今日も1日何もせずにダラダラしちゃった。本当に燃え尽き症候群になってしまったの?って自分自身を疑いたくなるけれど、まだダラダラした生活が始まってから2日しか経っていないのでもう少し様子を見るようにしようかな。きっともう少しで燃え上がる季節になると思うから。もしかしたら今年の初練習は来週になるのかもしれないんだもん。そうなったら燃え尽き症候群なんていってられないから。
今日は夜になってからまたまたナベツネ新聞系の掲示板を見ていんだけど、あるトピを見ていて思ったことがあるの。自分自身にとって普通のことでも他の人にとって普通ではないことってたくさんあるんだなぁってこと。「これって普通だと思ってた!」っていう題名のトピなんだけど、読んでいておもしろかったの。主に食べものについてのことなんだけど、食習慣ってその地方、地方によって違うでしょ。だから自分にとって普通のことでも他の人にとっては普通って思えないこともたくさんあるよね。
例えば、ムースは母から「赤飯は食紅を使って赤くしている」っていわれたことがあったの。だから今日の今日までお赤飯を作るときは食紅を使うって思っていたんだ。実家でお赤飯を炊くことはなく、お赤飯はいつもお店で買ってきていたからムースは作り方なんて知りもしなかったの。ただ母の実家に行ったときに、祖母がお赤飯を炊いたことがあったんだ。そのときに聞いた気がしないでもないんだけど、お赤飯が赤いのは食紅を使っているからだって思っていたの。ちなみにムースは東京の人なので、お店で買ってくるお赤飯には小豆が使われています。でも今日、なぜ母がお赤飯に食紅を使うっていったかわかりました。それは北海道のお赤飯をさしていっていたから。母の実家ではお赤飯に甘納豆が使われていたかどうかよく覚えていないけど、いつも食べているお赤飯とは味が全然違うっていうのはよく覚えているの。それに「食紅を使っている」と母がいったくらいなので、食紅を切らせているときは赤くないお赤飯を炊いているであろうことも判明。っていうか、1度赤くないお赤飯を出されたような気がするけど。この辺、記憶が曖昧だからどういう状況で食紅の話が出てきたかよく覚えていないんだ。
あと、今年のお正月にムー太郎のお父さん、ってムースの義父から、「こんなお餅なんて見たことないでしょう」っていわれたの。それはムー太郎のお母さんの実家でついたお餅のことなんだけど、大きさにA3くらいなのかな。1枚の板のようになった四角いお餅なの。確かに今はそんなお餅って見ないよね。それを適当な大きさに切って食べるんだけど、実はムースが子供のころ、お餅っていうのは包丁で小さく切ってから食べていたんだ。父方の祖父の実家である新潟から毎年お餅が何枚も送られてきたから。しかも送られてきたお餅もただの白いお餅だけではなく、豆の入っているものやしその葉の入っているものがあったの。しその葉が入っているお餅はしそから出た色がついて赤いお餅になっていたんだ。そんなのを子供のころから見ていたからムースにとっては今年のお正月に見たお餅は変じゃなかったけど、他の人が見たら「これって何?」っていいそうだよね。それどころかムースが子供のころ食べていたお餅なんて、「それはムースの家だけのものでしょ」っていわれそうな代物だし。
これは食べものではないんだけど、子供のころよく遊んだ遊びで「ドロ警」とか「警ドロ」とかって呼ばれるのがあるよね。この遊びの名称なんだけど、ムースが生まれ育ったあたりでは「悪漢探偵」、略して「悪漢」と呼ばれていたの。ムースの中では「悪漢探偵」が普通だと思っていたのに、この呼び方をするのはごく1部の人だけってことがわかったの。確か中学生のころ、子供のころにやった遊びのことについて話していたときにこのことが判明したんじゃないかな。ムースの実家の近くに住んでいる人は「悪漢探偵」だったっていったけど、それ以外の人ほとんどは「警ドロ」か「ドロ警」。結構驚いたかな。多分ムースにとってこれが最初の普通だと思っていたことがそうではなかったってものかな。
ここ北の国ではムースにとって普通って思うことも普通じゃないときが多々あるの。だからあまり頭を固くせずに柔軟に対応できたらいいなぁって思っちゃった。これが普通だよ、常識だよっていって受け入れることをやめてしまうと、何も得られなくなっちゃうもんね。 |