きまぐれ日記
せいあ



 メイキング・ボーイズ

8月25日に発売されていたのをすっかり忘れていて、今日やっとゲット。早速読みました。
ウォーターボーイズ2メイキングブックス。
うーん。
正直言って、ちょっと物足りなかったです。
メインキャストのインタビューに早乙女先生(金子貴俊さん)が入っていたのは嬉しい驚きでしたが(てっきりボーイズ5人だけかと思っていたので)、内容的に出版は早すぎたんじゃないかな、という感じ。
何しろ多分これの原稿制作をしていたのって、まだドラマの撮影が始まってすぐの頃だったんじゃないかと思うんですよね。
前回1の時のメイキングブックスは、放映終了後に出版されたこともあって、内容的にも全体を振り返って「あの時はこう思った」とか「あの時はああだった」とかいうことが書かれていて「へー、そんな風に思ってたんだ」というようなことがわかったんですが、今回は撮影序盤のインタビューなので、内容が「ここはこうしていきたいです」とか「今後はこういう風にするつもりです」というような内容で、メイキングというよりは制作発表本みたいな感じでしたね。

何より残念だったのが、メインキャストの対談がなかったこと!
ボーイズの魅力は何と言っても一体感のあるシンクロと、メインキャストの団結力。
前回のメイキング本ではそう言った面が対談でかいま見られたので、今回それがなくてすごく残念でした。

さて、マイナス評価はこれくらいにして、今回の内容で感じたこと。

「あー、今回のボーイズって若いんだなぁ」

実際若いんですが(笑)
前回1と今回2で一番違うことと言ったら役者の存在感だと思うんですよね。特にメインキャストの。
で、どうしてもその違和感が拭えずに最初の頃は比べてばかりいたんですが、今回のメイキング本を読んでやっと納得しました。

前回1の時は、役者さん自体がリアル高校生の年齢じゃなかったんですよね。で、今回の役者さんは殆どがリアル高校生。ヨワスケなんか実年齢は高1なのに高3の役ですよ(笑)
だから「今は未だ役者の道を目指すかどうかも決めていない」とか「ドラマは初めて」とかっていうキャストが多くて、あぁ、だからか、と納得しました。

前回1の登場人物を演じていたのは実年齢が20代で設定より高かった上に、それなりにドラマや舞台を経験している「役者」さんなんですよね。
だから演技もそれなりにこなれているし、ここぞという見せ場でばっちりアピールしてくる。メインキャストのうち、石塚(石井智也さん)だけはドラマ初体験ということでしたが、他のキャストはみんなもう既に役者として経験を積んでいる人たちなので、役作りそのものに悩むことはあっても、場慣れしている分、全体的に余裕がある画面になるんですね。

それに比べて今回2の人(私にとっては「子」というぐらいの年齢ですが……)たちは、まだまだ若くてドラマの制作そのものも手探り状態。右も左もわからなくて、それでも何とか頑張ってるという人が多い分、アピール力に欠ける部分があるのかなぁと思いました。
あ、泳吉(市原隼人くん)の場合は、結構な場数を踏んでいる筈なので、アピール力が足りないのは、多分わざと「普通っぽさ」を出そうとしている結果、目立たない感じに仕上がってるんじゃないかと想像しますが(笑)

ただ、設定年齢が実年齢に近い分、想像ですが今回2は前回1より雰囲気はリアルなんじゃないかなぁ。いや、女子にいびられる男子とか、町一番の金持ちの息子とか、設定はあり得なさ加減が前回よりパワーアップしましたけど(笑)
前回の勘九郎たちと今回の泳吉たちとを比べると、断然、泳吉たちの方が高校生「らしい」んですよね。勘九郎たちは、確かに今考えると実際の高校生より物腰が落ち着いていたかもしれない。ちゃんと高校生らしい演技はしてるんですが、自然と出てしまう貫禄はどうしようもないですもんね。

それを考えると、今回2のウォーターボーイズは、素のボーイズたちの「役者としての」成長記録にもなるのかなぁと思います。ここから役者としての人生を踏み出す人も多いのかなぁとか。

早乙女先生の場合はおかえりなさい、な感じですね。
先生(金子貴俊さん)は、映画版のウォーターボーイズでブレイクして、その後、色々なドラマや映画やバラエティに出るようになって、またウォーターボーイズ出演ですから、感慨も深いんじゃないかなぁと思います。実際、インタビューでそんなようなこと語ってらっしゃいますし。本編中の早乙女先生と同じように、素の金子貴俊としても「あぁ、自分にもああいう時があったなぁ」と思ってたりするんじゃないかなー。

そうそう。メイキング本とは全然関係ない話なんですが、この間FX2を見ていて気づいたことが。

お台場冒険王。ここでウォーターボーイズ2ショーをやっていて、この間のFX2ではその裏側を密着取材していたんですが。
そこに。

浜田ヒロユキ by 花言葉日記がいたー!!
ハマちゃんは前回1のボーイズの時より、さらにフェミニン(つーか、こっち)系に変貌してました。えぇ。ものすっごく間違われてました。あぁ、早乙女先生as金子貴俊の公式がここにも成り立ってしまったのね……(笑)

何回もDVDを見ているせいか、時々「あれ?この人ボーイズの一人じゃ?」と思うことが増えてきました。
前述のFX2(……もしかするとF2Xだったかも……)には、一太郎くん(前回1のボーイズです)がアシスタントで出てたしね。だったらキミが密着取材に行けばいいのに。つーかスタッフ、取材は彼に行かせろよ懐かしのご対面(ハマちゃんと)とかも出来たじゃないかー!と思っちゃいました(笑)
……でも、FX2では、そのことには全然触れられていなくて、ちょっと一太郎君が不憫でしたが。。。

さて、そのウォーターボーイズ2もいよいよ残すところあとちょっと。
さらなる進化を遂げているであろうシンクロと、そしてさらなる展開が気になる恋。
終わって欲しくない気持ちと早く最終回を見たい気持ちで、相変わらずジレンマです(笑)



2004年09月05日(日)
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