泡のように消えていく
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2004年06月26日(土)

傷んだあたしの髪を笑いながら撫でた手

さりげない仕草で図々しく絡めた指先

かけひきの途中で偶然となり合った頬

嘘みたいな言葉を(あるいは嘘を)いくつもつぶやく唇

すこしのびてやぼったい髪の毛

時々怖いくらいまっすぐみつめる瞳

あたしだけが知ってると思ってた
あたしだけしか知らないと思ってた

嘘をついてたのはあなたで
それに気付かなかったのはあたし


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