも快晴も全部余すところなく、エジンバラの色んな表情を見れました。

今回の大きな目的だった舞台は、結局一個も観れず(可哀想な目で見ないで!)ナオとエジンバラの舞台の相性の悪さにヤキモキしたりもしたけど、結果的には、ジョー君には会えたし、夜はゆっくり出来たし、他の観光とかに専念出来たから、残念だとは思うけど、逆に旅らしい旅ができたんじゃあないかな。ジョー君がナオを見つけた時に、ディアーとか、マイラブ、とかそんな感じに、本当に嬉しそうにしてくれたから、ナオも本当に仕合わせでした。

旅のハイライトとしては、日付順に書くと、前夜祭と、9時間のバスと、とあるバーでの朝食と、お城と、ネス湖と、雪と、ジョー君と、ピザと、ベイリスのホットチョコと、美術館と、オールドタウンと、変な犬と、ボビーと、モンスターマッシュと、ハイテンションな夜と、山登りと、ネッシーと、ベイリスのチョコと、マーケットと、美術館と、落書きと、落書きと、落書きと、買い物と、ギャラリー巡りと、ベイリスのチョコと、ラストサパーと、夜景と、9時間のバス。そしてロンドンの朝!



≫2007年12月07日(金)≫

映画と舞台を、比べる必要は全くないと承知の上で、比べるとしたら、映画は、制作者に自由があって、舞台は、観客に自由があるんじゃないかしら、と思った。

映画は、作り手が決めれることが無限とある。毎秒変わるシーンごとに、美術、照明、カメラアングル、それぞれ全てを決めないといけない。何を観客に見せるか、を、全て決めないといけない。引いて撮るか、アップで撮るかだけでも、印象が随分変わる。

舞台は逆に、何を見るか、がかなり観客に委ねられてる。どの役者を見るか、衣装、セットを見るか、もしくは舞台全体を見るか、人によって、座る席によって、見え方は何百通りとある。もちろん、美術、照明、演出はストーリーが進む上で全て決められているけど、映画ほどの細かさでは絶対にない。

ナオは、ずっと今まで舞台の事だけを考えて、色々学んできて、今回、フィルムプロジェクトをやるとなった時に、映画に関しての知識のなさに驚いた。知識もないし、映画を、制作する側の目で見ることすら出来ない。説明されても、よく理解できない。映画でも、舞台に共通している衣装や背景、美術全般や、役者の演技などはそれなりに、良い、悪い、くらいはわかるけど、カメラワーク、エディティング、CG、照明(舞台とは違う)、そういった、映画特有の事に関して、全く無知すぎる。良い悪いすらわからない。映画を見る視点も、ナオは、舞台を見る視点と同じだったんだよね。気がついて、ナオって面白いな!と、何故か客観的に思ったけど、改めて、これじゃあいかんよなあ。目を養うことから始めないといけない。旅から戻ったら、まずは好きな映画から、映画制作、という視点で見直してみます。マスターアンドコマンダー、黒沢映画、アマデウス、等。まずは王道、映画らしい映画チョイスで。



≫2007年12月06日(木)≫

明日夜中にロンドンを発って、エジンバラ行ってきます!明日も、普通に朝から学校があって、何時に終わるかは予想もつかない恐怖の最終日なので、今日の内に、いってきますのご挨拶!色々不安もあるっちゃあるけど、むたんと一緒だし、心ゆくまで観光してくるよ!学校生活で溜まりに貯まった疲れをとって、美味しい物沢山食べて、美しいもの沢山観て、のんびり出来れば良いな!晴れろ〜〜〜!!!学校が忙しすぎて旅の支度が一切出来てないけど、なんとかなる!帰りは水曜日の予定です。


次の課題の準備に追われる毎日なのだけど、次は、かなり本格的フィルムプロジェクトです。7人のグループで、ホラーフィルムのワンシーンを創ります。本格的なので、まずデザインの段階で色々規制があって、それをこなすのが大変そう!でも、ナオのグループは、常にメンバーが全員揃っているという、イギリスでは奇跡に近いメンバーで、その上個性が濃いので、大変だけど楽しいよ。

今のところ決まっているのが、20年代ファッションを、レンブラントやフェルメールなどの光と影が特徴的な画家の絵画に模せてデザインするということ。昔の絵画を20年代にアップデイトして衣装デザイン…!!考えただけでわくわくする!20年代といえば、代表的なのはシャネルですよね。ナオ個人の今のとことのイメイジだと、出来ればオートクチュールの様な、美しいラインの美しい衣装を作りたいなー!それこそオースティンのデザインの様な!他のグループは、きっとカーニバルやドラァグクイーンやリーバウリーの様な、ちょっとダークで強いイメイジと色のデザインを課されてるところもあって、最初はナオもそっちがいいなあと羨ましいと思ったけど、グループワークなら、むしろ、自分の好みとは正反対のような、自分では絶対にデザインしないようなことをしたいなって思った!折角の機会なので。メンズでもレディースでも、美しいものを創れたらいいな!



≫2007年12月05日(水)≫

ロードオブザリングス観てきた!2ヶ月ぶりくらいかな?久しぶりだったけど、相変わらず素晴らしかったよ。もう、改めて確認した。なんて素晴らしい舞台なんだ!出演者はもちろんだけど、美術や音楽や振り付け、演出、物語の展開とその魅せ方が上手すぎる。今回は席がステージに近かったから、衣装をじっくり見れて、なんというか、うっとりというか、ため息でちゃう。布の選び方や、処理の仕方や、デコレーションや、みんな微妙にパターンが違っていて、例えばウエストコートのバックパネルの形だとか、後ろのベルトの閉め方だとか、サスペンダーの種類とか、フロント部分のボタンの並べ方とか、襟の形とか、袖の形とか、みんな一見同じように見えるけど、それぞれ一つずつ違くて、でもみんな綺麗に調和してて、ホビットを最大限に表現してる。酒場のシーンでは、14世紀くらいの衣装から、ビクトリアンから20、30年代、現代、色んな時代の形の衣装があって、なのに本当、驚くくらいそれぞれがシーンに合ってて、素晴らしすぎる。しかも、それで割と激しいダンスまで出来る様に作られてる。会議のシーンでは、ヨーロッパのローブから、中国やインドの民族衣装まであって、それなのに、以下同文。……はあ、本当、素晴らしいとしか言えない。多分百着近くそれぞれデザインの違う衣装が揃ってるんじゃないかな、この舞台。それ一つ一つにきちんとデザイン画があるのかな、見たすぎる!!もちろん、メインキャラクター達の衣装の素晴らしさも、言わずもがな、です。

ああ良いなーやっぱりロードオブザリングス、大好きだな!本当、みんなに観て欲しい舞台。これの衣装出来たら、最高だなーー!


と、いいつつも、気持ちは既にエジンバラに向いていたりもします。おおお週末にはホワイトクリスマス!ダンス!ダンス!タップダンス!クラシックダンス!丁度今、アメリカンなダンスが観たいと心底思っているので、ホワイトクリスマスは最高の演目ですね。ジョー君のアメリカンダンス!(●´U`●) 最近のロンドンの舞台は、ダンスメインのショーが少なすぎ!ムーヴィンアウトとか、今凄く観たい。コーラスラインとか。フォッシーとか。アメリカン!そしてジョセフ!!イエイ!

スプリングアウェイキングが来年ロンドンでオープンだって…!イヤッピーー!!!絶対観る!!!オーディションやるらしいんだけど、募集されてるのが、男女16−25歳までで、……Sh*t!!!別に28だっていいじゃん!!若く見えれば!!



≫2007年12月04日(火)≫








エッセイの合間にめっちゃ気晴らしにお世話になったウェブサイトがここ!
http://www.posemaniacs.com/blog/

ここの45秒ドローイングをひたすらやってた。楽しかった!45秒でポーズを捉えて時間があまればキャッツ!家にいながら人物デッサンできるなんて素敵ね!実際、これの倍くらいやりました。エッセイ書け。

だけどそんなこんなでエッセイも無事終わって、今学期の全てが終わった瞬間に、新しいプロジェクトが始まって、今日も朝から7時近くまで学校で作業……このコース、本気で生徒を休ませる気がないらしいです。クリスマスホリデイはクリスマスと新年の計4日で充分でしょ、とか言いやがった。たんまりと課題出す気らしいです。さすが、としか言いようがない。プレゼンとエッセイが終わったのに息つく暇もない!

あとあと、今日学校行ったら、前回のプロジェクトで作った衣装が教室前に展示されてた!自画自賛で申し訳ないけど、完成度高すぎて、未だにあれをナオが作ったなんて信じられないくらいだ!



≫2007年12月03日(月)≫

アカデミックエッセイの書き方 ナオver

まづ何よりも最初に、文字数を確認します。今回のエッセイは2000〜2500だったので、ナオは漠然と、じゃあ2100くらい書けば良いかな、と決めました。(横着)次に、エッセイのテーマ、内容を確認します。大抵はタイトルは既に学校側で決められていて、それに沿った内容をリサーチして書くのが普通。今回は何故かナオのいるセミナーグループだけ、タイトルは自分で決めてね、とのことなので、勝手にレントについて、と決めました。それでももちろん根本は映画についてのエッセイなので、ナオもレントとはいえ、映画版に焦点を当てなくてはいけないです。内容が決まったら、それを大まかに段落で分けます。2100文字のエッセイを、7つに分けると、一段落が300文字と定まるので、丁度良い長さだな、と再確認。次は段落ごとに何を書くかを考えます。1つ目はもちろんイントロダクション。どんなことについてこれから書くかと、論議についての質問の提示。7つ目最後ももちろんコンクルージョン、まとめです。それまで書いてきたことをまとめて、エッセイ全体の結論を書きます。さて残すはあと5つ。

今回のエッセイでは、ナオは、1イントロ、2映画界におけるミュージカルというジャンルについて、3レントについて(ジェネラルな内容)、4映画版レントの監督について、5映画版レントについて(細かな内容)、6他のミュージカル映画との比較、7コンクルージョン、という感じに考えました。最後は絶対に、レント最高ミュージカル最高というハイテンションで締めます。

書く内容が決まったら、資料探し。アカデミックエッセイは、自分の意見より、リサーチした内容をまとめることが大切なので、そこはぬかりなくやらなきゃいけません。図書館で使えそうな本をなるべく沢山借りて、ウィキペディア以外の使えそうなウェブサイトを探して、引用できそうな文章にかたっぱしからマーク。今回は、本を3冊と、DVD2枚と、ウェブサイト10個くらいを読んだり見たりしました。目処が立ったら、あとはリサーチした内容に沿って、書くだけ!引用も文字数にカウントされるので、長めの良い文章を探せるかどうかがエッセイのカギだと心から思ってます。全ての段落を書き終わったら、使った資料のビビリオグラフィを作成して、表紙をつけて、完成!イエイ!シンプル!

以上、ナオのエッセイのための再確認と、気晴らしの記録。おおお!ただいま締め切り24時間前です。今のところ、段落4まで書き終わって、あと半分……!一気に仕上げるぞーー!



≫2007年12月02日(日)≫

エッセイ休憩中です。2時間くらい!リサーチの途中で、素晴らしいものを発見して、いてもたってもいられません!!!ナオが初めてCATSの舞台を観たのは98年のブロードウェイでした。その後日本やロンドンでも観たけど、場所によって本当に同じ舞台でも雰囲気が違って、当時のナオは何というか、思いっきりアメリカ贔屓だったのでその違いをなかなかポジティブに受け止められなかったりもして。懐かしい!もう具体的にどこがどう違ったなんて、よく思い出せなくて、それを残念に思ったりもしたけど、そこでこのビデオ!!USツアーのCATSです!!衣装やら演出やら、殆どブロードウェイ版と一緒!観ながら色々思い出して、懐かしくてどうにかなりそう!まさに、現・実・逃・避!中でも、この2幕目、30分くらいのマキャヴィティーナンバーは必見です!!覚えているよ、マキャヴィティーガイ!!!アロンゾ!!!映像版にもロンドンにも日本にもいない、アメリカ版だけのゴージャスナンバー!ディミータとシンクロして踊ってます。素敵すぎる…!これ、これがずっと観たかった!撮影者がメインばっかり写すのでイライラもするけど、そんな贅沢は言えない。本当に、こんな映像を有り難う!!最高だ!他にも、マンゴジェリーとランプとかも、アメリカンで可愛いし、スキンブルのアレンジもアメリカンで可愛いし、グロールタイガーは愛のアリアですし、ジェリクルボールとかも最高です。

初めてCATSをウィンターガーデンシアターで観た時の衝撃は、一生忘れられない思い出の一つ。チケットを切って、客席に入った瞬間にジャンクヤードを見てその場で泣き崩れたのを良く覚えている。劇的!とにかく幕が開く前からわんわん泣いてた。席はストールの下手真ん中くらいで、良い席だったにも関わらず、2幕目からは座席の一番後ろで立ち見したんだよね。ネコと戯れたい一心で。そしたらフィナーレで殆どのネコがやって来て、頭撫でたり、シャーってしたり、色々構って貰って、中でもマンカストラップ(マイケルの方)が優しかったのをなんとなく覚えているよ。若かったなー。ああ本当に懐かしい!あの頃からナオはスタンバイ好きだったんだ、そういえば。懐かしのデイビッド。旅行最終日に、我が儘言って、キャッツを観せてもらって、マンカストラップの代役のデイビッドが何故かスキンブルの代役で出てて、最高に嬉しかったんだ。スタッフさんに頼んで最前列の席に替えて貰って、最後は初めてスタンディングオベーションだった!おおお懐かしい懐かしい!シアター全体のカジュアルさとか、スタッフや役者さんの気取ってない良い意味での普通さとか、今のブロードウェイがどうかは知らないけど、ロンドンとは随分違ったなあ。それに、約十年前(!)の時代も違ったよね。あースティーブとか今何してるんだろうね。ジェイコブとか、黒人のコリコパットとか。

ともあれ!是非このビデオ、観てくださいな!
http://video.google.com/videoplay?docid=-2913655682889180071


!!!なんとなく、昔を懐かしみつつ、久しぶりにデイビッドで検索してたら、何というか、面白い素敵な事を知ったよ。今年の7月に、ブロードウェイで13年間ロングランを続けた美女と野獣がクローズしました。ナオが人生で初めて観たのがこの舞台。何人かはオリジナルキャストで観てます。舞台の素晴らしさを、幼いながらに肌で感じて、今に至ってます。その、舞台のファイナルキャストに、このデイビッド、ナオが人生で初めて好きになった舞台役者さんが、ビーストのアンダースタディーだったんだって!ビーストは因みに初恋です。アンダースタディーっていうのが、また笑える!あー観たかったなあ!デイビッドの野獣!ブロードウェイでキャッツが閉幕後、彼はモダンミリーなんかに出演した後、中国やハワイなどで舞台に立っていたそうで。その後プロデューサーズの映画にアンサンブルで出演して、5年の歳月を経て、今年ブロードウェイにまた戻ってきたらしいよ!へえへえへえ!彼の活躍に今後も注目だね!今の写真を見たけど、変わらず素敵でした!デイビッドも戻ってきたことだし、そろそろキャッツリバイバルしないかな!?



≫2007年12月01日(土)≫

12月!ちょっと時間が経つのが早すぎやしませんかね、時間泥棒再びですかね。エッセイ?何それ?今はそれを考えない時間よ、メリハリが必要。ということで、早速07年の舞台総括です。一年分の日記を読み返してしまった。暇なはずないのに!

タイトルで数えると、17作品観ました。12月中に、プラス3される予定。回数は、30くらい。……あれ?ほぼ倍?きつねにつままれた感じ?クラシカルやロックコンサートを数えるともっと増えます。充実してたなあ!

観た順に並べると、

we will rock you
the nutcracker
swan lake
twelfth night
the lion king
la bohème
little shop of horrors
the tragedy of coriolanus
avenue q
cats
a matter of life and death
the lord of the rings
drowsy chaperone
joseph
rent
rinocerous
the giant

去年より少ないけど、去年より濃ゆい!その中でも印象深いのがロックユーはもちろん、ロードオブザリングス、ジャイアント、リトルショップ、十二夜、そしてレント!そこにホワイトクリスマスとジョセフとヒストリーボーイズが加わる予定です!もしかしたらヘアスプレイも!



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