朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年06月13日(金) いつかの夏

いつからか夏は最も苦手な季節となった。
本当は大好きだったのに。

あの夏。
入道雲。
西瓜割り。
風鈴の音。
蚊取り線香の匂い。
水しぶき。
シャワーの中のレインボー。
祭りの音。
種がこぼれそうな向日葵。
蔓がクルクルした朝顔。
燃えそうな太陽。
セミの声。
線香花火。
 

みんな大好きだったのに。
そしてまた、今年も夏がやって来る。


2001年6月8日 旧日記「月夜の詩」より


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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