冒険記録日誌
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2016年11月25日(金) たけたろうの冒険 ──FF25・ナイトメアキャッスル編 その14──

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)

10回目

 市場(運試し──吉)で、スリの少女を怒りの平手打ちで追い払う。
 よーし、今回で終わりにするわよ!
 8回目の時と大体同じルートで進んで、緑の球、スカルロスの三又槍、ロースの護符を入手して、交代にきた兵士と戦い(ここで狂戦士の薬を使用)、両開きの扉を守る兵士達を「交代だ」と言って追い払いそっと中に侵入する。
 今度は前と違う部屋を調べると、テーブルの上に食事が置いてあったので、遠慮なく美味しくいただいた。(体力点を4増やす)
「よくこんなクライマックス手前で食欲が出るわね」
 あきれたような声に振り向くと、あのセニヤとか名乗っていた女がじっと私を見ていた。
「とうとうここまできたのね。私には痛くもないけど」
 女の正体はザカーズの弟子の魔女セニャカーズだったのだ。
 言いたいこと言ってから彼女はクモの巣の幻影を使って逃げようとしたけど、私は騙されずに彼女を追いつめる。すると彼女はナイフを使って反撃してきた。

セニャカーズ  技術点9  体力点8

 なんとか彼女を倒すことに成功!
 でも、彼女はドラクエ2でいえばハーゴンみたいなもの。お約束で言えばこの後は真のラスボス、ザカーズが登場するはずよ。
 彼女は謎の黒い小箱を持っていた。それをしげしげと眺める。
 この箱の突起はスイッチになっていて、ZかXの方向に動かせるらしい。どっちに動かすべき?
 ヒントもないのでとりあえず後の選択肢の方を選ぶと、違う空間に飛ばされた。
 空っぽの大きな部屋で、全身から光を発する、大きな鎧に覆われた男が登場した。
 かつてスカルロスの三又槍の持ち主だった、英雄スカルロスその人だ。死者が生き返った?でも、私は怯まない。
「あたながスカルロスなら、なぜ私がこの槍を持っているの?あなたは何者でもないわ」
 すると、スカルロスはブルブルと震えて動きを止めた。その奥の出口の向こうから声がした。
「あわれなスカルロスには荷が重いようじゃな。来なさい。わしは新鮮な奴隷を心より歓迎するぞ」
 ついにラスボスに対面ね。

 ザカーズのいる部屋にはいると、無数の人間の手足や顔を無茶苦茶にくっつけたような巨大な塊が蠢いていた。
 何てこと!生命への冒涜だわ!あまりのことに恐怖で立ちすくむ……(意志力試し──吉)のは免れた。
 あー、バイオハザードとかグインサーガとかそんなので時々見るわね、こんなの。平気平気。
 ここで緑の球を思いっきり化け物に向かって投げつける。(技術点チェック──成功)
 私の絶妙なコントロールで球は化け物のど真ん中にストンと落ちた。数秒後に大爆発を起こす。
 爆風から顔をそらし、目を戻してみるとザカーズはバラバラに四散していた。やったぁ、戦わずして大勝利!
「この小娘め!今に見てろ!後で思いっきり苦い薬を飲ませてやる!」
 飛び散った破片のうち、小さな顔の一つが小さな金切り声をあげていたが、剣でグシャリと潰してやった。
 いやぁ、服にちょっと汚れがついちゃった。キタナーイ。

 勝利の満足感とともに、残った食料で食事をして休憩をすると、太守の様子を見に大広間に戻る。
 すると正気に返ったトールダー男爵が、南方人達を追い払う指示を兵士達にするのに大忙しだった。
「これはともみ!ありがとう、君にはいつも助けられるな」
 少し照れるように礼を言ってきた。いいえ、どういたしまして。あ、お爺さんに指輪を寄付しちゃったから、また頂戴ね。
 こうして久しぶりの私の冒険は無事に終わったのでした。


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