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Mi Pensamiento Diario

いいんじゃない

さっき日記を書いたばかりだけど、もう新しい日付の日記を更新してみたくなっちゃった。どっちかっていうと今の時間に土曜日の日記を書いてもおかしくないけど、あえて日曜日の日記を書いてみようかな。ってこれから起こることばかりだから日曜日の日記なんて本当は書ける訳ないんだけど。今までお酒を飲みながらいろいろな人の日記を読んでたの。もちろん、ムースが面白そうって思ったものを読んでたんだけど。その中でちょっと気になったのがW杯のこと。ムースも出来ればサッカーを見たかったんだけど、ど田舎に住んでるせいか、はたまた貧乏でケーブルTVに加入できないせいか、W杯の試合は皆無に等しいくらい見てないの。だから何が起こってるか全然わからないけど、1つ想像できることは、韓国戦での審判のあり方について。実際の映像を1度たりとて見てないからムースとしての見解は何もいえないけど、みなさんの書いてあることを読んでると随分とすごいことが書いてあるの。中には日韓関係のことにまで触れているサイトもあったりして。別にムースはことなかれ主義でないけど、そこまでいちゃもんつけなくても…って思うことも。もし、審判を買収してたんなら買収してたんでいいじゃないのかな。不正があったんなら不正があったでいいじゃないのかな。そんなに目くじら立てなくても。残念なことだけど、この世の中は不正だらけ。正義感が強すぎるとバカを見ることもしばしば。でもそれで世の中が回ってるんだから。
ムースが初めてお勤めをした時のこと。この日記でもちょっと書いたと思うけど、研修時のプログラム設計書のことでへそを曲げたことがあるの。仮にA君としておこうかな。A君はある程度しっかりしたもの(プログラム設計書)が書けたらOKをもらってたの。ムースとその仲間の落ちこぼれ達はA君とまったく同じものを書いても決してOKはもらえなかったんだ。ってこれは見る人が違っていたし、すべての判断は見てくれる人に委ねられてたから。A君を見ていた担当に見てもらっている他の人もどんどんOKをもらう。ムースとその仲間はどんなことをしても一向にOKはもらえない。もちろん研修中のことだからある期日までに出来なかったら本採用を考えるっていわれてたの。だからやってる本人にしたら必死だったよね。でも基準が全く違ったんだ。そこでムースは誰よりも早くへそを曲げて定時で帰ることにしたの。だっていつまでやったって埒があかないし、時間のムダって思ったんだもん。もちろんムース以外の人は夜遅くまで何もせずに会社にいたけど。だってそうしないと日本の会社ってよく見てくれないでしょ?仕事の内容よりいかに会社に長くいるかが重要な問題だから。ムースはそう感じたの。でも、へそ曲がりのムースはいの一番で退社。気持ちよかったよぉー。そうしたらある日、教育担当の上司に呼び出されました。って当たり前なんだけど。日本の会社なので重要なお話は会社ではしません。場所は居酒屋です。その教育担当の人がのちにムースの上司になったんだけど、ムースは不覚にも相手のペースにはまっちゃったの。まぁ、とりあえずってことでちょっとお酒を飲みながら仕事に関係ない話をしてたんだけど、そのときの話題が北海道についての話で、ムースと上司はムチャクチャローカルな話題をしちゃったの。ってことは喉が渇いてるから、ついつい飲んじゃって、滑舌(かつぜつ)がよくなっちゃって。そこでお仕事の話。知らず知らずのうちに相手のペースにはまっていいたいこといっちゃってた。そのときにいわれたんだけど、世の中ムースが思っているようにきれいごとだけじゃうまくいかないんだよって。その時は大学出たてだったから、ムースも正義感が人一倍溢れてたかな。これはおかしいって思うこともたくさんあったし。
でもね、社会の仕組みがわかっていくとどんどん目をつぶることが多くなっていったのは否めない。だって正論ばかりじゃ世の中渡っていけないもの。汚いことをきれいに見せる努力が必要なだけで、きれいなものをきれいに見せる必要は全くないから。ムースがこんなことを書くと今までの書いていたこととは違って見えちゃうかもしれないけど、でもそう思うの。じゃ、ムースがどこかの国会議員のように不正ばかりをするかっていうとそれはしたくないの。だから世あたりが下手なの。人によったら生き方が下手っていう人もいるんだろうね。そんな訳でお金には縁がない。仕方のない話だけど。いつも人間らしく生きられたら…って書くけど、そうはいってもお金はないよりあったほうがいいし、今のように外食もあまり出来ない生活より、たまには外でご飯も食べようかっていえるような生活もしたい。まぁ、だから一生懸命勉強してるんだけど。ムースが旅行をするのは精神的に破綻するか、それとも旅行するかっていうような結構究極の選択に近いし、今ここですべてを投げ出しちゃったら元も子もないから、少しでも長続きするように旅行するの。いわば唯一の楽しみっていったところかな。きっと、あなたのいってることは矛盾だらけだっていわれるんだろうなぁ。っていうか、人のいったことなんて聞けば聞くほど矛盾が生じるものだし。人の揚げ足を取ろうと思えば、しばらく黙ってその人のいうことを聞いてればいいこと。法廷にいる弁護士さんや検事さんじゃないんだし、必ずいってることに矛盾は生じるから。そこを攻め立てれば人は矛盾を認めざるを得ないか、もしくは自分自身を守ろうと思って怒りに走るかのどっちかだから。自己防衛することって結局は自分の弱いところを相手に攻められないようにするために、相手を攻撃するだけなんだから。まぁ、だから喧嘩が起こるんだけど。喧嘩を回避しようと思ったら、どちらかが一方的に傷つくしかないと思うし。どういうことかというと、一方的に攻撃しまくれば相手はグーの音もでないから喧嘩にならないでしょ。もしくは相手のいうことをだまぁーって聞き続ければ喧嘩にならないでしょ。でも、残念なことにこれは一方的にどちらかが傷ついちゃうんだけどね。
今のムースはなるべく争いごとを起こさないように出来る限り黙ってます。だからイヤな思いをすることも多いです。ただ、目には目を、歯に歯を、Ojo por ojo, diente por diente 、またはEye for eye ってことをするともっと泥沼になるのでやめるように心がけてるの。まぁ、そのせいかムースには何をいっても平気って思って、散々傷つけてくれる心やさしき方も多いんですけど。うわぁー、かなりイヤミだぁ。ってここまで書いて何だけど、ムースは思ってることがあるの。それは不正をしていい位置までのし上がったとしてもそれは実力で上がっていった訳ではないし、いつかそのツケは必ず回ってくると信じてるから。それが仮に現世でなく来世であったとしも。だから他人の不正には目くじらを立てないでいられるのかも。今回のW杯のことでいろいろと書いてらっしゃる方がいる。それはその人の意見なんだからそれでいいんじゃないのかな。ムースはスペインにいたし、スペインって国が大好きだからスペインに肩入れをするよ。もし、先日の試合を見ていたなら審判がおかしいってこの日記でも書いていたかもしれない。でも、それはムースの見解であって、もしムースに韓国の友達がたくさんいて、みんなで一緒にTVを見てたら何もおかしくないっていってるかもしれないし。
それにどこの国の選手も世界で名を馳せるようなプロの選手なんだし、一流のプロとしてアウェイでも戦い方はわかっているはず。ソルトレーク五輪のフィギアスケートの採点を引き合いに出して、今回のことと比較されてる方もいるけど、もし今年の冬季オリンピックがヨーロッパで開催されてたら2組の金メダルは存在しなかったですよ。もし、冬季オリンピックがヨーロッパで開催されていたらショートトラック1000mの金メダルは韓国の選手でしたよ。ムースはそう思います。アポロ・アントン・大野の米国での過熱振りは異常なくらいだったので、どんなことがあっても金メダルにしなければいけなかったのです。ただ、ムースの大好きなアイスホッケーは男子女子共にカナダ対アメリカになったので公平な判断が委ねられたんですけど。サッカーの世界では南米で開催されるW杯は南米のチームが勝って、欧州で開催されるW杯は欧州のチームが勝つようにするのと同じように、冬季五輪にも同じようなことが起こるんです。どうしても北米の国が勝たなければいけないんです。だから今回のW杯はどうしても開催国の韓国がいいところまで行かなければいけなかったんです。ただそれだけのことです。次の試合、どっちが勝つかわかんないじゃないですか。もしかしたら、決勝戦はトルコ対韓国になるかもしれないですよ。だってW杯ではドイツ対ブラジルの決勝戦って今までやったことがないんでしょ。ってことは…。
はぁー、昨日の日記を書いてからたいして時間が経ってないのに今日の日記。変なの。でも、ちと酔ってるし、勢いに任せてここまで書けるからこれでいいのかな。


2002年06月23日(日)




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