セックスにタブーなし、か。
そんな話を読んでいると
言われてみればまぁ確かにそうだよなぁって思うし
これもまた軽く洗脳っぽい、とも思ってしまう。
でもそこにある話を読んでいて
えーそれは違うと思う、っていうところがない。
ということは
自分の価値観なんかとずれているところはないってことか。
自分の価値観とか言うけども
じゃあそれを話してごらん、って言われたら
ちっとも話せないんだと思う。弁論苦手だなぁ。

女って、
こうなってほしいのにと思うばかりで口には出さないらしく
口に出して伝えないと男にはちっとも伝わらない、
で、伝わらずに意思の疎通ができていないままになって
悶々と悩んだりする。
彼はとても熱いんだけど私は実はちっとも気持ちよくない　とか、
だけど彼があまりにも頑張っているから応えてあげたくて　とか
んでそれは彼にきちんと伝えるべきなのかとか。
みんな、言わなくちゃいけないことは言わないで
言わなくていいことばっかり言っちゃうんだってさ。


思ったより早く本が届いてしまって
うっかり2冊読みきってしまった。
で、我が身を振り返ってみた。
反省点いっぱいだった。
セックスは自分のためにするもの、そこがまず0点。
この人でイけなかったから次の人　っていうのは該当なし。

とにかく
いつかまたセックスするのが楽しみになっちゃった。
いつか、って
30代ってあと何年あるんだっけ　←なんかロングスパンねあんた
あーそうそう、あと
キスだけでセックスがうまいかヘタか判断できる
っていうのを
わかりやすそうなところで仙人様の場合を思い出そうとしてみた。
その結果、
よく覚えていないということがわかった。
昔は好きだったはずの仙人様のキス
いつからヤだなと思うようになったのかなぁ？
でもキスってさぁ
好きな人のキスだとそれだけで濡れたりするよな。
どうしてどうして？
あとセックスっていうのは
その行為だけがセックスなわけじゃなくて
大好きな人と例えば食事をしておしゃべりして　っていう
そこからがもうセックスなんだって。

セックスも頭脳プレーなのかぁ。
話をしながらセックスできるのは人間だけ、
言葉には力があって
それを上手に使わないのは損だ、みたいな話。
つーことはよ、
無言セックスの仙人様とそれが普通だと思ってた自分って
ずいぶんもったいないことしてたのか？

なんかやっぱり
あれこれわかってくるのがもっと早かったらなぁ、って思う。
そしたら
先生としたセックスだってもっともっと楽しめたかもしれない。
だけど自分のことが少しはわかったと思うし
今まで苦手だったことも苦手じゃなくなったし。
別に普段の生活にセックスが役立つわけでもなさそうだけど・・・

しかし深いな、セックスって。
どうせするなら、いいセックスがしたい。
しばらく　っていうかたぶん当分おあずけ。