冒険記録日誌
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2009年01月03日(土) 世界そらみみ街歩き(奥谷道草/白夜書房)

 この作品はクロスワードランド2008年9月号に掲載されていた、ミニゲームブック(通称はみだしゲーム)です。
 えっと、遊んだのがだいぶん前なので、多少記憶がぼやけていますが、見知らぬヨーロッパの町に観光にきた主人公が、観光名所の古城まで到着するのが目的という割とわかりやすいゲームです。このシリーズらしく、迷宮上になっていますが、複雑に入り組んでいるとかそんなことはなく、碁盤の目のような道が連なる町並みになっています。ヨーロッパというより京都みたいですな。
 それからここの住民が、違う意味の日本語のように聞こえる言葉(歓迎の挨拶が"マヌッケ!オットトイッ、キーヤガーレ”だそうな)を喋るのですが、これが街めぐりに妙な味わいをつけています。「地獄の一丁目」などと祝福される新郎新婦とか笑えるなぁ。
 でも、この言葉が言葉遊び的なパズル要素に絡んでいるかと思ったのですが、実際遊んでみると単なる先へ進むキー的な役割しかなかったので、そのあたりがちょいと残念だったかな。
 はみだしシリーズで昔あった「はじめての登校日」(私的はみだしNO.1作品)みたいなのを期待して遊んだからそうなったんだけどね。といってもマッピングはサクサクできるし、内容もはみだしの中では好きな方です。どうも私は、○○を沢山集めよう!より○○を目指そう!という回の方が合うみたい。

 それからまったく余談で、以前にミクシィの方でいただいたコメントによって知った情報ですが、このはみだしシリーズが携帯電話のゲームコンテンツとして移植される計画があるとか。
 オートマッピング機能があれば手軽に遊べて良い感じになるでしょうね。さらにイラストも少しつくそうで、そこはフーゴハル画伯の絵ですから、そらみみの街の住民が怪しげな顔になりそうで怖いような。w
 残念ながら私は携帯嫌いなので遊ぶ機会はないでしょうが、売れて家庭用携帯ゲーム機に移植されるという流れに期待します。DSあたりなら頭の体操的なゲームソフトは元々多いし、はみだしゲームはピッタリですよね。


山口プリン |HomePage

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