本当に時間が過ぎていくのは早いものだなって思う。気がつけば、年が明けてからすでに３ヶ月目になっている。

北国コンピュータ学院を卒業してから今年で１０年。あっという間だったなぁ。いろいろとあったものの、今お勤めしている会社で働き始めてから、７年と４ヶ月が過ぎた。会社に入ったころは空回りをしてちょっと大変だったけど、さまざまなことに気合で自らを順応させていったおかげで、首を切られることもなく、自暴自棄になって会社を辞めることもなく、常に「忍」の一文字を口ずさみながら、どうにか耐え抜いたかな。

去年も大きな変化があり、いろいろと考えることもあったけど、歯を食いしばって会社にしがみついてみた。でも、そろそろ潮時とばかりに、かねてから申し出のあった子会社への出向を受け入れ、先月の頭から新たな職場で働くことにしたんだ。あまりにも疲れきっていて、何か変えたいっていう気持ちが強かったのから出向を受け入れたのかも。子会社はあまり業績がよくないから、子会社へ出されることが人員整理への第１段階かなって思うこともあったけど、それでも何かを変えたかったのは事実。いろいろなことに追い詰められ、寝る時間も少なくなり、そんな中でも本当によくやったと思う。ただ、その代償も大きく、平日はお仕事のこと以外は何も考えることが出来なかったかな。お休みの日はひたすら現実逃避するようにしていたかも。だから朝からお酒をたくさん飲んで、何も考えられない、何も出来ないようにしていたもんね。

本当に疲れていたんだと思う。

子会社へ移る話が出てからもしばらくは普通にお仕事をしていたけど、あまりにも先が見えない感じだったから、どうにかしなきゃって思ったことはあった。子会社で業務を遂行するには、とある資格試験を受からなければどうしようもなく、お仕事が出来ないっていうことを聞いていたから、その資格の勉強をしたいっていう気持ちも強かったかな。

去年の年末くらいには、資格試験の勉強に必要な本を渡され、これを勉強しとくように、といわれていたけど、やっぱりそんなにうまくはいかなかった。だから年が明けてから環境を整え、勉強に集中できるようにしたの。おかげで合格率が40%といわれている、ある資格試験に合格。子会社へ出向する前日に試験を受けたので、出向初日はかなり宙ぶらりんだったけど、２日目には試験の結果も出て、新しい上司は喜んでいたかな。最低限のことは出来るようになったからね。

実はもう１つ取得しなければいけない資格もあったんだけど、これは取得することが出来なかったの。もちろん、近々再受験しなきゃいけないんだけど、こっちは今の時点では緊急性が低いので不合格でも許されたんだ。

新しい職場ではまだお仕事に関する知識がない分、あまりやることがなく、どちらかというと勉強ばかりしている感じ。だから今年に入ってからほとんどお仕事をしていないの。勉強している時間の方がかなり長い状態。それにプレッシャーを感じることが少なく、だいぶリラックスできているかな。さらに、お家に帰れる時間がすごく早い、というか毎日定時になったら帰れるの。そのおかげで、少しずつだけど夜眠れるようになったんだ。目の下にあった隈もだいぶ消えたしね。

でもってさらにうれしいことには、今日、久しぶりに何か書いてみたいって気分になったの。もう何年こんな気分になれなかったろう。北の国いたころのように敏感に何かを感じることが出来ないし、文章そのものを長い時間かいていないから、急に書くことは出来ないってわかっている。ただ、こんな気分になれたことがうれしかった。最近は久しぶりに本を読むようにもなってきたし、何だか回復の兆しが見えているみたい。

アベノミクス効果で、日経平均だって民主党政権が終わるころに比べたら倍以上になったし、２万円の大台に乗るのも期待できるようになってきた今日この頃。ムースの回復の兆しも日経平均のように何かしらの形で見えるようになってきたらいいなぁ。

ダイビング旅行記以外のものを出来るだけたくさん書ける日がまた訪れることを願いつつ……。