朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年06月04日(水)

雨降り。
濡れた紫陽花。
ノロノロ歩くかたつむり。

色とりどりの傘の花を咲かせて、
駆け回ったあの頃。

梅雨なんて関係なかった。

世界は自分たちの手で創られていた。

とても平和に穏やかに、時が刻まれていった。

季節は何順もして、僕は大人になり、

あの頃みたいに傘を広げて走る事はなくなったけど、

この胸に浮かぶのは幼き日のあの色とりどりの傘たち。


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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