自分の顔を鏡で見る時、時々あなたを思い出します。親子ではないのによく似た顔で。これも血の繋がりなんでしょうね。あれから数年が経ちました。あなたを憎み恨んだ日も、段々遠ざかって行きます。それ以来我が家とあなたは絶縁状態と言ってもいい状態になって。寂しいね。あなたと楽しく過ごした日々が懐かしい。いつかまた、笑って出会えるように。だって他人じゃないんだもん。あなたの血は私の中にも流れているから。