或る日の徒然Book


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 2003年10月06日(月)  ◆ 文化祭 ◆ 

長女の文化祭の日。。
おチビをベビーカーに乗せテクテクぼちぼちと徒歩で中学校まで行くつもりやったが、生憎の雨。。

しとしと雨、雨、雨

子達四人を送り出してから速攻でお出かけの支度をする。
おチビにシコタマおっぱいを飲ませ、一応の果汁とミルク、そしてオムツ。
行きはなんとか中学校方面のバスの時間に間に合うので半分だけ楽が出来た。
楽ができた…といっても、それでもバス停からは10分程の徒歩である。
抱っこベルトで前抱っこし、傘を持ち荷物を肩に掛けてのテクテク。
中学校の校門に掲げてある“文化祭”の看板をビデオに納めてから渡り廊下にて受付をする。
受付の先生が抱っこしてる息子に興味を持つ。

A先生「一歳…なりませんよねぇ〜?」
R「もぅすぐ三ヶ月です☆」
A先生「三ヶ月っ!」
B先生「ちっちゃぁ〜…産まれたてですねぇ〜」
R「(苦笑い)」

う、産まれたてて…。。
いくらなんでも産まれたての子をこんなトコに連れてこんっちゅ〜の。
しかも雨やでセンセ。。

でも、こんな風に声を掛けてもらえるってのは…正直、嬉しい☆

体育館に入ると、懐かしい暗幕、暗幕、暗幕だらけ。
長女のクラスの番までまだあと四つもあったので余裕で他クラスの合唱も楽しめた。
保護者…として中学一年生の合唱を観てるんやが…なんか、体育館のちょいとざわついた雰囲気や合唱、それぞれのクラスのバックに掲げられてる生徒たち力作の貼り絵のホリゾント…そんな中に居てると自分が保護者でなく一生徒としてその場に参加してる気分になった。
私たちの時代にも合唱曲としてよく歌われてたナンバーや最近新たに合唱曲として良く歌われてるナンバー…いろんな合唱を聴きとても心地よい気分で楽しめた。
勿論、娘のクラスはビデオにきっちり録画。
しかし…おばさん達うるさ過ぎぃ!
自分の子達が発表してんのそっちのけで世間話?
そんなに話ししたきゃ他所いってんかぁ〜。
ホンマそんな親達に失望やわぇ。

おチビは暗さに落ち着いたのか歌で癒されたのか…私の胸でずっとスヤスヤ良く眠ってた。

午前中の一年生の合唱発表が終わったところで中学を後にした。
まだまだ降り続く雨、雨、雨。。

帰りは自宅方面のバスはぜ〜〜んぜん無いので徒歩にて帰宅。
途中、スーパーでおかずの買出ししちゃったからコレマタ荷物が増えて後悔の賜物に。
一つ山を超えんといかんのにスーパーの袋、荷物、傘…重たいおチビ。。
母の頑張りを全く気にせずグ〜スカグ〜スカひたすら眠るボク。

「母ちゃん頑張ってんでぇ〜…母ちゃんしんどいで〜母ちゃん頑張ってんで〜」
呪文のように一人ブツブツ呟きながら坂道を黙々と登る。
高校時代の校内マラソンで五キロの道のりを淡々とマイペースで走ってる時の苦しい気分が甦った。

学生時代…RECOにとっては思い出多き良き時代やった。
娘の文化祭やのにすぐ自分の時代のソレと重ねちゃう私。。


なんか、若いエネルギーもらった…て感じの一日やった。。


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