冒険記録日誌
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2005年05月14日(土) たけたろうの冒険 ──FF5・盗賊都市編 その1──

(一応ネタバレ注意です。ネタバレになるほど進めるかわかりませんが・・・)

 たけたろうです。
 今度の冒険はですね。シルバートンという町の市長さんからの依頼です。
 なんでもこの町は、ザンバー・ボーンという闇の王者に睨まれていて、夜な夜な怖い怖いムーン・ドックが襲ってきて困っているそうです。たけたろうがサンバー・ボーン退治を依頼されたわけじゃないですよ。ザンバー・ボーンを倒してくれるように、ポート・ブラックサンドに住むニコデマスという魔法使いに頼んできて欲しいという依頼を受けたんです。
 ポート・ブラックサンドは別名、盗賊都市と言われるくらいに危険な町らしいですけど、単なるお使いなら大丈夫でしょう。これくらいできないと私も冒険者とはいえませんもんね。旅支度を整えます。

技術点  7
体力点 14
運点   7
荷物:剣、皮鎧、力の薬、食料(10食分)、金貨(30枚)

 “運命の森”の冒険と違って、魔法の薬が1服分になっています。そのかわりといってはなんですが、今まで指示があるときにしか食べられなかった食料が、戦闘中以外はいつでも食べて体力を回復できるようになりました。これは有利になりましたね。
 さっそくポート・ブラックサンドに出かけてみます。
 町に近づくと、不衛生な町独特の腐ったような嫌な匂いがしてきましたよ。町を囲む塀に髑髏が飾ってあったり、吊るされた檻の中で飢え死にかけている人とかがいて、オドロオドロしい雰囲気。危険な町というのは本当みたいですね。
 山口プリンさん、ちゃんと助言して下さいよ。ああ、天空から山口プリンさんの声が聞こえてきます。

「それがなぁなぁなぁなぁ。実はリビングストン作品はあんまり遊んだことがないのじゃよ。じゃよ。じゃよ。じゃよ。……。……。スマン、スマン、スマン、…」

 役立たずです。ジャクソン作品はあんなに遊んで詳しかったくせに!
 仕方がありません。今回は私の力だけで初めての町を切り抜けなければいけないようです。剣の柄を握り締めながら大門に近づくと、門番が制止してきました。
「止まれ!招かれずにポート・ブラックサンドにくる貴様は何者だ。用件を言え」
 この町の警備は厳しそうですね。こんなに荒くれ者しかいない町に、不似合いな気もします。ここは盗品を売りにきたとか、適当な嘘を言っておきましょう。
 盗品を見せてみろって言われたので、呪いがかかっているから魔法使いにしか見せられませんと答えると、顔をしかめながらも門番は道を通してくれました。とりあえず第一関門は突破しました。
 町に入ると人や雑多なものでゴミゴミした石畳の道が伸びていました。目の前にはカギ通り、市場通り、時計通り、の3つの道があります。
 ここは、ヒントがなくて迷った時は最初にある選択肢を選んだ方が無難という原則に従って、カギ通りを通ってみます。
 カギ通りというだけあって、通りに入ってすぐに老ドワーフのカギ屋がありました。どんな錠前でも開くという、泥棒ご用達のようなカギを売っています。さすが盗賊都市ですね。金貨10枚と高い買い物でしたが、いつか必要になるかもしれませんので購入してみました。
 さらに道を進みます。今のところは屋台で飲み食いをしたり、物乞いがいたり、立ち話をする人がいたり、普通の町の通りと同じ光景ですね。まあ、流石に昼中の通りを歩いているだけで酷い目には遇わないでしょう。
 んっ、みすぼらしい姿をした少年がやってきて、私に紙を渡して去っていきましたよ。紙に何か書いてあるようですが、なんでしょうか。


───六つの弓があなたを狙っています。道の真ん中に金貨10枚を置いて立ち去りなさい。


 ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ(特に意味のない効果音)
 ハッ、と左を見ると、屋台で飲んでいた男達がこちらを見ています。
 ハッ、と右を見ると、さっきまでお喋りをしていた女達がこちらを見ています。
 ど、どうしましょう。
 ハァ〜ハァ〜と緊張のあまり、脂汗を流し無意識に手の先を咥えながら、ガクガクブルブルと震えそうになります。ヘタをすればハリネズミですか。あわわわわわっ。飛び道具を警戒して服の中に週刊ジャンプを入れておくべきでした!
 これは単なるハッタリでしょうか。でも六つの弓というのが気になります。だってサイコロを1個振るのにちょうどいい数じゃないですか。もしかすると弓1本のダメージが2として、2〜12点のダメージを受けるのかもしれません。でもだからといって指示どおりに金貨を置いても無事に通してくれる保証もありません。残金も心細くなります。
 例えここでダメージを負っても、あとで“力の薬”を飲んで回復できますよね。
 決めました!ここは一気に駆け足で通りを抜けることにします!

 一歩踏み出したとたん、通りの両側の窓から矢が飛んできました!
 サイコロを1個振った数だけ、命中するそうです。矢一本につきダメージは3。3!?私の体力点は14なんですけど。(滝汗)
 恐る恐るサイコロを振ります。

 ・・・・・・コロコロコロ・・・・・・・・・カタン・・・・・・サイコロの目は・・・4。ダメージは12点!

 ギリギリで生き残りました!よろめくように走り抜けます。おまけに運点も−2になってしまいました。途中で心配そうな顔つきの少女が、おいでおいでと手招きをしていましたが無視します。もう誰も信頼できんとです!
 なんとか弓の射程距離から離れてから、体に刺さった矢を引っこ抜いて、力の薬を飲んで体力を回復させました。
 酷い目に遇ったものです。この調子ではニコデマスに会う前に死んでしまいそうです。


 続く


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