冒険記録日誌
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2008年01月06日(日) ウォーロック 第5号 1987年 4月

 前号の内容が濃いかったせいなのか、今号の記事の方はあっさり目に見える。
 収録されている短編ゲームブックと、山本弘作の漫画「放課後のサイコロキネシス」と、このあたりから充実し始めた「ウォーロックサロン」や「編集部からの挑戦」という読者コーナー以外にあんまり見るところがなかった。ちなみにTRPG系の記事は私はあまり関心がないので、この冒険記録日誌では割愛させていただく。
 表紙のイラストは、指輪物語の旅の仲間がテーマらしい。裏表紙は最新ゲームブック「君ならどうする食料問題」の広告がデカくのっている。
 記事の方でもファミコンの「ドラゴンクエスト�供廚両匆雉�事や、創元推理文庫の第一回ゲームブックコンテストの結果速報が掲載されていた、といえば、この号が発売されていた頃がどんな時期が実感してもらえるだろうか。

 この号に収録されている短編ゲームブックは、山本弘のオリジナル「モンスターの逆襲 第三回」と、海外オリジナル作品の「試練(ためし)の寺院」の2編。
 「試練の寺院」は遊んだことがないけど、内容は大魔法学校の生徒である主人公が、ある試験のために学校が用意した寺院に潜入するというもの。失敗すれば死んでしまうくらい厳しい試験らしい。
 ルールは普通のFFシリーズなのだが、プロローグで学校のアラーク先生が主人公に、冒険前の講義をするという形でルールの説明をしているのは、雰囲気を出していてよかった。能力値を決定するところも、適正の館の中にある五線星形の図形に骨を投げて占うとかね。
 ただ、エンディングでは先生に「おまえは“王たちの冠”の話しを聞いたことがあるかな?」と言われて、まるでソーサリーの冒険に続くかのような書かれかたをしていて気になる。気になるというのは、ゲーム中には「オーストラリアの原住民」だの「エジプトの貴族」だのの文章があるからだ。タイタンの旧世界という舞台設定にする気だったのなら、それをぶち壊す表現はいただけない。


山口プリン |HomePage

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