冒険記録日誌
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2022年03月27日(日) ドラゴンクエストII 悪霊の神々[下巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その9

(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないでください。)

 次は海路を進んでベラヌールの町に着く。この町はイベントこそ特にないが、世界樹の葉、稲妻の剣、太陽の紋章、ラゴスという囚人の事など、町の人から情報が多く手に入る。しかし、それより遥かに重要なのが、町の牢屋の先にある3つの旅の扉のうちの1つで、ハーゴンの本拠地であるロンダルキアに飛ぶ事ができるのだ。
 牢屋の鍵はゲームブック版に存在しないので、今の時点でロンダルキアまで渡れたのだが、邪神の像を持っていないとこれ以上は進めないとの事で、すぐに引き返した。邪神の像は原作なら海底洞窟にあったはずなので、海底洞窟も見つけなくてはならない。どのみち今のLv2で行くのは無謀だろう。

 これでこの世界の大半はまわったので、そろそろ金の鍵を手にいれなくてはならない。
 金の鍵と言えば、広い海上にポツンとある小島の町、ザハンだ。島を探すからには船を使うわけだが、ゲームブック版は航海中にモンスターにはほとんど遭遇しない。そんなわけで島探しはそんなに苦労しないと思ったのだが、なかなか見つからない。
 航海をずっと続けると、流氷に周囲を覆われた小島を発見した。月の欠片があれば島に上陸できるそうなので、ここはザハンではなく、海底洞窟なのだろう。月の欠片は持っていないので、今回は場所だけ覚えておくことにした。
 それにしてもザハンはどこだ?
 探している最中にペルポイの町を発見した。町全体が地下にあって、金の鍵がないと入れないので後回し。ザハンは見つからない。
 続いてテパの村までつながっている川を発見したので船で登って行ったが、予想どおり途中で川が干上がって進めずに後回し。ザハンは見つからない。
 仕方がないので、本格的に調べるため、航海中はマッピングをすることにした。船での移動はどうも距離感がつかめないので、マッピング作業は最初難航すると思っていたが、完成した海図は、3×4の碁盤の目のようになっていて、東西南北はループしている簡単な構造だった。驚いたことに大陸にぶつかって迂回するという事が発生しない。こちらの想像と違っているので、距離感が合わなくても無理はなかったのだ。これでは気球船に乗っているようなものではないか。
 さらに変なことに、海図が完成したのにザハンはなかった。そんなはずはないと、ぐるぐると回り続けたあげく、やっと発見した。どうやらザハンの町のある島は小さすぎて、普段は見落としてその海域を素通りするが、ある地点から南下した時だけ、小島を発見できる仕掛けらしい。ザハンを見つけにくくするため、そう工夫したのかもしれないが、なんとも意地の悪い仕掛けだ。
 
 ザハンの町に到着すると、すぐにここ掘れワンワンで金の鍵を発見した。
 またザハンには神殿がある。神殿内にはダメージを受けるバリアが張られていた。LV2以上ならクッキーが対バリア呪文のトラマナを覚えているということで、無事に神殿内に侵入して聖なる織り機も入手する。(原作でもそうなんだから泥棒とか言うな。)
 なお、ゲームブック版のクッキーは、たいていは剣で戦ってばかりいるので、彼が呪文を唱えるシーンは珍しかったりする。
 町を出て航海を再開すると、しびれくらげ等のモンスターの群れが襲ってきた。昔の記憶が正しければ、ここは海上モンスターが登場する唯一の場所だ。LVが足りなくて苦戦したが、バトルポイント制の戦闘で勝利できた。
 さて、各地の金の扉を開けに行こう。

続く


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