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2004年12月16日(木) ■ |
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物部再び |
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帰ってきた。 どこから、というわけでもないが、帰ってきた。
そんなこんなで早十二月。鍋の季節。普通の人にとってはとっくに温かいものがおいしい時期なのだけれど、僕にとっては昨日からが鍋の季節。
冷蔵庫を開けるとしなびたもやしが現れた。 食べねば。 けれどどうやって食べようか。もやしといえばこの方モヤシ炒めしか作ったことがない僕には、やっぱりモヤシ炒め以外のメニューは浮かんでこなかったのですぐにフライパンの準備をする。けれど、それではいつまでたっても進歩が無いのでたまには他のモヤシ料理を作ることにする。 ……しかし、もやしってどうやって食べるのだろうか? ここは一つ世間の皆様に聞いてみることにしたが、いかんせん僕の友人は奇人やら変人やら変態やらが多いのでまともな調理方法は教えてもらえそうに無い。中にはまともそうな人もいるが、そういう人に限って僕のやる気を削ぎに削ぐ手の込んだ料理を教えてくれるのでパス。 僕は手を抜いてご飯が食べたいのだ。
そんな希望を叶えてくれそうな人が一人思い浮かんだが、彼女の連絡先をしらなので仕方が無い。
僕は諦めて、煮ることにした。
続く
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