2006年04月30日(日)

贅沢。

数ヶ月お世話になった、あの場所もお世話になりました。
スタッフの方の親切さが、身にしみて、名残惜しくて。
でも、一つくらいは、自分に贅沢を与えてあげたいから。
エネルギッシュな、あの場所で明日への勇気と活力を。
出戻りだけど、これも少しの勇気。
気持ちを切り替えて、この場所では癒しの時間でありたい。
またお世話になりますね。

結婚の道へ行くことも出来ず、リスクを負った退職、自分のスキルと
年齢、病、そしてこれから始まる、未知の世界の試練の数ヶ月。
「考える」そして「行動する」ことの、難しさと一つの勇気。
３ヶ月後の私は、どんな風に変わっているのだろう。
「毎日を楽しく」を心がければ、きっと今回も乗り越えられると
信じたい。
今までだって、自分自身の力で切り抜けて来られたのだから。
不器用でも「諦めない」が唯一の私の長所。

Ｔちゃんと駅で待ち合わせて、携帯ショップへ。
携帯マニアのＴちゃんとチンプンカンプンな私。
殆ど携帯を使わない私。
軽く御飯を食べながら、嬉しそうに携帯をいじるＴちゃん。
今すぐ新しい機種が欲しいわけではないのだけれど、一つだけ、
魅力的なものを見つけて、叶えばどんなに嬉しいだろう。
でもタイミングがよくなくて。

Ｔちゃんにいい人が出来るかも。
なんだか自分のことのようにドキドキする。
ちゃんと自分の意思を持ったＴちゃんなら、誠実な人と良い恋が
出来ると思う。
陰ながら応援してるね。

３度目の受験の申し込みに、思い腰を上げる。
結果待ちのままの受験も、くじけそうになる。
３度目は精神的にかなり気合が要る。
いろんな迷いに負けないで、今は自分の信じた道を歩きたい。
手続きを終え、帰ると通知が届く。
締め切り間際に申し込んでの受験。
そう言えば駄目元と言う言葉があったかな？
心から喜べないのは、少し迷いがあるから・・。

久しく懐かしい道のりを歩く。
寒さと共に、待合室のあの感覚と記憶が蘇る。
下町のホームが、今の私の疲れた心に癒しをくれる。
そして何も変わらない数時間。
ただこの瞬間の、ひと時の幸せを大切にしたいと心から願う。
神様が私にかけてくれる、少しの魔法の時間でありたい。
そして、揺られて、自分の進む道を歩いてく・・。

会場はまるで大手企業の採用試験の光景。
作文と合同面接。
これも経験の一つなのだと思う。

Ｏちゃんと、久しぶりに逢う。
高校時代からの友人。
有給を使って平日に会ってくれる。
ランチとティータイムの数時間。
とても友達思いの優しい彼女。
同じ気質だから、気持ちがわかりあえるね。
どんな時も励ましてくれて有難う。
こんなに友達思いで優しいのだから、大丈夫。
道は一つではないのだから、少しだけ勇気を持ってね

新婚さんのお宅に招かれる。
平日の真昼の数時間。
慣れない家事に懸命で、でも幸せそうな彼女。
心のこもった手料理の昼食をご馳走になる。
料理の苦手な私はケーキをお返しする。
少し緊張気味の私に「また来てね」とさりげなく気を遣って
見送ってくれる。
まっすぐで正義感の強い彼女。
幸せになれると信じてる・・。

退職をしてから病院三昧の日々。
この歳になると、それ相応の身体になるのが身にしみる。
せめて次は健康診断のある職場に行きたいな。

選択肢が沢山あって、身動き出来ない。
時間ばかりが過ぎていく。
今はきっとそういう時間でいいよね？

何もかもが白紙になった今。
自分という殻を抱えたまま、進むべき道は何処なんだろう…。
こうしていても、明日はやってくるのだから。

手には入らないものを、思い続けている気持ちが痛い。
もう伝えることも出来ないから・・・。
愛してくれなくてもただ傍に居たい。
忘れたくてもずっと心から消えてはくれない人。
あの場所で、楽しんでしますか？

そこへ行けばどんなに楽になれるだろう・・・。
いつも見守っていてくれて、有難う。
そしてごめんなさい・・。

お嬢 ｜MAIL

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