あんなにまっさらでまっすぐだっだ気持ちが、時を経るごとに連れて少しづつ薄くなっていくのを感じる。まるで、一瞬の幻だったみたいに。けれど幻ではなかった。確実に、そこに存在していた。殆ど結論は出ているけれど、まだ最後の打撃は受けてないよ。ノックを、ください。今日はふとしたことで薄らいでいた気持ちが、少しだけ濃くなったんだ。頭の中はそれだけでいっぱい。きっと何にも知らずにこの世界の何処かで笑っているんだろうな。