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Mi Pensamiento Diario

留学生って…

昨日の晩、ウィルススキャンの自動アップデートが立ち上がったから、指示通りにやったの。いつもは勝手にアップデートしてくれるのに、今日は自動じゃないんだって思いながら。アップデートっていってもいつもと様子が違うし、月曜日にアップデートしたばかりなのに随分早いアップデートだなって思っていたら、なんと自動で新しいアプリケーションのお試し版を入れちゃってるじゃないの。もうビックリ。そんな変な機能を勝手にインストールされちゃ困るって思って、削除を試みたけど1度全部削除してからじゃないと削除できないとのメッセージ。きゃーって叫びそうだった。だって、インターネットで調べ物をしながら宿題をやってる途中だったんだよ。せっかくヒットした宿題の関連サイトだったのに。即行でコピーして、そのファイルを保存。それからすぐにネットとの接続をやめてスキャンウィルスのアンインストール。それが終わってから何やら訳のわからないアプリケーションのお試し版を削除。それからスキャンウィルスを再インストール。再インストール後すぐにウィルス情報のファイルをインターネットからアップデート。この時間、実に2時間。その間、いつ再起動がかかるかわからないので、大人しく宿題もやらずに通信状況を眺めてたの。おかげですっかりやる気をなくしました。McAfeeのばかー。っていっても今年に入ってから生まれて初めて体験したウィルス攻撃を防御してくれてるのでその辺は感謝してるけど。それにシマンテック社のノートンよりはよいかな?もちろん個人の好みなのでノートンでもスキャンウィルスでもウィルスバスターでもどれでもいいと思うけど。ムースの場合はノートンに苦労させられたことがあるから。それだからあまり好きじゃないの。
さて、今日の午前中まではちょっとだけ余裕があったムース。最近は悪魔からささやかれる前に素直に悪魔に心を売り渡し、寝起きのネット巡回へと出かけたの。いつものことだけど、気がつけば1時間半って時間が経ってた。こりゃ、いけないって思ってあわてて身支度をして図書館へ行ったの。今日中にもう1つのレポートを書いちゃおうって思って。でも、その前に文献の読み込みをしっかりやらないと書けないから文献に目を通してたんだ。昨日、インストール作業をしたことだし、最近デフラグをしてないから、文献を読んでる間にデフラグをやってたんだ。これが今日起こった地獄へ落ちる第1幕だったの。デフラグ自体は思っていた時間よりちょっと多めにかかったけど無事に終了したから、さてスキャンディスクでもするかなって思ったのが大間違いのもと。スキャンデスクが出来なかったの。前もこんなことあったんだよね。あのときは1時間半くらいパソコンと戦って、最後の最後に気がついたけど。今日もきっと同じ原因だろうって思ったんだけど、そうじゃなかったの。早くレポートを書き始めたい気持ちが強かったけど、このままパソコンが変になってるのもイヤだって思って、図書館で1時間半もパソコンと格闘。でも解決しなかった。格闘中にちょっと思っちゃった。こんなことやってる場合じゃないでしょうって。そんな訳で格闘開始から1時間半後にパソコンに白旗をふり、さっさと負けを認め、スキャンディスクが出来ないような危うい状態の中、ワードを開いてパタパタとレポートを書き始める…予定だったんだけど、格闘に夢中になってたら読んだ内容をすっかり忘れちゃった。ってな訳で、今日15ページ書こうと思ったレポートは3行書いておしまいとなってしまいました。がっかり。
だから家に帰ってくる道のりは長いこと、長いこと。今晩はご飯を作るのが面倒だからマックでいいかなって思ったけど、マックの駐車場に入り損ねて、そのまま家に戻ってきちゃった。お腹も空いてたし、ご飯を食べたいって思って、インスタント混ぜご飯?みたいなのを作って食べたんだけど、これが量の多いこと。普段食べる量の倍もあるの。でもなげずに全部食べちゃった。今お腹パンパンです。そんな訳で今は長い長い晩御飯後の休憩中。でも休憩が終わったらレポートを再開しますよ。きっと。今日中に最低10ページが目標だから。っていうかそれだけ書かないと終わらないの。明日は明日でやらなきゃいけないことあるし、昨日やらなかった宿題もあるし。かなりパニックですが、提出日は月曜日なのでその日を過ぎたらきゃーきゃーいうこともなくなるんだ。マラソンでいえば市谷を過ぎて四谷へ行く最後の坂を走ってるって感じなかな。1番苦しいところだもんね。その昔の逆周りをしていた頃でいうと赤坂見附の坂かな。瀬古がスパートをかけてゴメスを引き離した地点。さらに箱根駅伝にも例えちゃうと芦ノ湖のほとり、元箱根を走ってるって感じかな。鳥居はもう過ぎたっけ?って聞いちゃうような地点。今はそんなところ。ちょっとマニアックすぎちゃった。ゴメンなさい。あの箱根駅伝にはムースの母校が毎年出場してるのでついつい見ちゃうの。最近は全然振るわないけど。区間賞を取る選手はいるんだけどね。まぁ、箱根駅伝のことはいいとして、今のムースはこんな感じのところにいるので本当にもうちょっとなの。と同時に一番苦しいとき。コーチ、もう走れません!っていいたくなるとき。でも、コーチが宗像仁(むなかた じん)だったら、弱音なんて吐いてるヒマはないんだろうなぁ。弱音を吐いているヒマがあるんだったら走れ!って叱責されそう。きゃー、恐っ。
そうそう、毎日新聞の記事を見てちょっとビックリ。「ここ」をクリックして記事を参照してください。山口県警萩署が風俗店に留学生のアルバイト禁止を通知したんだって。別に留学生がそういうところでアルバイトをしていても驚きはしないけど、よく考えてみるとちょっとおかしいと思わない?留学生っていうのは勉強をしに来てるのであって働きに来てる訳じゃないよね。留学生が「バイトで毎月の学費と生活費を稼いでいるので辞められない」っていってるけど、お金がないのにどうして留学できるの?欧米と比較するのが必ずしも良い訳ではないけど、ちょっと比較をすると、アメリカやイギリスの大学は同じ州出身の人間もしくは自分の国の人間を優先して、そういう人の学費は安く、その他の州やその他の国の人の学費は2倍もする。なのに日本の大学はといえば、ムースの出た「自分の名前書けます大学」を例にあげると、日本人学生の年間授業料が約85万円なのに対し留学生の授業料は約40万円。大体半分。ムースが在学してた頃も大体半分だったかな。ビルマ人の友人がそういってた。といってもこの比較はかなり変則的だから、必ずしもいいものではないのは知ってます。なぜかっていうとアメリカの例は公立(州立)大学なのに対し日本の例は私立だから。それでも、納得がいかない。せめて同じ金額であってもいいと思う。それに留学生に経済的負担が大きくなるのは当たり前。だって留学してるんですよ。ムースが子供の頃はお大臣か博士のご子息しか出来なかったこと。ムースのような貧乏な家の人は人の何倍も勉強して奨学金でいくとかしか出来なかったこと。そんな中産階級がするようなことをしてるんだから経済的負担は当たり前だと思う。
それと不思議なのはそんなにお金がないのにどうやってビザを取ったの?もちろん見せ金を使うことはわかってるけど、でも見せ金だったら最低1000万円は必要だと思うんだけど。みんながみんなそんな見せ金の残高証明を作れるとは思わないんだけど。もちろん、中には毎月数万円ずつ仕送りしますってことにしてると思うけど、それをするんだったら仕送りする人の給与証明が必要だと思うけど。
って考えると日本って国がいかに学生ビザを簡単に出すかってことだよね。学生ビザで来て働いちゃえばいいんだから。学校へ行かずに卒業証書をもらってしまったムースがいうのもなんだけど、これだと留学生だって学校へ行かずに卒業できるってことでしょう。ってことは日本語で意思疎通が出来ないってことになりかねないよね。それで学士号授与じゃ、学士の価値が下がっていくだけだと思うんだけど。日本から外国へ行って学士号を取ってくるのは日本で学士号を取るよりもずーっと大変じゃない。だって毎日、毎日高校生のように勉強をしなきゃいけないんだから。留学生に対して評価が多少甘いのはどこへ行ってもそうだし、それは仕方がないと思う。ただ留学生は留学先の国の人間以上に勉強をしないと授業についていけないのは当たり前なのに、日本にいる留学生が日本人の大学生並み、もしくはそれ以上にバイトに励んでいたら、何のための留学だかわからなくなると思うんだけど。風俗のようなところで働くのは手っ取り早くお金を得ることができるけど、何か違うよ。汗水たらして働いて、苦労して手に入れたお金を使って海外の学校へ行くからそれだけ真剣になれると思う。
昔、ムースがスペイン語会話教室へ通っていた頃、先生が「ここが変だよ 日本人」か何かで留学に関することをやってたんだっていって授業中に留学のことが話題に上がったことがあったの。その番組の中で風俗で働いてる女の子が何で風俗で働いてるかって質問に「手っ取り早くお金が稼げるし、早くお金を貯めて留学したい」といっていたそうなんだ。先生はとんでもないことだって怒ってたけど、ムースはそれを聞いても別に驚きもしなかったし、そんな子が多いって知ってた。だけど今思うと何か変。風俗で働いてることがどうこうっていうんじゃなくって、手っ取り早くお金を稼げるからってことがしっくりとこない。例えばその貯めたお金を使ってアメリカへ留学したとする。もちろん最初から英語なんて話せないだろうから語学学校へ行くと思う。でもその先は?語学学校なんて1年もいったらお腹一杯になっちゃうと思う。語学学校で学ぶことはしゃべるのに必要な最低限のことだから。よく日常会話が出来ようになりたいっていうけど、日常会話ってどういうこと?この日記だって日常会話の一部だと思うけど、これを別の言語で話そうと思ったらとっても大変だと思う。今、ムースは思ったことを思ったままに書いているけど、これを英語なり、スペイン語なり、別の言語で思ったままにいうなんてちょっとくらい言葉を知ってたからって出来ない。だってそれなりに知識も必要でしょ。政治のことを知らなければ政治のことをしゃべれないし、経済のことを知らなければ経済のことはしゃべれない。アメリカへ行ってニュースを見てたってダウって何?ってことから始まると思うし、共和党や民主党って何ってことになると思う。アメリカ人としゃべろうと思ったとき、手っ取り早い話題って今は株のことだと思うの。エンロンのこともワールドコムのこともそうだし、ダウ平均が下がっていることもそうだし。って今日はちょっと上がったみたいだけど。これらのことが自分達の生活に関わってくるからみんな多かれ少なかれ興味があるのと思うの。これが日常会話でしょ。日々の話でしょ。
そう思うと一般の会社で働いて空き時間で勉強しつつ、チョコチョコとお金を貯めて留学している人の方がいろいろなものを覚えてくるんじゃないかな。だって今の日本人が忘れてしまったハングリーな精神がそこにありそうだもん。今まで苦労してお金を貯めてやっとここまで来たんだから何かしないとっていう気持ちがあるように思う。日本に来てる留学生だってコツコツお金を貯めてやっと来たような人はムースが思うにはハングリーな精神を持っていると思うし、一生懸命勉強してると思うけど。
そういえば、日本人の場合は高校を卒業してそのまま海外へ行く人もいるんだよね。そういう人はどうなんだろう?きっとあの天国のような日本の大学の実体を知らず、高校生のときみたいに勉強させられるから大学ってところはやっぱり学び舎だって思うんだろうなぁ。それはそれでいいことだね。
大学を経営困難から回避させるためにたくさんの留学生を受け入れたこの大学も大学だけど、ビザを無闇やたらに発給した外務省も外務省だと思う。お金がないのに日本へ来れば、生きていくために犯罪に手を染めやすくなるのは目に見えてる。ただでさえ意思がうまく伝わらず、ストレスを溜め込んでいる上に、働き口もなく金銭的に厳しい生活を送っていれば、窃盗などの犯罪に走ってしまうのはムリがないんじゃないのかな。だってそれだけ追い詰められてるんだもん。そのときに外国人の犯罪だからっていって外国人を十把一絡げにして、外国人は悪いといってしまうのは筋違いもいいところでは。これらの犯罪は1人1人の安易な行ないが積み重なって引き起こされてるんだから。
最近、日本からの海外へ留学している人のことを多く書いたじゃない。だから外国へ留学してる日本人がどれだけ苦労してるかってことがわかったような気がするの。そして今日の新聞の記事を見て思ったんだ。それは日本へ来ている留学生の方が勉強してないんじゃないかなって。みんながみんなって訳じゃないと思うけど、そういう印象を受けちゃった。これだと卒業しても日本の企業で働くのは難しいのかな?

きゃー、レポートを書かなきゃいけないのに、こんなにたくさん日記を書いてたよ。気がつけばこんな時間。食後休憩、長すぎ。って書いてる途中でまた隣りのお兄ちゃんに静かにしてっていいにいっちゃった。そしたら今外へ飲みに行っちゃったみたい。たぁ〜くさん、愚痴をこぼしてきてね。その間にムースは必死にレポートを考えてるから。っていうか、ムース強すぎ。イライラしてたからかもしれないけど、昔だったら絶対に文句なんていいに行かなかったのに。たまにイライラするのも実はいいことだったりして。それにしても日記はこんなにたくさん書けるのにどうしてレポートは2時間で3行しか書けないの。ちょっとー、ちゃんと脳会議してよ!
余談だけどムースの通う北国コンピュータ学院は留学生も留学生じゃない人もクラスの中ではみんな同じ扱い。言葉がわかりませんっていうのは理由にならない。でも学費は例にもれず、留学生と留学生以外とでは差があるけど。ここは留学生が地元の人たちの輪に入って行くってことがあまりないから。ってこれは東京も一緒かな。留学生は留学生同士固まって、日本人は日本人同士固まるもんね。でも北国コンピュータ学院はいい方なのかな。留学生比は50%だからこの新聞に出てきた大学と大して変わらないけど。


2002年07月26日(金)




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