昨日の目的地までの道中、電車の乗り換えの時に
ホームを歩いていたら
なんとなく見られているような気がして、
自分大好き女としてはそういうのはイヤなわけないんだけど
もしかして髪がすごいことになってんのかな　とか
どっかヘンなのかな　とか
また独り言でも言ってたかな　とか
ちょっとどきどきしちゃったから、
とりあえず姿勢よく胸を張ってスタタタと歩いてみた。
サンダルが木製だから音がヘンだったのかしら。
かぽっこぽっ。

目的地に近づくにつれ、
周りの人たちはいかにも仕事中の営業マン風ばっかりなところに
あんな夏らしげな肩出しで木のサンダル履いて
遊びに行きます風な女がいると
ジャパニーズビジネスマンの皆さんは
どんな視線を送っていたんだろう、とか思った。
自分はうきうきしてたから
感じる視線は都合のいいように受け止めて
何とも思わないような感じで
実は内心「見てる見てる　くふふ」とか思ってた。
そういう周りの評価って聞いてみたい。
先生はあたしについてのいろんな評価は
オレのもんだから評価ナシね　っていうのが多いんだもん。

先生は先生の進む方向にどんどん突き進んで行く人で
こっち向いてくれるんだけどあたしに寄り道とか立ち止まることって
ないんじゃないかなぁと思う。
だからあたしはあんまり邪魔にならないように追いかける。
先生のあとを追う。
追いかけるの禁止ね　って言わないでね。
・・・って思って、
なんか不安なのかな？　と思った。なんとなく。


横で見てた先生の立ち方を真似してみた。
ポケットに手をつっこんで信号が変わるのを待ってる時の姿勢。
仕事中にちょっと暇だったのでつい。

どっかの国から「新しいのができたから見に来ない？」って言われて、
なんでいつもオレが行かなくちゃいけないんだよぉ
おまえが来い！

このめがね見たやつが「作ったんですか」って聞くんだよ
こんなの作りに行く時間がオレにあると思ってんのかよぉ

とかってぼやいてるのを
にこにこしながら聞いてるのがあたしの係。