朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年04月23日(水) 失われない時間

失われてゆく一瞬一瞬が積もらせるこの砂の山を見ていると、

時間はなるほど過ぎ去るけれども

けっして消え去るのではない、ということの証のように思われ、

私は慰めをおぼえた。

時間は、どこか深部にゆたかにたくわえられてゆくのだ。

   


             エルンスト・ユンガー「砂時計の書」より


++++
勝手に引用してごめんなさい。
私があなたと出会ったこと、まだ過去のことにしたくないから。
時間は消え去らないと、そう信じさせて下さい。


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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