朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年09月29日(月) 迷い子

僕は迷い子

群れからはぐれた迷い子


みんなは手を繋いで
大勢で笑いながら歩いているけれど

僕の隣には

だーれも

いない


独りで歩く道

背中が何だか寒い


最初から僕は迷い子だった訳じゃないんだ

ちっちゃなあの頃は

手を繋いでくれる人たちがそこにいた


僕はいつのまにか「大人」という生き物になって

いつのまにかgeneralとかordinaryとかcommonとかaverageとか
そんな単語が似合わなくなった


僕はこれからも多分迷い子
独りぼっちの迷い子


独りで歩く力が欲しい
俯かないで独りで進んで行く力


寂しい、なんて言葉はもう超越しちゃったよ
この孤独は消えやしないさ


笑おう?
無理して笑おう?

…笑えるわけないね
独りでなんて笑えるわけないね


ずっとずっと

僕は迷い子


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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