今日で、M瀬所長退職です。

すごい人だった。
大学がすべてじゃないと再認識させてくれた人。
エピソードはすさまじい。
事故相手に笑いながら電話で話せたり。
かぎ抜きしている車の中で寝てしまったり。
工事現場で誘導しているガードマンをはねた際、ガードマンから過失を取ったり（まじすげえ）。

そんな彼が、夢のため会社を去ります。
会社を興すのだとか。
いやー。
何の業種かはわからないですが、彼ならやってくれるでしょう。
がんばれー。

おいらも追随します。

前回の日記の所長、友達と会社を興すそうです。
なるほど。
確かにアレだけ有能な所長じゃそうなるかも。

収入は関係ない（いや、関係なくはないけど）。
自分が前から求めていた目標に向かって動き出すのはいいことです。

おいらも久しく押し殺してきた野心がうずきます。

結婚し、子供が出来たことで、半ば諦めかけていた人生。
そりゃ、必要なことだしいいことです。
けど、自分の夢には枷にしかならない。
どっちが大事かといわれるとそれはまた答えづらい質問だけど。
それに、自分の目標に進むのに家族が枷になるのはおかしいという意見もある。

けど、今は実際そうなんだから仕方ない。

両実家の問題が解決し、子供がもう少し大きくなり、仕事が頭を休められる環境に来たとき、改めて考えるしかない。

ストレスによる糖尿(だと本人は思っている）が進み、入院かいなかの選択を迫られるようになって来た。
S1cという数値が８．７だったそうで、通常なら即入院なんだそうです。
低血糖でぶっ倒れるのが７．１とかだそうだから、如何に高いかがわかる。

そんなにどかぐいももうしてないし、ご飯も減らしてます。
その結果、糖尿でない、健康的なやせ方で体重は落ちています。

しかしながら、環境が許さない。
仕事と育児と痴呆老人の介助の介助。
なんとも感じていないようでも、やっぱり体も心もダメージは受けているみたい。
体力と精神力の限界はとうに超え、慣れたんだか麻痺したんだかわからない状態になって数年。
家族もおかしくなりつつある。
ママさんも血圧が上６０とか、もう死人でしょ（＾＾；

そんななか、さらにショックを受ける出来事が。
一つ目は、おいらより一回りしただけど、同期入社で、結婚式にも呼んでもらった彼。
退職して保険会社の代理店を始めたらしいが、年収1000万行きそうだとか。
正直な話、元俳優で、見た目いいし、頭もいい。ひらめきもある。
けど、（不評覚悟で言うけど……誰も見てないからいいか）おいら自身決して負けているとは思わない。
一千万がうらやましいのではない。まあ、金があるに越したことはないけど。
実際、おいらが同じ職業で成果が挙げられる自信はない。やはり、自分に興味がないことには成果が上がらないのがおいらだから。
彼は事故担ではなく、接客が楽しい人間。おいらとはちょっとタイプが違う。
まあ、接客も嫌いではないけれど、群馬でのLPG会社でも、興味が薄いものに関しては戦えないことがよーくわかってる。

そして、もう一つ。
おいらのお手本（目標ではない）にしていた上司が、退職するという。
理由はわからない。
しかし、うちの営業所の所長から、近々所長人事があるという話は聞いていた。だから、前から話には上っていたのだろう。
一番部長に近いと思っていた所長が退職。
なぜ。

上記二つと今までの環境。そして改善しない現状。
入院を機に退職も考えてはいたが、その反面、きついがおいらが興味がある業務ではある。それで何とか成果は挙げていた。
ところが、退職し転職することで改善する環境。一番出世頭だと思っていた人の退職。
今のままでいいのか。
再びそんな感情が頭をもたげ始めた。

メインの日記に書くと他の人の目に触れてしまうので、ここで。
家族や他のものを犠牲にすることなく、自分が熱中できて収入の増える職種。
そんなのがあるのか？
あるのならばやってみたい。
小説家はあきらめてはいないが、今のおいらでは無理……。