お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪

2024年06月15日(土) 空港。

「患者さんの自殺についての取り組みについて」
社内極秘文書が周ってきた…

彼が亡くなってから3回目の冬を越し。
毎日彼の事を忘れた日はなかったのだが。
最近は毎日は思わなくなってしまった。
それは時が過ぎたから…
けれど孤独を感じた時は。
主は駅で泣くことが多く。
よく私と一緒の時間を過ごすことを。
期間限定とは言え選んでくれたなと思う。
例えそれが寂しくて私と出会ったからが。
主な理由だとしても…
お金に満たされて不安をいくらか解消しても。
もちろん生きていく上で大事ではあるものの。
生きている意味を見いだせないのであれば。
やはり辛い。
私の願いは誰かと共に普通に生活が出来て。
生きること。
現状はごまかしながら働いて疼痛治療をして。
やっと生きている。
だけの生活はやはり辛い。
安楽死の報道などまた考えてしまうので。
やめて欲しい。
とある温泉施設の屋上にて。
空港が近いこともあり。
飛行機が間近に飛んでいるのを見ては。
初めて海外に行く日はスイスであり。
その飛行機に乗る日は来るのかと。
毎回見つめてしまう…





2024年06月01日(土) 創立記念日にて。

毎年恒例の温泉の旅館にて。
私に代わり「お母さんもやってみて」

食べていくだけが精一杯の。
二人の子供を死なせないようにだけ育ててきた。
75才の母と81才の父が卓球をする姿を眺めて。
あー、不器用ながらもそれなりにお互いを。
支えあってきてご褒美の時間があるのだと。
しみじみ思う。
私の家族は正直家族って何なんだろうと。
思うほど絆もないしよそよそしくて。
違和感はある。
それは両親が不器用ゆえの事であるからであり。
受け入れざるを得ない。
私も普通の娘としては生きてはいけないのだし。
お互い様ではある。
お互いの問題はお互いが解決してきたスタンスな所で。
なんとか機能してきた。
両親が器用な人だったら私は自立出来なかっと思う。
なんとかしてくれる人は居ないから。
問題事も自分で何とかしていくしかないのである。
年齢もあって出来にくいこともまた少し増えて。
お一人様ゆえの不安も増えがちなお年頃ではあるが。
パートナーにガッツリ負担をかける訳でもなく。
周りにいる身近な人達にちょっとだけ助けて貰いながら。
生きていくスタンスがきっとベストなのだと信じたい。


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