ムースの部屋 TOPへ

INDEXPastWill
Mi Pensamiento Diario

気持ちを込めて

今日は1日何もせずオンライン小説を読んじゃった。昨日の晩はめずらしく11時前に就寝。よっぽどのことがない限りそんなに早く寝ることなんてないのに…。どうしちゃったんだろう?昼寝もせず、1日動き回ったから疲れたのかな?それだけ早く寝たせいで今朝は6時半には目が覚めちゃったの。ちょっとビックリ。目覚まし時計なんてかけてなかったのに…。もう1度寝ようかなって思ったけど、折角起きたんだしと思って7時にはベッドから抜け出てTVを見てました。ボーっとしてると時の過ぎるのは早いもので、あっという間に8時半。今日は朝1番で板金工場へいってドアミラーを付け直してもらおうって思ってたんだ。だからちょっとあわてて身支度しちゃった。
板金工場へ行ってみると事務所の中には誰もいないの。外にいるのかなって思ってちょっと辺りを見回したけど誰の姿もなし。で、もう1度事務所に入って奥にある作業場をのぞいて見たら1人作業をしてる人がいたの。だからその人に社長の行き先を聞こうと思って作業場へ通じるドアを開けたんだ。そしたら車の陰に社長の姿あり。車にワックスをかけてたみたい。その作業が一段落するのを待ってから社長にミラーのことを聞いてみると、「昨日、電話がかかってこなかったんだよぉー」って。そりゃないよ、社長。ムース、明後日の日曜日に隣町まで行かなきゃ行けないんだよ。しかも前回隣町へ行った時は凍死の恐怖を味わってるから、車の状態が万全じゃないとトラウマがフラッシュバックを誘うんだけど…。でも、社長曰く、肩越しに見ればミラーなんてなくったて平気だよって。満面の笑みでそういうの。いやぁー、そりゃそうだけど…。ってなことで、ムースの車のドアミラーは片方ないままとなってしまったのです。がっかり。こんなんだったらあわてて修理になんて出さなきゃよかった。どうにかなりそうなこといってたから、期待してたのに…。って今さら嘆いても仕方がないから、こうなったらミラーなしで隣町までドライブします。
ちょっとがっかりしたまま家に戻ってきたせいか、今日はやるきなしなしモード。でも、ボーっとしててもしょうがないし、何か読もうと思ったの。気分としてはオンライン小説。だからネット中をフラフラとしながらオンライン小説を何コか読んだんだ。
小説っていってもいろいろ種類があるよね。フィクションもあればノンフィクションもあるし、随筆みたいなのもあるし。ムースが読むのは大体恋愛ものなので、今日も恋愛ものを探して読んでたんだ。でね、そこでふと思うことがあったの。それは、小説を読んでると情景描写が比較的多くてその中に主人公や出演者の心理描写があるものや、情景描写はあまりなくどちらかというと心理描写の多いものがあると思うの。情景描写の多いものは、当然っていったら当然なんだけど、ムースの頭の中にはある情景が浮かんで、その中で人が動いていくって感じなのね。情景がうまく浮かばないと人の動きがちょっとおかしくなるかもしれない。もしくは読んでても小説の中に入っていけないかもしれない。でも、心理描写の多いものって、自分が知らない間にその主人公になったり、主人公をそばで見てる人になったりしやすいから小説の中に入って行きやすいんだよね。心理描写っていってもずばっと気持ちが書かれたものでなくっても仕草やその行動で気持ちを描いているものもいいなぁって思うんだ。ってこれはどちらかというと情景描写なのかな?まぁ、どっちにしろ、人の心の動きが切に伝わってくるのって読んでてとっても面白いと思う。だからっていっては何だけど、ムースがオンライン小説を読んでるとき、この人は何を考えてるんだろうとか、何を思ってるんだろうって考えて読んでるときが多いんだ。活字を追うだけの読み方はちょっとやめたいなぁーって思って。たまに活字だけを追ってるなぁって思えるときがあるの。だからこんなこと思っちゃった。
WEB日記って長く書くとあまり読んでもらえないんだよね。いろんな日記書きさんのところへ行って、そこに書かれたものを読んでると、それって共通の意見だと思う。実際、ムースもそう思う。長く書いた日記は読まれないと思う。でも、ムースはダラダラと長々と書いていくつもりです。もちろんたまには、っていうか最近はあまり長く書いてないけど、でも書ける限りある一定の範囲で書こうと思う。ムースも短く書かれた日記をたくさん読むし、自分のお気に入りに登録されてる日記は短いものも多いけど、5行くらいの簡単に書かれた日記は見た瞬間に読めてしまうし、ちょっと味気ないかなって思って。日記読みさんがそういうのがいいっていう気持ちもわからないことはないけど、やっぱりどこか味気ないかな。前にも書いたけど、いつもいつも短い簡単な文章ばかりに接してると長い文章を読むことが出来なくなってしまうと思うの。読めないんだから書くことも出来ないと思うけど…。
もちろん、たった5行でも1つ1つの言葉に意味があるような日記書きさんの日記は瞬間では読めないってことはわかってるし、そういう日記は2回は読み直すよ。そうすると書かれたものの中から何かが見えてきそうだから。作者じゃないからムースが思うことと作者が意図してることは違うかもしれないけど、でも何かが見えてくるって読んでてとっても楽しい。あっ、ちなみにこの日記の中からは何も見えてこないので、さらっと読み流してください。ってこれはここまで読んでくれた人にお願いしてるんだけど…。
行間が読めるようになると書いてあるものって本当に楽しく読めるよね。ムースはまだまだそんなこと出来ないから、何度か読み直すことが多いんだ。
今は携帯でメールをやり取りすることって多いでしょ。携帯のメールだからそんなにダラダラとは書かないよね。今何してるの?とか、ヒマ?とか、そんな感じのメールって主体になってくると思う。だからそれがEメールになってもそんな感じになってしまうのはしょうがないと思うんだ。でも、ムースがその返事として長々と書いたメールを読み取ってくれないのはちょっと寂しいなぁ。この日記を読んでおわかりのように表現力も乏しければ、構成能力にも欠けています。でも、メールに気持ちをいっぱい込めて書いたのに、「そうなの」のひとことだけではちょっと悲しかったり…。って今じゃ、そんなに長々とメールを書く相手もいないからいいんだけど。過去のお話です。携帯のメールが主な人にとっては所詮メールでしょって思うだろうね。でも、ムースにとってはメールは手紙や絵葉書みたいなもの。いつもスペインにいた頃の話ばかりで申し訳ないけど、TVもなく、電話もないアパートで日本からの情報もほとんど入ってこないアパートに暮らしていると、手紙だけが自分と日本をつなぐものだったの。だから手紙っていうのはとってもありがたいものだったし、日本からの便りはかけがえのないものだった。そんな気持ちのままで今まできたの。同じ東京にいたって時間があわないばかりに電話することも出来ない相手っていると思う。そんな人からメールでいろんなことをいわれるとそれはとってもうれしいものだったり。だから何度も読み直しちゃうんだけど…。だってそこには近況報告しか書かれていないようで、その人の気持ちが見え隠れしているようだから。もちろん、2、3行のメールじゃ、それを読み取るのはちょっと難しいけど…。いつもメールのやり取りをしてる人が2、3行しか書かないで送ってくるのとはちょっと違うから。
長く書かれたものにはどこかにその人の気持ちがこもってると思う。だから何を思って書いてるんだろうって思いながら読む。小説もそんな感じ。この主人公は今どんな気持ちなんだろうって。だから心理描写の多い小説って読んでて面白いんだ。って読んだあとちょっと疲れちゃうこともあるけど、充実感が違うから。
昔、電話も一般的じゃなかった時代、人は文に自らの思いを綴って人に伝えた。今は便利なものがたくさんあるからそんな必要はないかもしれないけど、でもやっぱり文にいろいろな思いを綴ったり、小説という形で人の思いや考えを伝えるのっていいなぁって思う。

まとまりがない文章ですがこの気持ち、わかってもらえたでしょうか?


2002年05月24日(金)




↑エンピツ投票ボタン
My追加 Mail BackTop