君が差し出してくれた大きな手を握るのが僕は多分怖かった君と会う勇気も少し足りなかった後悔しても遅過ぎるけれど僕は君の手を握り締めたかった強く強く千切れるほどにどんなに強く想っても僕の気持ちは空を舞うばかりで君の元には落ちてゆかないあいしてるありきたりの五文字が酷く虚ろなものに思える僕は壊れてしまったブリキの玩具動かせない手と足をバラバラと揺らして音を立てる