2020年06月09日(火)

猫バス。

21時のバスに乗り込む両親を。
窓から見送る。
週に一度のお家ご飯が。
恒例行事となって早6年に。
それは隣のトトロに出て来るような。
私にとってはあの猫バスに似た。
乗り物に両親が乗って帰る時。
「明日も元気で居てね」と言う気持ちで見送る。
将来誰も頼る人の居ない私にとっては。
まだ両親は唯一の心の安定剤なのだろう。
後何回元気な両親に会えるのだろうと。
小さくなった背中を見ていると。
涙がこみ上げてくる。
先日の創立記念日に行った旅先での。
写真を見返すとまた涙がこみ上げてくる。
3人で25年前に撮ったものと。
映りはさぼど変わりないのたが。
あの時とは違い今回は私が笑顔なのだ。
そんな風に大切に思う気持ちも。
帰っていく姿の愛しさと寂しさが。
こみ上げてくるのもやはりDNDが。
そうさせているのだろう。
私はこの不器用な両親の元に生まれてきて。
本当によかった。
コロナを正しく恐れてこれからも。
たくさんの思い出を作っていこう。

お嬢 ｜MAIL

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