はい、後から埋めてるページ。interludeです。

もうネタバレを気にする時期も過ぎたので、
感想を書きますね。
「王の帰還」観ましたよ〜良かった〜！！！
部分的には自分の脳内イメージと100％は一致しない
所もありましたが、それはそれで全然許せる。

どこが違ったかと言うと、オルドルインの
火口でのフロドの振る舞い方がちょっと違ったかな。
原作は確か、
「今まで、私がしようとしてきたことを、
今、しないことに決めた」
そんなようなセリフだったような気がするんですが。

ここは、ワタクシは直訳的でくどいとは思ってなかったです。
むしろ、今まで苦難の道を歩んでなお達成しようとした目的を、
何故に今ここに至って捨てようとしたかをサムに、
（まあ、何故かといえば指輪の魔力に屈したからというのは
自明の理なのですが）ある意味言い訳がましく、
理性的に、噛んで含めるような感じで、説明的にくどくどと
言って欲しい場面なんです。翻訳のせいもあるかも知れませんが、
原作のフロドはちょっと理屈っぽいイメージだったんですよね。

そこで、そのセリフを言うのは変容してしまったフロドなのに、
なのに、なのに、以前にもまして最も以前の彼らしい話し方、
話法を使いながらそのことをサムに宣告する・・・・。
そういう残酷さが観たかった・・・つうか、
脳内でそういう演出にしてしまってたんですよね。


ところが、映画のセリフも演技も、ワタクシの脳内よりも
さらっとしていたので、ちょーっと拍子抜けしてしまいました。
その代わり原作よりもゴラムの最後をきちんと描写して
いたんだと思いましたが。

同じことを、エオウィンの、私は女だーっの場面でも
思ってしまいました。演出はコテコテが好きなんですが、
今回はそのコテコテのツボがＰＪ監督とすれ違って
しまった部分があるかもー、でした。

まあ、12月頃になるでありましょう、
SEEが最高に楽しみです。