雲のように沢山の夢や希望が浮いていた。ぷかぷかぷかりと。けれどあぶくのように少しづつ割れて消えていった。パチンパチンと。もすこしだけ身体と心に力を入れることができるようになったら、またぷかぷかの雲を探す旅に出よう。きっと、見つけられるよね?無理矢理そう思うことにするよ。今はそう思わないと胸が張り裂けそうなんだ。せめて君の声が聞きたいんだ。君の声がぷかぷかの雲なんだよ。きっとね。