お嬢の日記
DiaryINDEX|past|will
私が見つけたラッキー♪
「患者さんの自殺についての取り組みについて」 社内極秘文書が周ってきた…
彼が亡くなってから3回目の冬を越し。 毎日彼の事を忘れた日はなかったのだが。 最近は毎日は思わなくなってしまった。 それは時が過ぎたから… けれど孤独を感じた時は。 主は駅で泣くことが多く。 よく私と一緒の時間を過ごすことを。 期間限定とは言え選んでくれたなと思う。 例えそれが寂しくて私と出会ったからが。 主な理由だとしても… お金に満たされて不安をいくらか解消しても。 もちろん生きていく上で大事ではあるものの。 生きている意味を見いだせないのであれば。 やはり辛い。 私の願いは誰かと共に普通に生活が出来て。 生きること。 現状はごまかしながら働いて疼痛治療をして。 やっと生きている。 だけの生活はやはり辛い。 安楽死の報道などまた考えてしまうので。 やめて欲しい。 とある温泉施設の屋上にて。 空港が近いこともあり。 飛行機が間近に飛んでいるのを見ては。 初めて海外に行く日はスイスであり。 その飛行機に乗る日は来るのかと。 毎回見つめてしまう…
毎年恒例の温泉の旅館にて。 私に代わり「お母さんもやってみて」
食べていくだけが精一杯の。 二人の子供を死なせないようにだけ育ててきた。 75才の母と81才の父が卓球をする姿を眺めて。 あー、不器用ながらもそれなりにお互いを。 支えあってきてご褒美の時間があるのだと。 しみじみ思う。 私の家族は正直家族って何なんだろうと。 思うほど絆もないしよそよそしくて。 違和感はある。 それは両親が不器用ゆえの事であるからであり。 受け入れざるを得ない。 私も普通の娘としては生きてはいけないのだし。 お互い様ではある。 お互いの問題はお互いが解決してきたスタンスな所で。 なんとか機能してきた。 両親が器用な人だったら私は自立出来なかっと思う。 なんとかしてくれる人は居ないから。 問題事も自分で何とかしていくしかないのである。 年齢もあって出来にくいこともまた少し増えて。 お一人様ゆえの不安も増えがちなお年頃ではあるが。 パートナーにガッツリ負担をかける訳でもなく。 周りにいる身近な人達にちょっとだけ助けて貰いながら。 生きていくスタンスがきっとベストなのだと信じたい。
|